2016/08/28

札幌交響楽団 第592回 定期演奏会

Img479いいですねぇ~~catface。最近の札響、初演newの楽曲に果敢に挑戦impactしてますねぇ~~catfacecatface。といきなり上から目線でスンマセンcoldsweats01。でも聴かせていただくわたくしも、すっごく楽しいんです~~happy01happy01


前半はデュティーユ「交響曲第2番「ル・ドゥーブル」」。フルートのリサイタルでは比較的聴く機会があるデュティーユだけど、オーケストラでシンフォニーを聴くのは全く初めてnewだったのですっごく貴重な体験でしたshine。作曲家によれば「分身」を意味する「ドゥーブル」、大小のオーケストラが前後に並んで奏でる音楽は、なんともいえないフシギ~~な雰囲気満載。どこか未知の世界ふわり、と誘われてるような夢ゴコチなカンジmist。前に陣取る小オケは首席を揃えたチームだけど、だからと言ってガーッthunderと演奏するわけぢゃないのね。後ろの大オケに溶け込みつつところどころでフ~~っと前に出ては引っ込み、ホワ~~っと前に出ては引っ込み。しかしッimpactsign01この瞬間芸(もうちっと長いケドsmile)でもわかるウマさdiamondshine。わたくしってば、座ってる位置のせいもあったけど、最後までトランペットの福田さんが見つけられなくて、降り番かしら~despair?なんて思ってたんだけど、でもなんかすんごくウルワシいトランペットの音がどっかから聴こえてくるぅーnoteなんて思ってて。この、定位置じゃないところから聴こえてくる音の、特に管楽器系の、前後から立体的に立ち上がってくる効果notes。これが作曲家のネライなのねッangrysign02などと、己のマヌケさを正当化したりなどしてcoldsweats01。で、後ろの大オケでもソロを取ったりするので、前後のオケが緻密なリズムを伴ってモチーフを次々にパスsoccerdash、パスbasketballdash、パスsoccerdash…、渾然一体となりつつ、“夢幻ワールド”をカモシ出してるのよねー。全体的にジャズっぽい印象を受けるのも、現代の作曲家の特徴ですかね~。いやー、イイものを聴かせていただきました~~confident


後半はベルリオーズ「幻想交響曲 op.14」。「幻想」とタイトルがついてるけど、デュティーユから遡ることおよそ130年、こちらは超安心設計。地に足がついてるカンジcatface。第3楽章の「野辺の風景」、完全に夏バテwobblysweat01の今のわたくしには染み入ったワ~~spaサワヤカな風が吹き抜ける草原に寝転がって、白い雲cloudが浮かぶ青空を眺めつつ恋人をひたすら想う青年spade。そのちょっと甘やかなため息を、フルート高橋さんが頑丈なガタイやさしーくcute奏でて、わたくしもふぅ~とため息confident。この楽章冒頭の、宮城さんのイングリッシュホルンと、ステージ袖からの岩崎さんのオーボエの絡み、めちゃくちゃ良かったワ~~happy02。耳を澄ませると遥か遠くから夢のように聴こえてくるオーボエ。この演出、ハッflairとしました。それにしてもチューバが2本も入る大編成なのに、すっごくタイト上品なフンイキになるのはやはり、指揮者グラーフさんのお人柄のなせるワザなんでしょうかconfident


このハンス・グラーフさん、スティールcameraを拝見するとシブい俳優のようだけど、ステージではすっごくモデスティ(謙虚)なカンジがチョーナイスなのlovely。カーテンコールでメンバーを称賛bellした後、そのメンバーに深々と頭を下げられて、「一緒に素晴らしい音楽を作ってくれてありがとう」ってキモチがしゅわわわ~~ッsign05と伝わってきて、な~んてステキなおヒト~~heart02ってわたくしもホッコリhappy01。こーゆーのって、ゼッタイ音楽に現れますよねーーnote


さて終演後、ファゴットの坂口さんが、(助演じゃない)周りの木管チームの面々に笑顔で次々に握手を求めて、みなさんガッシリそれに応えてるお姿を見て、この演奏会が“単なるお仕事”ではないってコトを感じさせてくれて、わたくしもとってもウレシかったです~~happy01


さて来月は、わたくし、身悶えして楽しみにしてるマエストロ・ポンマーの「モツレク」。ヤバーイッbearingimpactsign01もー心臓ドキドキしてきたーーーッheart01impactsign03

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2016/08/26

「冬の光」

冬の光

なんだかとてつもない虚しさを感じる一冊book。お気に入りの作家、篠田節子さんの長編。こんなところにまで篠田さんは到達してしまったのか…ってゆーのが、読後とりとめなくいろいろ考えた後のスナオな感想かしら…dash



