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2010年5月

2010/05/31

「議会の迷走」

佐藤賢一氏の「小説フランス革命Ⅳ」book。相変わらず順調にかっ飛ばしてますbaseballdashhappy01


ついにミラボー死すsign01あぁ、こんなスゴいオトコが死んじゃうなんてぇーッsign01


前巻で登場した腐れ縁のタレイランとのやりとりが相変わらずケッサクimpact(今風感覚の会話がサイコー面白いッhappy02sign01)で、死に際に向かってますます光輝かんshineばかりに魅力的になってったミラボー。まさに「怪物」thunder。この男がもう少し生きていたなら、革命も確実に違った方向へ進んでいったんだろうなぁflair。そっちの世界も見てみたかったなぁ。佐藤さん、この線でスピンアウト作品、描いてくれないかなぁcatface


よくも悪くもフランス国民の精神的支柱だったミラボーが去り、ますます混迷typhoonの度を深めていく議会。これからフランスの行く末を握っていくロベスピエール、タレイランたち、キャラたちが“人間として”めっちゃ生きてるnotes「小説フランス革命」。「ベルばら」でもおなじみのフェルゼンcloverも登場して、いよいよ次巻は「王の逃亡」。ぎゃー、これからどうなっちゃうのかしら~(展開は知ってるケドsmile)。

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2010/05/30

「イラストで読むルネサンスの巨匠たち」

杉全美帆子さんイラストのビジュアル本book。とにかくホンワカspaしたイラストで、知ってるエピソードもすっごくカワユくcute描かれててナーイスッgoodsign01


学生時代に読んで、ルネサンス美術に惹かれたきっかけとなった、高階秀爾さんの「ルネッサンスの光と陰」でも紹介されてたヴァザーリの「芸術家列伝」をもとにして、ルネサンスの巨匠たちをイラストartで紹介したもの。


本屋さんでページをパラパラめくってた時、ブレネレスキのイラストを見て「ぷっdelicioussign01」。頑固ジジイ風のブレネレスキが、ドゥオーモのクーポラを大事そうに抱え込みながら、ヤなカオでこちらを振り向き、「わしがひとりでやる」「バカは去れ」っていう手書きのセリフに、もーわたくし、ヤラレimpactました。即買いmoneybag。このブレネレスキのページ、何度見ても「ぷっdelicioussign01」あの、世にも美しいフィレンツェの「花の大聖堂cherryblossom」のクーポラを、こんな性格の悪いジジイが造ったなんて、世の中の不思議だわね~smile

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2010/05/28

「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」

本日、「かまど姫のシネマカンタービレ」ウェブ更新されました。

こちらから入れます~happy01

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2010/05/24

「聖者の戦い」

佐藤賢一氏の「小説フランス革命Ⅲ」book。この巻では、聖職者たちを中心にした革命期の議会を舞台に、その流れを追ってます。


ここでは、大貴族の出でありながら次男の生まれだったのと足が悪かったせいで、跡継ぎになれず、それでも家柄にモノを言わせまくってフランス屈指の大司教座に座る若き聖職者、タレイランがものすごく魅力的な人物thunderとして出てくるのよね。すごい美形なんだけど、ちょータカビーのオレ様crown。でもきっと生まれながらの貴族ってこんなカンジなんだろうなぁ。腐れ縁のミラボーとの関係がまたソートーに面白いのよねーhappy02。タレイランはミラボーを"下僕”視し、ミラボーはタレイランをうまく”使役”しようとしながら、ポーカーフェイスで、相手を出し抜くチャンスをネラってる。思わずニヤリな関係smile


そしてこの巻で初めて出てくるマリー・アントワネットちゃんribbon。ミラボーの視点から描かれてるんだけど、見事にその気位の高さfujiと同時に浅薄さが浮かびあがってますね。この浅はかな王妃さまがこのあとどう描かれていくのか、楽しみ~bleah


それにしても、こうして小説仕立てにされると余計によくわかるけど、「フランス革命」ってホントにめちゃくちゃ複雑な様相typhoonを呈してたのね~。こういう中で頭角を現す人物ってのは、やっぱり理想があって、それを実現させるための構想があって、理論があって、説得力ある弁舌があって、そして何よりも、ゼッタイに理想を実現させるんだrocksign01っていう精神力を持った人間ってことになるんでしょーか。うぉーpunch


