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2012年3月

2012/03/28

宝塚月組公演「エドワード8世/Misty Station」

Img1182年8ヶ月ぶりの生タカラヅカ観劇は、キリヤン(霧矢大夢)のサヨナラ公演でしたweep。3月23日から東京宝塚劇場で始まった公演。キリヤンが初舞台を踏んだ1994年が、わたくしのタカラヅカ観劇の歴史の始まりだったので、ちょっと感慨深いものがありますconfident


お芝居は大野拓史氏作「エドワード8世 ―王冠を賭けた恋―」。面白い脚本でしたね~good。観るまでは、ベッタベタの脳天直撃スウィーツcakeを想像してましたが違いました。なかなかにオトナなテイストでわたくし的には気に入りましたok。前半はコメディ調、父親であるジョージ5世が崩御したところからシリアスに変化し、国際情勢も織り込んだ重層的な背景を提示していくことによって、デイヴィッド(エドワード8世)の置かれた状況とその後の決断の意味も深く感じられる作りになっていました。


人物造形も単純ではなく、主役デイヴィッドとロイヤル・ミストレス、ウォリスのやり取りもオトナ的な陰影が感じられましたwine。それが、いろんなものを脱ぎ捨てた後の2人のウェディングシーンにきちんと表れていて、深い苦悩の末のすっきりきっぱりした清々しい解放感shineをがっつり感じさせたのは、ひとえにキリヤンの表現者としてのパーソナリティのなせるワザだったと思いますfuji。ラストの「後悔しているに決まっている。」というセリフも、その後に続くお決まりのフレーズがなかったとしても、充分にデイヴィッドの心境を伝えるに足るキリヤンのお芝居でした。さすが、キリヤンdiamondshine


作者の大野さんも書かれているように、関係者がまだ存命している上に、世評的に評価が分かれるような人物を取り上げるのにはかなり勇気がいったことと思いますが、今作はフィクションとして楽しめましたし、ある意味、タカラヅカの演目としても一皮むけた内容だったんじゃないでしょうか…って、ものすごい久しぶりにオリジナルものを観たくせにエラソーにスンマセンcoldsweats01


ショーは齋藤吉正氏による「Misty Station ―霧の終着駅―」。齋藤さんのショーはほんとに久しぶりに見ましたが、相変わらず色彩感覚がおかしいbearing。あの、オウムさんたちの色遣いはないでしょうよtyphoon。最後の大階段は正統派の美しさを見せているので、ご自身でもやりたいこととタカラヅカの伝統との間で引き裂かれてるthunderんじゃないでしょうかねぇ。わたくし的には、秘境もののワンパターンはもう見たくないng。あと、一昔前のハード・ロックテイストものng。まぁ、作った本人以外理解できないつくりでもいいけど、衣裳含め表現があまりに古めかしいjapanesetea


いや~、それにしても明日海りおちゃん、メイク顔がカワユイィ~~heart04。杜けあきさん似のキレイさcute。わたくしにとってはマミちゃん(真琴つばささん)以来の好みだわ~~heart04。そして、なんだか観ていてすごーく勇気づけられたのが組長・越乃リュウさんclub。それこそまだ下級生だった頃から知ってるので、「こんなにリッパになって…ぅぅぅ…weep。」とナミダをこらえながら、フロントラインでバリバリimpact踊りまくる組長さんを拝見してました。


そしてやっぱりタラこさんとの間で話題騒然waveだったのが、専科のベテランさんお二人。一樹千尋さんの“たぬきおやぢ”ぶりhappy02を堪能した後のニンフにはのけ反らせていただきマシタsmile。芸の幅が広すぎるッsign01ソルーナ(磯野千尋)さんにはもっとガッツリ踊る姿notesを見せていただきたいです。“顔役”ダンスでは物足りないッsign03


さて、今回は昼・夜両方観劇しまして、昼は一番サイドから、夜はかなり前で、とそれぞれ違う席で観てみると面白いことがわかるんですよね~flair。昼の時は、ショーのヘンさがものすごく印象に残ったのに、夜、間近で見るとそれが気にならない。やっぱりこれがタカラヅカ・マジックなんですよね~catface。冷静さを失わせるSS席danger


