« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012/09/29

「元町・教会めぐり」~そのルーツと音楽に触れる~

いや~、参加して良かったワ~happy02。最近お疲れギミだし天気は悪いしどうすっかな~と迷ったけど、クリスチャンでもなんでもないわたくしにとってはホント、貴重な体験となりましたsun。函館市民でシアワセ~~heart02


岩手旅行の報告編が続いておりますが、ちょいと横入りをばclip


Img025Img026函館の元町地区には、プロテスタント、カトリック、それぞれもたらした国もアメリカ、イギリス、フランス、ロシアと4つの異なる宗派のキリスト教会があります。これは全国でも珍しいことだそうです。その4つの教会が、昨年の東日本大震災をきっかけに、被災者のため、世界の平和のための祈りの場を市民向けにウォークラリーとして、合同で展開しようと昨年初めて実施したものの第2回目です。去年はわたくし、こんなイベントがあったことを事後に知り、わー行きたかったーッsign01とモダエたのでしたtyphoon


仕方のないことだけど、やっぱり簡素なプロテスタントに比べるとカトリックのキラビやかさ、豪華絢爛さshineにわたくしヤラれましたlovely。ルターさんやカルヴァンさんにソッコー一刀両断thunderされるわたくし。ぎゃーsweat01


Photo_2Photo_3まずはアメリカからやって来たプロテスタント、日本基督教団函館教会からスタート。簡素でさっぱりした堂内。しかしなんとこの建物、わたくしの母校、北海道大学の農学部本館とか理学部本館というモダーンでカッコいいspade建築物を手がけた萩原淳正氏の設計だそうで、それを知ったとたん、なんか急に親近感が沸いてきましたcatface。今回のイベントのテーマである「そのルーツと音楽に触れる」というコンセプトに最も合致させて、一般ピープルにもわかりやすくプレゼンしていたのが、この日本基督教団函館教会さんでしたね。グッジョブgood。正面に丸いステンドグラスを配しただけの堂内で響くパイプオルガンの音noteに、プロテスタントの教えの全てが凝縮されているようでしたconfident



Photo_4Photo_5Photo_6Photo_9Photo_8


Photo_10

そしてお次がフランスからやって来たカトリック、カトリック元町教会です。ガイドブックbookで読んで知ってはいましたが、ローマ法王から贈られた祭壇などのスバラしさdiamondにはもーチョービックリッsign03スゴすぎーッsign03この彫刻群だけでも1日中観てたいeye。そして、ヒーリングミュージックとしてCDcdはよく聴いているグレゴリアン・チャント。これってカトリックの聖歌だったんですね、って、モノ知らなさすぎcoldsweats01?教会所属の聖チェチリア混声合唱団さんが歌ってくださっていましたが、喜びの表情で歌う方々が印象的でした。最後の「アヴェマリア」、東日本大震災を忘れないための祈りの曲が歌われた後に、来場者全員で黙祷。



Photo_11Photo_12続きまして英国からやって来たプロテスタント、日本聖公会函館聖ヨハネ教会。こちらも円形の簡素な空間に大きな木製の十字架が浮かぶコヂンマリとした堂内。こちらでは参加者がミッチミチcoldsweats02になっちゃってスタンディングとなりました。英国国教会といえばどうしてもヘンリー8世を思い浮かべちゃいますがsmile、司祭さんは英国的な(?)シニカル性とユーモアをお持ちのようですね。ここでは「夕の礼拝」に続いて東日本大震災のための特祷が行われました。事前に礼拝というものについて何の説明もなかったので、フツーに布教活動に参加させられてるのかと思ったワsweat02。つまり、日常に即した実践的な活動を(まっしぐらに)されている教会さん、ということなんでしょうwink



Photo_13Photo_14Photo_15Photo_16そしてラストがロシアからやって来たカトリック、函館ハリストス正教会。ここでは「晩課」のお祈りが行われました。司祭さんもおっしゃってましたが、キリスト教の中でも最も古くて固い形で受け継がれている東方正教会の祈りの儀式を観られるのは本当に貴重diamondな経験です。函館ならではだと思いましたconfident。普段はフテブテシいdashわたくしですが、観ていて久しぶりにドキドキheart02いたしましたよ。内部は以前参拝させていただいたことがあったので、イコノスタシス(聖障)は観ていましたが、それが儀式の時、こんな風に使われるというのを知ることが出来てカンドーweep。息をひそめて眠っていた堂内が生き生きと蘇るupカンジなんです。祈りが始まると一斉に鐘bellも鳴り出して、敬虔で厳粛な雰囲気にcrown。聖歌隊の歌は全てアカペラなのでどうやって音をとるのかと観ていたらeye、指揮者の方が小さな音叉をならして耳元earで確認してハミングnotesで知らせてるんですね。この指揮者の方は、わたくしたち参加者に歌わせる場面でも絶妙なフリで職人芸のようにキューを出します。スバラシいですclub。そして、9月の中旬に東方正教会の総主教キリル聖下が来函されていましたが、その記念のイコンをお土産としていただきましたpresent。わたくしのダイスキheart04なキラキラshineイコン(あぁ、バチアタリ…sweat02)、いい記念になりました。ありがとうございましたhappy01