この作品には様々な人間たちが登場するんだけど、最終的には「人間ってこんなもんなんだろーなぁ~」ってところに辿り着くカンジ。読み終わってすぐには、W主人公のうちのひとり、父親・康宏の生き方に「ったくオトコってヤツは…。しょーもねぇなぁ~。gawk」って思っちゃう。“家族の役割”としては妻子を長年に亘って裏切り続けてきたくせに、ある瞬間には急に家族の幸せにヒタってみたり、ホント、なんつー身勝手なヤツッangryannoysign01だし、東日本大震災でボランティアをして筆舌に尽くしがたい残酷さを体験した後四国遍路に出るも、その行動の根底は哲学も信仰もない空疎であることに気付く。でもだからといって結願した後に何か特別な決意をするでもなく、日常に戻って行こうとするのよね。篠田さんはここで理想を描くのではなく、現代日本人の持つ一面、どうしようもないスカスカさemptyを示してるのかもthink


そしてこの父の長年の“浮気”相手、美術史学者・笹岡紘子は、別の一面が強調された現代日本人の姿かなと。“独立する女性”の片面のみを頑なに推し進める生き方は、やはり矛盾をはらむものだと思うのよね。自分のパートナーの裏切りには傷つくのに、己が逆の立場になっていても何の疑問も感じない。モラルとして「相手の妻のことは考えないのか」と責めることもできるけど、非常に論理的な紘子がそれに気付かないのは何故なのか。“結婚して自立していない女”は一顧だにする必要はない、ということなのか。裏切られたら別れればいいじゃない、と。アカデミーで、後進の女性学者のために孤軍奮闘した彼女であるが故に疑問が残るのだわthink。で、ここでも、後進のためと思って彼女がすることが、あまりにラディカルであったために、肝心の後進の女性学者たちにも理解されなかったっていうのも現実にある話。60歳になってもその信念を実現させるための効果的な方法を見つけられなかったなんて、お気の毒なヒトではある。もう少しでも相手の立場や心情を理解しようとしていれば、結果は違っていたかも知れないのにね。でも彼女にはそれが出来ない性質だったんでしょう。


で、その紘子さんには“一顧だにされない”女、康宏の妻と長女。“浮気”が発覚した時の妻や長女の言動は、あるわよね~~、なカンジで、わたくしにはよく理解できるcoldsweats01。フツーはこーなるでしょう。伝統的性別役割分業を生き続ける人たち。


そしてもうひとりの主人公、次女の碧は、そんな反応を見せる母や姉に対し嫌悪感を抱き、父の四国遍路の後を追いながら痕跡を探していくんだけど、父親のエピソードをゲットするたびに落とされたりdown上げられたりup、娘としていろんな複雑な心境になり忙しいの。この心境、わかるthink


この痕跡探しから娘が想像する父の姿と、交互に並べられる父自身の語りに、激しい落差updownがある、ってところがこの小説のミソ。親子だからこそ、夫婦だからこそ知りたくないこともあるし、心の奥底で否定したいこともあるだろう。そしてなによりも、他の人の人生は永遠にわからない。っていうか、自分の人生だってわかんない。あー、なんだかちょっとコワくなってきたワ…shock

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2016/08/24

二胡アンサンブル梅花(メイホア) コンサート2016

Photo初めてナマ音を聴いた二胡、密やかで人の声みたいなのね~confident。このあいだの日曜日、二胡のアンサンブル演奏会を聴きに、ふきのとうホール行って来ました~shoe


もともと民族楽器には興味があったんだけどなかなか聴ける機会がなくて、そんな中、ふと目に留まったチラシが今回のものnote。アマチュアの楽団のようだけど、見ると曲目が、わたくしが求めていた中国の楽曲中心だったのですぐにチケットticketをゲットしましたhappy01


演奏後にあいさつをされていた方がおっしゃっていたように、音程がかなり不安定で「お聴き苦しい」部分も確かにあったけどcoldsweats01、楽曲の雰囲気は充分に伝わってきたと思いますgood。「三国志」や浅田次郎の「清朝三部作」なんかを読んでから中国の風土にも関心が出てきたので、今回の演奏会で、「中国のどこそこ地域のこれこれを描いた曲」という説明にも、「あー、これが張作霖の活躍したあたりの曲かー」とか「お、これは孫権の江東あたり?」とか「これは劉備の蜀のところかしら~?」なんて想像しながら聴いてましたhappy02。どれも結構陽気sunでイキイキhorseした、民衆の活力impactを感じさせる曲ですねーhappy01。東北部の漁師町の様子を描いた楽曲「漁歌」では、古筝の麗しい響きがさざなみwaveのように漂ってフンイキばっちりup