しかし、これから100年200年と宝塚歌劇がハイクオリティdiamondなものとして続いていくためにも、客観的な視線が大切ですねbud

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2012/03/26

「DANCIN' CRAZY 2」

Img117すばらしいぃッfujisign01すばらしすぎるッッcrownsign03タカラヅカOG、たいしたもんですッbellsign033月23日から25日までBunkamuraオーチャードホールで行われたタカラヅカOGによるダンス公演。もー、ほんとーに人間の可能性の驚異shineを心ゆくまで堪能させていただきましたッhappy02impactsign03


DVDcdでしか見られなかった5年前の「ダンクレ」は、今は亡きナツメさんweepのダンスに酔い痴れましたが、今回の“2”、想像を遙かに超えるハイレベルupで、タカラヅカってほんとにスゴいところだと思い知らされましたconfident


第1部は、先日映画movieで予習した「CHICAGO」の抜粋版notes。わたくし、いわゆる「フォッシー・スタイル」なるものはよくはわかりませんが、もんのすごいイイカンジscissorsで習得できていたんじゃないでしょうか。フォッシーの振付はその動き自体にストーリーがある、っていうのがよくわかりましたもんconfident。ほんとみなさん、ばりっばりに踊れてます。きっとばりっばりに筋肉痛になったことでしょうsmile。しかしとにかくスバラシんshineです。全員がホンモノのダンサーだと、もー、どこ見ていいかわかりません。誰見ていいかわかりません。わたくし、幕開きからしばらく正気を失いましたtyphoon。そして今回のわたくしの場外大ホームランimpactは珠洲春希さんを発見したことflair。何ですか、あのキレまくりのダンスはsign02ボブの金髪をブインブイン振り回し跳ね飛ばしながら、全身マッスルなダンスthunder。ヅカ現役時代に出演された演目は何度も観ていたはずなのに、全ッ然気付かなかった…。わたくしのバカバカッッsign03ハァハァ…。


…さて、気を取り直して。タカラヅカOGによる「CHICAGO」は、振付スーパーバイザーの大澄賢也氏がおっしゃっていたように「品がある」んですね~wink。「CELL BLOCK TANGO」なんかはカワイくすらあってribbon。そんな中まさに「肉食leo」だったのが、わたくし大好きなゆうこ(風花舞)ちゃんheart02。ますますの筋肉質ダンスpunch、歌も娘役だったとは思えない“うなり”も添加されちゃって迫力満点bomb。取って食いそうな勢いに、ゆうこちゃんの進化upwardrightが伺えましたワ。これ、もちろんホメてますヨhappy01good


一方、ちょっと物足りないと言えばコムちゃんの歌かしら。まぁ、元々あんまり歌えないヒトだったからなぁ~。これはヅカ仲間、タラこさんとも一致した意見なんだけど(共犯者にしちゃうbleah)、声がよくない。発声もよくないng。ヅカOG版「CHICAGO」、ダンスが超ハイレベルupなだけに、歌のローレベルdownがあまりに惜しいbearing。ハガユいったらないワーtyphoon


第2部は、座付演出家、三木章雄氏によるオリジナルのダンス・ショー。これも相当良かったですよ~note。相変わらずゆうこちゃんのクラシックバレエテイストのダンスはため息ものshine。第6場の「ザ・プレヴュー」、バレリーナのバックステージものは大爆笑もんimpacthappy02。タカラヅカ出身者、こーゆーの、得意だもんね~~catface。ほんとケッサクッsign01第8場「ピアソラを踊る」、元娘役4人によるタンゴ。わたくしの大スキなもうひとり、ゆり(星奈優里)ちゃんheart04、トリハダ立たせていただきましたhappy02。ゆりちゃんのダンスってめちゃ優美なのにどえらくカッコイイのよねー。“はんなり”の中に“凜”ってカンジdiamond。こんな稀有なテイストを持つダンサーって、まさに神様からのギフトですよね~present。それを見られるわたくし、シアワセ~~~heart01


そして第11場「心の翼~フィナーレ~」。ナツメさんの魂が降りてきた瞬間shine、「…ヤバい、泣く…。」…しかしッsign01ちゃんとナツメさんの遺志を継ぐ後輩たちが、こうやって着々と飛躍を遂げていますon。…泣く…。


