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2009年2月

2009/02/28

「少年メリケンサック」

宮藤官九郎監督、脚本の作品です。クドカンはわりと好きだけど、コレはちょっとわたくし的にはキビしかったわ~despair。素材がパンクだからね~。音楽全般note、だいたいわたくしイケるけど、パンクとメタルはわからないのよね~weep


爆笑したシーンはもちろんあるわよ。初めてメンバーが集まってリハするシーン。ショボい演奏downにはもう大爆笑ッimpactsign03特にドラマーの三宅弘城、サイコーッupsign01佇まいもすごくいいッsign03全編この三宅さん、イイ味だしてたわ~happy01


そして佐藤浩市、またもやってくれました~happy02(「かまど姫のシネマカンタービレ」内「ザ・マジックアワー」ご参照)。ライブ中、次の曲目を忘れ、老眼鏡eyeglassをかけてカンペmemoを見、曲名をハキ捨てるように言いつつkaraoke、同時にカンペもポイ捨てするシーン。曲名とその時のアキオ(佐藤浩市)の姿のミスマッチ加減がホント、絶妙なのッ!場末のスナックbottleみたいなとこで、かんな(宮崎あおい)が必死に失恋話heart03をしてる間、かんなのカレシについて「チ○コ、デカいのか?」って連発coldsweats02してたのに、急に「帰る」って立ち上がるシーン。これまたタイミングが絶妙good。佐藤浩市には天才的コメディセンスがあるわ~。でも彼の場合、まだまだイケそうな気がするぅ~wink。そして、一度ツアーから逃走runした後戻ってきたかんなに「やれば出来るじゃん」と言わしめた広島の夜のライブ。いきなり佐藤浩市の顔つきがキリッshine!としていて、ステキなの~heart04


…なのに、なんでわたくし的にキビしかったdespairかってゆーと、作品はじめの方で、アキオが何度もかんなを足蹴footにするシーンがあるから。かんなが「ビエ~ッ!crying」って泣くから、まだマンガちっくで救われるけど…。映画movieの中でも暴力はダメッangry、なんていう気は全くないけど、絵ヅラ的に、かんなの倍はありそうなガタイのアキオが何度もかんなをアシで蹴るっていうのは、どーにも生理的にイヤだったわpout


で、宮崎あおい。ハジケてるけど、な~んかまとまってるのよね~。確かに芝居はウマイ。でも計算されてるカンジが見えちゃうbearing。ま、まだ若いから仕方ないかgawk


でも今回も、クドカンのハイテンポdash、ハイテンションtyphoonの脚本は堪能できたわよ~happy01

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2009/02/25

「ナイチンゲールの沈黙」

海堂尊の2作目。う~ん、イマイチかな~despair。「チーム・バチスタの栄光」は出版当初に読んだけど、…忘れちゃった…coldsweats01。今思うと白鳥って、なんとなく奥田英朗の伊良部とキャラがカブるし…chick


この作品、まずミステリーとしての作りがツマラないwobbly。犯人shadowは容易に察しがついて、その確定のための方法論が新機軸のはずなのに、別にそれほどビックリしないし…。瑞人が小夜をかばう心境に、田口センセーは驚いてるけど、読者には初めっから、2人のシンパシーが提示されてるから「そりゃそーじゃん。」だしbearing。あと、重い肝臓病を患う歌姫がからむエピソードは、どーにもシックリ来ないのよね~。な~んかオカルティックな様相が、病院hospitalが舞台のリアルな世界に合ってないのよ。音楽についての描き方も、なんか浮ついた感じっつーか、上澄みだけすくってるっつーか、どーにも薄っぺら~angry。音楽の世界notesを小説で扱うなら、篠田節子の「ハルモニア」くらい圧倒的なものimpactにしてもらわないと、わたくし、納得できないわッpoutsign01


キャラ的には、今回初登場の加納警視正が、京極夏彦の榎木津ほどじゃないけど、オモシロいのgood。もっとブッ飛ばしてもいい感じッwink


それと文章penもちょっと…down。気の利いたフレーズのつもりなのかもしれないけど、ワザトらしすぎ~ng。伊坂幸太郎並みに抑えてくれないと、逆にぐっと来ないわねーthink