Img478こーゆー民族楽器系のCDcdは、一般になじみのある楽曲(Jポップ系とか)が演奏されているものが多くてわたくし的にはイマイチつまんなく感じてたのでbleah、今回の1部のようなネイティブな曲目は熱望していたものhappy02。2部の頭の、京劇をテーマにした楽曲「京調」もとっても良かったですねーbell。どちらがどう影響し合っているのか浅学なわたくしにはわかりませんがcoldsweats01、中国の歌舞音曲系が全て繋がってるsign05ってのがはっきり感じられましたconfident


さて、1部ではとってもステキな音色shineの揚琴を奏でられ、2部でピアノをバリバリthunder弾いていらした方が林先生のようですが、演奏後に今回の演奏会のために尽力した生徒さんをはじめ、全ての生徒さんたちをひとりひとり紹介されて、なーんか、いーですよねー、こーゆーのconfident。わたくしはスキですheart02。ホッコリしますspa。ひとり何役もされていた笛子&パーカッションご担当の方も、お疲れさまでした~~happy01。MCkaraokeのお嬢さんribbonもナイスでした~~diamond


あ、あと、せっかくの「民族楽器アンサンブル」ですので、楽器の説明karaokeもあるとより楽しかったかもー、ですねhappy01

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2016/08/18

「図説 北欧神話の世界」

図説 北欧神話の世界

いやー、なんだかフシギなものを読んでしまったよーでsweat01。北欧神話を勉強しようと思ってたまたま図書館で借りたのが、19世紀ドイツで編まれた本作book。ヴィルヘルム・ラーニシュ著、エミール・デープラー画、吉田孝夫訳。


原書は1900年にドイツで出版されたもので、ユーゲントシュティール様式の挿絵が美しいshine一作なんだけど、読み始めてすぐに「あれ?北欧神話なのに何故ドイツtyphoon?」。読み進んでいき、後書きまで読むと完全に理解できるんだけど、どうやら、ドイツのアイデンティティ確立のために「北欧神話」を「ゲルマン神話」として利用してきた歴史があるんだそーな。ドイツの南部を中心に信仰されていた“ゲルマンの神々”が、ローマ帝国の侵攻によりキリスト教にあっという間に取って変わられ、古来からの神々は北欧に渡っていったのだとwave。へー、そーなのかーthink。…っていうのを、全面的に信じていいのかどうかわかんないけどもcoldsweats01


そんなわけで、古代の信仰が完全に途絶えてしまった“遅れてきた近代国家・ドイツ”が、ギリシア・ローマ神話を受け継ぐラテン国家(イタリアとかフランスとか)への敵意から、自らのアイデンティティの拠って立つところとして「ゲルマン神話」=「北欧神話」を取り入れたのだとか。それはグリム兄弟の働きでもあるし、それを利用してナチスも台頭したthink


という背景があっての「北欧神話」紹介。とにかく名前の表記が耳慣れぬものなので憶えるのがタイヘンsweat01。聞いたことあるのは「オーディン」とか「ヴァルハラ」くらい。それでも全体的な印象としては、とにかくめちゃワイルドなカンジなのねーleo。なんせ最後には神々と巨人たちの世界戦争impactbomb全部滅亡ってゆーハナシなんだもんsweat02。ま、その後にまた最初から世界は再生するんだけどね。これって、世界大戦のアナロジーのようthink


しかしそれとは別に、北欧・古代ドイツ文献学者のアンドレアス・ホイスラーが書いた前書きを読んでいてなるほどflairsign01な発見もあったのよね~think。ゲルマンの文化は、造形ではなく詩の分野にこそ本質diamondがあると。『歴史を遡るかぎり、われわれドイツ民族には天賦の詩才があった。一連の神話を構成している絢爛たる登場人物や出来事の数々は、その優れた詩才あっての産物である。』『ドイツ民族はまた、こうした素材を歌謡の形式に整える術を知っていた。荘重な言いまわしを用い、重厚な響きをたて、歌い手も聴き手もその歌声のなかで無限の陶酔に引きこまれていった。』『異教徒であるゲルマン人は、たしかに神々の像を打ち立て、神話の様々な場面を石や木に彫りこんだり、彩なる壁画を描いたりした。しかし雄弁に言葉を発することのないこれらの芸術は、それがたとえ、ものをありありと見たいという素朴な欲求を満たすには役立ったとしても、内的な眼ざしにおいて見られたものを表現することはついになかった。想像力の宝庫を豊かならしめるために、造形芸術は無益な営みであった。文学こそがゲルマン人の主たる世界であり、造形芸術はつつましく後塵を拝するのみであった。』ギリシア・ローマでは素晴らしい彫刻群が残されているけれど、ゲルマン文化にはそれがない。いやー、確かにーflairsign01