で、この巻のラストには、”恐怖政治の大天使coldsweats02”サン・ジュスト氏登場ですッsign03うぉーpunchsign01

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2010/05/23

「京都殺人案内 32」(10年2月27日放映)

藤田まことさん主演の長年続いた2ドラシリーズ最終話tv。サブタイトルが「追悼 藤田まことさん 役者人生 魂の遺作」です。ほっんとに残念なことですcrying。このシリーズも「はぐれ刑事純情派」に似たとこがあるんだけど、娘役の萬田久子さんとのやりとりの暖かさやクロード・チアリさんの哀愁漂うギターの音色notes、よりベタベタの京都弁をしゃべらはる藤田さんが大好きでした。ウウウ・・・weep


やはり、緒方拳さんの時も思ったけど、遺作はなんだか見ていてツラいものがあります。まなざしや声に張りがなく、今回の藤田さんもイタイタしくて・・・。体調が思わしくなかったのか、勝手な行動をしたことにより上からのお咎めを受けて"自宅謹慎”という設定。半ばアームチェア・ディテクティブchairと化してました。でも今回も、「どこかでボタンをかけ違えてしまった」犯人を思いやる、懐の深い音川刑事を見せてくれましたconfident


事件を解決した後のエンディングは、公園のベンチに背を丸めて座り、待っていた娘(萬田さん)と連れだってご飯を食べに行くrestaurant、っていうシーンだったんだけど、その後ろ姿がほんとに”おじぃちゃん”で、わたくし涙を禁じ得ませんでしたweep。悲しくてたまりませんrain

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2010/05/19

「テネシーワルツ」(10年2月17日放映)

第28回横溝正史ミステリー大賞テレビ東京受賞作品をドラマ化したものtv。なーんか、腑に落ちない、解せないハナシだったなぁdown


戦争の傷跡をいまだに抱える人間たちのドラマなんだけど、なんか今更感が強いのと、犯罪(殺人事件を引き起こす原因となる脅迫事件)の動機があまりにも自分勝手過ぎで全く理解できなかったng。戦争を背景にしてりゃ何でも説明できんのか?ってカンジgawk。同じテーマでの作品が多い松本清張だともっと切なくてやり切れない気持ちになるんだけどね。比べちゃ酷かcoldsweats01



事件の首謀者は夏八木勲さん扮する中古レコード店オーナーの野村。とにかくこいつのやることなすこと、全く意味不明typhoon。脅迫の理由も、脅迫の下手人に他人を使った理由も、真相がわかった後「馬淵さん(下手人に仕立てた他人)を巻き込んで申し訳なかった」だの「(脅迫相手に向かって)もう終わりにしよう。」だの「私の戦後は終わった。」だの、言ってることがまったくもってメッチャクチャbomb。オメーが言うなッannoysign01ってカンジ。戦争のせいで、この野村も屈折しまくっちゃったんだろうけど、共感不能なキャラbearing。原作ではそのへん、ちゃんと描かれてんのかしら?


とにかく、作品のキモ部分は「はぁ~sign02」だったんだけど、主役(高島礼子さん)の夫で新聞記者の役・佐藤二郎さんは相変わらず個性的で面白かったgood。実際、こんな新聞記者はいないと思うケドもsmile

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2010/05/16

「弥勒」

篠田節子さんの1998年の作品book。こないだ久しぶりに篠田さんの新作を読んだら、「篠田味restaurant」を思い出しちゃって、長いこと本棚に死蔵してた652ページ、厚さにして3センチの文庫を取り出したのでしたon


「人が生きるということは、殺すことだ。果たしてそこに、どんな救いがあるのか?」っていうものすごい深淵なテーマを、これまたものすごい強靭な精神力で描いた作品diamond。篠田さんの小説って、緻密な構成と説得力のある筆力、不自然な妥協をすることのない潔さ、人間の心理の奥底を覗き込む冷徹な視線、ほんとにわたくし、感服いたしますconfident


新聞社で美術展artを担当する事業部員の永岡が、美しい仏教美術shineを擁するヒマラヤ山麓の王国パスキムの政変に巻き込まれ(ってか自ら飛び込んで)、地獄を生きるハメになるんだけど、自分の価値観がすべてぶっ壊されたimpact後、彼はどう生きていくのか。