そんなことでコレはコレとしてthink、とりあえず続けて「螺鈿迷宮」に行ってみることにするわ…moon3

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2009/02/24

「旭川魅力発見伝」

「旭川大雪観光文化検定」(ハヤリのご当地検定よ)の公式テキストブックです。3月20日の受験に向けてガンバローッpunchsign03なんて思って、テキストを購入してみたら、A4版で厚さ2cmッsign01しかも文章びっしり…sweat02。うー。いきなり戦意喪失…weep。しかーしッsign03一旦やると決めたらやるッimpactsign03“旭川マイスター”ゲットして、公共施設、タダで入ってやるぅーッsign03happy02(←動機不純coldsweats01


っつーわけで、読んでみましたbook。コレが、けっこー面白いnoteっつーか、あたりまえのことながら、自分の住む街なのに知らないことがたっくさん。「へーッ!」「ほーッ!」flair


旭川に村が置かれてから来年でやっとこ120年birthday。厳しい自然環境のなかtyphoon、想像を絶する苦労をしたに違いない屯田兵さんとその家族が開拓して、明治32年ごろの旧陸軍第七師団の設置がきっかけで急速に拡大した旭川。第七師団のコトはなんとなーく知ってたけど、実際、各戦地で戦死した第七師団の人数を具体的に知らされると、ガクゼン…とするワ。ほんとーに戦争ってムゴい~bearing


そして戦後、統制を解かれて自立に向けてひたすら頑張った、今に続く製造業の企業たち。長い間、挫折を経験しながら研鑽と実践を積み重ねて、やがて全国に、海外に、そのプロダクトが認められていくshine、なんて描写には、検定のテキストなのに胸が熱くなっちゃった~confidentsun


すごーく勉強になったけど…………、全ッ然覚えられなーいッcrying

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2009/02/22

「破裂」

久坂部羊氏の2作目デス。デビュー作の「廃用身」はハードカバーで読んだけど、ラストにすごい衝撃impactを受けて「コヤツ、なかなかヤルなッsign01」っていう印象の作家だったのね。久坂部羊の作品に漂うテイストは、一言で言っちゃうと、まるで麻薬に脳をやられているかの如き(やったことないからわかんないケド)mist、不安で不穏なハイ感、高揚感typhoonってところかしら。それも確信犯的danger


この作品は、1作目と同じテーマをより大きなスケールにして描いたもの。「白い巨塔」bookを本歌取りしてそれに“高齢化社会”の問題をからめて、独特の世界が今回も繰り広げられてます。


「白い巨塔」では、医療裁判の控訴審が原告側勝訴で、財前教授がさらに控訴しようとした矢先病に倒れちゃってhospital、この後どーなっちゃうのー?ってゆーか、財前のような医者が社会においてどう評価されるべきなのか、めっちゃ重要な問題が残されちゃったのよね。で、この作品ではそれがどう解決されるのか、とっても興味があったんだけど、やっぱり未解決のまま終わっちゃった~gawk。残念ッsign03


そしてやたらグロテスクな魅力を放つ“厚労省のマキャベリ”佐久間。こっちもやっぱり日本の高齢化社会をどう解決するのか、という大問題を提起しつつ、途中でブッ倒れちゃうhospital。彼は前作の漆原医師同様、悪魔的かつ独善的理論で突進してdash読者に嫌悪感を抱かせるけど、果たしてわたくしたちは、彼らのやり方を100%否定することができるのか?そのあたりの判断を、久坂部氏の筆は迷うことなく、読者につきつけるのよpunch


少し前、NHKの“クローズアップ現代”で、安楽死、尊厳死の特集が組まれていたのをたまたま見たの。究極的な絶望感の中にあっても、自ら死を選ぶことはできない今の日本の法律体制。人間の死に方について=生き方について深く考えさせられる内容だったわthink。これは、高齢者のQOLにもゆるやかにつながるテーマであって、ここに悪魔的佐久間の行動の基盤があるわけね。


でも彼も、金の流れdollarというものに非常に無頓着だったところが、自身の身の破滅bombにつながっちゃって、やっぱり、イビツな人間なのよね~。この佐久間が、金の流れを含め全てにおいて注意深く用意周到に「プロジェクト“天寿”」を完成させたとしたら…。…どこかに救いはあるのかも知れないけど、やっぱりコワい…bearing