それと北欧神話の元となった詩「エッダ」などは歌noteとともに読まれるものであったということにも、なるほどね~なカンジconfident。古楽について少し知るようになると、古から詩と歌という組み合わせには何か特別な力shineが宿るものであったのね、とフに落ちますconfident



「北欧神話」の導入としてはナナメな視線eyeupwardrightから入ってしまったけど、とりあえずとっかかりは出来たので、次はピュアなものを探してみることにしますsearch

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2016/08/08

PMF GALAコンサート

Img475いやー、なんつーマーヴェラスshineな演奏会だったことでしょうッhappy02sign03またもや、スンバラシい教育イベントPMFの恩恵に与れる札幌市民のシアワセheart04を満喫した一夜でございましたーッhappy02sign03


まず、アカデミー生のウマさに舌マキマキ~~coldsweats02。去年は一身上の都合によりPMFを聴いてる余裕がなくweepおととし聴いた印象しかなかったんだけど、若さバクハツimpactの勢いdashは好ましいけど、PMFオケはそれほどウマい、というカンジが実はしてなかったのよねーdespair。しかーしsign01昨晩のオケはどうよッsign01めちゃウマいぢゃないのッsign01オドロキました~~coldsweats02。第2部のマエストロ・ゲルギエフdiamondの指揮による3曲で特に印象に残ったのは、ブラームスでのオーボエの女子ribbon、ショスタコの3番トランペットの女子ribbon、イングリッシュホルンの女子ribbon。あれ、みんな女子だワcoldsweats01


この第2部、ほんとにどの演奏もスプレンディッド~~note。特にブラームス「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」は、わたくしの感動の目安smile、ハラの底グルグルtyphoon状態に。ほんとーにスバラシかったッhappy02sign01ゲスト・ソリストのレオニダス・カヴァコスさんって、驚異的に高い精神性が迸る演奏shineshineをされるヒトでそれにもわたくしブチのめされたんだけどthunder、その世界にピトッと寄り添うオケ。いやー、もーマジ感服しましたconfident。マエストロ・ゲルギエフの指導力のほんの一端なんでしょーが、もーため息モンdashdash


Img477このカヴァコスさん、ギリシアはアテネのご出身だそうで、リオ・オリンピックの開会式の日にご登場fuji。見た目「ワカメの4番」。ガハhappy02、これ朝ドラtv「あさが来た」を見てたヒトならおわかりねsmile。スティールcameraでは独特の風貌でなんとなーく、アヤシ~~sweat02、なカンジだったのに、演奏を聴いてみれば「これがホンモノの天才か…crown。」。音量は決して大きくはないんだけど、極限まで研ぎ澄まされた感性で奏でる音はまるでブラックホールnewmoonのような吸引力up。吸い込まれるぅぅぅぅぅ~~~sweat01。アンコールは、装飾音がチャラチャランbellと華麗に入ったちょっとカワユイバッハchick。わたくし、休憩時間に速攻CDcdを買いに行ったら、黒山の人だかり。販売員の人が台の上に並べるハシから飛ぶように売れていく…coldsweats02。わたくしも全力で1枚掻っ攫いましたわよ、オホホcatface


ラストのショスタコーヴィチ「交響曲第8番 ハ短調 作品65」もものすごく丁寧な演奏heart02。まぁまだ荒いとこもあるし、肝心のソロ部はだいたいPMFアメリカの先生たちがやっちゃうんだけど、それでも気持ちの入ったズッシーリspadeくる演奏でしたgood。ティンパニのハーバート先生がいくぶん青ざめた緊迫感あふれる超キビシい表情thunderで臨んでいる一方、単眼鏡をすぃーっとずらしてファゴットのダニエル先生の、のほほ~~んspaとしたおカオが目に入った瞬間、ズルッdown。イイワ~~、ダニー先生coldsweats01。この曲ではPMFアメリカの先生たちも参加しての演奏だったんだけど、始まる前、むしろ先生たちの方が熱心におさらい、おさらいsweat01。マエストロを見つめる視線eyeがより熱いのも先生たちの方でしたsmile