今回のテーマは音楽noteでしたが、宗教と音楽は切っても切れない関係。西洋の宗教音楽はわたくしもよく聴くmusicのでおなじみではありますが、やはり祈りの場、教会で聴くとその本来の意味が改めて強く意識されます。今回、後半の2つの教会では司祭さんのお祈りが調べに乗せられていましたが、おふたりともビックリするくらいの美声shineなんです。美声による歌によって神聖が増す、というか陶酔性が増す、というか、そういう機能があるということなんですね。これは仏教でもあることだと思います。コーランもそうだといいますよね、わたくしは聴いたことはないけどcoldsweats01。趣味で西洋音楽に親しんでいる(つもりの)わたくしにとって、今回のイベントはいろいろと気づかされる、考えさせられるイベントでしたfuji


ところで、ハリストス正教会で歌っていらした方々、カトリック元町教会の聖歌隊のみなさんじゃなかったですかchick

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/28

龍泉洞

Photoもーッsign01ものすごーく美しいshineところぢゃないですかーッimpactsign01龍泉洞ッsign01地下水及び地底湖がチョーキレーッshineshinesign03昨年の地震で地底湖も一時濁ったようですが、復活してくれてヨカッタ~happy02。日本三大鍾乳洞のひとつだそうですが、わたくし、山口県の秋芳洞の記憶を抱いて行ったもんだから、通路のセマセマ感にワクワク~heart02。インディ・ジョーンズ気分を味わいましたーッwavesign01


一関ICから高速に乗り北上car。途中紫波PAで盛岡冷麺を食しdelicious、下り限定「三陸塩チーズソフト」(激ウマsign01)をなめたりなどしつつ、龍泉洞に到着したのが午後3時過ぎ。観光客も少なかったので落着いて探検できましたgood


Photo_2Photo_3暑い外から中に足を踏み入れると「サムッsign03」。洞内温度は17℃くらい。だいたい常に洞内は10℃前後だそうです。鍾乳石で足元は濡れてるんだけど、これが意外や滑らない。フシギ~coldsweats02。薄暗く狭い洞内の通路を上り下り、BGMにはずーっと地下水が流れる音が響いていてnotes、その水がまたもんのすごい透明。なので、「ドラゴンブルー」で有名な地底湖も、肉眼での見た目はわずかな照明がユラユラ反射する真っ暗な水面です。その底知れずに揺れる水面をジッと見つめてるeyeと、もー、そのまま吸い込まれそうなのよtyphoon。それが、エイヤッと(暗くてどこに水面があるかわかんないので)写真cameraに撮ると、スキッthunderとドラゴンブルーッsign03カチョイイーッhappy02sign03


Photo_4Photo_5通路の照明がいろんな色に変わるんだけど、ヘンに着色しないほうがいいんじゃないかなぁ~despairと思いつつ、第一地底湖を写真に撮っていて気づいたコト。なんか、胃カメラの画像みたい…。なんてことがアタマに浮かぶと、もう通路も人間の小腸みたいダ…、な気持ち(ホンモノは見たことないケド)smile


Photo_6Photo_7一番奥の第三地底湖までたどり着くと、帰り道は2通りあります。ひとつは今来た通路を戻る道。もうひとつは階段270段の「峠越え」。もちろんヘタレのわたくし、逆戻りコースを行こうとするとTちゃんがひとこと。「何があっても階段で行くよ。」…ハイ…weep



Photo_8ちっちゃなコウモリさんにオビえつつヨレヨレしながら龍泉洞から脱出して、今度は向かいの龍泉新洞へshoe。こちらは現役の研究search対象鍾乳洞で、より原型に近いってカンジでしたねー。入口の頭上にはデザインされたコウモリさんが。ヤリますgood。で、入って左の壁に、研究のために地底湖に潜るカッコの人形が展示されてるんだけど、なぜか8頭身のモデル的ガイジン。なんかコワイ…sweat02。なんとなーくヤバいカンジの始まりだったけどbleah、その後奥に進んでいくと、鍾乳洞の実物を見ながらの解説や生物の標本の展示などにだんだんテンションが上がってup行き、最高潮が洞内で生活していた原始人家族の登場ッsign01Tちゃんの「うぉ~。」っていう声にビックリimpactし、ひっそりといきなり出現した家族にもビックリimpactsign01髪の乱れがリアルでこれまたコワイ…sweat02。みんな食べるのに必死sweat01の様子で、果たしてこの一家に家族団欒はあったのかッsign02