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2009/02/21

「チェ 39歳別れの手紙」

キューバ革命の成功を描いたpart1(こちらの感想は、リンク「かまど姫のシネマカンタービレ」upwardrightからも見られま~すhappy01)から一転、戦闘シーンや仲間の死の場面が増えて、全編ずーっと、不安な緊張感が漂ってるのよ~down。ハンディカメラで、被写体を追ってるから、画面が時々激しく揺れて、それが、絶望的な状況の臨場感を示すと同時に、ゲバラの内面も表してるかのようなのdespair


part2では、アメリカから支援を受けるボリビア政府の動きも描かれるから、part1よりもさらにゲバラサイドのセリフが省かれてて、さらに淡々とした感じ。でもそのかわり、ボリビアの自然=ゲリラ戦を展開する山岳エリアで、林の中の木々が空高く、激しい風に不穏にあおられるワンカットで、戦況の不利、ゲバラの絶望感が鮮やかに表現されるの。言うことを聞かない馬に狂ったようにムチを入れ、ムリヤリ引っ張りまくるゲバラ。酷くなる喘息の症状に苦しみながら空を見上げるゲバラ。ベニチオの、どこまでも澄み切ったその瞳。いったい何を見つめ、何を求めているのか…。このワンシーンだけでも、ソダーバーグ監督の非凡さがわかろうというものよねshineconfident


ベニチオが差し出すゲバラは、決して折れない厳しい信念diamondに裏打ちされたおだやかさと、優しさが滲み出てるの。ボリビアに発つ前に、変装して家族と共に過ごす一夜のベニチオ=ゲバラ、ボリビアの貧しい農家の子どもたちと触れ合うベニチオ=ゲバラ、ほんとぅ~にステキheart04。処刑前日night、見張りの若いボリビア兵との会話シーンもとっても良かったし、泣けた~weep。わたくし的には、最期のシーンもゲバラ本人の視点じゃなく、ベニチオの演技で観たかったワ~think


そして、エンドロールend。全くの無音という映画は、わたくし初めて観たんじゃないかしら(あ、忘れてるだけカナ…?coldsweats01)。ここにもソダーバーグ監督の、この作品、チェ・ゲバラという人間に対する深い想いを感じ取ることができるわね~。今さら「人生が変わる」という程ではないにしろ、チェ・ゲバラというひとりの人間が、実際にこの世界で、こんな風に考え、行動したという事実に、わたくし、なんだか深ぁーく勇気づけられるのよね~confidentheart02

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2009/02/19

あんどん

Dvc00001旭川の「5・7小路ふらりーと」にある「奈良うどん」さんの行灯(あんどん)penguinですー。「奈良うどん」さんは、熟年ご夫婦2人のうどんやさん。寒い日snowには食べに行きたくなるのよね~happy01


通称「ふらりーと」は80年以上の歴史があるといわれている、飲食店さんの集まり小路なのbottlenoodledeliciousbeer。3年前、京都の姉小路と姉妹小路提携を結びましたcherry

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2009/02/17

「セザンヌ主義 ~父と呼ばれる画家への礼讃」

道立近代美術館で開催中の展覧会eventです。


わたくし、なんつっても絵画は「初期ルネサンス」が好きheart01。ボッティチェリ大好きッheart04!(高階秀爾さんの「ルネサンスの光と闇」で開眼eye!)あ、バロックも好きheart02。でもなぜかセザンヌにもグイーッて惹かれちゃうenter。たぶん、セザンヌが生涯追い求めた“色彩と構成”が、わたくしの感覚にもビシビシimpact訴えかけるってことなのよね~、きっと。


今回は“近代絵画の父”と呼ばれるセザンヌdramaと、彼に影響を受けた画家たちの作品artを並べて、その軌跡を追うというもの。


すごいわ~、ほんとにgood。キュビズム、フォービズム、後に絵画史にエポックとして特異な位置を占める様式の画家たちにことごとくインスパイアーflairしまくるセザンヌちゃん。様々な試行錯誤の結果、獲得していったセザンヌの視点は、すっごく画期的で斬新shineだったのよね~。印象派の手法を残しながらも「永く鑑賞に堪えられる絵を」ってゆーセザンヌの風景画fujiは、風景画ニガテのわたくしでも、じーっくり眺めていられるのhappy01。画面に総合的な調和sunを求めたセザンヌ、その色彩、造形、構成、全てにおいて成功した、ってわたくしは思うわ。


それにしても、日本の安井曾太郎なんか、完全にセザンヌの模倣から始まってるのねー。まずは“マネ”からよね、ゲイジュツはsmile

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2009/02/16

札幌フルート協会20周年記念ガラコンサート

札幌の若手フルーティストに活躍の場を、っていうコンセプトのもと開催された演奏会です。会長さんのほのぼのトークsunがイイ味出してたワ~happy01。今年は札幌出身“世界の工藤”先生がゲストとして登場、とにかくスゴいッimpactsign01のひとことッsign03


