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2009/03/29

「さまよう刃」

少年犯罪ものつながりで、東野圭吾、デス。


さすが今をときめくベストセラー作家、「天使のナイフ」と比べると、その完成度と密度の高さ、リーダビリティ、どれをとっても数段上upwardrightだわね~。東野圭吾は、シネマカンタービレの「容疑者Xの献身」でも書いたけど、「黒いshadow」のよー。決して一筋縄ではいかないのbearing。だけど今作は、やっぱりこーゆー風な落としどころしかないわよねぇ…っていう筋書きで、わたくし的にはちょっと不満。フィクションなんだから、もっと、こー、がーッと行っちゃえーッdash、ってところのその先を、「白夜行」なんかをお書きになった東野さんにはゼヒお願いしたいワpen


わたくしが東野圭吾に「黒さshadow」を感じるのは、今作では、被害者のひとり鮎村の描き方。純朴chickであったがため、と思われるけど、その無垢というべきか無知、というべきか、そんな世間知らずのために、皮相的なマスコミkaraokeの格好の餌食にされ、結局自分の目的はなにひとつ果たすことが出来ないまま、惨めな形でラストを迎えてしまう。カワイソすぎ…weep。そのカワイソすぎな鮎村を、いかにも、な筆致でイヂワルく描く東野。くろいーッsign01down


特に今作に登場するようなロクでもない少年annoyが加害者の場合、主人公長峰に共感する読者は多いと思う。裁判員制度が始まって一般市民の判断が加味されるようになる時、少年法はどうあるべきなんだろう…とまたまた考えちゃいましたthink

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