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2009/09/10

「てのひらのメモ」

裁判員裁判をテーマにした夏樹静子さんのハードカバーbook


単行本の帯に「子供を置き去りにした結果、死なせてしまったキャリアウーマン。つぎつぎに明かされる思わぬ新事実」なる文章が踊ってて、思わずおぉーっimpactと手に取りました。もう、この設定からして、ちょっと下世話な興味でのぞきたくなるってもんですわねーcoldsweats01


ま、確かに裁判が進むにつれ新事実は出てくるんだけど、別に「思わぬ」って驚くほどのもんでもなくて、夏樹さんの作品だし「まだ何かあるはずsign01ゼッタイこの奥に何かあるはずーッsign03」って思いながら読んでたんだけど、途中から、これはサスペンスに主眼があるわけじゃなくて、「裁判員裁判」を描くものなんだってことに気づいたのよね~coldsweats01


そういう観方から読み直すと、ここに出てくる控訴事案は、これ以上ありえないってくらい下世話な興味を掻き立てるテーマで、夏樹さん、うまいこと設定してくれるな~って感心するcatfaceのと同時に、実際に裁判員に選ばれたとき、どんな風にモノゴトが進められてくのかっていうマニュアル的な面も持ってるんだってことに気づくのflair


参加する裁判員たちが一般市民であり、彼らがそれぞれ置かれてる環境での生活実感から控訴事案を判断していくっていうバランスの良さがこの作品では描かれてて、裁判員裁判の本来の目指すべき意義を語ってますconfident。それでいて、タイトルにつながるヒューマンな味sunもちゃんと残されてるあたり、全体的に、夏樹さんらしいベテランの手腕が光ってるカンジshine


それにしても、わたくしがもし裁判員にあたっちゃってもbell、ここに登場する裁判員たちみたいに冷静に考え、判断し、発言できるか…、自信ないなぁ~sweat01

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