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2009/07/21

「ミケランジェロの暗号 システィーナ礼拝堂に隠された禁断のメッセージ」

システィーナ礼拝堂つながり~diamond。国際的に有名なラビ、ベンジャミン・ブレック氏と歴史・宗教のコンサルタント、ロイ・ドリナー氏共著の翻訳ものbook


これまたブ厚い本ながら、ものすごいスピードでdash未知の世界へと連れて行ってくれるすんごく面白い本up。システィーナ礼拝堂に描かれたミケランジェロのフレスコ画artに隠された秘密secret(当時にはってことだけどぉ~wink)を論じたものです。早い話が、カトリックの礼拝堂なのに、そのフレスコ画には、ユダヤ教のエッセンスや新プラトン主義の思想があちこちに散りばめられてるんだよーってことを教えてくれてるのgood。ユダヤ教のことなんて、ひとっつも知らないわたくしなので、「へー、そーなんだーflairsign01」っていうのと同時に「え~?それってコジツケなんじゃねgawk?」ってのもあるけど、たとえばこれまで誰もはっきりと解説してくれなかった「預言者ヨナ」の不可思議な指の形の意味を説得力を持って教えてくれるところなんかは、ひょえーcoldsweats02ってカンジなのよね~happy02


フィレンツェのメディチ家で教育された少年時代からミケランジェロの人生を追ってるから、新プラトン主義やユダヤ人への共感の流れもよくわかるし、やりたくもない絵画の仕事をムリヤリやらせる教皇crownへのコドモみたいなイヤガラセやイジワルsmile(これも秘密のひとつなんだけどね)、老境にさしかかってからの美青年への熱烈な恋心heart04なんかが生き生きと描かれてて、なんか、この500年前の巨匠がすごくカワイくcute思えちゃうcatface


で、もちろんそんなもんだけでこんな本を書くわけないわけで、この本の真髄は、当時の偏狭なカトリックなんぞフフーンbleahってなカンジで、マエストロ・ミケランジェロは、このフレスコ画に汎人類愛的思想fuji(これがまさしくネオ・プラトニズムってことですが)を描きだしていたっつー、ヒジョーに感動的なものなのですshine。やっと最近、この思想にカトリック教会が追いついてきたっていう、ミケランジェロの偉大さを謳っているのですよ。その論証がすっごく面白いのnote


それにしても、この日本語版のタイトル「暗号」ってのはどーかと思うけどなーgawk。タイトルだけだとなんか、すっごく胡散臭い本なんじゃないかと思っちゃうdown。それとも、これってトンデモ本だったのかしら~sign02

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