前半のベルリンの先生たちもミラクルshineだったけど、PMFアメリカの先生たちもワンダホ~~fuji。単独の公演はどうしても都合がつかず聴きに行けなかったけど、ここで聴けたーhappy02。フルートのハッチンズ先生とオーボエのヒューズ先生のデュエット、すっごく良かった~~lovely。ハッチンズ先生はエアリーかろやかなめらかタッチの音note。ヒューズ先生との軽快な絡みが心地好かったワ~~clover。それにしても前半のブラウ先生といい、あのアゴヒゲミッシリで、フルートがスルリと滑ったりしないのかしら~smile?ショスタコさんではホルンのカバレロ先生、絶品だったなぁ~diamondshine。トランペットのイノウエ先生もメリハリの効いたカッコよさspade。クラリネットのウィリアムソン先生も緩急自在の音色を堪能させていただきましたーhappy01


第1部ではヴォーカル・アカデミーのメンバーがイタリアのアリアを歌ってくれました。ここでわたくし面白いこと発見flairsign01ラテン系のおふたりは身振り手振りでお芝居をするように歌うnotes。一方アジア系のおふたりは身振り控えめ。っつーかほとんど動かず。これって流れる血のせいなんでしょーかねーthink?退場の時、ピアニストさんをレディ・ファーストしたフランスのバリトンさん、さすがアムールkissmarkheart01のお国の方smile。最後にご登場のイタリアのソプラノさん、見事な表現力でしたbell


Img476いやー、ほんとにPMFの演奏会を聴くと毎回、札幌市民でシアワセ~~lovelylovelyってシミジミ思うのよね~。世界の超一流のオーケストラのしかもそのほとんどが首席の教授陣crown、我々市民がその恩恵の一端を享受させていただける、なんてステキなイベントなんでしょうッhappy02sign01運営はいろいろ大変sweat01だとモレ伝わってきますけど、ぜひこれからも続けていっていただきたいですnote。わたくしも今年、わずかながら寄付させていただきましたmoneybaghappy01


あー、それにしてもマエストロ・ゲルギエフdrama、立ち姿、歩き姿、堂々&颯爽としていてカッコよかったワ~~lovely。常に右手の小指が立ってたけどsmile

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2016/07/24

「天使にラブ☆ソングを ~シスター・アクト~」(2016)

Photo_3 あー、めちゃくちゃ楽しかったーッhappy02sign03やっぱミュージカルはたまりませーんッhappy02impactsign03昨日ニトリ文化ホールにて上演された公演、観て参りましたーshoe


初演は東京で森公美子さんバージョンを観てたけど、助演はおおむね同じメンバー。今回は元タカラヅカトップスターの蘭寿とむさんがお目当てでしたhappy01。どんなデロリスになってるかなーってcatface。初演時は、キリスト教がかなり重要な背景になっている芝居をオール日本人キャストで演じる違和感に、なんとなく気が削がれてイマイチ没入できなかったけどdespair、再演では、もうそーゆーもんだってゆーわたくし内部でのデジャヴ感と席が最前列だったことによる臨場感で、ちゃんと内容が入ってきましたねーhappy01。ヨカッタ、ヨカッタsun


で、蘭とむさんのデロリス。さすがに“黒塗り”はお手のモノsmile。でも蘭とむさんの“”は、どっちーかってーとアフリカ系ぢゃなくて“ラテンアメリカ系”なのよねー。だから歌もソウルっぽく聴こえないweep。いやもちろん歌はバッチリ歌えてる(若干苦しそうなところもあるけど音も全くハズれてないッgoodsign01)んだけど、どーしてもアフリカンなカンジがしないsadキレイすぎなのだわね、ヅカ的優等生感がどーにも拭えない。まぁ、日本人だし仕方ないけど。なので、モリクミさんの時に感じた、シスターたちと出逢った前後のデロリスの変化にそれほど強烈さが感じられないという部分はやっぱり今回も克服できてない気がしましたwobbly。しかしスレンダーでカッコイー見た目から、「汗っかきエディ」に憧れ続けられてた、ってゆーエピソードのリアリティは、申し訳ないけどモリクミさんより圧倒的にあったワ~~。グフフsmile


あと印象に残ったのは、メアリー・ロバート役のラフルアー宮澤エマさんribbon。2年経ったらものすごくオトナrougeになってたcoldsweats02。初演の頃はほんとにまだコドモchick、声も歌い方もスナオでキレー、ってカンジだったのが、今回は堂々とした力強さがpunchimpact加わっててビックリcoldsweats02。ま、役柄のイメージとしては初演の方が近いかな~coldsweats01


