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2009年12月

2009/12/31

「骸の爪」

道尾秀介氏の“真備シリーズ”第2作目book。偶然“ブツ”繋がり〜happy01。で、今作は前作と比べると完成度がかなり上がっててupツッコミどころがないくらいオモシロかったわーgood


シリーズ前作「背の眼」では、若干オカルティックshockなテイストを残しつつ、不思議現象をわざとそのまま残したりして、わたくし的にはそれもアリかと思ったけど、今回は全部残らず解決し尽くしちまったわねclear。ま、いわゆる「新本格」だと当たり前な事なんだけども。


さて、ブツの基礎をお勉強したpencilわたくしにとっては、最初の謎「笑う仏像」は不思議でも何でもなかったけど、それがなんでそうなったんだか、真備さんに説明してもらうまでサッパリわかんなかったcoldsweats01。元々ミステリーを読む時のわたくしの基本姿勢は「何も考えないsign01」なんだけど、今作では全くもって道尾センセとおんなじ思考回路になっちゃった…typhoon。お陰で最後までヤラレっぱなしだったわwobbly


前作ではちょっとカジュアル過ぎかな〜って思った道尾センセは、今作では逆にアソビがなさすぎてちょっと優等生的だったなぁgawk

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2009/12/30

「デパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理 3」(09年10月17日放映)

泉ピン子さんが、丸越デパートの販売課に籍を置く接客のスペシャリスト・天王寺珠美に扮し殺人事件を解決する2ドラシリーズtv。サブタイトル「援助交際に仕組まれた巧妙なワナ!堕ちた悪徳議員が引き裂いた母娘の絆」。


わたくし、ピンちゃんの相手役の村田雄浩さん、どゎい好きなのよねーheart04。「霞夕子シリーズ」の友行さん役も好きだしheart01、「スチュワーデス刑事」の坂東刑事役も好きだしheart02、「黒豆コンビ」の豆田刑事役も好きだしheart01(ついでに大地康夫さんも大好きlovely)、ってか、どんだけ2ドラ見てんだ、わたくし…ってカンジだけどcoldsweats01、ピンちゃんも村田さんお好きなのねcatface。「保険調査員シリーズ」もこのシリーズとほぼ同じシチュエーションだもんね。現場が「事故現場」から「デパート」になっただけpig


今回のゲストは床嶋佳子さん。「流通業再建のスペシャリスト」として右肩下がりdownwardrightの丸越デパートに送り込まれてくるのね。わたくし的にはパリッとしたスーツ姿で颯爽と現れるshine床嶋さんがどんな風に利益を生み出すか結構楽しみにしつつ見てたんだけど、ま、そんなの真剣に描こうとしたら、独立した経済ドラマmoneybagになっちゃうわよねー。ってことで、単に「丸越カード」キャンペーン強化が実施されただけデシタ…gawk。その顧客データがキーって設定になってるんだけど、ミステリーのネタ的にはちょっと弱かったなぁ~down


それにしても、天王寺さんの上司役の相島一之さん、こういう役ウマいなぁgood。あそこまでスッパリキッパリやってくれるといっそスカッimpactとするわねー。実際、自分の上司があんなんでも逆に許せそうだもんsmile

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2009/12/29

「GOEMON」

紀里谷和明監督、江口洋介さん主演の映画movie。わたくしが通う美容室のMさん(江口ファン)が「ゼッタイ観ろthunder」とサロンに行く度毎回おっしゃるので、年末休みを機に観てみましたhappy01


いや~、確かに映像はスゴく興味深かったワ~diamond。無国籍風の装置や美術、衣装はモロわたくし好みlovely。特に広末涼子ちゃん扮する茶々さまの居間は、水墨画のようなシノワズリーのようなギリシア風のようななんとも不思議なウツクしさshineで、彼女のロココっぽいドレスboutiqueと相俟って、現代的演出のシェークスピア劇を観てるみたいdrama。コントラストの強い映像もその浮遊感をさらに強めててイイカンジgood