第1部は、若手演奏家の登場。わたくしも「いずれこの曲やりたいわぁ~confident」と思いつつ、トリオやデュエット、聴いてました。ちなみにソロのものは、ずぇったいムリ…crying


そして第2部、久々のナマを拝聴する工藤重典先生ッsign01最初の第1音から、むおぅッsign01ぶぇっかく(別格)ッsign03音の深みがずぇんずぇんちがうーッimpacthappy02!!わかっちゃいるけど、最後のドップラーの「リゴレット・ファンタジー」のちょーウルトラ超絶技巧…。
ふぉー………catfaceheart02。まさに舞台映えする笛吹き神様ですshineshine


初めて工藤先生のリサイタルを聴いたのは大阪時代。梅田の夜景を背景にしたザ・フェニックスホールの終演後、ミーハーのわたくしpenguin、FL仲間のおねぇさんとサインpenもらいに行きましたー。「フルート、習い始めたばかりなんです~…coldsweats01。」とおずおずプログラムを差し出したら「そぉーですかぁー。頑張ってくださいねーッhappy01」っと、ドサンコらしいおおらかさで、サラサラサインしつつ、にっこりお返事してくださったのー。もー、ゼッタイファンッlovely


工藤先生は、来年札響で共演されるので、今からとーぉっても楽しみッhappy02note

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2009/02/15

ウィンドアンサンブル・ポロゴ演奏会

Dvc00005_2 作家、渡辺淳一文学館10周年記念演奏会として実施された「室内楽で彩るバレンタイン~恋人たちに捧げる音楽会」、聴いてきました~。


札幌を拠点に演奏活動をされている木管五重奏団、ウィンドアンサンブル・ポロゴ、ぴったし息が合ってて、すっごく良かったですよぉ~happy01。やっぱり女性のグループは、ドレスの色もちゃーんと考えられてて、「キラキラshineしててカワイイ~cute」って最初は思ったんだけど、見た目だけじゃなくて、音楽に対するその意欲的な姿勢upに、プログラムの最後は「カッコイ ーッ!happy02」に変わっちゃいましたーッsign01

Img0401

実はわたくし、木管の室内楽は初めてだったんだけど、こんなにキラビやかでゴージャスshinenoteになるなんて思ってませんでした。それでいてひとつひとつの楽器の音が、その特色とともにはっきりわかっちゃう。今回はファゴットの音の多彩さnotesにびっくり~。コミカルな曲にはちょっとオドケた音、ロマンチックな曲ではスウィートな音、懐の深い楽器だったのね~confident


聴きどころの第2部、2曲とも初めて聴く曲だったけど、フランセ「恋人たちの黄昏時」は面白かったわーwink。タイトルと曲調が思いっきりズレてるのも面白いし、なんだかフランスのコメディ映画movieでも観てる感じ。しかもッ!一番面白いのは、ラブリィーキラキラshineお衣装で“色男ぶった老人たち”とかコミカルに演奏している様子ッcoldsweats01!この選曲はH先生ですかーッsign02もしかして、ウケ狙いですかsmile?でも、ほんとに、ビアホールでじぃさんたちが互いに丁々発止やりあってる様子bombや、客の間を腰をくねくねさせながら愛想を振りまくピンナップ・ガールboutique、調子コイてナンパしてる若モンdashの姿が目に浮かぶイキイキした演奏でしたーッsign03最後のトゥイレ「六重奏曲 変ロ長調」もガッシリ腰を据えて曲に向き合ってる感じがとっても感動的confident


いやー、ホント、ウィンドアンサンブル・ポロゴ、すっごくカワイくて、でもきっちり音楽に取り組んでて、わたくしが大金持ちのヒヒジジィ(あ、“ヒヒ”は余計か…bleah)だったら、思いっきりドバーッimpactとスポンサードdollarするのにぃーッhappy02sign01ってくらいな気持ちで応援してまーすッgoodsun

