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2011年10月

2011/10/29

「幸福な生活」

放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などを構成していた百田直樹氏のブラックジョーク満載の短編集book。オトナ味wine


夫婦や親子との間の、『幸福な生活』が実は…coldsweats02ってあたりが、巧みに張られた伏線を経て、最後のページをめくったenter後の1行で鮮やかに描かれる。スマッシュヒットthundersign01


でも、どことなく既視感漂ってるカンジなのよねぇdown。ま、おヒマなら、ってとこかなbleah

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2011/10/24

小曽根真&No Name Horses 函館公演

Img10820日夜に函館市民会館にて行われたコンサートnote。いや~、オールスタンディングの後、やっぱこっちはシックリくるワ~spa。とにかく、オトナdramaでリッチdiamondでゴージャスshineで上質なことこのうえなしupsign01マンゾク、マンゾクconfident


十数年前大阪に住んでいたころ、たまたま神戸で「牛taurusでも喰うべぇ」と思って入った肉食レストランで、「今夜ライブハウスで演奏するよ~notes」っていうフライヤーを偶然見たのが、小曽根さんを知るきっかけでした。「神戸でジャズなんて、なんてオサレ…lovely」と興味を持ちましたが、ライブ開始時刻にはわたくしまだ肉を食んでいたのでdeliciousrestaurant、その日は後ろ髪を思いっきり引っ張られつつ帰路についたのでしたtrain


それから幾星霜、つひにナマ音を聴くことにッhappy02sign01しかもビッグバンドを引き連れてのゴージャス版shineshinesign01エリック宮城さん以外はあまりよく知らない方々だったけど(スンマセンsweat01)、プロフィールを見るとみなさんスゴイcrownsign01これだけのメンバーを集められるのはやっぱし小曽根さんのチカラrockなんでしょう。わたくしの東京時代の笛の先生もライブハウスツアーで一緒に演奏されたそうですが、とにかく刺激的thunderでスバラシいfujiとおっしゃってました。アドリブの嵐typhoon、きっと演奏家同士の丁々発止impactってヤツがスゴいんでしょうな。うらやましい~happy02


No Name Horsesのみなさん、はっきし言って見た目はアヤシい、あるいはショボいcoldsweats01。しかしッsign01演奏したら、「なに、それッsign02」ってくらいスゴいimpact。もー、ホントーにスゴいsign03言葉で説明できない。アルトサックスの池田篤さん、見た目ほんとにトッチャンボーヤ(失礼smile)みたいなのに楽器に息を吹き込んだとたん、ウネルうねるwavesign01うまーッsign01そして一見“苦行僧”のドラムス高橋信之介さん。しかしスティックを振り回すや、悟りを爆発impactさせるかの如き(?)トルネード打法。宮城さんの音も艶やかで美しかった~。shineそして今回一番のわたくしのお気に入り、トロンボーンの中川英二郎さんgood。余裕ぶっかましながらの演奏は超クールheart04sign01


2部の「ラプソディ・イン・ブルー」もスゴかったなぁnotes。アドリブやアレンジが、ああー、どこまで行っちゃうの~sign02って思ってるとひゅうぅぅ~って戻ってきてrecycle、あれー、また全然違う世界にぃぃ~sign02って思ってるとまたぐるる~って戻ってきてrecycle。めちゃ面白いcatface。小曽根さんのアイコンタクトで次々とプレイヤーに意思が伝わっていくのがわかる。まさしく目線eyeと息dashが合ってる、ってカンジねheart02


いやー、それにしてもあれだけ楽器を自由に鳴らせたら、楽しくって楽しくって仕方がないだろうなぁ~happy02。あー、わたくしもその100分の1でも、いえ、1000分の1でもおこぼれに与れればなぁ~sun、なんて指を組んで遠い目をしてお願いしてるヒマがあったら、マジメに練習しろannoysign01punchってことですわね。はいはいgawk


そしてまたしても後ろ髪を引っ張られたこと。公演の記念グッズ、あればいつもTシャツt-shirtを購入してるんだけど、ソールドアウトng。クヤシぃーッbearingsign01

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2011/10/20

→Pia-no-jaC←

Img107先日、函館市芸術ホールeventにて行われた「ピアノジャック」の“2011秋北海道ツアー”。函館にもオサレな若者spadeがいるんだーbleah、って客層デシタcatface。…ここでわたくしハッキリわかったコト。もーこのトシで、オールスタンディングはシンド過ぎるってコト。トホホ…weep


「ピアノジャック」は、実は全く知らないバンドだったんだけど、「カホン」という楽器のナマの音を聞いてみたくて、いきなりチケットを買ってしまったのよね~coldsweats01。「カホン」は、見た目ただの木箱。中に張ってある弦が共鳴して音が出るらしく、手やら撥やらを使って、叩く場所によっても様々な音が出るようですnotes