でもやっぱ、アクションシーンはCG使い過ぎで、ものすごーくゲームgameっぽいのよねー。途中から誰が誰やら全然わかんなくなるしtyphoon。俳優さん達は相当トレーニングしたらしいけど、どこまでがナマの演技なのかシロートには判断できないから、そんな彼らの努力も水の泡なのでは~gawk?ま、江口さんの肉体美は存分に堪能させていただきましたがcatface


そんなわけで、ストーリー的にはほとんど入っていけなかったけどweep、前半のコミカルな江口さんの芝居は良かったワflair。ゴリちゃんとの掛け合いもオモシロかったし。ただ後半はあまりにもシリアスになりすぎて甘いテーマcake(平和&幸せsign01)との間にギャップあり過ぎなカンジdown。この映像と野性キャラならもっとハードボイルドbombであって欲しかったthink


わたくし的には、番外編として、前半のコミカルタッチで「GOEMON~大泥棒篇」ってのを希望しマスsmile

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2009/12/26

「壊れても仏像 文化財修復のはなし」

仏像や文化財修復に携わっている飯泉太子宗(いいずみ・としたか)さんの著作book。オモシロかったですーhappy02


もともとわたくし、ブツ鑑賞eyeが好きなので、京都・奈良のブツは相当見て回ってますshoe。でも仏像修復についてはあんまり深く考えたことはなかったのよね~。でも、わたくしが見てきたブツは全部、何度も何度も修復の手が入ってきて、そのおかげで今現在彼らを鑑賞することが出来てるってことに、この本を読んで改めて気づかされたのでありましたconfident


冒頭の「おさえておきたい仏像の基本」は、飯泉さんがお好き(だと拝察される)なガンダムのプラモのハナシに擬えてあるけど、一応かつてブツをお勉強pencilしたわたくしには、ちょっとアザトいカンジがしちゃった…despair。しかーし、この後の、飯泉さんの本職の修復の話は格別なのですよーfuji


たとえば「ホコリdash」のハナシ。仏像の修理をする際は解体するわけだけど、その際仏像の周囲のホコリから解体する過程で発生するチリやホコリまで、全部捨てずに所有者に返すっていうくだりrecycle。『修理者が価値を判断せずに、仏像から出たものはすべて返却するという姿勢はかなり重要なことだ。(中略:ここに悪質な業者は、解体して発見されたものを自分のものにしたり、台座を安価な輸入ものと勝手に取り替えたりすることがある、ということが書かれてマス)そういったことと比べると、ホコリを返す返さないは瑣末な点だが、修理者の謙虚さを象徴する姿勢でもあるのだ。』これって、あのシスティーナ礼拝堂の天井画を修復した修復士が語ってることと共通する精神がありますdiamond。人類の宝を守り後世へと受け渡す使命を帯びたヒトの姿勢は、洋の東西を問わないってコトですねshine


そして、なんつってもわたくしが一番グッthunderと来たのはやっぱり、今、この美しい仏像の姿を見ることができるのは、“永遠club”というものに憬れる人間の想いheart02のおかげであるってこと。『仏像が時を越えられるのは、修理のおかげでもあるが、実はもっと大切なことがある。仏像は早くて数十年、長くても数百年も経てば、どんなに保存状態がよくても少しずつ壊れていく。それが現在まで残っているのは、人の想いの連鎖があるからだ。仏像を大切だと思い、信じて、残していきたいと願うーそういう想いがないと、仏像は消えていってしまう。』これも、言われてみりゃアタリマエなことなんだけど、改めて、そうだわねぇ~ってシミジミconfident


これから、またブツを鑑賞する機会があったらわたくし、そんなことを思い出しながら、また違った、もう一段階深い想いで鑑賞できそうwave。飯泉さん、アリガトーbell