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2009/02/13

ゆきだるま

4 条買物公園にある「旭川屋」の隣に、ゆきだるまがいっぱい~snowsnowsnowsnow

cuteらぶりぃ~cute001_3 heart01

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2009/02/09

「ソクラテスの口説き方」

土屋賢二センセーのおなじみエッセー。


相変わらず軽妙な語り口で、論旨がどんどんねじれていく面白さは健在ねhappy01。たぶん哲学のレッスンpencilをものすごーく身近に体験してるってコトなのよねー。もちろん随所で「ぶはッ!」。油断して漫然と読んでるとヤラレるッsign01この巻で一番笑ったのが、「っていうかぁ」。まるでショートコントだわhappy02。わたくしもこのフレーズ、ついつい使っちゃうのよね~recycle


読後にはほんとんど何も記憶に残らないから、何度でも楽しめるところがまたお得sign02smile

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2009/02/08

札幌交響楽団 第516回 定期演奏会

わたくし、札響noteの好きなところのひとつに、“メンバーが一生懸命”sweat01ってのがあるの(役員は慇懃無礼だけどangry)。今月はそれに加えて、とってもアットホームな感じも味わえたわ~spa


プログラム1曲目は、プロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番」。ソリストは、楽団コンマスの伊藤亮太郎さん。わたくし、弦の方はあんまりよくわかんないんだけどcoldsweats01、結構難しい曲なのではtyphoon。普段、余裕ブッコきまくってる伊藤さんの必死感sweat02が伝わって来た気がするのよね~。演奏し終わった瞬間の、ほっとしたような笑顔が印象的だったしぃ~smile。ほぼ全員が演奏後ニッコリしてたのも、メンバーがソリストならではの雰囲気だわねーtulip。今回コンミスの大平さんや後ろのメンバーが時々温かいまなざしsunを伊藤さんの背中に向けていたのも、わたくし見逃してないわよーeye。しかーしッ!伊藤さん、あのハラはマズいわッcoldsweats02!しかもッ!“ベルトにハラ乗っかり”形状シャツッcrying!なんか、こー、もっとハラを目立たなくする装いにした方がよろしいのでは?和服とか?…は、冗談だけどbleah、これからのクラシック界、ビジュアルshineも重要なのよ。カラダをお絞り遊ばすようにpunchimpact


2曲目はブルックナー「交響曲第4番」。長いッ!美しいけど長すぎるッsad!聴いてる方も70分も集中力は保てないわッ!でも、マエストロ・チュー(尾高さんのことよ)がおっしゃるように、ブルックナーの後期のシンフォニーに比べるとわかりやすい美しさでした。管の音の美しさ、深み、力強さを再確認したわconfident。森さん(fl)の音も美しかったし~lovely。ホルンもほんとにステキな音、プルンって裏返らなければ…coldsweats01。でも今日は頑張ってましたnotes


プログラム終了後、今月で退団されるチェリストさんに、マエストロ・チュー(なんだか今日は、後頭部の髪が綿状に乱れてらして…ブルックナーに髪のコシまで奪われたかsign02)からのあったかくてチャーミングcuteな贈る言葉と会場からの盛大な拍手present。アットホームだわ~sun


それにしても今回、環境が良くなかったng。最初は、なんかわたくしの好きじゃないタイプの香水の匂いがモーレツにして(狭い空間なんだから香水なんかつけてくんなっつーのッ!angry)、次は通路を挟んだ隣のオヤジがイビキsleepyかきやがって(寝てもいいから雑音出すなッ!angry)、最後には、ブルックナーのピアニシモで飴かなんかの袋をチャリチャリチャリチャリチャリチャリチャリチャリ…1分くらいさせてたババァッ(フォルテシモの時にしやがれッ!poutsign01てめぇら全員許さんッannoypunchsign03

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2009/02/07

「大奥」第4巻

よしながふみさんのコミックス。わたくしのマンガの師匠note、Hちゃんが貸してくれたものhappy01


よしながふみさんにはこの作品で初めて接したんだけど、スバラシいセンスshineのヒトだわねー。第2巻では特に、お万ちゃんの京ことばと絵柄がばっちし合ってて、わたくし的には「もう辛抱たまらんーッsign01」って感じで号泣しちゃったcrying。あの、シンプルで色気のある絵柄、これまたシンプルなのに奥深い含蓄が感じられるネーム、ムダのない最少のコマ割の行間(ってゆーのかしら?)に込められた、それはそれは深い想い。余計なものをそぎ落とした果てに生まれてくる豊穣さ、とでも言っちゃおうかしら~confident


1巻~3巻では、大奥がなぜ男だらけになっちゃったのか、その背景と、それが認知されるまでの初期の悲劇が描かれてたの。そして第4巻。家光とお万ちゃんのドラマが終わりを告げちゃった~。シクシクーweep。最後まで哀しくて、心がかきむしられるような関係だったわね…despair