新キャストのオハラ神父役・今井清隆さんも良かったですーbell。初演の村井國夫さんよりちょっと重量感spadeがあるフンイキが、意外性を強めて効果的でしたねup。その他再演組は、初演同様めちゃナイスなお仕事ぶりshinediamondshine


今回、作品そのものの質の高さcloverもちゃんと感じられたのが良かったデスhappy01。終盤、デロリスと修道院長が心を通わせるheart02シーンには、セリフの良さも相俟ってジーンとしちゃったweep。ただ、一部のオバサン観客が意味を取り違えてるのか、ものすごーくイイ場面で笑い声を上げてたのよねdowndown。そこ、笑うとこぢゃないからannoy。デロリスを修道院でようやく見つけて今にも撃ち殺そうとするカーティスのまん前に、「デロリスはシスターです」と修道院長が立ちはだかるシーン。ここはそれまで頑なにデロリスを拒んでいた修道院長が初めてデロリスを心から認める大事な場面なのに。なぜ笑うgawk


ところで、初演を観た感想の中でわたくし、バーbarでデロリスと間違えられた女装のお兄サンの演出に注文をつけたら、なんとimpactsign01今回、そのようになってたぢゃあーりませんかッcoldsweats02sign01やっぱりゼッタイこっちの方がウケるhappy02sign03それと、モリクミさんとカーティスがジャレ合う場面で、モリクミさんの豊満な胸kissmarkに賢也さんが顔を埋めるシーン、これ、(初演の)あさこちゃんだとどーなるんだろーtyphoon、って思ったんだけど、蘭とむさんにはそんなシーンはなかったsweat02。ま、そりゃそーよねーsmile。モリクミさんならではのサーヴィスシーンheart02


ほんとにミュージカルnotesって、キャストによっていろんなニュアンスが生まれてくるってのが今回も実感できて、やっぱ観劇はやめられませんね~happy02happy02sign03

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PMFベルリン演奏会

Photo はぁ~~dash、やっぱベルリン教授陣、カックイーッshinelovelysign03おとといの夜night、Kitara小ホール、行って参りました~~shoe


おととし、大ホールでのベルリン・ブラスアンサンブルを聴いて以来、さすがベルリンの管スゲースゲースゲースゲースゲー…(以下同様)と脳内無限エコーsign05かかりまくりの状態になっちゃったんだけどhappy02、去年ボヤ~cloudとしてるうちにチケットを取り損ねたベルリン木管、今年は満を持して(わたくしが)席ゲットいたしましたーticketpunchimpact。パチパチーbell。いやー、もー、ありえないくらいスバラシいアンサンブルshineshine


Photo_2 おととしの時も聴かせていただいたホルンのサラ先生boutique。やっぱ激ウマッhappy02happy02sign01木管アンサンブルでの音量、音程、音のなじませ具合、これが世界最高水準fujiってものなんですねぇ~~lovely。ヨダレ…sweat02。サラ先生ってば、ホルン超ウマだし美女だしおチャメだし、きっとアカデミー生schoolにも大人気なんだろーなーcatface

そして今年の始めもKitaraでスンバラシいアンサンブルを聴かせてくれたオーボエのジョナサン先生lovely。今回もマジでファンタスティックぅーheart04。いやー、なんかわたくし、自分ではフルートをヨレヨレ吹いてるけど、オーボエがものすごく好きな楽器になってきてるのよねー最近catface。イイ演奏家さんshineを聴く機会が増えてるからだワー、きっと。いやほんとにジョナサン先生、アンサンブルの押し引き、身悶えするほどステキぃ~~lovelylovely。わたくしの隣に座ってたオジサン(あんまりクラシックをご存知ないカンジのヒト、聴く態度もイマイチpout)がやたら「カッコイイ、カッコイイ」を連発してたワcoldsweats01

クラリネットのバーダー先生は、わたくし初めて拝聴しましたが、遊びゴコロを秘めためちゃオモシロな先生ですね~happy02。ベートーヴェンでの超絶ピアニシモ、楽しかったーnotesign01他のメンバーさんもそれを聴いて「おー、そー来るかー」ってカンジで合わせるhappy02。サラ先生がめちゃウケてて、曲が終わった後腿をパタパタimpactたたいて称賛happy01。後半の近現代の曲でも洒落たニュアンスがあって、ほんとに、ちょっと今まであまり聴いたことのないクラの音色でしたbell

で、フルートのブラウ先生、非常にオーソドックスな演奏spade。マジメなおじぃちゃんjapanesetea、ってカンジだったかなsmile。なので後半のピアソラは、ちょっとニンぢゃなかったカモねcoldsweats01


