« 北海道大学総合博物館 | トップページ | 「暗殺者ロレンザッチョ」 »

2009/08/26

「銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件」

まだまだルネッサーンスッwinesign01塩野七生さんのイタリア3都物語の第2作目book。最初に読んだ3作目「黄金のローマ 法王庁殺人事件」よりは、小説っぽくなってて多少読みやすかったかも。


だけど、やっぱりマルコ君は「いいとこのぼんchick」以外のナニモンでもなかったわーdown。公職追放を受けてやってきたフィレンツェで、世話になってる宿の主人が犯罪でつかまり、酷い拷問を受け死罪になりそうなのを助けようとするんだけどsweat01、自分の力ではどうにもならず(助命を願うために会いに行った、この物語の主人公ロレンツィーノ・ディ・メディチの屋敷ではワインwineを飲みながら美術品に酔い痴れてるだけだし・・・gawk)結局またもや愛人オリンピアのチカラを借りてんのよね~wobbly。それなのに、その主人も周りの常連さんもみんなマルコ君のお陰、と思ってるcoldsweats02。で、それを奥ゆかしくも否定しないしcoldsweats01。オリンピアにはそのお礼に、チョー高額なネックレスをプレゼントしたりなんかしてpresent、「アホかコイツ」、ってカンジannoypunch。ま、マルコ君はあくまでも狂言回しの役だから、しょーがないかsnail


今回も登場人物たちは、暗殺される権力者アレッサンドロ・ディ・メディチ以外格調高いんだけど、それが具体的にエピソードで表現されるんじゃなく、「これこれこういう人物であった」って説明されるpenだけだから、全ッ然説得力ないのよねーsad。やっぱ小説としてこれはダメでしょpout


だけど、ボッティチェリ大好きlovelyなわたくしとしては、ロレンツィーノが自分の寝室に飾ってる「プリマヴェーラ」cherryblossomと「ヴィーナスの誕生」shineをマルコ君に見せびらかすシーンなんかは、もーまるでわたくしもその場にいるような気がしてちょーワクワクしたわ~heart02。あとは、史実であるアレッサンドロの暗殺がロレンツィーノによって、“こんなふうに実行されたのかもねー”って描かれてるところが小説として面白いわねnote


それと「黄金のローマ」でもそうだったけど、16世紀のフィレンツェの社会情勢が情報として描かれてる部分もとっても興味深いのgood。犯罪者の裁き方、処刑の仕方とかベネツィアとフィレンツェの行政体の違いとか結構面白い。こういう部分が、説明調じゃなくストーリーの中にうまく織り交ぜられてるともっとシックリ来ると思うんだけどな~japanesetea


うー、やっぱルネサンス時代のイタリアは面白い~sun。まだまだ続くわよ~on

|

« 北海道大学総合博物館 | トップページ | 「暗殺者ロレンザッチョ」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/46039376

この記事へのトラックバック一覧です: 「銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件」:

« 北海道大学総合博物館 | トップページ | 「暗殺者ロレンザッチョ」 »