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2009/02/06

「花夜叉殺し」

赤江瀑の短編集第1弾、「幻想編」moon3。タイトルと寺門孝之氏のオドロオドロしいカバー絵artが、なんかとんでもなくイヤらしくエロエロ感満載でkissmark、しかも泉鏡花賞(泉鏡花は好きな作家のひとりなのよ~confident)受賞作家ということで、かなり期待大で読んでみましたup


一読した直後は、なんか今イチピンと来なかったのよねぇdown。まず、文体がわたくしの好みじゃなくてngdespair。耽美というにはわざとらし過ぎる装飾ゴテゴテな文章と登場人物の説明的でだらだらした長ゼリフ。もったいぶった伏線のわりに、フタをあけてみたら「ふぅ~ん…gawk」って感じで。


だけど、何回か繰り返して読んでるうちに、その魅力がなんとなくわかりかけた感じかしらup。それは、「人ならぬ魔」に魅入られた人間たちの、どうしようもなく哀しい悲劇とでも言おうものなんだろうと思うのthink。でもまだわたくしには理解できない話もあって、お耽美ものを読み解くにはまだ修行が足りないってことなのね~weep


ただ、最後の一編「正倉院の矢」は、本格泣きしちゃいましたcrying(今年taurus初かも?)。わたくしには、「訛りのある人は善良であるsun」という一部根拠のある信仰があって(浅田次郎の「壬生義士伝」の下巻途中からは滝のような涙で、バスタオルで顔をぐるぐる巻きにして読んだものよ~coldsweats01)、それに半ばヤラれちゃったのかも知れないけど、この作品の世界観は、ばっちし、わたくし好みだったのよねーhappy02。この作品一編で、第2弾、第3弾も読めそうな気がしてきたわ~up

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