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2009年3月

2009/03/31

「悲しき女帝 許されざる恋 ~道鏡事件の真相~」

なんと、2年前に放映された今は亡き「その時歴史が動いた」の孝謙天皇crownの回、DVDcdに録画しておいたのを見ました。いや~、ビックリしたわ~impact。あんまり称徳天皇(孝謙天皇)がカッコよくてlovely。オトコでも、なかなかここまでカッコいいのはいないわよね~smile


わたくしも、それまであんまり「道鏡事件」の詳しいことは知らなくて、孝謙(称徳)ちゃんって、ちょっとアホな天皇なのかと思ってたら、大きなマチガイでしたcoldsweats01。孝謙(称徳)ちゃん、ごめんなさいdown。女帝だと思って、ナメんなよッ!punchって感じよねーhappy02


「道鏡事件」とは、道鏡という仏教の僧侶を寵愛した孝謙(称徳)天皇が、その道鏡に皇位を譲ろうとした事件。ゲストの里中満智子さんもおっしゃってるけど、この時代の仏教の僧侶っていうのは、当時の最先端の学問を修めた最高級の知識人shineなわけで、単に恋愛感情heart04のせいだけじゃなく、為政者としての能力もバッチシだと思ったのよね。で、ある日、宇佐八幡宮から「道鏡を天皇にせよ」という神託が届く。その真贋を確かめようと、和気清麻呂を太宰府に遣わすんだけど、今度はさっきのと全く逆の神託が下されるの。その神託の裏に蠢く謀反typhoonの動きを察知して、その時彼女が下した決断は、清麻呂の神託を採用しながら、彼と結託してクーデターを起こそうとした家臣を許し、天皇への忠誠を改めて誓わせた、というもの。


本心は、愛する道鏡を天皇の位につけたかったと思うけど、彼女は自分の周囲をよく見て非常にバランスのいい現実的な判断をした。さすが、聖武天皇のムスメpass。帝王学がキッチリたたッ込まれてます。たぶん、藤原仲麻呂との確執から一度譲位して、称徳天皇として再び皇位についたっていうバックグラウンドが、彼女に筋金入りの強さdiamondを与えたんだと思うわ。


きっと孝謙(称徳)ちゃんってとってもマジメな女性だったと思うのconfident。天皇じゃなきゃ、オンナとしての幸せをつかめたかも知れないのにねweep

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2009/03/29

「さまよう刃」

少年犯罪ものつながりで、東野圭吾、デス。


さすが今をときめくベストセラー作家、「天使のナイフ」と比べると、その完成度と密度の高さ、リーダビリティ、どれをとっても数段上upwardrightだわね~。東野圭吾は、シネマカンタービレの「容疑者Xの献身」でも書いたけど、「黒いshadow」のよー。決して一筋縄ではいかないのbearing。だけど今作は、やっぱりこーゆー風な落としどころしかないわよねぇ…っていう筋書きで、わたくし的にはちょっと不満。フィクションなんだから、もっと、こー、がーッと行っちゃえーッdash、ってところのその先を、「白夜行」なんかをお書きになった東野さんにはゼヒお願いしたいワpen


わたくしが東野圭吾に「黒さshadow」を感じるのは、今作では、被害者のひとり鮎村の描き方。純朴chickであったがため、と思われるけど、その無垢というべきか無知、というべきか、そんな世間知らずのために、皮相的なマスコミkaraokeの格好の餌食にされ、結局自分の目的はなにひとつ果たすことが出来ないまま、惨めな形でラストを迎えてしまう。カワイソすぎ…weep。そのカワイソすぎな鮎村を、いかにも、な筆致でイヂワルく描く東野。くろいーッsign01down


特に今作に登場するようなロクでもない少年annoyが加害者の場合、主人公長峰に共感する読者は多いと思う。裁判員制度が始まって一般市民の判断が加味されるようになる時、少年法はどうあるべきなんだろう…とまたまた考えちゃいましたthink

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2009/03/28

「MW」

手塚治虫生誕80周年企画として映画化movieされた作品の原作です。手塚センセーの鬱屈した部分がバクハツimpactした作品で、コレを発表するのには結構勇気が要ったんじゃないかしら~。文章なら案外どんなもんでも平気なわたくしでも、「うぇッsad!そんなコトしちゃうのッsign02」ってシーンもいくつかありましたから…。


手塚作品、っていうか、わたくし、この時代特有のものだと思うんだけど、乾燥した、そしてものすごいスピードで展開されるストーリーの中に、隠蔽された国家の重大な犯罪、戦争、科学兵器の影響、背徳、同性愛、テロリズム、いろんな重いテーマが描かれてるの。やっぱり、戦争を体験してきたヒトが創る作品って、なんか違う気がするのよねー。それに加えて手塚センセーは、宝塚出身だし。って、タカラジェンヌぢゃないわよ~bleah


主人公結城美智夫は、ある意味、“残酷な神”、なのかも知れないと思う。その性別を超えた妖しい魅力で、オトコもオンナも虜lovelyにしてしまう。でも、なんと言っても、“人間の心を持たない”というところが何にも増して魅惑的なところなんだと思うのねdanger。そんな結城みっちーに、その正体を知りながら絶望的に惹かれてしまう澄子のセリフ「悪魔も神さまも、結局同じものなんじゃないかしら?」が、この作品の核心thunderだと思うわ。


さて、この冷酷で魅惑的な美貌のみっちーを、玉木宏がどう演じるのか、楽しみだわ~note

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2009/03/27

合格ーッ!

