« 「花夜叉殺し」 | トップページ | 札幌交響楽団 第516回 定期演奏会 »

2009/02/07

「大奥」第4巻

よしながふみさんのコミックス。わたくしのマンガの師匠note、Hちゃんが貸してくれたものhappy01


よしながふみさんにはこの作品で初めて接したんだけど、スバラシいセンスshineのヒトだわねー。第2巻では特に、お万ちゃんの京ことばと絵柄がばっちし合ってて、わたくし的には「もう辛抱たまらんーッsign01」って感じで号泣しちゃったcrying。あの、シンプルで色気のある絵柄、これまたシンプルなのに奥深い含蓄が感じられるネーム、ムダのない最少のコマ割の行間(ってゆーのかしら?)に込められた、それはそれは深い想い。余計なものをそぎ落とした果てに生まれてくる豊穣さ、とでも言っちゃおうかしら~confident


1巻~3巻では、大奥がなぜ男だらけになっちゃったのか、その背景と、それが認知されるまでの初期の悲劇が描かれてたの。そして第4巻。家光とお万ちゃんのドラマが終わりを告げちゃった~。シクシクーweep。最後まで哀しくて、心がかきむしられるような関係だったわね…despair


単に大奥の女が男に、つまり将軍が女だったら…、という設定の面白さ以上に、男でも女でも“将軍”とは“時代の人柱である”ということ、でも、将軍が女だったら、自らの命とひきかえに世継を何人も産まねばならないという、“女”というものの質が明らかになってくるあたりが、よしながさん、タダモンではないわ~good。…なんてことをツラツラ考えると、一夫多妻ってのは生物学的には合理的なのよね~coldsweats01。まぁ、人間だからそう単純に生きられないってゆー…typhoon


よしながさん、絵penのセンスもほんとにイイのよね~。お万ちゃんの最後のシーンなんか、ホント傑作です。庭池を前に端座する、剃髪した後ろ姿に万感が込められてるわweep。大奥を去った後、長生きしたその後半生、いったい何を思って暮らしていたものか、いろいろ想いをめぐらせてしまう1ページでしたshine


数年前にハマったドラマ「大奥~華の乱」では、右衛門佐が高岡早紀で、初めはそりゃーもうものすごい圧倒的な存在感でbombthunder、その後の展開を想像してちょーワクワクhappy02したもんだったけど、なんかいつの間にやら尻すぼみになってたのよね~gawk。この作品ではそんな事にならないことを祈るわッsign03

|

« 「花夜叉殺し」 | トップページ | 札幌交響楽団 第516回 定期演奏会 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/43978004

この記事へのトラックバック一覧です: 「大奥」第4巻:

« 「花夜叉殺し」 | トップページ | 札幌交響楽団 第516回 定期演奏会 »