そんでもって、モンダイだったのはスペシャルゲストのずんこ(姿月あさと)さんdanger。ひょっとしてどこかお身体の具合でも悪かったんでしょーか。目が死んでました。得意の歌も中音はともかく高音も低音もダメダメng。それよりなにより、歌に心がない。技術に頼り過ぎて中身がない。空疎empty。ただ声を張り上げればいいってもんじゃないし、息が続けばいいってもんじゃないでしょう。だから、本来それ自体で物語性が感じられるはずのビリー・フリンの歌もヅカ時代と全然変わらない学芸会レベル。なんだかずんこさん自身が何をしたいのか、どこに向かおうとしてるのか、全く伝わって来ないパフォーマンスでした。あれ?大感動した舞台のはずなのに、最後はシリスボんじゃったwobbly


いや~、ウワサによるとDVDcdは出ないようだけど、せめて第2部だけでも収録してくれないかしら~。最低あともう30回は見たいわーsmile


しかし「ダンクレ」、2弾目にしてこんなにレベルを高く上げまくっちゃってupwardright、第3弾(ゼヒやってッsign03)はどこまで行っちゃうんでしょーかsign02

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2012/03/23

「どちらとも言えません」

雑誌「Number」に連載されたエッセーをまとめたもの。奥田英朗氏著book


こーゆー古いガンコモノちっくな視線eyeの奥田さんはユカイ~happy02。奥田さんのエッセーはその昔、「なぜレスリングのユニフォームは乳首を見せるのか」ってな文章を読んだことがあって、なんと目線がシャープthunderなヒトなんだッsign01と敬服したことがありますsmile


最近、北海道日本ハムファイターズや中日ドラゴンズのマスコット、ドアラさんのお陰でまたプロ野球baseballブームupがわたくしにやってきているので、なかなか興味深かったですね~catface。メジャーとの比較や、ワールドカップにおける日本サッカーの立ち位置、ヨーロッパにおけるスポーツ選手の社会的階級とか、考察の視野がとっても広いので、いかに日本人が井の中の蛙か、ってことがわかっちまうわけですweep


しかしわたくし的に一番ウケたimpactのは、野球選手の名前問題。野球選手たるもの、「○○お」でなければならんpunch。「中田翔」はJリーグsoccerへ行けsign01Jリーグへsign01で、プロ野球名鑑でチェックしてみた。するとなんと「○○お」は11人しかおらず、日ハムにはそのうち4人もいるsign03そうな。『日ハムはえらい。happy02でももしかすると、“おしゃれチームshine”を目指すオーナー的にはよろしくないかも知れないけどねbleah


それにしても奥田さん、出してくる過去事例が古いsweat02。古すぎるjapanesetea。全然わからん…coldsweats02

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2012/03/20

「CHICAGO」

Img116今週末の観劇のための予習smile。久々に観たけどcd、やっぱりワクワクするぅーッimpactsign03


映画館でロードショーmovieを観たとき、まずキャサリン・ゼタ=ジョーンズの芸達者さにチョーびっくりcoldsweats02したもんです。もともとミュージカル・スターさんだったんですもんねー。ダンスも歌もキレのあるド迫力sign01ほんと、スバラシんだわーdiamondshine


そして、次に印象に残ったのがレネー・ゼルウィガーのおみ足の美しさcatfaceと、意外なほどのミュージカル・スターぶりgood。なんせ、その時のわたくしには「ザ・エージェント」でのイメージしかなかったので、もーほんとにひっくり返るくらいビックリしたもんですcoldsweats02。「ザ・エージェント」では、トム・クルーズの相手役で、子持ちのバツイチ、よく言えば素朴なポッチャリやぼったい女性をとってもナチュラルに演じてたのよねbell。なんでこんなにわたくしよく覚えてるかってーと、一緒に観に行った友人が「なんか、こーゆーオンナキライ…annoy。」的な発言をしてたからなのsmile。ぽってりした唇kissmarkを半開きにして、鈍くささを前面に出しつつ、コドモをダシに、っつてもあからさまに意図してるようには見えないようにしつつハラん中では計算してんじゃねーの的部分がまた友人のイカリannoyを燃え立たせたのでは?と思うんだけどcoldsweats01、オトコを落としていくsagittarius、ってあたりが、イヤイヤなかなかに芝居巧者だわ~catfaceってカンジで。でもその後の彼女の演技を見ていくと役作りがほんとにウマいのよね~up。今作では歌も歌わなきゃならないしダンスもしなきゃならないのに、どれもいい味でこなしてるのよ。運動神経がいいのね~と思ってたら、実はチアリーダーだったそうでsports。どーりでconfident