この永岡ってのが、日本ではかなり独善的な唯美主義の、いわゆる“文化人”的な(もちろん、ヤラシい意味gawkでの)キャラ。マスコミの人間にありがちなタイプだわねdown。表層的な知識しか持ってないくせに「無知な民衆に本当の価値を教えてやる」的なpig。でも、極限状態に置かれれば、人間、だいたい似たような行動に出るだろうから、彼のいかにも日本人的なアマちゃんでヘナチョコな行動を篠田さんは徹底的に冷徹に描くpen。きっとわたくしも間違いなく同様。イヤ、その前に飢えと疲労で死んでるかcoldsweats01


クーデターによる完全平等社会の建設が失敗し、崩壊していく経緯も驚異的な想像力で編み出し、密度の高い描写による”地獄模様typhoonエピソード”の積み重ねで、ラストの「救い」の意味が生きてくるようになってるのね。3センチの厚みが、腹の底から湧いてくるようなラストの感動を生み出すのwave。わたくし、ボール紙で作られたチョルテン(携帯式仏龕<ぶつがん>)のエピソードにはほんと、泣きましたweep。永岡がこの地獄に転落するきっかけとなった、世にも美しい弥勒仏がどんどん重たく感じられてくるのがとてつもなく象徴的で、ブツ好きなわたくしには衝撃的impactながらも、納得の展開でしたfull


あぁ、ますます篠田さん、ホントにスゴいthunderデスgood

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2010/05/15

札幌交響楽団 第529回 定期演奏会

Img061 今日はなんだかとっても幸せな気持ちになっちゃった~heart02。これもひとえに庄司紗矢香さんのオカゲですぅ~shine


モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」』。初めてナマのお姿を拝見した庄司さんの第一印象は、”コガラなのね~cute”だったの。でもその演奏は、見た目と共通するところがあって、大音量じゃないけどプラチナshineみたいに芯のしっかりした引き締まった精神性diamondを感じさせるものでした。穏やかに深く思索した結果の音楽って感じがするのconfident。曲が始まったとたんすぐに音楽に没入する様子は天性のものも感じさせるしflair、演奏姿もカッコいいしgood、楽章の間にはうれしそうな笑顔happy01も見えて「楽しそうだなぁ~」heart04って。モーツァルトって、ヘタするととてつもなくツマンないdown演奏に陥りがちだと思うんだけど、今日は、ほんとにゆるんだところの1コもない、聴くほうも心地よい緊張感で「幸せ感満杯heart01」になるアマデウスだったワ~bell。札響オケメンバーの、庄司さんをやさしーく包み込むみたいなカンジもすっごくハートウォーミングheart01で。アンコールのバッハもよかったしぃ~notes


後半はシューマン『交響曲第3番変ホ長調「ライン」』。先日の安永さんを聴いてから、にわかに気になるclip作曲家になったシューマン。それまでは「シューマン」と聞けば「シューマイの皮で作ったマンジュウ」なるモノtyphoonが真っ先にアタマに浮かんでいたわたくし、進歩したものですscissors。演奏会が始まる前のミニトークkaraokeで高関さんご自身がお話してたけど、難しいシューマンのシンフォニー、ウマくいったんじゃないかなhappy01?特に第1楽章と第5楽章の「いきいきと」は、まさにそんなカンジnoteで、メリハリの効いたフレージングに合わせてメンバーの身体が稲穂のように一斉に左右にナビイてたのは微笑ましかったわchick。まさに熱演sweat01sign01高関さんもいつにもましてダンサブルだったしsmile


1曲目の柴田南雄「シンフォニア」、いやー、もー、全ッ然わかんなかったけどおもしろかったcatface。聴いてる間中、わたくしのアタマん中には、ずーっと白黒の「恐怖映画」movieの映像がグルグル回ってたshock。「ホラー映画」じゃなくて、「恐怖映画」sweat02。フランケンシュタインみたいなフルーい映像。ま、こんな聴きかたear、ゼッタイ間違ってると思うケドcoldsweats01


さて、オーケストラの演奏会においてトークkaraokeなるものは不要だとわたくしは思いますが、指揮者自らのお話ってのも、意外と興味深かったカモwink。大好きな高関さんのナマゴエも聞けたしlovely。想像通り、深みのあるステキなお声デシタ~。フッフッフcatface