2月にチラリと書きました「旭川大雪観光文化検定2級」、無事合格いたしましたーッhappy02shine!応援してくださったみなさま、ありがとうございました~heart01


なんと、合格率95%!そんなに簡単ってワケでもなかったと思うんだけど、みんなおベンキョーしたのね~pencilsweat01。そんだけ、みんな関心があったってことで、イイことだワッsun。旭川人って、クールなフリして実は地元フェチsmile


秋には1級の試験があるので、また挑戦するわよーッpunchsign03

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2009/03/26

「不味い!」

醸造学、発酵学を専門とする小泉武夫教授のエッセーです。


いやー、もー、とにかくすごいッtyphoon!文字だけなのに、そのマヅさがビッシビシimpact伝わってきて、読みながら「ヲぇ~ッ!!shock」ってなっちゃった。


世界中のいろんな食べ物のうち、教授が「不味い!bearing」って思ったものを次々と紹介してくれるんだけど、昔に比べ、大量生産を前提としたことに起因する野菜とか米とかブロイラーとか、あるいは処理の手抜きによる動物の肉のマヅさっていうのは、なんとなーくわかるわよね。しかしッ!中国のとある村で飲んだ「蛇酒」、ミャンマーの山岳地で食した「虫」、韓国木浦市の「ホンオ・フェ」(エイの刺身)なんかは、もぉー想像を絶するシロモノ…bomb。これらを記述する教授の文章もまた、これ以上ないってくらいチョー壮絶thunder…。そのマヅさにのたうちまわる教授の姿を思い浮かべて、さぞかしわたくしもオソロシい顔shockで読書していたことと思います。(昼食中のお店restaurantの方、スミマセンでした。決してその店がマヅいっていうわけではないですからcoldsweats01。)


わたくし、食に関しては極めてコンサバspaなので、こういうアグレッシブpunchな食物は、本の中だけにしときます。ハイcoldsweats01

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2009/03/25

「鑑賞のための西洋美術史入門」

現代美術artがサッパリわからんわたくしなので、とりあえず再勉強pencilしよっかな~と思って、これまでもお世話になってる視覚デザイン研究所の“リトルキュレーター”シリーズの解説書bookを読んでみました。


この視覚デザイン研究所の“リトルキュレーター”シリーズは、わたくしのようなヘタレにはぴったりの、わかりやす~い解説書シリーズなのsun。なぜかクマさんが登場して解説してくれちゃったりするのよねhappy01。絵画解説書なのに、挑戦するかのようなイラスト入り。ナイスgoodnote


まぁ、「美術史入門」なので、古代から、ざら~ッと歴史は理解できます。だいたい前の世代へのアンチテーゼが次代の原動力になってるけど、シバシバ先祖帰りもするので、ハゲしい返し縫い状態。それでも、そういう流れを追ってくと、難解な現代美術も、そのコンセプトは理解できるような気だけはした…かもcoldsweats01?でもそのコンセプトが「どーしてこの造形gawk?」ってトコがやっぱり理解できなかった…デスweep


それにしても、一番わたくし衝撃impactを受けたのは、1910~20年代のオランダに発生した「デ・スティル」という同じグループに所属していたモンドリアンとドゥースブルフの仲が決裂したその理由。垂直線と水平線だけを使ってるモンドリアン君に、ドゥースブルフ君が「オレはナナメ線を入れるッ!」と主張したために、2人は絶交thunder。やっぱりゲージツカって…sweat02

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2009/03/24

彫刻カバー

Dvc00006 実はわたくし先週、初めて気づいたんですがeyeflair、Kitara(札幌コンサートホール)の前にある安田侃さんの彫刻「相響」、冬は白い布で包まれてんですね~。この写真だとよくわかんないと思うけど、近寄ってみると、サイドにミシン目snailがついてて、ぴったりボディにフィットしてるの。カスタムメイドの彫刻カバーspa。誰かがミシンでダダダーッって縫ってる姿を思い浮かべて、ひとりニヤニヤしちゃった…smile


ちなみにOセンパイ曰く、「安田侃の彫刻って抱きついてスリスリしたくなる~heart02」。確かにぃ~。スリスリchick

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2009/03/23

「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」

久しぶりのミニシアターmovieもの。なのに「ベルリン・フィルnotes」。やっぱり巨大シネコンにはかからない番組ってことで、ちっちゃいスピーカーでの鑑賞デスweep