で、そこいらあたりの衝撃impactを一通り受け終わったあと改めて気を落ち着けて観てみると、今度は時代性や批評精神、諧謔性なんかを通して、人間ってものの複雑怪奇な面白さをパリッと描く作品自体の魅力shineが見えてくる。ミュージカル・ナンバーの歌詞なんか、ニヤッcatfaceとせずには聴けないもんね~。エッチさと滑稽さを大マジメに演じる役者さんたちをオトナのわたくしたちは大いに楽しめる、ってワケですねgood


で、今回改めておおっflairと思ったのは、「We Both Reached For The Gun」。劇場型弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)が腹話術師よろしく、ロキシー(レネー)を人形として操っていくシーン。レネーの人形メイクrougeと人形ダンスnotesがほんと、スバラシいッhappy02sign03


まぁ、レネーのあまりのヒンニュウweepがイタイタしい部分もあるけど(あぁ、言ってしまった…coldsweats01)、何度観ても新しい発見がある作品ですcrown

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2012/03/16

ネックレス&イヤリング①

先日またまたスバラシい舞台shineを見せてくださった八條美奈子先生への差し入れとして制作したネックレス&イヤリングnote

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先生の最近のお気に入りカラーがピンクribbonということで、年末からデザインを考え、年明けからシコシコ作業sweat01。ローズクォーツやシトリンなどの天然石ringのほか、たくさんのスワロフスキーshineでステージライトに映えるdiamondかなぁ~と思いつつ…。つなぎの金具もピンクゴールドでまとめてみましたhappy01

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2012/03/14

戸井マグロ丼

Img115突然ですが、わたくし、マグロが大スキlovelyなのでございます。で、先日、日本一crownのマグロを食してまいりましたdeliciousrestaurant。写真はその証拠smile


函館市の南東に戸井という地区がありますwave。昔は戸井町といいました。そこで水揚げされたクロマグロ(本マグロ)に、平成23年1月の東京築地市場の初競りで市場最高値の3,249万円がついたそうですdollar。1本342㎏が、32,490,000円ですよ~~~coldsweats02


そんな戸井の本マグロで作ったマグロ丼が、函館空港の3階にある「ポルックス」というわりとフツーな名前のレストランで食べられますhappy01。さすがに1,900円といういいお値段なんですが、これがチョースゴいimpactんでございますよ。やはり日本一でございますfuji。口の中でマグロが溶けるんでございますhappy02。溶けるんですよ~~~shineshine。丼のお姿cameraは敢えてお出しいたしません。ぜひ現地でお確かめくださいeye。数には限りがあるようですfish


日本一の理由は3つあるそうですが、ひとつは「はえ縄」。縄にかかったマグロの姿が見えた瞬間電気ショッカーthunderを海中に落とし、マグロを仮死状態にするのがポイント。そうすることによって、マグロが暴れて身が割れたり身焼けを防ぐことができる。ふたつめは「鮮度保持」。船上で素早く血抜きやえら除去などの活〆処理をした後、水氷の張った船倉に入れて冷却。この処理にかかる時間が約5分で、この素早さがマグロの体温上昇を防ぐ決め手だそうです。マグロって実は体温が人間並みにあって、釣り上げられて呼吸が止まるとどんどん体温が上昇しちゃうらしいupwardright。そうなるとマズくなるわけですねwobbly。みっつめは、なかなかに精神論的な部分ではありますが、戸井の漁業者のみなさんがブランドを守るために誇りを持って厳しい品質管理をしているdiamond、ということでございます。


あぁ、あのメルティングマグロ、忘れられない…heart02

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2012/03/11

ウインドアンサンブル・ポロゴ~第4回自主公演~

Img114昨日、ザ・ルーテルホールにて開催された木管五重奏団ポロゴの公演event。いつも必ず何かをいただけるpresent(って、モノをくれるわけぢゃないわよcoldsweats01)ポロゴちゃんの公演、今回も果敢に攻める渾身thunderの演奏を聴かせてくれました。スバラシかったですぅ~~shinehappy02note