で、このバンド、すごいupsign01とにかく体力と腕力使いまくりッdashsign01ピアノもかなりのハイテクニックshineだし、パーカッションもヘッドバンギングimpactしながら、って、メマイしないのかな~typhoon、とか思っちゃってるあたりがすでに年寄。デヘヘsweat02。しかし、まさにライヴのバンドだわね~good。後輩ちゃんから予習のためにベストアルバムcdを聞かせてもらったんだけど、CDだけ聞いてると結構単調なカンジなのよ。リズムが全部一緒。この面白さはライブじゃないとわかんないわね。“魔法の指”を見せてくれるキーボードの配置にも感心しました~ok


関西ご出身のようで、関西弁のMCkaraokeも笑えるし、会場を盛り上げるスベも熟知してて、はじめましてのお客さんをあれだけ乗せられるのもたいしたものup。でもわたくし個人的には、単調なリズムのループrecycleと(いや、これだけでも十分スゴいのよgood)、過剰すぎる音の洪水waveと、オールスタンディングに疲れを感じてcoldsweats01、途中退席しちゃったのよね~。


何かが足りなくて、何かが多すぎる…ってカンジ?こう感じちゃうのも、わたくしがトシを取ったせいでしょうweep


それにしても、“もじゃもじゃ担当”=カホン担当ヒロさんの写真(特にリーフレットの中面の写真camera)、わたくしが昔大好きだったheart04ブリティッシュ・ロックバンド「ティアーズ・フォー・フィアーズ」のローランド・オーザバルにクリソツgemini。意識してるとしか思えないワsmile

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2011/10/15

「BLUES IN THE NIGHT」

Img106本日、七飯町文化センターで上演されたミュージカルnote、ヅカ仲間のダンサー・タラこさんと、ワタル(湖月わたる)さんのその後を鑑賞しに参りましたhappy01


いやー、モリクミ(森公美子)さんスゲーhappy02sign03です。一度、ナマの舞台を拝見したいと思ってましたが、自由自在の歌唱力shineshineで、キャストの中でひとりだけ、本物に限りなく近い「ブルースの魂」を体現していらっしゃいましたよdiamond。感服いたしましたconfident。ボリューミーspaなそのおカラダを最大限活用したアドリブ満載のセリフも爆笑もんッhappy02sign01客あしらいもめちゃウマッsign01モリクミさんサイコーッshineshinesign03


さて、我らがワタルさん、もんのすごーくキレーshineなおねぇさんboutiqueになってましたーッsign01スレンダーなボデーもそのままに、ながーい手足をエレガントに動かし、メリハリダンスィングとキメキメポーズはカタラヅカ仕込bell。美しいですねぇ~catface。歌も女声のキーが合って、タカラヅカ時代よりもかなり良くなってますねup。ヅカ時代のチリメン・ビブラートsign04が聴きヅラかったので、それがなくなって(ごくまれにチリチリsign04の名残はあったケドcoldsweats01)持ち味の伸びやかな声sunが生きてました。ワタルさんの女役としてのトータルな雰囲気が、作品のミステリアスなキャラクターmistにうまく合致してましたね。花丸でした~tulip


っと、ここまでが「ぐっじょぶgoodsign01」。んで、ここからが残念賞sad


まずジェロさん。なんか役不足だわね~weep。彼にはもっとガッツンガッツンimpact歌わせたい。半分もチカラ出してないんじゃね?ってカンジsweat02。完全な演歌歌唱なんだけど、ま、考えてみれば日本の演歌の心は「ブルース」かもって思い至れば、まぁ、これもアリかとbleah。ダンサー・タラこさんからは、「動きから見るに、ダンス向きのカラダではないngsign01」と速攻ダメ出しを喰らってましたので、やっぱりソロ・リサイタルしかないのか…despair


そして、AKB48メンバーによるダブルキャストのガール役、本日は片山陽加さんでしたが、「んー、どーなんでしょ~?(長島茂雄さん風発音でドーゾsmile)」なデキ。“若くてかわいいribbon”役のはずなのに、全くそんな雰囲気が醸し出されてないng。わたくしの理想としては、映画movie「マンマ・ミーア」に出てたアマンダ・セイフライドちゃんみたいに、キュートでしかも歌が抜群にウマイ…ってカンジ。は、ま、ムリかthink。はーちゃん(覚えちゃったよgawk)ってば、野太い声がみょーに妖艶kissmarkで、なんかもーゼンゼンちがーうッpoutsign03「パパに心配かけない」って歌うと、別のパパか?って思っちゃうcoldsweats02。歌詞もよく聴こえてこなくて、ミュージカルキャストとしては失格だわね~down


不景気真っ只中の1930年代のシカゴdrama。なんとなく今の日本の状況と共通したところがあって、元気注入dashsign01な舞台、オモシロかったですーheart01

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2011/10/11

「人類学者 岬久美子の殺人鑑定」(11年8月6日放映)

