札幌交響楽団 第527回 定期演奏会
1曲目は三善晃「交響三章」。ニガテな現代音楽だったけど、意外と面白かったかも
。それぞれの楽器の特性を生かした楽曲作りがスゴいなぁ~
ってのがわかったからかナ?全く初めて聴いた曲だったにもかかわらず、ところどころ「なんか聴いたことあるカンジ?」ってのがあったんだけど、休憩の前に入った尾高さんのMC
(こんなの初めて~。いつも期末にはやってるのかしらん?)で、合点がいきました
。現代日本の作曲家に多大な影響を与えた楽曲だそうで。どーりで
。
それにしても、現代音楽ってどう聴きゃいいのかさっぱりわかんないワ。演奏する方も相当タイヘンそうで必死感バリバリ
。岩崎さんがあんな鬼の形相で譜めくりしてるの初めて見た~
。ってくらいオケのみなさん熱演
なのに、シビれるような最後のピアニシモの中、地鳴りのように響いてきたイビキ
。ったくどーしたらこんなシチュエーションで寝れるかねぇ
?隣のヒトもこーゆー場合は「ケリッ
」もアリだと思います。わたくしだったら思いっきりヤってるわね
。
2曲目はラフマニノフ「交響曲第2番ホ短調」。稀代のメロディーメーカーのチョーロマンティック
な楽曲。特に第3楽章のアダージョは有名よね~
。今日の演奏は、ノーブルな薫り漂う上品なカンジ
。でもそのアダージョはゆったりたっぷり謳い上げてましたねー
。木管が美しくて
。なんか最近わたくし、オーボエの宮城さんの音がツボ
になってるらしく、今日も宮城さんの音(あれはイングリッシュホルンでしょーか。ちょっと長めの)に、泣きそうになっちゃた~
。別にあの、ハンガーにぶら下がって風になびいてるみたいな演奏姿勢にハマってるわけじゃないのよ~
。
ところで今日ふと気づいたんだけど、札響の弦パートって女性が多くなったわねー。しかも若くて美しいヒト多し
。
そんな中、男子が頑張ってる「闘うコントラバス軍団」、今日も助川さん、カッコ良かったわーッ
1曲目、隣の斎藤さんがめくった楽譜のページを例によって弓でステキ
に押さえた後、そのページの別の箇所へスッと弓の先を動かすと、隣の斎藤さんが、ウムとうなずきました。要注意フレーズの再確認
だったのでしょうか。コミュニケーションが緻密だワ、ステキ…
、などと妄想を膨らませてたわたくし
。…だって曲の方、よくわかんなかったんだもーん
。
何はともあれ、今期わたくし皆勤賞。札響メンバーのみなさんもお疲れ様でした~
。また来シーズンも楽しみにしてます~
。
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コメント
こんにちは!
今回の定期、私は行けなかったんですが、高校生の息子が行って「1曲目は間違ってんだか、そういう曲なのか区別がつきにくかった」と言っておりました。
2曲目は「良かった」という感想でした。
最近指揮者がトークをするというのが、ある種のブームのようになっています。別に目くじらを立てることじゃないのかも知れませんが、コンサートであってトークショーじゃないんだから、これが当たり前のようにならないといいなぁと思っています。あくまでも演奏で勝負してほしい。そう感じてしまいます。
イビキはほんとうにまいります。
先月のフルート・コンチェルトのときに、私もひじょうに不愉快な思いをしました。
投稿: MUUSAN | 2010/03/23 07時00分
MUUSANさま、こんにちは~
。
ほんとに、現代曲はよくわかりません
。今回の曲はそれでもまだ緻密なアンサンブルが“面白い”とは感じましたが。なかには聴いていて不愉快にすらなるものもありますよね。「芸術」だからそれでもいいんでしょうが…
。
個人的には、小さなリサイタルなんかで演奏者が曲の解説
をしてくれたりするのは勉強にもなりますしウレシイと思うのですが、やはりオーケストラではちょっと違和感ありますね。演奏で勝負しろ、というのは全くその通りだと思います
。
先日、許光俊さんの「クラシックを聴け!」という本を読んでいましたら、本当のクラシック音楽とは作曲家が神に代わって世界の真理を記述しようとしたものだ、という定義を読んだ時、ものすごく納得するものがありました(この本自体は、ちょっとハッタリっぽいところがあって気に入りませんでしたが
)。そんな場でやっぱイビキは不遜ですよね~
。
投稿: かまど姫 | 2010/03/23 21時09分