なんといってもプログラム後半のムソルグスキー「組曲『展覧会の絵』」、なよやかなキラキラshine女子が、むくつけきロシアの巨体おっさんdangerムソルグスキーをバリッバリimpactに演奏するんですよッsign01普段オーケストラで聴きなれている曲を聴くと木管五重奏の可能性の大きさがホントーによくわかります。全く遜色ありませんbell。っていうか、楽器そのものの個性がより緊密に絡み合って、音楽の緊張感的密度の大きさたるやプラチナ並みdiamondなのではないかと思うほどfuji


で、このプログラムの面白いところは、ムソさんがモチーフとした友人の絵artをスライドで展示することによって立体的に楽曲を理解するサポートをしてくれるところ。学校へのアウトリーチ活動などで、現場の瞬発力および応用力がキタエられている彼女たちならではのナイスアイディアflairだと思います。わたくし、もちろんCDやナマオケでこの曲は聴いてましたが、絵そのものを見たのは今回が初めて。それぞれの絵についてのMCkaraokeが入ることによって、背景にあるそれぞれの国情、文化・風俗などがよりわかって、「なるほどぉ~~spa。」ってなる仕組み。アンサンブルもバッチシ合ってpass、これほどまでの仕上がりになるまでのメンバーさんの修練sweat01の積み重ねに、思いを致した次第でございますconfident


今回のポロゴちゃんは、2年前にわたくしが拝聴した時からおふたりメンバー交代recycleがなされていて、気のせいかcoldsweats01平均年齢が下がった(スンマセンcoldsweats01)ようなカンジがいたしますが、演奏も若々しくbudなった(再びスンマセンcoldsweats01)というか、勢いがハゲシくimpactなった(再々スンマセンcoldsweats01)というか、やはり変化するものですねぇ。そして生え抜きのメンバーのみなさんの、更なる充実ぶりappleというのもやっぱり感じるものです。ひとつの楽団をずっと追っていく楽しみが味わえますcatface。…ぅわ、なんだかA○Bの追っかけオタみたいダ…coldsweats02


さてわたくし、ポロゴちゃんの演奏会では「新規顧客を連れてくキャンペーンflag」を行っておりまして、今回の友人いわく「目をつぶって聴くと頭のなかが音楽だけになって、現実的な問題など忘れられてリフレッシュできる…今日も精神のお洗濯ができました。」。カラダ中全部音楽だけにできるなんて、実はすごい贅沢なのかも知れませんねnotes


来年のテーマは「アメリカ」だそうです。アンコールではガーシュウィンをやってくれましたnote。わたくし、バーンスタインさんが好きなのでプログラムにあればウレシいなぁ~heart04

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2012/03/10

「…from Bach」バッハからほとばしる音楽たち

0309 いや~またしても八條美奈子先生、ヤッてくれましたッimpactsign01ってかヤリすぎッsign01もー感服ですッsign03


昨日、キタラ小ホールで開催されたKitaraアーティスト・サポートプログラム第1回コラボレーション・リサイタル。北海道作曲家協会が主催して、北海道ゆかりの作曲家と演奏家が芸術上タイマンバトルimpactを繰り広げちゃうというヒジョーにスリリングsweat01な企画なんですが、やる方は相当タイヘンだと思いますwobbly。バッハのフルートソナタロ短調と、それにインスパイアされて出来た本邦初演の新曲を3曲、その他に3曲notes。もー八條先生、ドM決定smilecrown


新曲3曲のうち、一番気に入ったのは「纏~MA・TO・U~」かな。聞きやすい曲でしたnote。始まりは印象派のようで途中からはジャズみたいになって。旋律も美しかったですshine。他の2曲は現代音楽だったのでわたくし的には難しかったweep。杉山氏がご自分の曲について「私にしかわからない。私のための演奏。」と言われてましたが、それを聞いてわたくし、腑に落ちるものがありましたflair。もしかしてこれが現代音楽曲の本質なのではないかとthink


しかし、現代音楽に特徴的な特殊奏法というのは面白いですね。シャリーノの曲(「魔法」は魔法でもどっちかってーと「黒魔術」typhoon?)は、いったいどうやって演奏しているのかわからないところだらけでdespair。舌?吸い込み?だけどフルートに関してはゼッタイ尺八の影響がありますよね?学生時代と、社会人になっても数年邦楽をやったわたくしにとってはおなじみの楽器ですが、ここにもジャポニズムの影響があるのではないかと思うんですけどもjapanesetea


