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2009/08/04

「黄金のローマ 法王庁殺人事件」

ミケランジェロつながりで、長いこと本棚で眠ってたsleepy塩野七生さんの本bookを取り出してみました。サブタイトルから法王庁を舞台にしたドロドロ血ミドロ権力闘争劇bombを期待してたら、全然違った…wobbly。登場人物、全員格調高しfuji。恐れ入りました~despair


思いがけずイタリア三都物語3部作の最後の話を一番最初に読んじゃいましたcoldsweats01。1作目のベネツィアの話は、むかしタカラヅカで大浦みずきさんdramaのサヨナラ公演で演じられたのをDVDcdで観て、なんてロマンチックなハナシなのかしらーheart04、って思ってたらこれもそんな感じ。でも描写は“物語”というより“説明”に近くて、途中なかダルんじゃったdown。ルネサンス末期のローマやベネツィアの事情はよくわかって興味深いけどねthink


ミケランジェロは、ちょこっとしか登場しないんだけど、まさにシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」artを描いてる最中なのよね~。で、その時に古代ローマの遺跡からあの「ラオコーン」が発見されて、ミケランジェロがそれにインスパイアされて…、みたいな場面が出てくるんだけど、“500年前の巨匠”と思ってたミケランジェロが同時代人として生きてるような不思議な感覚に陥るのが面白かったワup。これは、塩野さんの“説明調”がまさに、読者に500年前の時代を追体験させるような効果を生んでるってことなんでしょうgood


で、なんつってもいっちばんカッコいいのは、主人公マルコ・ダンドロの恋人オリンピアの長年の愛人、ピエール・ルイジ・ファルネーゼ氏shine。何者をもひざまづかせる権力者でありながら、オリンピアには真実の愛heart01を捧げる男、かなりイケてますdiamond。だからオリンピアの最期は哀しくも切ない場面だったわ~weep


結局マルコくんってば、自分は故郷ベネツィアで公務に復職はするし、そのために恋人は(一度は)捨てようとするしdown、結構優柔不断なダメ男じゃんannoy。仕事では認められてるようだけど、ヒトとしてどうなの~?ってことで、とりあえず2話に遡ってみようーっとfish

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