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2012/08/02

「消失グラデーション」

長沢樹氏著book、第31回横溝正史ミステリ大賞、大賞受賞作crown。「横溝正史」っぽいといえばそうなのかな~とは思うけど、「驚愕の真相」なる部分はミステリとしてはなんだかズルいカンジがするthink


とはいえ、この作品では、セクシャリティとジェンダーの問題がヒトとしてのアイデンティティと深く結びついている、ということが重層的に底辺に横たわっていて、そのあたり、極めて現代的だなぁ~と思うのよね~。


で、その現代的テーマとミステリを組み合わせた物語の緻密な構築力は並ではないワgood。気の利いた会話も地の文もお見事でshine、わたくし高校生の時、こんなにカシコい会話できなかったわよー的レベルのオシャレ度smile。ミステリ要素がなかったとしても、青春スポーツドラマsunとしてかなり読ませる作品になってると思うし。


でも、ミステリはいつも何も考えずに読むわたくしにすら、主人公椎名康が「なんかオカしぃ~typhoon?」って途中で気づかれるようぢゃ、まだまだかな?…なんちってbleah

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