ラストの元ネタ、バッハのフルートソナタはサスガでしたshineshine。美しく明朗、端正でいて深みと幅を感じましたfuji。第2楽章は美しすぎてウルウル…weep。チェンバロもナマ音は初めて聴きましたが、一気に18世紀へ連れて行かれますねdash。明楽みゆきさんのお衣裳もステキでした~cute


お衣裳と言えば、前半の八條先生は白のシンプルなドレスshine。後頭部を高く結い上げ下は巻髪ふんわり。まるで音楽のミューズが舞い降りたかのようsun。カワイイ~ribbon。後半の黒のドレスでは、な、なんとsign01わたくしの制作したネックレスを合わせてくださっていましたッsign01こんな大舞台diamondに連れて行ってくださって大感激impacthappy02。先生、ありがとうございますッheart02sign03


そのほかのわたくしのツボchick。北海道作曲家協会会長の八木幸三氏は、北海道新聞の札響評penでは結構キビしい物言いでコワモテおぢさんだと思っていたらsmile、MCは意外とフレンドリーbleah。そして作曲家二宮毅氏のお話、面白かったですねぇ、八木さんにぶった切られてthunderましたがcoldsweats01。韓流スター風ルックスで学校ではモテモテheart04先生catface


アンコールでは、一時期先生のお弟子さんで現在作曲を勉強中という方のコンクール入選作を演奏されました。これまたなかなかに難解な曲typhoon(わたくしにとっては、ということですがcoldsweats01)でしたが、先生の想いtulipだけは受け取れた、と思います…smile。というか思いたいpenguin


それにしても、前半1曲目のJ・Sバッハ/グノーから4曲目のサルヴァトーレ・シャリーノ、思えば遠くに来たもんだ的この隔世感sandclock。音楽の可能性は無限ですね~up

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2012/03/08

「日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか」

国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学教授である山田奨治氏の著作book


ブログを書いてると気になってくるのが著作権侵害bomb。不特定多数の人の目に触れる状態にしているネット上のサイトに、引用した他人の文章を安易に載せちゃったりなんかしていいのかsign02、とか気になっちゃうのでその都度調べたりしてるうちに、この本のタイトルが目eyeに入りました。


いや~、いろいろ興味深いことがわかりますねぇ。無断コピーすると窃盗と同じくらい重い罪thunderになるとか、近年どんどん中身が変わっている著作権法の改正がどんな風に行われいるのか、とか、知らないってことは実はオソロシいことなんだなぁ~shock、ってことを思い知らされます。


そういえば、昔DVDcdが流通し始めた頃「コピーワンス」なるものがあって、録画した番組は1回だけディスクに録画できるとかそういうやつだったと思うけど、ずいぶんケチくさいなぁdespairと思った記憶が…。それが2~3年前にブルーレイの録画機を買った時にはそんな単語はトリセツのどこにもなく、あれ?変わったの?なんてノンキspaに思ってたけど、実はその背後ではいろんな団体が己の利益をギチギチimpact争って、結果的に小学校schoolの学級会並にほとんど何も決まらず、でも国際条約に引っ張られて、気づいたときにはいろんなことが変わっちゃってる、ってカンジなんですねぇsweat02


この著作の中で、わたくし、初めて法律を改正する時の政府の諮問機関の議事録memo的なものを読みました。著作権者、メーカー、学識経験者、消費者団体など、いかに自分たちが生き残るかをツバを飛ばしてsweat01言い争ってる。自分だけ生き残っても仕方ないのにねぇsad。著作権法の精神「文化の発展に寄与する」なんて、どこの世界のハナシ~bleah


この権利意識丸出しのヘンなひとたちのお陰で、名作「キャンディ・キャンディ」shineが普通に読めなくなってるなんて、世の中オカシんじゃないの?ったくannoy

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2012/03/05

「不便から生まれるデザイン」

京都大学大学院情報学研究科准教授、川上浩司氏の著作book。いや~、難しすぎて90%は理解不能だったけどwobbly、まぁおっしゃりたいことは何となくわかったようなbleah?サブタイトルは「工学に活かす常識を超えた発想」。


便利と豊かさは同一視できるだろうか。不便は悪いことで、積極的な価値を見いだすことはできないのだろうか。不便の解消を試みた結果、思いがけない問題が発生することがある。ならば不便にも益が存在するはずで、その益をモノや方式のデザインに活かす方策を考えても良いのではないか。』ってことなのね。