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2010/05/14

「バスティーユの陥落」

佐藤賢一さんの「小説フランス革命Ⅱ」book前回楽しみにしてた、デムーランくんがいかにしてバスティーユを襲撃impactするに至ったか。かなりユカイな展開デス~happy02


いやー、さすがミラボーさん、煽り方がウマイ、ウマイnote。パリがキナ臭くなってきたと聞くや早速、自由主義的な論客の集まるパレ・ロワイヤルで、恋人リュシルちゃんと一緒にいるデムーランくん発見ッeyesign01同じテーブルcafeに押し掛けdash、リュシルちゃんに、オノレの男クサイ野生味leoをグリグリ見せつけつつ、デムーランくんをヤラシーく煽る、煽るdanger。とっても分かりやすい動機で、つひにデムーランくん、立ち上がるッpunchsign01やっぱり、カワユイsmile


その後のテュイルリ宮の動乱から、この巻のクライマックス「バスティーユ陥落」まで圧巻typhoon。でも、佐藤さんの筆致ってなぜだかゆったりした印象を受けるのよね~。おっとりした上品さを感じるの。作家自身の持ち味なんでしょうねぇ。だけど、決して弛緩してるわけじゃ全然ないのよね。フシギcatface。ここの部分、ふと「ベルばら」ではどんな風に描かれてたか気になって見返してみた。こっちはスゴかったーcoldsweats02。切迫感&緊張感&躍動感の怒濤の攻めwave。みんな叫びまくりimpact。70年代は熱いデスbomb


6、000人近いパリのおかみさんたちが「パンbreadを寄越せsign01」と叫びながらベルサイユ宮殿を襲ったという有名なエピソードも、なにやらちょっとユーモラスに描かれてて目からウロコhappy01。ミラボーさんによれば、オトコたちが議会で「あーでもない、こーでもないrock」とやってるうちにオンナたちがあっさり国王を拉致しちゃった、これにて革命成立end、と。なるほど、そうも言えるのか。オモシロい~bleah


でも、まだまだ続く「フランス革命」。いろんな立場の人物がそれぞれの思惑と策謀でフランス国を動かそうとする、ますます面白くなってキターッhappy02impactsign01

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2010/05/13

「萬屋長兵衛の隅田川事件ファイル 2」(10年2月15日)

里美浩太朗さんが、浅草の質屋のおやじさんに扮して事件を解決するシリーズtv。オソロシくシブい作りjapanesetea。なんたって浅草だからね~smile


内容的にはたわいのないものなんだけど、韓国料理店restaurantに集う長兵衛(里美さん)の仲間がイイ味出してて、浅草らしい人情をからめた展開になるってのが、このシリーズの持ち味spa。で、ほんとは講談師・美鈴(安達祐実さん)と長兵衛とのからみがもっと軽いともっとイキイキしてくるんだろうけど、まだちょっとコナレてないカンジなのが惜しいweep。でも今回は、美鈴が犯人に拉致されて危ないところdangerを長兵衛が助けた後、「コイツめ」ってカンジで美鈴を後ろからドツくpaperimpactシーンが一番笑えたかな。こんくらいのノリでこれからも行ってほしいなぁhappy01


友情出演の中村梅雀さんが、またいいのよね~sun。浅草で扇子屋さんを営む旦那。今回もさりげなく事件の小さなキーkeyを握ってたりしてね。長兵衛と小料理屋で一杯bottleなんて、ほんとハマリすぎ~catface

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2010/05/10

「さよならドビュッシー」

中山七里さん著、第8回「このミステリーがすごい」大賞受賞作book。ドビュッシーnoteはわたくしも聴くのは好きheart04なので、ドレドレ?ってカンジでeye


ミステリーとしては、海外もの原作の2時間サスペンスドラマtvで似たようなのを見たことがあるくらいだから、はじめの設定ですぐにネタはピンflairときちゃった。でも、この作品のおもしろさはミステリーだけじゃないのよね~wink