そしてもひとつ、飯泉さん自らが描いてるイラストartも、またイイ~味出してんのよね~smile

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2009/12/19

「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」

昨日、「かまど姫のシネマカンタービレ」ウェブ更新されました。

こちらから入れます~happy01


今回は、書ききれなかったところをちょっと追加しちゃいますーpencil


やっぱ、松本零士センセの絵artじゃないと「ヤマト」とは思えないってのが、一番の感想なのよね~weep。ま、オトコはまだヨシとしても、女子がもうッ、全ッ然ちがーうッannoysign03柳腰だったのが、いきなり巨乳キャラになっちゃってモエ~系bearing。声も昔のシリーズはどっちかってーと“オトナ系”だったのが、もう思いっきりキャピキャピribbon。なんだかなぁ~gawk


絵柄は、背景やヤマトなんかのメカニックはCGだから、「おぉぉ~進化してる~ッsign01」なんだけど、キャラクターは昔っぽい味を引き継いでて、そこんとこはミョーに懐かしかったspa斎藤美奈子さんの「フェミコード」的観点から言えば、ヤマトの乗組員は紅2点になってましたねー。30年かかって、やっと女子は2人coldsweats02。しかもひとりは相変わらず通信員だし。こっちは全然進化してなかったわねdown


あと、宮川泰さんの音楽は天才的遺産shineなんだけど、今回劇中のオリジナルの新曲はなかったのでは?戦闘シーンはほとんどクラシック曲で(ピアノはわたくしの大好きな横山幸雄さんheart04でしたが)、どーにも手抜き感が拭えないカンジsleepy。ま、エンディングのアルフィーは(ちょっと古めのcoldsweats01)時代性も何となく感じさせて、あれはあれで良かったかもbleah

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2009/12/18

「黒い扇」

平岩弓枝さんの昭和35年のミステリーbook。これも文庫裏表紙の作品紹介『昭和30年代の日本舞踊界、歌舞伎界、花柳界など、華麗な世界を舞台に展開するロマンミステリーの傑作が、(以下略)』にダマされたわpout


ちょっと昔のこういう小説を読んでると、もしかするとわたくし、昨今の「新本格」なるものの“薀蓄”に毒されてんのかしら~?って思っちゃうthink。「日本舞踊界」とか「歌舞伎界」とか「花柳界」とかの薀蓄を知らぬ間に期待してたらしく、あまりのウスッペラさにガッカリdown。素人探偵の銀座の料亭のお嬢さんribbonと歌舞伎の音羽屋の御曹司drama(今はチョー人気の映画movieスター)がチカラを合わせて殺人事件を解決しようとするんだけど、昔の少女マンガそのまんまな幼稚な恋愛heart02がメインで、これは、まさに“古き良き時代”のノンビリムードspaを味わうだけ、な作品ですわねsnail


肝心のミステリーの内容も全くイマイチgawk。愛人たちが次々と殺されてしまうという日本舞踊家元が、美貌でイロケkissmarkをウリにしてるようなオンナなんだから、その過去に事件の根っこがあるなんて容易に想像できるし、真相がわかっても全ッ然意外でもなんでもないし。実にツマんなかったng


こんなの今さら新装版にするイミがわかんないtyphoon。もう、こんな程度で「傑作」なんて帯に書かないでよねーッannoysign03ったくpunch

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2009/12/15

「貧困と愛国」

雨宮処凜さんと佐高信さんの対談本karaoke。ちょうどお父さんと娘ちゃんの年齢差のおふたりの対談ですね。わたくし的にはかなり面白かったデスgood


雨宮さんは以前読んだ対談集にちらりと登場してたのを読んで興味をもったもんでflair、まずはたまたま目についたこの本を手に取ってみました。雨宮さんはメジャーなメディアにも取り上げられてるけど、これを読むとそのワケがよくわかるconfident。ほかのワーキングプア系のひとたちの書いたものからは、何とも言えないドス黒ーいモノnewmoonがにじみ出てて(キモチはわからなくもないけど…)、なんかだんだんハキそうになるのよねsad。でも雨宮さんからはそういったネガティブなものが感じられない、っていうか、そういうものを一度自分の中で考えに考えて消化してから、冷静な言葉でアウトプットしてる。だから、周りの人たちも聞く耳を持つ、ってことなんじゃないかしら。わからないことや知らないことに対しても「それって何ですか?」ってスナオに聴く姿勢にもとっても好感heart01持てるし。ご本人もとてもツラい目thunderに会いながらも「これってどういうことなのか?」常に疑問を持ちながら自ら勉強して、いろんな人に影響を受けながら自分の考えや行動を決めてきたのねぇ。わたくしより年下なのに、100倍リッパだわ~shine