「便利」ならなんでも良いのか?っていう疑問は、ヒトとして根元的な不安からくるもののような気がするのね。便利な機械に何か不具合が起こった時、もーどーしていーかわかんないtyphoon、ってのはやっぱマズいと思うsweat01。車carなんてその最たるもんだと思う。仮に暴走し始めちゃったりしても、今の車はエレクトロニクスだらけなので手のつけようがないじゃん。真剣に考えると実はスゴくコワいんだけどshock、コワいのでそーゆーことは起こらないことにして毎日使っちゃってる。そこんところ、この本では「ブラックボックス」と呼んでます。現在の最大最悪のブラックボックスは、言わずと知れた原子力発電所ですねdanger


そんなことで、今や「便利オンリー」は行きすぎてしまったのではないかと思われる現在、不便の効用として、以下の点があげられています。①手間を介した対象系の理解(可視性)②気付きの機会拡大③能動的工夫の余地と飽和しない習熟


この不便の効用って、実は人間として豊かに生きていくのに、本来的に必要なものなんじゃないかと思うdiamond。どれも「モノづくり系」「趣味系」「学習系」ってカンジだもんね。ボタン1コ押すだけで出来ちゃうなんてツマンないしdown。まぁ、でもわたくし的には家事系はボタン1コでいいワsmile


著者の専門である工学系は、本来「便利を追求する学問」なんだろうけど、ここはそれを逆手にとって「不便の益」をシステム的にデザインできれば、といった方向性を目指してるってことですね。この分野は心理的な要素も非常に大きいので、楽しく「不便の益」を享受できるようになれば、わたくしもありがたいと思うわけです。期待大デスnotes


さて、川上さんもかなりユーモラスなお方で文章にもその個性がジワッと滲んでいて、ところどころ声を上げて笑えるimpacthappy02ほどなんだけど、その息子さんがまたスバラシんだわーshinegood。『次男が「自動車免許とるの、気がノラない」と言う。エコエコ言いながら、CO2を排出することがわかっている装置を使う気にならないとのことである。息子が「オレの下宿にはテレビがない。なんでエコポイントもらえないんだ」と言う。実家のテレビは生産にも使用にもCO2を排出することがわかっているのにエコポイントがもらえたが、オレはそれ以上にCO2排出削減に寄与しているんだとのことである。』全くその通りだよねぇcatface。いいなぁheart04、わかものchick

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2012/03/02

「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」

2011年3月11日の地震発生1ヶ月後に実施した報道部員へのアンケート結果から、当時の様子を記録しておくべきだという意思のもと書かれたもの。河北新報社著book


被災地の地元新聞社としての活動は、やはり肉体的にも精神的にも相当に厳しいものがあったようです。特に報道部員へのアンケート結果を抜粋したものと、震災発生1ヶ月後から始まった日刊紙としては異例の長文による検証企画記事についての章は圧巻でした。被災地の地元紙だからできること、被災地の地元紙だからやらねばならないこと、大きな苦しみの中でのそういう“在り方”を、ドンッsign01と提示しています。編集局長によるあとがきも、凜shineとした決意を感じさせて、わたくしの気持ちをも引き締めてくれました。


そして涙なくして読めなかったのが、被害に遭い命を落としてしまった販売店店主の奥さまの手記。最後まで新聞店主としての使命を全うしようとした夫への優しい愛情があふれる言葉で、こういう人々によって日本の新聞は配達されているんだなぁって、改めてじっくり新聞を眺めてみたりweep


そんな中やっぱり残念なのは、「第4の権力」としての新聞記者の傲慢さが、文章の端々に無神経な単語となって現れているところ。まぁ仕方ないか、と思うけれども。震災発生直後の報道部員の取材、整理部員の紙面制作について書かれてある部分なんかにちょくちょく出てくる。文章を扱うプロなんだから、言葉の繊細なニュアンスをもっともっと大切にして欲しい。この編集局の件(くだり)は、感情てんこ盛りの主観よりも第三者による客観的な記述の方が、逆に感動的になったのではないかという気はした。ま、感動を狙うものでもないけど。


しかし、河北新報は被災地のひとつの「光」として、これからもっと大変な使命を遂行していかなければならないでしょうから、どうぞ社員のみなさんには頑張っていただきたいと思います(新聞社員には「(仕事を)頑張れ」って言っていいですよね?)。

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