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2011/06/27

「名画とファッション」

1999年刊の小学館ショトルシリーズ、深井晃子氏著book


フツーの美術書ではほとんど語られることがない絵画artの中のファッションribbonに光を当てたビジュアル叢書で、16世紀から近代までのヨーロッパの服飾の歴史が概観できるようになってるのね。こうして改めて服飾にフォーカスして見ると、素材感のイキイキshineした表現なんかがはっきりわかって、やっぱり画家の力量にホレボレするばかりlovely


絵画のカテゴリーとしては、ロココはわたくしあんまり好みじゃないけど、この時代の女性のドレスはやっぱ見てて楽しいワーhappy02。コッテコテのレースやフワッフワのチュール、ツルッツルのサテン…金dollarに糸目をつけず作るとこんなことにまでなるのかcoldsweats02、ってなもんねsmile


ファッションは時代精神の反映でもあるので、その基盤となる社会、さらにそれを作り出す産業の発展など、その背景にまで触れられてて、ファッションというのも侮り難いものですねconfident


んがしかし、深井さん、パリで美術史を学んだとはとても思えぬ初歩的なミスを、絵画解釈でしちゃってて、著しく信用性を失ってるのよね~down。スペインの宮廷画家、ベラスケスの有名な「ラス・メニーナス(女官たち)」について、『壁に国王夫妻が肖像画として登場している』などとキッパリ書いちゃってて…wobbly。……編集者も指摘してあげなヨ~sad


でも、絵画を観るときに、ファッションにも関心をはらってみる、という新しい楽しみをまたひとつ持てるようになったワ~good

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