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2012/04/13

「日本の問題」

日本在住歴30年以上のイタリア人ジャーナリスト、ピオ・デミリア氏著book。「3.11」をめぐる取材を通して“日本の問題”について書かれたもの、なんだけど、何が書かれてあったとしても、『札幌空港』(122P)などど書かれた日にゃ、どーにも“ジャーナリストとしての”執筆姿勢に疑問を抱かざるを得ないシロモノtyphoon。他人の取材姿勢を問う前に自身、することがあるんじゃないの~?


あとがきにあるように、イタリアで出版されたものを下敷きにしたものなので、今回の震災と原発事故を海外メディアがどう報じたかが批判的に書かれており、「日本の問題」というより「海外メディアの問題」と改題した方がいいのでは?って気もする。


前半は、特に『ガイジン』が日本で災害取材をすることの困難さと、それをいかに機転を利かせて自分は乗り越えたかなどなどの自慢話をダラダラとgawk。「取材許可証」をゲットして、車の給油も行列する被災者を後目に優先的にできた、とか、結構無神経なのよね~annoy


わたくし、阪神・淡路大震災の時非常に強く感じましたが、地元メディアでもない記者が震災直後、被災地に車で押し寄せ救急車両を入れなくさせたり、家を失った被災者を押し退けるように近隣ホテルを借り切ったり、「報道の自由」をはき違えてるんじゃないの?と思わせられる事例がたくさんありました。まずは人命第一なんじゃないでしょーかpout


ま、それはともかく、「外国人から見た被災地としての日本」という視点からの著作としては残念ながらほとんどが「想定内」で、ハッcoldsweats02とする指摘は特にはありませんでした。スンマセン、不遜でsmile。ただ、日本の屋外の公共の広場には、政治的な集会などを出来なくさせるような意図的な構造物(ベンチとか柵とか)がある、という指摘には、ナルホドなぁ~flairと。


いずれにしろ「日本の問題」と重々しいタイトルの中身は、ほとんど「ジマンfuji」ですsweat02。これがイタリア人ってことかしらcoldsweats01

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