おととしのブラスのとき、すんげーうめーcoldsweats02、と思ったトランペットのヴェレンツェイ先生shine。今年はゆったりしたソロも聴かせてくださいました。伸びやかな音の繋がりだけで聴かせるって、やっぱタダモンではない(だからタダモンぢゃないんだってッannoysign03)。トロンボーンのソロは初めて聴きましたが、こんなロマンティックな演奏もできるのね~heart02やわらかくてまるい音色からバリッバリの破裂音impactまで、表現力がパネー楽器なんだワーcoldsweats02。意外ー。しっかし、よくこんなムズい楽器やるなぁ…sweat01。ま、楽器はどれもムズいけども。


2年前の金管アンサンブルに比べると木管はちょっとジミメだけど、より緻密繊細織物を紡ぐが如き演奏shine、うっとーりさせていただきましたlovely。PMF教授コンサートのいいところは、アカデミー生も聴いてるから手が抜けない、ってことですねsmile。わたくしたち一般人もその最高レベルupupの演奏を享受させていただき、ありがとうございました~~confident

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2016/07/20

教会に響くバロック HANDEL & VIVALDI

Img471あー、昨日も佳い演奏会でした~lovely昨年のバッハ特集に続いて「“教会に響く”シリーズ」(と、わたくし勝手にシリーズ化smile)、函館ご在住のチェンバロ奏者、森洋子さんが主催する「洋琴庭」の札幌公演、札幌バプテスト教会旧会堂に聴きに行って参りました~~shoe


昨年はわたくしがハゲシく敬愛heart04するバッハ様heart04の特集でしたので、かなりガツガツ前のめりdash、こぶしを握り締めながらpunchpunch聴いてましたが、今回はゆったりwine聴かせていただきました~happy01優美なヘンデルと、闊達なヴィヴァルディを聴いてると、17~18世紀に生きていた人たちの、信心深く敬虔な生活ぶりがイキイキと目の前に浮かぶようですsun


1曲目、G.F.ヘンデル「「涙の流れるままに」オペラ“リナルド”より」。よく知っているアリアでしたが、わたくし、歌詞を読みながら聴いてるうちに涙してしまいましてweep

『過酷な運命に涙し 自由に憧れることをお許しください。 私の苦しみに対する憐れみだけによって 苦悩がこの鎖を打ち砕いてくれますように。』

このオペラの内容とは全然関係ないんだけど、この歌詞に、ふと、今年の春、闘病の末天国に旅立たれた東京時代のフルートのT先生shineのことが想い出されてしまったのでした。ヘンデルさん、旋律が優しすぎます…weep


森さんがMCkaraokeでおっしゃってましたが、「ヘンデルの曲を弾いていると、頭の回転の速さを感じるんです。でも冷たいものではなく暖かい感じ」と。いや、ホント、優しくて美しい~~weep。森さんのMCkaraokeですが、いつも必ずハッflairとさせられるものがあるんですよねーconfident。今回もこう解説してくれることによって、ヘンデルという「教科書bookで見たことあるぅー」なただの(“だたの”ぢゃないっつーのannoy)作曲家が、一気に“血の通った生きた人間”として身近に感じられるようになるってゆーhappy02。これって、ほんとに森さんのお人柄の為せるワザですよねーbell


休憩を挟んでA.ヴィヴァルディ「「ごしきひわ」フルート協奏曲 二長調 第1楽章」。フルート八條美奈子先生shineの演奏で、元気な小鳥chickが教会内を飛び交ってましたねーhappy01。これ、全曲聴きたかったナー。あ、時間足りませんねcoldsweats01


絶妙なアンサンブルを支えていた宇田さんのソロ、F.S.ジェミニアーニ「チェロソナタ ヘ長調」、穏やかなイイ曲ですねーnote。ただ音がちょっとコモったカンジに聴こえました。会場の湿気のせいですかねぇdespair


それにしてもバロックってほんとに旋律が美しいshine。なんつーか、人間の本来持ってるスナオな美や心地好さへの憧れheart02ってゆーか、そーゆーものが率直に表出されてる音楽だナーって思うconfident。で、その音楽を表現する演奏家さんたちの人数(4人)も、音の響き方も、この札幌バプテスト教会旧会堂という会場がものすっごく合ってる感じがするぅ~~。たぶん、こんなにチェンバロの音がアンサンブルになってもよく聴こえてくる会場って、そんなにないと思うのよ。アンサンブル全体のバランスもとってもイイし~~clover