で、そんな雨宮さんから、ちょうど30歳年上の佐高さんも、「未知との遭遇」的オモモチでハナシを聞いてる。この本にはふたりが対談している時のモノクロの写真cameraも掲載されてるんだけど、佐高さんの表情がまたイイのよね~smile。なんか新しいものを発見して戸惑ってるケドこんなにいろんなことを考えてるワコウドがいてくれてちょっとウレシいcatface、みたいなカオしてる。佐高さん的には「戦後民主主義の失敗が実際に現れてしまった世代」として雨宮さんのお話を真摯に受け止めてる、ってとこですね。やっぱり世代間の価値観の違いって、ほんとにスゴいものがあるわね。わたくしはこのおふたりの真ん中よりちょっと雨宮さんよりのところにいるけど、この2つの世代とも全然違うところにいるカンジだしthink


そんなわけで、どちらの世代から見ても“濡れ手に泡”世代coldsweats01のわたくしにとっては、とってもシゲキ的impactな対談本デシタdiamond

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2009/12/13

「黒い樹海」

松本清張氏の推理ものbook


今年は松本清張さんの生誕100周年birthdayってことで、続々と復刊やら新装版やら出ていて、実はこの本の前に「火の路」っていうのが面白そうだったんで手に取ってみたんだけど、読了できなかったのweep。「歴史学界の学閥主義を鋭く描いた古代史ミステリー」っていううたい文句で、日本の古代史にもペルシア文明にもちょっと興味があったからイケるかと思ったけど、松本氏が登場人物の若い女性研究者を通して古代史の自説を細々と延々書きまくってるpenせいで、ついに耐え切れなくなっちゃってdown


で、次は一気に身近な世界へ行っちゃえと、これ。最近感じるのは、文庫本の裏表紙に載ってる紹介文、大げさすぎか、間違ってるかどっちかだってことng。この作品では「マスコミに潜む人間悪を抉る推理の傑作」ってなってるけど、全然違うからannoy。特に前半部分がangry。ま、後半部分も「傑作」って言っていいかどうかはビミョーgawk。っていうか、松本清張ってもはや古典なのよね。動機もトリックも背景も出尽くした感のある今読むと、あんまり驚けないもん。「推理小説」の歴史上、いかなる価値があるかっていうことの方が重要なのね。


とは言え、昭和30年代前半に書かれたこの作品を読んでると、当時の女性がとっても“なでしこcute”だったってことには新鮮な驚きcoldsweats02があったワflair

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2009/12/12

札幌交響楽団 第524回 定期演奏会

いや~、今日は広上さんのダンスィング・コンダクターぶりを見るだけでも楽しかった~notes。昔岩城宏之さんの著作bookで、1回の演奏会で何㎏も体重が減るcoldsweats02って読んだことがあったけど、まさにsign01広上さんの場合そのダンスィングは、日舞からワルツ、NHKのラジオ体操を通過してパラパラ(死語かsign02)まで、レンジがワイド過ぎッcoldsweats01sign01でも、今日の楽団員のみなさんの表情を見ていても、まさに「のだめ」ミルヒーの「さぁ、楽しい音楽の時間の始まりデスnote」だったワ~happy01


今日はプログラム1曲目のショスタコービッチ交響詩「十月革命」やストラヴィンスキー「火の鳥」で大編成のオケを聴かせてくれました。さすがにナマの4管編成はめったに聴けないのでスゴかった~happy02。大迫力impactsign03それにしても、指揮者が変わると音が変わるってのはホントだわね。ショスタコの最初の1音目、おおッ?って思った。何かが違う。深み?広がり?重み?う~む、文字ではなかなか表現しずらいデスweep