う~む。特にめずらしいモンはなかったけどdespair、同じベルリン・フィルのメンバーでも、世代や在籍年数(たぶん)によって、考えてることが違うっていうのはやっぱり面白いかもup。比較的若い世代は、“オケメンバーのひとり”である自分と“個人”としての自分との間でイタバサミbearing。これは、音楽家としての面、私生活の面、その両面でのことだけど、どんな社会でも団体というものに所属してる人間ならたいがいは感じる悩みよねthink。でも彼らには、パンピーとは違う、さらに上級レベルの試練があるのよねー。“ベルリン・フィルshine”という、ある意味ウルトラ特殊な団体に受け入れられるかどうか、ってコト。このドキュメンタリー、観ていくうちにだんだん“ベルリン・フィル”という団体が、それ自体意思を持った、なんだか得体の知れない気味の悪い生き物みたいに思えてくるのshock。その妖怪に受け入れてもらえるかどうか。かなりなストレスbombです。


それが、ベテランメンバーになると「オレがベルリン・フィルだ。punch」と言い切るようになり(すげぇ~)、その誇りたるやエベレストより高いcloud。ザッツ・ベルリン・フィルcrown!外から見ると「(それが昂じて)ヘンな方に行かないでね~」って祈るばかりだけど(楽団員は幼稚だって言ってたメンバーもいたしcoldsweats02)、サー・サイモン・ラトルdramaが主席指揮者でいる限りは、ノープロブレムでしょうgood。そう感じさせるものが、ここでははっきり描かれてますconfident


この映画、原題は「Trip to Asiaairplane」で、ツアーで回るアジアの大都市の雑踏や街の音が差し挟まれてるんだけど、なんかいかにも欧米人が好みそうな絵ヅラで、すっごいステレオタイプannoy。当然、このツアーがメンバーに、なんかステキな影響を与えた、というわけでも全然なく、別に「アジアへの旅」じゃなくてもいいじゃん、ってカンジgawk。たぶん、過密スケジュールで、ドキュメンタリーを撮るのにちょうど都合が良かったってトコじゃないかとdown


でも、台北の熱狂ぶりtyphoonは、ほんとスゴイ。台北の人っていちいちこんなに熱狂してんのかしら?疲れないのwobbly

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2009/03/22

「天使のナイフ」

書籍book編、“天使”つながりよ~。江戸川乱歩賞受賞作、薬丸岳の小説デス。文庫の帯に「妻を惨殺した少年たちが次々と死んでいく!」なんて、オドロオドロしいshock惹句が踊ってて、わたくし、ちょっとヨコシマな心持ちで手に取ったけど、内容はとっても真面目で、ズシッ、と来るものがありましたbearing


少年犯罪への処し方、少年法について、そして“本当の更正”とは?贖罪とは?読みやすくて、わかりやすいストーリー展開の中で、少年犯罪と関わるいろんな立場の人間たちの生き方、心理が同じ平面に様々に描き分けられてて、読後、いろいろ考えさせられちゃう。妻を殺された主人公の心の動きには、普通の人間として共感が持てるだけに、現実の、法律では処理し切れない「人間の感情」というものを、どうにかして“本当の更正”に生かすことが出来ないものかしら(かなり難しいと思うけど…)って、結構考えちゃったthinktyphoon


事件の発端が、かなり高レベルの偶然から起こってるwobblyっていう部分と、文章が時々こなれてない感じがする(それほど気にはならなかったけど)ところが、若干「?」なところではあるけど、非常にうまく構成された、読んでもソンはない小説でしょうconfident

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2009/03/21

札幌交響楽団 第517回 定期演奏会

神尾真由子さん、スゴい~ッimpact!ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」、すっごくいい曲なんだけど、特に演奏家の超絶技巧をご披露するものではないのに、なんか、もう、とにかく「ワタシのパフォーマンスを聴きなさいーッ!thunder」っていうオーラ出まくり~ッって感じなのね。これが、“世界のソリスト”ってもんだなとconfident。マエストロ・シュナイトの、ソリストに存分に歌わせる指揮で、その圧倒的な集中力と表現力、ビシーッと1本筋が通った強靭な音noteがよりくっきり現れて、オーディエンスをがしっと捕らえて離さないの。これから年齢を重ねていったら、いったいどんな音楽家になるのか、興味が尽きないところですhappy02


神尾さん、スティールを見ると、なんかガン飛ばしてるコェ~ねぇーちゃんcoldsweats01って感じなのに、ナマはもっとずっと落ち着いた、すでに大音楽家の風情を漂わしたメヂカラ美人shine。カッコよかったデスlovely。今日も背中と脇腹をどわーッと出した濃紺のオトナドレスboutiqueで、わたくし、脇ニクがハミでてやしないかとイジワル視線smileを投げてみたけど、カンペキ引き締まったおカラダでした。あたりまえか…coldsweats01。でも、演奏にググッと力が入ると、般若ガオになるのがちょっとコワかったワsweat02