あ、真夏sunsweat01&真冬snowshockは避けた方がいいかも知れないケドね~~smile

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2016/07/09

「李香蘭」

李香蘭 [DVD]

はい、近代中国繋がりでお次はコチラpaper。なんかキンチョー感のないドラマだったけどcoldsweats01、実際もこんなモンだったのかしら~typhoon??2007年2月11日~12日に放映されたテレビtvドラマのDVDcd。主演・上戸彩さん。


とっても丁寧な言葉遣いの上戸彩ちゃんに若干の違和感を覚えつつsmile、でもキレーlovely、スタイルイイーlovely。歌は…、まぁまぁかナ~sweat01と思うけど、ホンモノの李香蘭さんはどうだったんでしょうね?類まれなる美声の持ち主、とかっていうハナシだけども。


時代に翻弄されたスターさんの悲劇を描いたものだけど、自らの置かれた状況をイマイチご自身で把握されてなかったからなのか、“ふたつの祖国”に引き裂かれた苦悩、ってものがいまひとつ伝わってこなかったなぁdespair。日本人の捕虜施設にいる時も、映画会社の仲間たちとほんわか暮らしてるしspa。以前、李香蘭さんに関する講演会を聞いた時も、このあたりのご苦労というか精神的葛藤の部分は全然語られなくて、もしかするとそもそもご本人はそれほど深く考えてなかったってことなのかしらgawk


このドラマを観ていてビックリしたのは、李香蘭さんのお母さんがなんと日本女子大school出身だったってことsign014ヶ月前までハマりまくってた朝ドラ「はるが来た」に繋がってる~~happy02recycle。いかに文化的に高度な家庭に育ったか、ってのがこれひとつで解るわねーconfident。ちなみにはるちゃんが亡くなった翌年に李香蘭さん、生まれてますfuji


川島芳子役の菊川怜さん、なんか合ってなかったdown。とにかく丸顔(しかもデカい)なのでシャープな軍人のカンジが全然なしng「流転~」の江角マキコさんの方がダンチで良かったワup。あと甘粕正彦役の中村獅童さんの所作の美しさshineにウットリheart04。軍人としてはちょっと優雅すぎるとは思うけど、伝えられている“甘粕正彦”像としては、こーゆーのもアリかもね、ってカンジかなgood。中村福助さんの長谷川一夫もオモシロかったワ~catface。化粧濃しrougesmile


それにしても、少女時代に出逢ったロシア人のリュバチカさんが李香蘭さんの人生の重大な局面に於いて何度超ウルトラ重要diamondな役割を果たしてるってのが、なんとも人生の不思議、ですねぇ~think

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2016/07/01

「流転の王妃・最後の皇弟」

流転の王妃 最後の皇弟 DVD-BOX

竹野内豊さんのたどたどしい日本語がリアルでビックリ~coldsweats02。清朝ものつながりで、2003年に放映されたものをDVDcd鑑賞いたしましたhappy01


竹野内豊さん、ホント、役作りカンペキですねぇ~crown。よくわかんないけども北京語の発語もものすごくナチュラルなカンジがするしcoldsweats01実直な人柄が滲み出る芝居でしたgood。ソ連軍から解放された後、15年ぶりに浩さんと再会した後、亡くなった長女の骨壷の蓋を開け、遺骨を愛おしそうに手にし、蓋を戻そうとする手が躊躇して戻すに戻せず、次の瞬間、こみ上げる激しい悲しみを抑えきれず、骨壷を抱きしめて号泣するシーン、素晴らしかったです…weep。いつも物静かに物事に対処する溥儀さんの、父親としての情愛が迸り出る珠玉の場面でしたdiamondshine


一方、わたくし、常盤貴子さんは見た目結構スキなんだけども、この時代設定ではやはりちょっと現代的過ぎるカンジがしないでもなかったかなconfident。竹野内さんの役作りがカンペキなだけに余計に目立っちゃったのかも。


それしても段田安則さん、こーゆー役をやらせたらほんとにウマいわーhappy02。モデルは、満州国皇室御用係の吉岡安直のようだけど、評価が分かれる人物のせいか工藤正二なる役名になってます。川島芳子役の江角マキコさんも出番はあんまりなかったけど合ってるカンジgood。李香蘭役で天海祐希さん、フンイキはあったけど歌、イマイチsmile


あ、葉加瀬太郎さんの音楽、よかったですね~note


さて、ドラマのタイトルは、愛新覚羅浩さんが書いた手記memoのタイトルから取っているようだけど、浩さんが「王妃」だったことはないのでは~?それとも“こころの王妃smilecrown

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