Photo_9Photo_10Photo_11Photo_12Photo_13







(岩手の旅は続く~。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/25

旧沼田家武家住宅~松栄堂総本店さん

PhotoPhoto_2猊鼻渓から一関市中心部に戻りcar、昨日時間切れで行けなかった旧沼田家武家住宅へ。一関市指定文化財、歌舞伎の舞台みたいでウキウキ~heart02


一関市は、磐井川(北上川に合流する川)の度重なる氾濫で大きな被害を受けてきたそうですweep。世嬉の一さんの蔵の前の電柱(だったか)にも、昭和22年と23年に被害の大きかった2つの台風の際の水位がものすごく高い位置につけられてましたcoldsweats02。そんな災害にもめげず、市内にいくつかあった武家住宅のうち唯一残ったのがこの沼田さんちhouse。一関藩のご家老さんのおうちです。現在の場所には一番古い形で移築されたようですが、昨年の地震にも負けませんでしたangrypunch。内壁に多少ヒビが入っていましたが、1本の釘も使わない建築物のフレキシブルな強さが証明されたってカンジですねdiamond


わたくしたちがどれどれ、と広ーい厨房とおぼしき土間に足を踏み入れると、すかさず観光ボランティアのおじぃちゃんがスルスル~cloverと近寄って来て、大層自慢ゲに説明してくれますkaraoke。まぁ、ホントに自慢していい物件なんだけどねsmile。厨房が広くなっているのは農家様式であるとか、台所の囲炉裏の自在鉤とか、その上の干物作り用の台みたいなのとか、実物を見るのは初めてだったので、その工夫のありようが実にスバラシくgoodて、生活人ってホント偉大だなぁとシミジミ思ったワーconfident。でも窓も戸も1枚で火鉢1コとか、寒かっただろーなーsnow。身分によって入り口が変わるっていうのもオモシロい。フツーの人は手前の玄関、エラい人だけが枝折り戸を通っていきなり主人の書斎兼謁見の間(っつっても質素な上座敷ですが)に入って行ける。この謁見の間は書院造になっていて障子の窓がイキなのよね~spade。Tちゃんは、展示してあった、底にこうもりがデザインされた食器におメメeyeキラッキラshineでクギヅケになってマシタsmile


全体的に質素でコヂンマリとした造りだけど、随所に生活の知恵と遊びゴコロが散りばめられてて、きっと貧しくとも楽しい家族だったんだろうなぁ~なんて、勝手に想像しながらの見学でしたhappy01。ボランティアじぃちゃんは、「沼田家はたかだか300石のちっちゃい家でしたけど~」なんてご謙遜してらっしゃいましたが、あそこは行ったか、ここはどうだと熱心に聞く様子に、郷土を誇りに思う深い愛情heart01をわたくしビシビシthunder感じましてよhappy02

Photo_3と、郷土愛に打たれつつ、そこから程近い松栄堂総本店さんへ。昔、「東北うまいもの大会」的イベントでは必ずここの「ごま摺り団子」をウレシそうcatfaceに買う先輩がおり、そのあまりのご寵愛ぶりheart04にわたくしもつられるように団子買いに。そんな中ッsign01その総本店さんにつひにお邪魔することにッsign01格調高いdiamond店内で、早速「ごま摺り団子」購入ッmoneybagsign01たった一箱買っただけなのに、店内で冷たーいしそ茶とかぼちゃのお菓子で丁寧なおもてなしsun。んー、なんていいお店なのッlovelysign01移動の車の中で、初めて食したらしいTちゃんも「おぉーッsign01」とウナるステキな食感shine。でしょ、でしょhappy02?裏口も趣のある松栄堂総本店さんでしたfuji

(岩手の旅は続く~。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/23

猊鼻渓

Photo_2岩手県一関市にある渓谷。みどりみどりclubしたところが大好きなので、癒されに行きました~heart04。渓谷は北海道にも層雲峡なんてのもあり、見るのは初めてではないけど、やっぱ舟下りぃぃ~~ship




前日とはうってかわって晴天sun。100メートル前後の岩の壁がそそり立つ渓谷の間の川をゆったりのんびり舟下りfish。往復で1時間半watchかかるってことだったので、ちょっと飽きるかな?なんて思ってたけど、全然そんなことなかったhappy01。やっぱり大自然に囲まれると時間の感じ方が違うのねぇ。それにしても、砂鉄川というゆったりとした川が、こんな巨大な渓谷を削り出すってスゴすぎぃ~~coldsweats02。いったいどれくらいの年月がかかったんだろうtyphoon