そしてマエストロ・シュナイト。わたくし初めてお目にかかりましたが、ニコニコ笑顔のかわいいおじぃちゃんtulip。各主席と笑顔のアイコンタクトで、音楽をほんっとに楽しんでる感じが伝わってきて、こっちもニコニコhappy01。刻んでる音符のところではタクトをヒラヒラヒラヒラ~ッって振るところがまた、めっちゃメンコイcute。でも、ベートーヴェンの「交響曲第6番ヘ長調「田園」」では、緩急自在な幅の広い音作りでマエストロのブ厚い歴史を感じました。特に第5楽章の最後、一瞬タクトを譜面台に置き、その間作り出した音は、まるで自然の神に祈りを捧げてるかの如きピアニシモshineshine。も~、なんかわたくし感動してウルウルしちゃったweep。それだけに、最後のフライング拍手は残念crying!余韻ブチ壊し。頼むゼ、マジでannoy


それにしても、神尾さんに一番アンコールさせたかったのは、マエストロかも。あの、嬉しそうなカオッwink!ほんと、ラブリィーheart04

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2009/03/20

「心のふる里人形展」

Dvc00004_2  東川町文化ギャラリーで展示中の人形展ですsun。東川町在住の宮竹眞澄さんという人形作家さんの、粘土細工の人形。わたくし、自分では立体モノが作れない、ってゆーか、もんのすごくヘタなのでweep、こういうの、大好きhappy01


もう~、表情がすっごくいいの~happy02。「ある、あるッ!こういう表情ッ!」日常の一瞬を“ぴっ”と切り取って粘土の中に閉じ込めてるの。ほんとに宮竹さん、よく周りの人々を観察してeyeいらっしゃいます。思いっきりダラ~っとしてると、モデルにされちゃうわよ~bleah。一緒に観に行ってくださったOセンパイお気に入りのおばちゃんの表情は、「立ち話」3人組のひとりで「なになに?なにッ?ナニ話してんの?」ってカオ。見てるこっちもニコニコしちゃうtulip


この東川町文化ギャラリーは、小さいながらキチンと感のある、イイところでしたgood。「写真の町 東川」 ガンバレぇーnote

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2009/03/19

「黒猫・黄金虫」

ポーの短編集、新潮文庫版です。


「螺鈿迷宮」の文庫解説者が、「アッシャー家の崩壊」を彷彿とさせる、みたいなコトを書いてるから、どれ、と読んでみたけど、全ッ然違うじゃんッannoysign01館が燃えるのを指してるんなら、「レベッカ」だって燃えるし、ほかにもいっぱいあるでしょーッ(思い出せないケド…coldsweats01)。


ポーは「モルグ街~」くらいしかちゃんと読んだことなかったけど、怪奇モノは好きなので(ただし書き物bookだけ)、面白かった。しかーしッsign01訳、ヒドすぎ…weep。っつーか、これじゃ学士の直訳レベルだわよ…つまり、わたくしレベルcoldsweats01。奥付を見ると初版が昭和26年。平成7年に89刷で改版してるようだけど(その後平成21年1月で104版!)、いくら幻想的で散文的っつったって、もっとどーにかならんのかしらーwobbly


ま、それでも、これはスゴいかもーッsign02って思ったのが「メールストロムの旋渦」。海ものなんだけど、“うずうずtyphoon”の描写が圧倒的ッ!脳裏にマザマザと映像が浮かんじゃうwave。あと、「ウィリアム・ウィルソン」、こういうゴシック・ホラー、好きheart02。木原センセーで、ゼヒゼヒ漫画化をッsign03


でも全体的には、ありとあらゆるものが出尽くしてる今読むと、やっぱちょっと古いかなーdespair

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2009/03/18

「拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術」

と、いうわけで(前記事ご参照)、「のだめカンタービレ」の音楽music監修もされてる茂木さんの著作です。さすが、もぎぎさん、フツーの「鑑賞術」とはちと違いますgood。デカい声で爆笑impactできますhappy02


演奏家であって、こんなふうに文章も書けるpencilひとはほんとに貴重ぉーshine。演奏家と観客を身近なレベルで繋いでくれるon。もぎぎさんの文章には、演奏家だけでなく、指揮者や観客に対しても“ラヴheart02”が感じられるから、どんな内容でもイヤな感じが全然しないのconfident。ま、だいたい観客とかフツーの人々との繋がりを持とうとしてくれる演奏家って、それだけでもう人格者sun


わたくし、もぎぎさんのほかの著作も読んでて、ものすごい努力をしてるっていうのを知ってるから、内容にすごく説得力もあるし、ほんとぅにクラシックがお好きなのねーっていうのがわかって、なぜかこっちもウレシくなっちゃうhappy01heart04。気楽に読めて、爆笑できて、でも本質もがっちり押さえてる、佳品です~shinenote