チョー久々の「2時間ドラマ」カテゴリーの更新デスhappy02。いや~、2ドラで大泣きcryingしたのも久しぶり~。大塚寧々さん主演tv。若干正確性に欠けてるサブタイトル「死者を蘇らせるワインの謎!?殺人犯は12倍速で白骨化する!!」。これじゃ、犯人が白骨化しちゃってるじゃんcoldsweats02


大塚寧々さんが、人類学者として大学准教授schoolを演じる新しいシリーズ(になるのかな?)。骨の鑑定searchから事件を解決していく内容で、大塚さんの芝居が、若干ボー読みながらcoldsweats01なんだかすごーく「実apple」があるカンジで、とっても感じがよかったのよ~shine。最近の日本の女優さんも、韓国ドラマの影響か低音の発声が普通になってきて喜ばしい限りなんだけど、大塚さんも低めの声で、学者さんの役なだけあってヒジョーに思慮深い抑えた演技diamond。でも温かい情heart02もガッチリ感じられて、クライマックスでその感情が一気にあふれ出すwaveあたりがチョーナイスッsign03わたくしのツボにガッツリハマりましたgood


ぎゃすぎゃすimpactした役柄が多い遊井亮子さんは、今回、その固定イメージが逆に効果的に活きましたねーsun。良かったワーheart01。この女優さんふたりの在り方で、わたくしラスト、キャストと一緒に落涙いたしましたweep


このパターン(骨鑑定で事件解決)でどこまでバリエーションを作れるのかわかりませんがtyphoon、シリーズ化をわたくし、ハゲしく熱望いたしますup

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2011/10/07

「はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか」

いやー、やっぱり篠田さんの作品、スゲーhappy02sign03篠田節子さんの2011年7月出版の4つの中編集book


いずれも「げぇ~、気持ちわるぅ~sad」ってカンジの生理的嫌悪感とそれに伴う恐怖感を抱かせつつ、そこはかとないユーモアも振りかけるあたりがほんとーに名人芸crown。で、そういう人間の肌感覚をものすごく刺激するものでありながら、素材は科学的なものであったり、経済的なものであったりして、この異質なものを有機的に融合する筆力がとにかくスゴいッsign03


その筆力は、物語にものすごいドライヴ感dashを生み出していて、ラストまで一気読みすると、それまでの生理的嫌悪感と恐怖感を抱かせる種明かしがあって、ここまで来ると、篠田さんのその表現力のスゴさimpactが、もうハッキリクッキリわかっちゃって、もー脱帽drama以外ありえない、って仕組みgood


篠田さんの重厚な長編もとってもスバラシいんだけど、中編のスピード感dashもハンパなくて、ストーリーが予想外にグリグリtyphoon逸脱していく様子は筒井康隆チックsmile。特に表題作「はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか」は、近年わたくしが読んだ中ではピカイチだったワーッshineshinesign01


時代への批評精神も通奏低音のように流れていて、同時代の作家の作品を読む意味の、ひとつの形がここにあるfujiってカンジ。


篠田さん、わたくし、一生あなたについてきますheart02sign01

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2011/10/03

「下町ロケット」

第145回直木賞受賞作。池井戸潤氏著book。完全な池井戸節note。ラストは前向きなカタストロフがおもいっきり味わえます~happy01


前半は、なーんかものすごい既視感がthink。ほとんど「空飛ぶタイヤ」とおんなじcherry。主人公は中小企業の二代目社長、大口取引先からの扱い停止宣告、裁判沙汰、銀行のタカビー&ジコチュー、運転資金のショート、倒産の危機、大企業のゴーマン&殿様商売、家庭内のゴタゴタ…。で、この社長を支えるスケさんみたいな社員(殿村さん、カッコいいっすheart04sign01)がいて、ガンバる若手社員がいて、人間性もスバラシい優秀な弁護士がついて勝訴を勝ち取り、本物を見分ける資金提供者が現れ…ってほとんどいっしょやんッannoysign01


しかしッsign01最後のギリギリまでやたらストレスの溜まる展開だった「空飛ぶ~」とは違い、今作はラスト、ロケットが宇宙に向かって発射してdash、まさに大カタストロフッimpactsign01やっぱしわたくし、ここで大泣きcrying。これが直木賞を受賞できるかどうかの分かれ目だったわけね。


わたくし、池井戸さんが描く主人公の性格、スキなのよねーsmile。直情型で、言いたいことはハッキリ言う。会社存続の瀬戸際で貸し渋りをしていた銀行が、形勢が逆転したとたん「揉み手」状態になったときに切るタンカthundersign01あーすっきりするーッwavesign01もっと言ったれーッpunchsign01


あと、宇宙ビジネスや技術開発の様子も垣間見ることが出来てオモシロかったワgood


だけど、こんな単純な(失礼bleah!)作品が直木賞でいいんでしょうか?楽しませてもらったくせにこんなこと書くのもナンですがcoldsweats01、も少し深みjapaneseteaがあってほしいものですワ~(スンマセン)think

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