審査員のなかには、音楽についての記述が劇的すぎて、なんだかな~ってヒトもいたけど、わたくしは共感したワーconfident。コンサートでモーレツに感動heart01する時ってこんなカンジだもん。きっとこの書評家なるヒトはクラシック音楽でホントにカンドーした経験がないんでしょうねぇdown。音楽に関するこのドトーの盛り上げup方は、わたくしの好きな篠田節子さんの「ハルモニア」にも負けてなかったと思うワrock


ま、確かに音楽シーンに限らず、書き方がシツコイってのはあるかも?ストーリー上、ハンデキャップに関する記述が多いんだけど、正論の精神論がけっこうシツコク出てくるgawk。いや、気持ちはすっごくよくわかるんだけど、それって事細かに解説しちゃったらダメでしょう、小説では。それと、登場人物の1回の発話が長ぇdespair。会話っていうより、説明。たぶん、中山さん、いろんな事を真剣に考えていらして、言いたいことがたっくさんおありになるんだろーなぁ・・・ってのはわかるんだけど、小説としては、そのまんままるっと出すもんじゃないと思うんだけどね。


ついでにもひとつ、作品全体があまりにも前向きすぎて、わたくし的にはちょっとシンドかったっつーかwobbly。なんか、カツマーってカンジ?ちょっと違うか・・・coldsweats01


ヒロインの治療にあたる新条先生やピアノの岬先生とか、ユニークなキャラクターは面白いとは思ったけど、やっぱ小説としてのトータルなレベルはどんなもんでしょうねぇthink。出版社には、もっとよく吟味して書物を出版していただきたいモンです。読者は金moneybag使ってんだからサpout

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2010/05/09

「最強武将伝 三国演義」

いやー、ビックリしたーッcoldsweats02sign01何にかって?アフレコの鶴見辰吾さんッsign03一見、イエ、一聴(?)して全ッ然わかんなかった、ってくらいドスの効いた迫力の声fuji


今朝、起き抜けにテレビtvのチャンネルをザッピングしてたところ、たまたま発見flairしたテレビ大阪(北海道ではテレビ北海道ね)発のアニメ。ってことは今日の第6話がわたくしにとっては初回なので、ストーリー的にはよくわかんないままtyphoon見終わっちゃったけど、とにかく曹操役、鶴見さんの声にノックアーウトッpunchimpactsign01鶴見さんは“優男cute”のイメージが強かったのでなおさらなのよね~。ドスの迫力だけでなく、なんつーか“呼吸”とでも言うべきか、アニメのアフレコのプロに引けをとらないシャープな切れ味thunderで、耳earが離せなーいッsign01


このアニメ、スタッフのクレジットを見ると、中国の方と思われる名前がズラリnotes。本場の薫りがする作品、ヒサビサに見続けたい連続ものになりそ~note。これから登場する諸葛孔明を石井正則さんがどうアフレコするかも楽しみだしぃ~wink

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2010/05/08

「革命のライオン」

佐藤賢一氏の著作、「小説フランス革命Ⅰ」book。平易な文章で、と言っても独特のフレージングで最初のうちはちょっと引っかかりながらだったけど、慣れてくるとダイジョブ、おもしろ~いhappy01


なんたって、わたくしの“フランス革命”の原点は、かの「ベルばら」ッbellsign01興味を持ったものはアキるまで関連書を読みあさるのは昔からで、全編「ベルばら」を通読したのは確か高校生くらいの時だったと思うけど、その後遠藤周作さんとかツヴァイクの“マリー・アントワネット”ものbookを読んだ後、ちゃんと史実も知らねば、ってことで新書や「図説フランス革命art」みたいなのを読んだりしたもんです。で、ヒサビサの“フランス革命”もの。


第1巻は、主にミラボー、ロベスピエールの視点から語られてます。これがまたイキイキした人物像で、第三身分がどれほど屈辱にまみれてたか描かれるにつけ、一緒になって憤慨しちゃうくらい。ミラボーは腐っても貴族だから、また別の思惑があるんだけど、生まれ育ちからくる剛胆さと今起こっていることの意味を読む知性、先を見越す直感力、清濁合わせ飲む実行力を以て「怪物」と呼ばれるにふさわしい魅力的なオトコなのshine