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2009/03/16

「五重奏 安田里沙とヴィルトゥオーソ・アンサンブル」

大雪クリスタルホールの公募型市民企画公演という、初めて聞くearかたちでの公演。開演の前に、企画提案した市民の個人名がばーんと発表されて、結構ビックリcoldsweats02。でも具体的にどういう風に企画が進められるのか、結構興味をそそられるわ~search


さて、ピアノと弦のアンサンブルは、ロマン派の巨匠ブラームスとシューマンオンリー。シューマンの「変ホ長調 Op.44」とブラームスの「へ短調 Op.34」は、両方とも室内楽としては大曲だから、おなかいっぱいになりましたdelicious。しかもロマン派だからねぇ~、カロリー高いわよ~up。シューマンは、なぜか今まであんまり聴きたいと思わなかったけど、今回よく聴いてみたら、結構よかったかもhappy01。特に第2楽章はウツクしかったわ~。品があるってカンジ?ブラームスはシンフォニーは好きでよく聴くけど、カルテットも重厚で、ハッと気づくととても室内楽を聴いているとは思えないくらい音の幅が厚いnotes。ちょっと1stヴァイオリンが走り気味な気がしたけど、熱演だったから、ま、いいかwink


その1stの大森さんは、札響の2ndの主席で、定演の時は演奏姿を間近で見てeyeるんだけど、いつも真剣な演奏姿sunで、好感を持ってましたnote。でもなんとなーく性格はコワそう…coldsweats01って思ってたんだけど、今日のMCを聞いてるとやっぱアネゴでしたsmile。いつも思うんだけど、演奏家がMCしてくれるのって、結構楽しい。小さいホールならでは、よね。今日みたいに人間関係が垣間見えっちゃったりすると、もっと楽しいわーsmile


それにしても旭川のオーディエンスは、クラシックに関しては初心者なのかなぁ~down?第1楽章で拍手しちゃうと、集中力途切れると思うんだけどーng。大事な曲の頭でガッコーンってモノ落とすし…annoy。セキをするときは、ハンカチで口元を押さえなさいってのpout。よく響くホールってのは、客席の音もすごい反響すんだから。せっかく、札響の主席、副主席級の演奏家が来てくれてるんだから、少しくらいマナー良くしたってバチは当たんないと思うけどgawk

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2009/03/14

「優しい時間」

いや~、やっぱり倉本さんのドラマはいいわ~weep。途中で中断していた「優しい時間」、最後まで観ました。人間、いろんな人がいて、食えないヤツもいるけど、「ゆっくりと時間が流れる森の中」で、みんなお互いを思いやりながら暮らしていくことの豊かさが、まさにやさしくやさしく描かれてるのよねconfident


倉本さんの脚本は、今作もそうだけど「息子と父親の相克」っていうテーマが多くて(なんとなく倉本さんのバックグラウンドを想像させちゃうわね)、かなり深刻で重いものだけど、重厚一辺倒じゃないところがオシャレcute。オトナの脚本。いつものようにサントラmusicもステキ。そして脇役がいつもいい味出してるのよね~sun。北時計のママの余貴美子、わたくし的には清水美砂の未亡人もよかったな~。


もちろん主演の寺尾聰、スバラしいshine。このドラマのトーンを決定づける的確な人物造形は、ほんとにベテランの味。そして二宮和也、ナイーブな青年を丁寧に演じておりましたgood。大竹しのぶもほんっとにいいッtulip!父と息子の絆が初めて結ばれる日まで、夫の心の中を全て見通して、息子に対して冷たく凍った彼の心を少しずつ溶かしていくの。もう、あの儚げな、少し哀しげな笑顔。たまりませんheart01。このしのぶママを見てると、激しい自責の念に囚われている拓ちゃんに対しても、「ま、しょうがないかdespair。」なんて思えて来ちゃったりして。


でも、わたくしにはよくわかんないけど、最愛の妻を息子が死なせてしまった時、父はあそこまで息子に対して冷酷になるものなのかしら(刺青の件はあったにしても)?息子は父にいくら謝罪しても赦されず、顔を見せることも出来ないほど自分を責め、でも父に憧れ、側にいたいと願う。…余りにも過酷だと思うわthink。そして全ての原因になった腕の刺青を自分で焼き消す。そこまでしなければ彼は赦されなかったのか。っていうより、そこまでしなければ自分は赦されないと思うところまで息子を追い込んだ父。


そんな冷酷だった父をやさしい父に変えていったのが、富良野の自然cloverとそこに住む人たち。単純に「田舎は癒されるspa」みたいな考えには都会人の傲慢さを感じるところもあったりはするけどthink、確かに精神衛生上は、それは間違いないかもねconfident

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2009/03/13

「DANCIN’ CRAZY」

タカラヅカOGによるダンスショー、DVD観ましたぁーhappy01。いや~、もぉ~、現役時代ちょー大好きだったゆうこちゃん(風花舞)とゆりちゃん(星奈優里)が、ツーショットで踊ってるなんて、ウレシ過ぎてどうしていいかわかんない~ッhappy02sign03ACT.2のフィナーレは、カッコよすぎて倒れそう…lovely


