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2011年3月

2011/03/18

「ツーリスト」

本日、「かまど姫のシネマカンタービレ」ウェブ更新されました。

こちらから入れます~happy01

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2011/03/09

「ホーラ -死都-」

篠田節子さんの2008年刊の作品book。これは残念ながらイマイチピンと来なかったdown


大好きな篠田さんの「ゴシック・ホラー」ってことでかなり期待したんだけど、SFX駆使の映画movieみたいな映像的な描写力penが目立つばかりで、内容の方になんだか必然性っていうか、意外性っていうか(全く逆の属性だけどcoldsweats01)、どちらも感じられなくて、二度読んでみたけど、やっぱり面白くなかったweep


ヒロイン亜紀は、フツーに現代日本人の精神性を持った女性ヴァイオリニストnote。舞台がギリシャの小島shipで、そこに複雑な歴史と宗教と、異国の風土と音楽が絡み合った時不思議な出来事が起きる。でも、この現代日本人の精神性と異国の事情とのミスマッチ加減が、わたくしの場合最後まで解消できなくて、モヤモヤtyphoonしたまま終わっちゃったってカンジなのよねwobbly


う-ん、作家さんが何が言いたかったのか、最後まで読んでもわかんない作品だった。誰か教えてbearing

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2011/03/06

後藤純男美術館

Dvc00005_3 数年前、西武旭川店で開催されていた展覧会eventで初めて作品を見て「いいなぁ~shine」と思っていた後藤純男さん。上富良野町にある「後藤純男美術館」、やっと行って来ました~car


日本の風景を描いた日本画。多彩で微妙な諧調を持つ岩絵具は、まさに「和の侘び寂びjapanesetea」の世界観を具現化するために存在するスバラシいツールなんですねぇcrown。少しくすんだ色合いと、やさしい乳白色、金箔に鮮やかな群青色。この色彩から、後藤さんの精神性が垣間見えるようですeye


後藤さんは、真言宗住職を父親に持った影響だと思うけれど、宗教的な香りを漂わせたストイックな作風diamond。朝日があたる山fujiには、金箔とラピスラズリが隣合ってなんとも言えない荘厳さを醸し出してるのよね。かと思えば、桜の花cherryblossomは、ひとつひとつ桜色の花の形が重なりあってめちゃかわいらしいcute。朧月にしだれ桜の作品nightは、観る者の心をしん…とさせる静謐な空気が漂って、「あぁ、日本人で良かった…」なんて思っちゃうconfident


幻想的な具象画もいいけれど、日本画特有の遠近感をあいまいにした、様式感の強いデザインっぽい作品も独特の魅力があってスバラシいのよね~shine。横幅が10メートル近くはありそうな桜の画。めまいを起こさせんばかりの妖しさは、まさに「下には死体が埋まって」いるに違いないmist


そんな日本の風景(北海道の画もたくさん)の中、展示室5に展示されたヨーロッパで描かれた小品たちが、また素敵なのですよ~good。この部屋のライティングflairがヒジョーに効果的でナイスsign01ここの「ジローナの街角」、ビビッと来ちゃいましたthunder


素描penも何点かありましたが、もー、めちゃくちゃウマいup。あたりまえだけど。さらさらっと描いて、さらさらっと色を着けただけなのに、なんなの、この奥深い味はっsign02やっぱ巨匠bell


しかし、時々入れ替えているというこの展示作品の中で、わたくし、いっちばん魂を持ってかれたdashのは、法隆寺の国宝ringを描いた「百済観音画像」。もともと仏像フリークのわたくし、このモデルブツさんもどわい好きなわけですheart02。で、この画像ですheart04。もう畏れ多くて言葉になんかできません。あぁ、風呂敷に包んで家に持って帰りたぃ…catface


信じられないことに、後藤さんはこの美術館に併設されたアトリエで創作活動をされていらっしゃるそう。北の国でこれからも日本画のソコヂカラrockを見せつけ続けていただきたいと思いますhappy01


ちなみに、この美術館の窓口のおぢさんはめっちゃフレンドリーtulipで宣伝じょーずなお方。地方の美術館って、イイ味出してますよねーspa

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