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2012/04/04

「「上から目線」の構造」

いつでもどこでも「上から目線」のわたくしsmile。なぜ「上から」なのか、その心理を自ら探るべくページを繰ってみたけど、なんか想定内でイマイチdown。お、早速の「上から目線」ッimpactbleahsign01心理学博士、榎本博明氏の著作book


なんだか結論的には、「若者のコミュニケーション能力の低下」が原因である的な、それこそ「若者論」風な感があって、それってどーよ?ってカンジなのよねーtyphoon


「上から目線」が特に気になる人種というのは、自信のなさからくる「見下され不安」にかられる人、劣等コンプレックスを持つ人、甘えが強く被害者意識を持ちやすい人、だそう。こんなの、別に現代の若者に限ったハナシじゃないじゃん。で、「上から目線」になる人種というのが、勝ち負けにこだわる人、過剰な比較意識(他人あるいは理想自己)を持つ人、だそうです。まぁ、そうでしょう。これって苛烈な受験戦争時代を生きてきた40代以上なら高い確率でそうなっちゃうんじゃないdanger?こういう、わざわざ心理学者さんに言われなくても何となくわかりそうなことを開陳されたあげく、今の若者のフリーター指向批判やら「自分探しのモラトリアム」批判あたりは、もう思いっきり一昔前の思想で、「今これか?」なカンジgawk


後半も、若者の人間関係とコミュニケーション能力の欠如に対する批判だらけ。他人との距離の計り方の難しさは古来あったわけで、それが、デジタルツールmobilephonepcが当たり前になってる現代において変質してくるのは当然のことでしょ~?古い世代の人間がいまさら嘆いたところで、どーしょーもないと思うんだけどwobbly


若い人たちが目上の人間に向かって「上から目線でモノを言うな」というのは、実体が伴わないくだらない大人を見切ってるからってことかも知れないしね。万能感を持って誇大自己を吹聴するのは若者の特権で、そういうことにいちいち目くじらを立てる大人の方こそ、己を省みてみるべきなんじゃないかしら?


人間関係の密度が変わっていったり、日本語の使い方が変わっていったりってのは長い歴史の中では必然なわけで、その否応なく変容していく事態の中から、何が一番マシな選択なのかってことを良識ある大人が考えていくしかないでしょう。未だかつて「絶対的に良い社会」なんて、世界にあった試しはないんだからさ。


というわけで、そうエラそうなことを言える世代とも思えない今年57歳になる筆者の、古い価値観があふれ返るどーでもいいこの著作。日経プレミアシリーズもたいしたことないなぁdown。と、日本史上最もダメなバブル世代のわたくし、全編「上から目線」で書いてみましたsmile。てへcoldsweats01

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