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2011/05/11

「忘れられた花園」

全676ページの現代ゴシックロマンものbook。“「嵐が丘」や「レベッカ」が好きな人は気に入るでしょう”っていう釣り文句だったので読んでみました。で、面白くて一気読みdash。ストーリーがどーこーというより作品の持つ雰囲気が気に入っちゃいましたbell


19世紀末のロンドンで生まれたイライザ、1913年にひとりオーストラリアの港に残されたネルと名付けられた少女、ネルの孫娘カサンドラ、3人の女性の100年余に渡るミステリアスな物語。ネルがカサンドラに遺したイギリス・コンウォールのコテージと花園がネルの出自の謎を解く鍵keyになってて、それと同時にカサンドラの未来を開く鍵keyにもなってるっていう、なかなかステキなお話なのよね~shine


著者はオーストラリアの女性作家ケイト・モートンという人でこれが二作目だそう。ちょっとアバウトなところがないでもないけどcoldsweats01、3人の女性が生きた3つの時代を、訳者いわく「三つ編み構造」にして記述して、徐々に謎が明らかflairになっていく過程にワクワクheart01。読者にはいわゆる「神の目線eye」ですべて知らされることになってるんだけど(ワリと簡単に予想できる内容デスcoldsweats01)、ネルの出自を探求する2人はそれぞれの目線でしかわからない。でもそれが「歴史」というもんだよと。そして、なによりいろんな女性rougeが登場するんだけど、みんなそれぞれに魅力的なのがいいのよねsun。いろんな苦労をしてきて今がある、ってカンジで。女性作家ならでは、ですgood


そんなわけで、秘密もストーリーの流れも予定調和的なんだけど、「イングリッシュガーデン」「海辺の小さなコテージ」「豪壮な屋敷」「美しくも病弱なご令嬢」「お伽噺と美しい挿し絵」なんつー定番アイテムをズラズラ並べられた日にゃ~、わたくし、気に入らないワケがないcatface、ということで読書する楽しみをまた味わえましたfuji。訳文もナイスですok

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