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2011/12/02

「廃院のミカエル」

2010年刊、篠田節子さんの“外国宗教もの”シリーズbook。「ホーラ」と同系列でわたくし的にはやっぱりダメなカテゴリーng


同じ宗教ものでも仏教系ならハゲシく共感できるのに(わたくし、別に仏教徒でもないし、知識としてはキリスト教系にも興味は大いにあるんだけど…think)、なぜが篠田さんのこのカテゴリーは全然受け付けないのよねrain


この作品でも、オカルトちっくな非合理的幻覚シーンはそりゃもー、相変わらず圧倒的な描写力penだし、わたくしもこういうファンタジー系はキライではない、ってかむしろ好きな方なんだけど、なんかこー、シックリこないのよ~down。たぶん、それは主人公が日本人だからだと思う。


今作も舞台はギリシアで、宗教的にはギリシア正教。にわか勉強によれば、ギリシア正教の教会は「記憶する」ところだという。つまり、小説の登場人物たちが見る幻覚は、彼や彼女の心の中に閉じこめた苦しい「記憶」が、その教会や修道院での狂信的な宗教的「記憶」と結びついたものである、ってことなんだと思うけど、どーにもそれが“平べったい顔族”spaと絡み合うとは思えないのよtyphoon。なんかすっごくウソっぽい。血液中に宗教のDNAがない日本人がそこまで影響されるものか、とmist


大好きな篠田さんだけど、これほど共感できないカテゴリーがあるってのも、逆に不思議で面白いワcoldsweats01

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