さて、楽しみにしてたラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番ハ短調」、ソリストのニコライ・ルガンスキーさんにはわたくし、ブッ飛びましたーbomb。まさに“ヴィルトゥオーゾ”ッsign01絡まりそうに長い指でものすごーくカンタンソーに弾いちゃうwobbly。音色もすごく美しくて、特にアルペジオは水琴窟の水滴のようshine。フレージングなんかはめっちゃロマンティックheartなのに、音に透明感があって、札響との相性も良さそうheart04。時々オケの音がデカすぎね?ってカンジもしたけど、広上さん、鳴らしたかったのかなぁwink


今回、わたくしすごーくウレシかったconfidentのは、「火の鳥」演奏後のカーテンコールで、広上さんが管の楽団員を次々と指名してその演奏を称えたんだけど、ファゴット主席の坂口さんに一番大きな拍手&ブラヴォーが起こったことhappy02。なんとなくファゴットってジミメな印象だけどcoldsweats01、いやー、坂口さん、良かったですぅーdiamondshine


で、今月のわたくしのツボchick。ソロの時のニコライさんのお顔を横からじぃぃぃぃーっと見つめてeyeいらっしゃったヴァイオリン主席の大森さん。“魔法の指”よりおカオを見つめてた時間が長かったわヨsmile

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2009/12/10

常盤ロータリータワー

Photo 今日の午後5時少し前watch、仕事で訪れた道北経済センターを出たところで、撮影~camera

常盤ロータリーの中心にあるシンボルタワーのイルミネーションshine。このシンボルタワー自体が氷柱や雪snowをデザインしたものだそうだけど、イルミネーションによって、さらに雪が降り積もってるカンジ~happy01

今のところ旭川は雪は少ないけど、歩道にヘバリついてる雪がビシッと凍って、今日はトゥルトゥルsweat01でした。歩くのコワかった~shock

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2009/12/06

「物は言いよう」

評論家・斎藤美奈子さんの著作book。「FC」(フェミコード)的に世の中を観察してみた評論。「FC」とは、“言動がセクハラや性差別にならないかどうかを検討するための基準”ということだそうです。


政治家から言論人、作家などが公の場で発言した内容をこのFC的観点から、斎藤さんならではの切り口でバッサバッサthunderやってます。これを読んでると、一応普段気をつけてるつもりだったわたくしも、まだまだだなぁ~と反省sweat02。難易度の高い事例なんかでは、どこがどうモンダイなのか、全然気づかなかったし…wobbly


FCは、あくまで「公式の場でのマナーribbondrama」としての基準であって、ハラん中では「このクソババァ」って毒づいてても、ま、ヨシなわけですcoldsweats01。が、やっぱ、普段ハラん中であっためてるものspaは、油断したとたん外に出ちゃうわけで、やっぱ意識の問題ですわねdiamond


斎藤さんは、いわゆる“フェミニズム”に対しては一歩引いた立ち位置footにいながら、あくまで“女性の人権を尊重するshine”っていう基本をゼッタイに外さないあたり、信用できるかなーってわたくしは思ってますconfident

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2009/12/03

「無責任の構造 モラル・ハザードへの知的戦略」

社会心理学を専門とする社会学者、岡本浩一氏の著作book。めちゃくちゃ示唆に富んでて、読後背筋がピシッupdownとなりました。


大きな社会問題となった食品表示偽装や自動車メーカーのリコール隠しなど、組織における「無責任の構造」を引き起こすメカニズムを分析し、それへの対処方を、現場とトップそれぞれの視点から提言したものなんだけど、組織の一員としてほんと、痛いところをビッシビシ突かれちゃて、イタターっimpactてカンジbearing


日本的な特徴として「権威主義的人格」なるものが、この「無責任の構造」に深くかかわっているってことで詳細な解説がなされてるんだけど、この「権威主義的人格」から完全に逃れるのって不可能なんじゃないかと、ヘタレなわたくしなんかは思ってしまうweep。何か権威となるもの、権威とまではいかなくても基準となるものをやっぱ頼ってしまいたくなるもんねぇ。ってか、“自分の拠って立つものdiamond”を自分の中に確立するのって、それはやっぱり相当な経験や知見が必要でしょう。…ってことを岡本氏は「属人主義から属事主義へ」ってキーワードkeyで説明してます。


