« ピンクのねこじゃらし? | トップページ | 「子供の名前が危ない」 »

2012/08/06

「アッティラ!」

籾山市太郎氏著、表題作が第4回小説宝石新人賞受賞作book。なかなかにスットボケた味わいのある、掘り出し物の中編集good


表題作だけを読むと、なにやらちょっと非日常感が漂う、ほんわかしたオトナの童話的cuteな雰囲気があるんだけど、ほかの2編が独特の味わいがあっておもしろいのよね~happy01


文体的には短いセンテンスを歯切れよく重ねて、ここちよいリズムが生み出されるカンジがわたくし好みnote。そのテンポのよさが飄々としたテイストを醸し出してるんだけど、それでいてちょっとハートウォーミングheart01で、ニヤニヤしつつもラストにはプハッっと笑えるオチもあるsmile。なんかこー、しょーもないダジャレを壮大な(ってほどでもないけど)ストーリー仕立てにしてみましたってカンジ。遊びゴコロがあるんだわね~penguin


でも遊んでいながら、ちゃんと、ヒトが生きるということの深いところでの共感っていうか、「人間ってステキだなぁ~」って思わせてくれるっていうか、そーゆー人生に対する肯定感が何ともいえずイイわけですdiamondshine


いや、でもほんと、「アッティラ」におけるアッティルカイラーたちの歌の詩といい、「ほもよろを」のコトバ遊びといい、「マルチャペル」のマレ島の村長の話といい、籾山さんのセンス、わたくしスキだわ~~chick

|

« ピンクのねこじゃらし? | トップページ | 「子供の名前が危ない」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/55366400

この記事へのトラックバック一覧です: 「アッティラ!」:

« ピンクのねこじゃらし? | トップページ | 「子供の名前が危ない」 »