一方ロベスピエールは、後にジャコバン派のリーダーとしてパリを恐怖のどん底に陥れた「恐怖政治」を敷いた人物とは思えないくらいの臆病者shockとして描かれてるの。でも逆に言えば、臆病者だからこそラディカルに走ったrunとも言えるわけで。恐怖心がいかなる効果を持つか身を持って知る、そのあたりの背景がこの1巻ではたたみかけるように描かれてます。彼がこれからどんな風に変わっていくか、すごく楽しみ~wink


あとカワイかったcuteのが、革命の導火線に火をつけたbomb「バスティーユ襲撃」を先導したといわれるデムーランくんpenguin。弁護士資格はあるんだけど、なかなかウダツが上がらないせいで相思相愛heart04の大ブルジョアのお嬢さんribbonとの結婚を父親に許されず、故郷での選挙にも落選し、同窓のロベスピエールの活躍と引き比べ、落ち込んじゃうdown。恋人に慰められて号泣cryingしながら、「でもがんばる。」「捨てないで~。」そんなデムーランくんが、いかなる仕儀でバスティーユ襲撃をッsign02


ってことで、第2巻、乞うご期待なのでしたhappy02

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2010/05/07

火災調査官 紅蓮次郎(10年2月13日放映)

いや~、やっぱ消防官ってキビキビしててカッコええ~lovely。船越英一郎さんが火災調査官として事件を解決する2ドラシリーズtv。サブタイトル「乳母車が突然炎上!キャベツと黒焦げの中の白い足跡 秘密の関係・・・真犯人と超科学トリック対決!」あぁ~、内容先取りしすぎ~sad


筒先(消防官のうち消火ホースを持つ花形tulipポジション)志望の女子が、蓮次郎(船越さん)の下に配属され、最初不本意な職場で反抗的angryだったのが、蓮次郎や先輩(河合我聞さん)たちの暖かい心にふれて変わっていくsunってのがサブストーリー。


この女子を演じるのが森下千里さん。ハスキーボイスでおもいっきりナマイキなセリフを吐く最初のあたりでは、「オイオイ~、社会人としてそーゆー態度はイカンよ~gawk。」ってカンジだったけど、筒先志望の背後には深刻な理由があるってことがわかるあたりから、「そうかい、そうかい。ガンバるんだヨ~club。」なカンジになるのconfident。で、蓮次郎からのテストやら現場での仕事を通して火災調査官としての自覚に目覚めるっていうお決まりのパターンだけど、ラスト、半泣きで敬礼する表情はとっても良かったワ~good。ついでに船越さんの表情もbleah


で、メインストーリーの方。毎回火災原因を実験により明らかにしてくシーンが楽しみなんだけど、今回はやっぱりキャベツ?なぜキャベツcoldsweats02?過酸化水素水と科学反応して酸素を発生させるキャベツの成分も教えてほしかったわ、わたくし的には。犯人役・鶴見辰吾さんもすっかりイイおぢさんになっちゃったけど、芯の硬そうなきっちりした芝居をしてましたdiamond。で、妻役でタモちゃん(愛華みれさん)が出てたけど、病気を克服してお元気そうでよかったデスhappy01。ちょっとお太りになったけど、健康がなにより一番、これからもご活躍していただきたいですpunch。相変わらず演技は過剰だったケドねcoldsweats01


わたくし、前回を見逃したのかもしれないけど、いきなり蓮次郎のアメリカ育ちの姪ッコvirgoってのがあらわれてて、このコがまた出番は少ないんだけど結構イイ味出してんのよね~flair。まだご出演が続くみたいだから、蓮次郎とのやりとり、楽しみだわ~wink

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2010/05/06

「ゴミは殺しを知っている 8」(10年2月1日放映)

中村玉緒さんが、熊谷コンツェルンの会長でありながらお掃除のおばちゃんとして、殺人事件を解決するシリーズtv。「ゴミは何でもお見通しダス。」が殺しモンクhappy02


最近ますます「水戸黄門」化してるッcoldsweats02sign01だからと言って、その肩書きが「は、はぁーッsign01」効果があるわけじゃないんだけど、事件解決に、自分とこの従業員と会社building(ゴミの化学的分析を「熊谷ケミカル」にさせる)を使いまくるわけです。オイオイcoldsweats01


今回は、奈々子はん(さとう珠緒さん)が、「サイコmovie」ばりに何者かに刺されて生死の境をさまようっていうシリアスな展開が間にハサミ込まれてるんだけど、これが本筋とは結局関係なかったっていうのと、2組のカップルの愛情heart02エピソードを絡ませたのが、あまり有機的に効果を発揮してなくて、どっちかってゆーととっちらかった印象になっちゃったdown