単に大奥の女が男に、つまり将軍が女だったら…、という設定の面白さ以上に、男でも女でも“将軍”とは“時代の人柱である”ということ、でも、将軍が女だったら、自らの命とひきかえに世継を何人も産まねばならないという、“女”というものの質が明らかになってくるあたりが、よしながさん、タダモンではないわ~good。…なんてことをツラツラ考えると、一夫多妻ってのは生物学的には合理的なのよね~coldsweats01。まぁ、人間だからそう単純に生きられないってゆー…typhoon


よしながさん、絵penのセンスもほんとにイイのよね~。お万ちゃんの最後のシーンなんか、ホント傑作です。庭池を前に端座する、剃髪した後ろ姿に万感が込められてるわweep。大奥を去った後、長生きしたその後半生、いったい何を思って暮らしていたものか、いろいろ想いをめぐらせてしまう1ページでしたshine


数年前にハマったドラマ「大奥~華の乱」では、右衛門佐が高岡早紀で、初めはそりゃーもうものすごい圧倒的な存在感でbombthunder、その後の展開を想像してちょーワクワクhappy02したもんだったけど、なんかいつの間にやら尻すぼみになってたのよね~gawk。この作品ではそんな事にならないことを祈るわッsign03

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2009/02/06

「花夜叉殺し」

赤江瀑の短編集第1弾、「幻想編」moon3。タイトルと寺門孝之氏のオドロオドロしいカバー絵artが、なんかとんでもなくイヤらしくエロエロ感満載でkissmark、しかも泉鏡花賞(泉鏡花は好きな作家のひとりなのよ~confident)受賞作家ということで、かなり期待大で読んでみましたup


一読した直後は、なんか今イチピンと来なかったのよねぇdown。まず、文体がわたくしの好みじゃなくてngdespair。耽美というにはわざとらし過ぎる装飾ゴテゴテな文章と登場人物の説明的でだらだらした長ゼリフ。もったいぶった伏線のわりに、フタをあけてみたら「ふぅ~ん…gawk」って感じで。


だけど、何回か繰り返して読んでるうちに、その魅力がなんとなくわかりかけた感じかしらup。それは、「人ならぬ魔」に魅入られた人間たちの、どうしようもなく哀しい悲劇とでも言おうものなんだろうと思うのthink。でもまだわたくしには理解できない話もあって、お耽美ものを読み解くにはまだ修行が足りないってことなのね~weep


ただ、最後の一編「正倉院の矢」は、本格泣きしちゃいましたcrying(今年taurus初かも?)。わたくしには、「訛りのある人は善良であるsun」という一部根拠のある信仰があって(浅田次郎の「壬生義士伝」の下巻途中からは滝のような涙で、バスタオルで顔をぐるぐる巻きにして読んだものよ~coldsweats01)、それに半ばヤラれちゃったのかも知れないけど、この作品の世界観は、ばっちし、わたくし好みだったのよねーhappy02。この作品一編で、第2弾、第3弾も読めそうな気がしてきたわ~up

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2009/02/02

「勇気凛凛ルリの色~満天の星」

浅田さんの「勇気凛凛」シリーズ最終巻end。ちょうど前の巻(第3巻目)の終わりで、ついに直木賞を受賞してbell、この巻では堂々たる直木賞作家として執筆してますsun


その溢れる自信からか、自らあとがきで書いているほど「上から目線downwardright」ではないにしろ、今までほんとはこれが言いたかったんだろーなーと思われる持論をガンガン書きまくっていて、これまでよりもちょっと堅くてコムズカシイ内容になっちゃったwobbly。もちろん変わらず情けない話やオゲレツ話もあるけどねーsmile


それにしても、直木賞(ひょっとすると芥川賞以上に)受賞ってのは、超ビッグなことなのねぇcoldsweats02。受賞後のウルトラ殺人的なスケジュールにはあきれちゃう~typhoon。それでも浅田さんは、周りの人々に対する感謝の気持ちをちゃんと持ってて、ますます好感が持てるわ~notes。各出版社の編集担当者について書くときは、おちょくりつつも愛情heart01が感じられて、お互い信頼関係があるのねぇ、ってよくわかるし。


さて今回の巻で、わたくしがハゲしく同感したのは「被虐的快感について」happy02。マッサージの話よ~ん。

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