ヅカ時代、ダンサーといわれていた人たちの中でも、特に正統派のダンサーが集められていて、とにかくほんとにうますぎッshine!コムちゃん(朝海ひかる)なんて、現役時代それほど興味なかったけど、あらためてスタンダードな踊りを観てると、ほんとにいいダンサーだったのね~って思っちゃった。ACT1で、ゆうこちゃんとふたりでバレエを踊ってるけど、もうヨダレが…coldsweats01。わたくしのダンスをする友人(タラこさんnote)は、そのあたりちゃんと指摘してたので、サスガですsun


さて、わたくしの大好きな元娘役トップ、ゆうこちゃん&ゆりちゃん。ふたりともとにかくスバラしいんだけど、それぞれ特徴があるのよね。ゆうこちゃんは、まさに鍛え上げられたダンサー。軸が絶対にブレない、ちょっと人間離れしたマシーンのよう。そういう超人的なとこが好きheart02。そしてゆりちゃんの方は、フェミニンな感じの中に、一本筋が通ったメリハリの効いた実は男性的なダンス。カッコいい…heart04。すてき…heart01


そしてナツメさん(大浦みずき)。なにッeyesign02この黒燕尾姿dramaのオーラあふれまくりのカッコよさはッsign03ありえないッimpactsign03そこらへんのヒヨっこ男役なんか、その足元にも及ばない年季の入った筋金入りの粋なオトコ。こんなカッコいいオバサン、世界中探してもどこにもいないわッsign01ナツメさんって若いころから、なんかわけのわかんない色気kissmarkがあったけど(っつっても、わたくしリアルタイムで観てないのーッ!くやしーッcrying!!)、歳を重ねてますます滲み出るいぶし銀の妖しさ。ヤバすぎッdanger


あと寸評しますと、リカちゃん(紫吹淳)は、女役がちょーカワイかったーcute。わたくし的にはリカちゃんは女役オンリーboutiqueでOK。わたる(湖月わたる)は、スタンダードなダンスではあんまりその魅力を発揮できてなかったわねdown。やっぱり男役エキス濃厚な宝塚で生きるダンサーでしょう。


さて、だいたいにおいてダンサーでシンガーという人はあんまりいないわけで、このメンバーならダンスオンリーでいって欲しかったワpunchimpact。わたるなんか、「それ、ほんとにそういうメロディーなの?ng」状態で、現役時代よりさらにヘタになってたわよbearing。特に今回はタラちゃん(祐輝薫)shineとか楓沙樹とか、スバラしいダンサー揃いなんだから、それぞれソロ場面をバンバン入れてダンスをとことん堪能させてほしいclover。宝塚クリエイティブアーツさん、次回はそれでたのんまっせgood

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2009/03/09

「The World of GOLDEN EGGS」

ずぅぅ~っと日産NOTEcarのコマーシャル、ローズ&マリーcherryが気になって気になってしょーがなかったんだけど、こないだ、つひにDVDをオトナ買いしてしまひました…(今頃…)coldsweats01


いや~ッ、もぉ~ッ、おもしろすぎ~ッhappy02sign01なんか意味不明のものまでオカシイ~ッ。特にフランス語(じゃないと思うケド)のミシェル先生ッsign03もー笑いすぎて死ぬかと思った…impact。実際その後キモチわるくなっちゃったしshock。なぜだかみょ~に素直なレベッカの受けがまたサイコーup


声とキャラの動きがあまりにぴったり合ってるから、不思議に思って調べるsearchと、「プレスコ」っていう声を先に録ってkaraoke、あとから絵を合わせるonという手法のアニメなのね。もちろん声担当のラリー&モニカさんの超人技shineも然ることながら、絵もすごくセンスいいsun。よくぞこんなヘンなアニメを作ってくれましたッ!あと、音楽noteもいいのよね~happy01


キャラクターが、アメリカ人のようで日本語だし(ミシェル先生はフラ語もどきの英語と日本語…sign02)、しかもちょー関西弁堪能なヒトもいるし、カルチャーもアメリカのようで日本っぽいし、このネジレ具合も実は奥深く面白いの。


とにかく、オトナ買いも大満足の逸品ですッhappy02good

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2009/03/07

神々の遊ぶ庭の音楽会

アイヌの人たちは大雪山のことを“カムイミンタラ”と呼んできました。アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」という意味だそうですclover。今日、写真家深山治氏の写真cameraを見ていて、「まさしくその通りッflair、ゼッタイここで神様遊んでる~ッsun!」って思っちゃった~happy01


この演奏会は、『大雪山を撮り続けているプロの写真家の映像と地元出身で内外で活躍する音楽家の演奏musicとのコラボレーションを楽し』めるもの(プログラムより)。舞台の背景に大型スクリーンが下ろされて、そこに投影(なのかしら?ものすごく鮮明な映像で、なんか技術的にもスゴい?)される写真を鑑賞できるの。ものすごく簡単にいうと、写真鑑賞のBGMにプロの生演奏がついてるってカンジcoldsweats01?これがさぁ~、すっごくイイのよね~happy02。だけどすっごく忙しいのーwobbly。演奏家も見なきゃいけないし(だってライヴの良さは、演奏家のパフォーマンスがナマで見られるってことだかんね)、写真も見なきゃなんないしぃーbearing


