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2011/11/27

NHKスペシャル (11月27日放映)

「シリーズ原発危機 安全神話 ~当事者が語る事故の深層」tv。原発事故以来、オール電化住宅houseに住む者として、どうしても気になってしまっていろいろ読んだり考えたりしてるんだけど、「当事者が語る」というフレーズにひかれ見てみましたeye


日本の原発の安全神話というものが、どのように出来、広がり、自縄自縛の状態になっていったかがわかりやすくまとめられていました。その安全神話の元は、国の原子力安全委員会が定める「安全審査指針」。何が何でも原発建設ありきの国と電力会社にとことん都合がいいようにできているもの。最新の取材によって、国の原子力行政がいかに国民の“生命軽視”であったかが具体的な事実をもって明らかにされています。すごい国です。日本という国は。一国民の安全なんか、どうでもいい、らしい。


電力会社は民間企業だから、国の規制は出来る限り避けたいのは当たり前な話だし、営利を追求するのも当然だと思う。ただし、ライフラインを握っている企業でなければ、だけどng。電力会社は、ある意味、国民の首根っこをガッチリ押さえているに等しい。何かあれば「電気止めるけどいいのぉ~?」って暗に言えばいいんだもん(今夏の電力使用制限なんて、その典型だわよね~)。そんなライフラインを握る電力会社を地域独占にさせ、原発関連データもシビア・アクシデントも自主対策に任せてる国って、どんだけ“一民間企業”を信頼してるんだかgawk


この取材に応じた当事者たちは、素顔を晒すだけでも勇気があるとは思うけど、概ね「ザッツ無責任sign03」(なかには、当時の己のやり方を正当化するために出てきてるツワモノもいましたねぇdown)。最後の、「このような事故が起こったことについてどう思うか」という質問の答えに、それは顕著に現れてました。電力会社の元役員たち。「なぜこんなことが起こってしまったのか、自分たちには何かできなかったのか、そればかりを考えていた。」「利益より安全を優先させるというコンセンサスが取れていれば。」って、アンタらがそれを決める立場だったんでしょうが。なんか、呆れて笑ってしまったわよ。笑いごとじゃ全然ないけど。


ことほど左様に、国民の安全に関わる重大な事故が事実として起こっているというのに、原発に関して流れが変わって来ていると思えないところが、やっぱり、この国、おかしい、と思うthink

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