« 火災調査官 紅蓮次郎(10年2月13日放映) | トップページ | 「最強武将伝 三国演義」 »

2010/05/08

「革命のライオン」

佐藤賢一氏の著作、「小説フランス革命Ⅰ」book。平易な文章で、と言っても独特のフレージングで最初のうちはちょっと引っかかりながらだったけど、慣れてくるとダイジョブ、おもしろ~いhappy01


なんたって、わたくしの“フランス革命”の原点は、かの「ベルばら」ッbellsign01興味を持ったものはアキるまで関連書を読みあさるのは昔からで、全編「ベルばら」を通読したのは確か高校生くらいの時だったと思うけど、その後遠藤周作さんとかツヴァイクの“マリー・アントワネット”ものbookを読んだ後、ちゃんと史実も知らねば、ってことで新書や「図説フランス革命art」みたいなのを読んだりしたもんです。で、ヒサビサの“フランス革命”もの。


第1巻は、主にミラボー、ロベスピエールの視点から語られてます。これがまたイキイキした人物像で、第三身分がどれほど屈辱にまみれてたか描かれるにつけ、一緒になって憤慨しちゃうくらい。ミラボーは腐っても貴族だから、また別の思惑があるんだけど、生まれ育ちからくる剛胆さと今起こっていることの意味を読む知性、先を見越す直感力、清濁合わせ飲む実行力を以て「怪物」と呼ばれるにふさわしい魅力的なオトコなのshine


一方ロベスピエールは、後にジャコバン派のリーダーとしてパリを恐怖のどん底に陥れた「恐怖政治」を敷いた人物とは思えないくらいの臆病者shockとして描かれてるの。でも逆に言えば、臆病者だからこそラディカルに走ったrunとも言えるわけで。恐怖心がいかなる効果を持つか身を持って知る、そのあたりの背景がこの1巻ではたたみかけるように描かれてます。彼がこれからどんな風に変わっていくか、すごく楽しみ~wink


あとカワイかったcuteのが、革命の導火線に火をつけたbomb「バスティーユ襲撃」を先導したといわれるデムーランくんpenguin。弁護士資格はあるんだけど、なかなかウダツが上がらないせいで相思相愛heart04の大ブルジョアのお嬢さんribbonとの結婚を父親に許されず、故郷での選挙にも落選し、同窓のロベスピエールの活躍と引き比べ、落ち込んじゃうdown。恋人に慰められて号泣cryingしながら、「でもがんばる。」「捨てないで~。」そんなデムーランくんが、いかなる仕儀でバスティーユ襲撃をッsign02


ってことで、第2巻、乞うご期待なのでしたhappy02

|

« 火災調査官 紅蓮次郎(10年2月13日放映) | トップページ | 「最強武将伝 三国演義」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/48308030

この記事へのトラックバック一覧です: 「革命のライオン」:

» <「グレースと公爵」> [映画で元気]
ブロードバンドプロバイダ料金比較 コラム【映画を楽しむ76】 <恐怖政治の開始> [続きを読む]

受信: 2010/06/02 18時45分

« 火災調査官 紅蓮次郎(10年2月13日放映) | トップページ | 「最強武将伝 三国演義」 »