岡本氏はこの著書で、組織内で「内部告発」せざるを得ない状況に陥った時どうすべきかを想定して、その戦略を伝授してくれてるんだけど、まずは自分の周囲の状況を分析しsearch、自分の意見に間違いがないか謙虚かつギリギリthunderと吟味し、然る後段階を追って自分もなるべく窮地に陥らぬよう慎重に事を進めるべし、と。最終的に自分の武器となるのはオノレの「専門的知識の深さclub」と個人としての「個」の強さspade以外にないってのは理解できるけど、そこまで自分を確立するにはほんとにナマハンカなことではムリだわよねsweat01。はぁ~wobbly


でも全編に、すごく凜とした高潔な雰囲気fujiが漂ってて、キビしいけどなんとなく勇気heartをもらえる1冊デシタbell

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2009/12/02

「のだめカンタービレ 23巻」

つひに「のだめ」グランド・フィナーレendsign01なんだか評判がイマイチのようだけど、一応音楽好きのわたくし的には、とっても納得のフィナーレshineでしたfuji


のだめちゃんのこれまでの歩みを振り返ってみれば、最後もその繰り返しだったんじゃないの?ってトコなんだろうけど、実は22巻で巨匠シュトレーゼマンと魂が持ってかれるような協演をしたってことが、なんつっても決定的impactな違いなのよね~。特にのだめちゃんみたいな演奏をカンペキにフォローするフルオーケストラとガッツンガッツンthunder“競演”した体験は、たぶんスバラシい演奏家にしかほんとは実感できないことなんだろうけど、千秋パパの言うとおり『シュトレーゼマンとやったら最高にきもちよかったからkissmark』ってことなんだろーなーってsmile


だから、その後、のだめちゃんの「音楽スキスキheart04」の確認(コドモたちとタイコで遊んだり、テキトー即興演奏したり)と、千秋サマとのピアノ連弾は、かつての単なる焼き直しなんかじゃないのよね。全然違った意味を持ってのだめちゃんの中で“プロの演奏家”としてキッチリ内面化されたわけです。その意味でほんとにのだめちゃん、オトナになったなー、とhappy01


で、ここまで来ると、これまでのだめちゃんを指導してきた先生方、ハリセン先生も、オクレール先生も、シュトレーゼマン(ミルヒーとしてはサイテーだけどcoldsweats01)も、それぞれの人間性とやり方で、「天才のだめ」を育てようとしてきて、そのどれひとつ、ムダにはなってなかったーってこともわかるの。よく出来てますgood


そして、“実は努力のヒト”千秋サマはのだめちゃんの音楽に恋焦がれてるheart02。のだめちゃんのピアノの音でナミダするシーン、わたくし、とってもとってもよくわかるワdiamond。わたくしも途中で気づいたけど、このお話、千秋サマの成長物語でもあって、最後のシュトレーゼマンの独白『でもよかったね ふたりとも ちゃんと分けて ひとつになった』はまさに、この物語のラストにふさわしい、胸にじぃぃ~んと来るセリフでしたweep。きっと、のだめちゃんはこれからも「ムキーッsign01」だったり「プシュ~dash」だったりしながらプロの演奏活動を続けて、千秋サマはコツコツと勉強pencilを積み重ねながらステキな音楽noteをつくり出していくんだろーなー、って思い浮かべられる最終巻デシタsun


「のだめカンタービレ」って、思いっきりヘンなキャラクターがワンサカ出て来てbomb、ガハガハ笑えてhappy02ハデな印象があるけど、音が出てこない紙媒体なのにまるで音が流れてくるかのような表現力notesで、“人間の感覚”っていうとってもセンシティブなテーマをすごく繊細に描いたイイ~作品だったナ~って思うのclover。ラスト近くののだめちゃんと千秋サマの連弾のシーン、千秋サマのモノローグ、サイコー~shineshine。二ノ宮さん、スバラしーsign01ブラーヴァhappy02sign03

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