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2010/06/02

「メグル」

札幌生まれの作家、乾ルカさんの連作短編集book。すんごく不思議なテイストなんだけど、じんわり暖かい感動sunが残る佳い作品デシタhappy01


ホラーテイストあり、ファンタジーテイストあり、サスペンステイストありで、飽きさせない展開。登場人物が北大を連想させる大学の学生たちだから、いかにもイマドキの若者ちっくな語りで、ときどき笑っちゃったりもするんだけど、テーマは人間たちの「生」shine


大学の学生課で、いわくありげな担当の女性rougeからバイトを紹介される学生5人。彼らはみんな、たった20年前後の人生なのにすでに彼らなりの苦悩を背負ってるthink。そして、紹介されたバイトに従事することによって救われてく、っていうのが共通する展開なんだけど、それがひとつひとつ違ったテイストで、実にしなやかなヒネリが加えられてて、そのどれもが完成度高しなのよね~good。とくにわたくし、「タベル」にナミダweepいたしました。ハラの底からこみ上げてくるものがあったワ。…ゲロじゃないわよsmile


もひとつステキなのが、小説の舞台である北海道の自然cloverをめぐる描き方が、そこに住んでる人間(住んだことのある人間)なら、もう間違いなく共感するheart04ような繊細さを持ってるってことnotes。表題作「メグル」は、徐々に訪れる春のよろこびcherryblossomを淡くはかなく描いたもの。厳しい冬snowは春を準備するためのもの、だなんて、あぁ、あなたはなんて詩人なのcute?…でも大雪はヤダ~ng

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