もぉー、写真もスバラしくてねーshinegood。なんとなく大雪山って、遠くから眺めてカンドーheart01するのが正しい在り方のようにわたくし、勝手に思ってたの。だって、あぁた、旭川から東川へ行く道路から見えてくる大雪山のウツクしいことッsign01蒼い山影に白い冠雪なんてスガタ、あまりに神々しくて、もーナミダが出るぅーッcryingsign03…それがね、今日の深山さんの写真は大雪山の懐にずぼッと入っていってshoe、かわゆい高山植物のアップとか、渓の流れとか、新雪に降りる影模様とか、そりゃ~もぉ~自分ひとりじゃ絶対に見られないシーンを見せてくれたのよ~happy02。雪snowなんてもうウンザリsadするほど見てるのに、今日シミジミ、「雪って、みーんなまるーくしちゃうんだなー。わたくしも少しまるーくなんなきゃー。」なんてことを考えながら外に出たら、猛吹雪…weep。さぶッ!


音楽会なんだから音楽のハナシもしなきゃね。思ったよりレベル高しup。全然期待してなかった…っていうか、よく知らなかったカウンターテナーがとっても良かったわconfident。女性にはない力強さがポイント。それとピアニシモの美しさが絶品ねnote。わたくし古楽は結構好きなんだけど、リュートソングには、なんだかヨーロッパ中世かルネサンス期にタイムスリップしたみたいだったわ。きっと、その時代の遥か昔から、そしてその時代も大雪山の姿は変わらずあったのよね…なんて想いを馳せつつ…。「アメージング・グレイス」が中盤のクライマックス。盛り上がりましたbell。でもなんだか杉江さんって、ナルシー君っぽくって、わたくし直視できなかったのよね~タハハcoldsweats01。ハープの松浦さんもステキheart04でした。そしてピアノの武田美和子さん。リストの超絶技巧impactを見せつけてくれちゃった。わたくし、“魔法の指”(超絶技巧を駆使する演奏家を指して、その昔わたくしの友人が連発してた)が見える席にいたもんだから、もータイヘン。目がクギヅケになっちゃってeye、写真が見られないッ!あまりにスバラしい演奏をするのもこのイベントに限ってはどうかと思っちゃったりなんかしてcoldsweats01


最後に、旭川が生んだ超ベストセラー作家、三浦綾子さんshineの随筆の朗読やコーラスもあって、ウルトラ盛りだくさんの音楽会、とっても楽しめましたぁ~goodhappy02

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2009/03/06

「西洋骨董洋菓子店」

よしながふみさんの作品ですcherry


なーんか、こー、すごーく、伊坂幸太郎と精神の共通性を感じる~confident。この場面でこ~ゆ~セリフか~って、わたくし的にはすっごく意外性があって、それを読んだ瞬間ぶわ~ってカンドーcryingしちゃうの。本当にセンスがいいと思うup。わたくしの好きな浅田次郎あたりだと“そう、そう、そーゆーふうになるわよね~”って思って、その表現がとってもとってもステキshineでカンドーする。でもこの2人は、いいテンポで会話が進んでいきながら、物語の結び目となる場面で、“はぁーッ!そういうセリフで来るかーッflair”ってカンジ。もぉーッ、ヤラレたーッsign01わたくし、カンペキにKOpunchimpact


よしながさんの、弱者(社会的にも精神的にも)に対するまなざしはテッテー的に優しいのbud。人生には簡単に解決できないし、割り切れないコトがたっくさんある。でも、人とのかかわりの中で、少しずつ、少しずつ自分も変わっていくし、相手も変えていって、少しずつ違った形で前へ進んでいく…って、究極の癒しよね~sun。あぁ~、なんていい作品なのかしら~weep


わたくし、この作品にはもうひとつ、「働く」ということ、そのプロフェッショナルなカッコよさgood、っていうものも感じるの。お金dollarのためだっていい。でもそこにエンドユーザーへの想いheart01が少しでも加えられたら、「本当の本物diamondshine」になる。いや~、やっぱりイイ話だわぁ~heart02


わたくし、糖度が高いモノはニガテwobblyなので、たぶん“アンティーク”のケーキcakeは食べられないと思うけど、橘氏の営業トークを読んでるうちに、シュークリーム食べたくなっちゃったーッhappy02sign01

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2009/03/04

「天使に見捨てられた夜」

ずーっと本棚の片隅にあって、「う~む…。どうしようかしら~…think。」って思ってた本。桐野夏生は「OUT」以降何冊か読んだけど、どぉ~にも、そのドライさがわたくしの肌に合わずニガテなのdespair。でも、これは初期の方の作品で、そのドライさは現在のに比べると、まだそれほどキビしくなくて、楽しく(っていう内容じゃ全然ないけど)読めましたhappy01


