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2009/06/04

「身内の犯行」

ノンフィクションライター、橘由歩氏の著作book。新潮新書です。ウスいー&アサいーweep。ま、新書だからしょーがないっちゃ、しょーがないんだけど、週刊誌の事件ルポの域を出てない感じrain


いまや、殺人事件の半数が家庭内で起きているそうで、10件のそれぞれの事件の背景をルポしpencil、その悲劇を未然に防ぐにはどうしたらいいか、という提言がなされてます。著者は自ら書かれているように母子家庭で2人のお子さんを育てておられるので、主に母親のスタンスから子育てについての意識の持ちようを説いてます。でもそれも、やっぱり単なる“感想”なカンジだし、特に新しい見識が持ち出されてるわけでもなく、加害者の不可解な精神面に深く分け入るでもないので、かなり物足りないのdown


あとがきを読むと、きちんと取材する意識もお持ちだしheart01(このあたり、例の奈良の少年犯罪について書いた“某女性ジャーナリストもどき”gawkとは違うところ、だと思いたい)、実際足を運んでいらっしゃるshoeようなので、別の機会にでも1つの事件を深く掘り下げた、ジックリ腰を据えた著作を期待したいものですconfident


ほんとに、家族って難しいもんだし、子育ては、結局それがうまく行ったかどうかなんてその子どもが死ぬまでわかんないくらい大変なもんだと思う。そういう大変な分野に挑戦するこういう仕事は偉大だとも思うdiamondshine。だけどいつも思うんだけど、そもそもここに出てくるような暴力の嵐が吹きすさぶ悲惨な家庭環境にある人は、時間的にも精神的にも、こんな書物を読んでる余裕、ないんじゃないかしら~crying

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