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2012/07/16

「楽園のカンヴァス」

原田マハさん著の長編小説book。素朴派の代表画家art、アンリ・ルソーをテーマにしたもの。ルソーの画風に寄り添う、とってもナイーヴでいながら情熱的で瑞々しいロマンティックな作品heart01。わたくし、ルソーは結構好きな画家さんなので、なんだか久しぶりに少女マンガを読んでる時みたいなドキドキ感を味わったワ~heart04


ルソーを研究するMoMAのアシスタント・キュレーター、ティム・ブラウンと新進気鋭の学者、オリエ・ハヤカワが伝説のコレクターに招待され、ルソーの絵画の真贋を鑑定するsearchよう依頼されるというのがメインストーリーなんだけど、ルソーが好きなだけあってとにかくこの3人がめちゃナイーヴchickな人たちなのね。そして、その真贋を見極める手段として7編の資料を毎日1編ずつ読むことを要求されるんだけど、この資料の内容がまたすこぶる素朴派bud。だけど、この素朴な文章の中に誠実にキラメくshineものが潜んでるのよねdiamond


ピカソがその作品を評価し愛したことによって、画壇において一定の位置を占めることになったけれど、メインストリームには決して乗らない「日曜画家」ルソー。そんなルソーをテーマとして選んだ元キュレーターでもある著者の、絵画に対する想いが素直に伝わる素敵な作品でしたhappy01。わたくし、こーゆーの、とってもスキ~sun


わたくしもだいぶん昔、ルソーのナマartを観たことがあります。どこの展覧会だったかキレイサッパリ忘れましたがcoldsweats01、確か「アンリ・ルソーとナイーヴ派展」的なものだったと思います。でもそこで観た「詩人に霊感を与えるミューズ」はかなり強烈impactに印象に残りました。技術の稚拙さとか理論の欠如とかそーゆーウルサいことはこの際どーでもいーpunch。ルソーの画面には、シン…とした静けさに塗り込められた熱い情熱heart02が潜んでいる。それがじっeyeと観ているうちにじわじわじわっと迫ってくるんですwave。もー、感性のモンダイですねconfident


この作品を読んだら、わたくし、モーレツdashにMoMAに行ってルソーの「夢」、観たくなりましたup。でもニューヨーク、コワいしなぁ~~~wobbly

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