ミステリーshadowというには単純な構図なんだけど、最初、いわゆる“被害者”と思われるひとりの女の子boutiqueについて、調査して、探して、追って、を繰り返していくうちに、もしかして“加害者”なのかも…sign02な疑惑が浮かんで…っていう流れは、重ねられた緻密な描写penでサスペンスフルsweat01。主人公のミロと同じ時間watchの流れsandclockで、追ってcar追われてrun、みたいな感覚が味わえるのよ。


主人公村野ミロは、人気キャラクターみたいで、この前後シリーズで刊行されてるようだけど、物事の本質を本当の深いところでしっかり理解できる、かなりカッコイイ女性rougeなのね。表には弱いところもダラシないところも出てくるけど、でもそんなところも、イタいメimpactに遭いながらweep、ちゃんと消化して自分の血肉winebreadにできるヒト。イケてますconfident


う~ん、もうちょっと桐野夏生、読んでみようかなぁ…wink

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2009/03/02

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

細かいところを置いとけばぁ………、おもしろーいッimpacthappy02sign03海堂尊、やればできんじゃんッsign01前2作でどぉーにもハナについた文体pen、余計な飾りもほとんどナリを潜めて読みやすかったワgood


まず、「ナイチンゲールの沈黙」にも登場した(ってゆーか、このハナシと同時進行なのね)救急医療hospital部門のジェネラル、速水部長がなんてったってカッコイーッshineshinesign01キャーッheart04sign03救急の現場の描写には久々にワクワクしちゃったheart01。自身の身の処し方も潔くってステキッheart02sign01現実にはこんなオトコはいないわよね~。権力と地位にみっともなくしがみつくダサいヤツばっかgawk。…わたくし的には最後の、ジェネラル速水の色恋は余計だけどぉーpout。ジェラスィーッthunder


ロジカル・モンスター白鳥chickも今回は本領を発揮してたしね(でも、なんでそこにいるのか、この作品の中では今イチわかんないのよね。「ナイチンゲール」も読めってことかしらcoldsweats01?)。典型的なワル役、エシックス・コミティの沼田委員長との丁々発止punchimpactのやりとりはスリリングsweat01


エシックス・コミティで、全く患者不在の議論を展開する沼田と三船事務局長(最後は心を入れかえてたみたいだけど)は、現実の日本の医療行政そのもの。産科、小児科、そして救急医療の現場の疲弊、医師不足の問題、医療の採算主義の結果が、今まさに現実として大変な問題となってきてるわよね。医療行政の失敗ってゆーツケをわたしたちは支払わされている。エシックス・コミティの場にオブザーバーとして白鳥クンもいたんだから、そのあたりのことも一度聞いてみたいもんだわねぇsmile。役人じゃダメか…bleah


そのほかキャラ的には、リスクマネジメント委員会にチョイ出の、速水部長の上司黒崎教授もカッコよかったなぁ~happy01。わたくしもこんな度量の大っきいオトコ…もといオンナになりたいもんだわーcatface。でもその前に、権威的地位crownをゲットしとかなきゃ、このカッコよさも発揮できないんだけどねcoldsweats01


ネコ師長はじめ、看護師の面々もみんなステキに描かれてるのも好感が持てるのよねhappy01sun。仕事に生きるプロ集団。こういう人たちが、本当の意味で報われる行政を…って、つくづく思うわ~confident

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「螺鈿迷宮」

なーんか、わたくし、勘違いしてたかも。海堂尊って「このミス」出身だからばりばりミステリーshadow作家だと思ってたけど、ぜ~んぜん違ってた。赤川次郎かと思うほど、ゆる~~~~~いsnailハナシだったわ~gawk


やっぱりわたくし、この文体penムリ…。読みづらくてたまんないwobbly。前作(「ナイチンゲールの沈黙」)同様、無意味で余計なフレーズ多すぎで、ケレン味がイヤミdespair。しかもこれまでの3作、全部エーアイ(死亡時画像病理診断)の必要性がテーマ。もうわかったっつーのannoy、ってカンジ。


終末期医療の問題点をエンターテインメントとして提示しようという意図はわかるけど、こんなゆる~い仕立でいいの?日本の行政は、実際は官僚が動かしてるけど、そもそも政治がオソマツngだっつーことが一番の原因なんだから、そこまで繋げないとダメなんじゃないの?今回はロジカルモンスター白鳥も負けっぱなしdownで、全然イイとこナシだしangry


とにかくわたくし、この主人公“天馬大吉”、めっちゃムカつくッimpactpunchsign01。まぁ、最後は少しマトモになったけど、コイツの成長譚につきあわされたのかと思うと「読んだ時間、かえせーッannoyangry」って叫びたいッsign03


でもこのたび映画になった「ジェネラル・ルージュrougeの凱旋」まで文庫book買ってあるから、仕方ない、一挙にカタづけるワbearing

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