熊谷コンツェルンの会長・熊谷紫の時の玉緒さん、さすがに貫禄crownがあって“金dollarかけてます”風なつくりになってるんだけど、最近ますますハゲしくimpactなってるエジプシャンメイクmoon3がわたくし、コワいデス~shock

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2010/05/05

「earth」

BBC制作のドキュメンタリー映画movie。とにかくスゴーいッsign01「すげーッimpactsign01」を何回言ったかわかんないくらいcoldsweats01。実家のテレビが大型化したので、早速レンタル~cd


なんか使い古された言葉だけど、まず「驚異の映像」にビックリなのよ~coldsweats02。ハイスピードカメラによる撮影で、その再生がなめらかなスローなもんだから、たとえばよくある草食動物が肉食動物に捕まるシーンも、よけいにドラマ性が増して、命の継続の過酷さが身にしみるってカンジなのthink


地球温暖化の影響の象徴として、全編の最初と最後に北極グマが登場するんだけど、氷がどんどん溶けちゃうせいで冬眠後の狩ができず体力がなくなり、最後の狩にも失敗して傷を負い動けなくなる。あとは死を待つだけ。札幌円山動物園の「白くまツインズ」を「カワイーッheart04sign01」なんてただ愛でてりゃいいなんてワケなかった…ng


この宇宙視線eyeの映像を見てると、理屈抜きで地球の造形のスゴさshine、生存競争の過酷さbomb、生命の根源である水の奇跡waveが感覚的にわかるの。そんな地球を人類だけがブッ壊してていいのかよー、だわよね。人類は、この「奇跡の星」からいつかものすごい報復を受ける気がするdanger。ほんと、人類ってツクヅク器がちっせぇよナーdown


ラスト、北極のコナゴナになった氷が浮かぶ蒼く美しい海を、すい~って泳いでく白くまの姿にわたくし、なんだかウルっときちゃったweep。現在、人類世界では、上海万博eventが開かれてますtyphoon

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2010/05/04

「田村はまだか」

北海道出身、朝倉かすみさんの第30回吉川英治文学新人賞受賞作book。小学校schoolのクラス会の3次会、28年ぶりに出席の返事をよこした同級生・田村を待つ5人がススキノのバーのカウンターbarでそれぞれの想いを語り、回想する連作の短編集。


いろんな経験をしてきて、酸いも甘いも噛み分けたオトナの、「みなまで言うな」的含蓄のある文章が、静かなユーモラスさと暖かみを伴って綴られていって、それが何とも言えない余韻を残すconfident、登場人物と同世代(40歳)にはジワ~っspaとくること間違いなしの作品ですわ~good


なんつっても、「田村」がイイ男なのよね~diamond。生まれ育ちが複雑っていう設定も巧みで。5人がマスターに語り聞かせる「田村」のエピソードと、彼らが「田村」に関して語る時のコトバと雰囲気だけで、もう充分すぎるくらいに「田村」のひととなりが伝わってくるfuji。特に5人が「田村」の笑顔について語るシーンはすっごくイイッshine。直接的な表現よりも、彼らの「田村」に対する深い想いheart01がじわわ~んって沁みてくるカンジ。だんだん読み手も「田村はまだか。」って言いたくなってくるのよね。早く会いたいdashってhappy01


連作を辿ってくと、この5人のひとりずつにスポットが当たっていって、ひとりひとりに輪郭と名前が与えられてくの。正直言ってわたくし、よく理解できない人物もいたんだけどtyphoon、ま、実生活でもそーゆーもんだもんねbleah。だけど彼らのこれまでの(そしておそらくこれからも)人生がすべて、「田村」の小6の時のセリフ「どうせ死ぬから、今、生きてるんじゃないのか」につながってる、ってことを今、40歳になった今、彼らは実感として感じてるclover。だから今、「田村」にモーレツに会いたいdash、ってことなのよね。きっとcatface


それにしてもこのコジャレて気の利いた文体note、句読点の位置とかちょっと意図がよくわかんないとこもあったけどthink、ほかの作品も読んでみたくなったのでトライしてみますぅ~sun

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