Photo_3Photo_4Photo_510人ほど乗りあった舟を、船頭さんが棹1本で操りますgood。この棹がまた、かなりの長さ。2階建ての建物並みsign01行きは見どころの奇岩の説明などを聞きつつ進んで行きますが、途中の鍾乳洞窟には毘沙門天さんがお奉りしてありますfuji。古来信仰の対象となってきたこともある鍾乳洞窟の形がここにもあるんですね~。なんてことを考えてるうちに折り返し地点へ。

 



Photo_6Photo_7Photo_8一旦上陸shoeして「猊鼻渓」の名前の由来となった獅子の鼻みたいな岩を鑑賞。待ち構えているオジさんが「うん玉」の説明karaokeを名調子で朗々と行っていらっしゃいましたが、その声をワンワン反響させるimpactくらいのデカい岩が圧倒的sign01様々な色調の緑cloverが石灰岩の白とコントラストを描いて、ホントにキレ~shine


Photo_9Photo_10この時期は緑色だけでしたが、季節によって藤などのお花cuteも有名なんだそうです。舟へ戻る途中の藤棚でチョーでかいクモを発見ッcoldsweats02sign01Tちゃん大喜びッsign01ワイルドだぜぇ~(どっちも)thunder


Photo_11戻りの舟上は乗客の雰囲気も和んで、船頭さんのMCにも笑い声があがるようになりましたhappy01。戻りの目玉は船頭さんのノドによる「げいび追分」note。「行きはしゃべり、帰りは唄。この猛暑で船頭もタイヘンです。」カワユいおじぃちゃん船頭さんデシタhappy01


(岩手の旅は続く~。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/21

世嬉の一さん

Photo世嬉の一さんは、岩手県一関市の蔵元さんhappy01。いわゆる南部杜氏ってヤツですね。カッコイイ~heart04。岩手旅行1日目の夜nightはここのレストランrestaurantで、地元の郷土料理、「果報もち膳」をいただきました~delicious


一関市の観光サイトを見るまで全然知りませんでしたが、「一関と言えばもち料理」だそうで、これは江戸時代から続く歴史ある食文化なんだそうですbell。なんつーことを知った瞬間から、もち好きのわたくし、これをネラってthunderましたッsign01


Photo_2Photo_3これが、それぞれの椀のタレの説明。どれもおいしいんだけど、いっちばん気に入ったhappy02のが、「じゅうね」。シソ科のえごまを「じゅうね」「じゅうねん」といい、地元産を炒って擦ったものだそうです。えごまは元々とても体に良いとは聞いていたけど、お味も絶品ッimpactsign01えも言われぬ奥深い風味は、わたくし初めて味わうものデ゙シタshineshine。このタレは買えなかったので、ドレッシングを購入してみました(もったいなくてまだ使ってない…smilemoneybag


で、「果報」というのは何かといえば、いわゆる「フォーチューン・クッキー」ですねsun。おもちの下に萩の枝が入っている椀があり、それが何番目の椀だったかで今日から何日目に幸運が訪れるかがわかる、っていうものですhappy01。わたくしは8日目でした。う~む、特にラッキーなことはなかったような…bleah


Photo_4さて、この世嬉の一さんは江戸時代から続く老舗だそうで、その建物は国の登録有形文化財に指定されていますが、昨年の地震による被害が大きく、通りに面した蔵が傾いでしまったそうですweep。前月くらいからやっと営業できるところまで復旧したそうで、地元の応援してくれる人たちへの感謝の言葉が店先に掲げられていましたheart02confident


Photo_5直売所も本来の場所から臨時に別の建物に移されていてちょっと手狭なカンジでしたが、わたくしそこでひとめぼれlovelyしてしまったのが、このバッグ。一升瓶が2本入る、頑丈な帆布製。目に入ったとたん、ヒャイーッsign01カックイーッhappy02impactsign03勇んでレジに持っていくdashと、お店の方(めちゃフレンドリーなオバチャンcute)に仕入れの秘密secretを暴露され、アワワ…とアセかきつつcoldsweats02、でもカッコイイから許すgood、的なノリで購入moneybag


Photo_6Photo_7その後、世嬉の一さんの「酒の民俗文化博物館」を見学しましたeye。酒蔵は他の土地でも見学したことはあったけど、ここには杜氏さんや蔵人さんたちの部屋を再現した「杜氏部屋」があったのは興味深かったですね~diamond。お酒の神様をビシッsign01とお祭りしているところが、スカッthunderとキリッshineとしたカンジup


大正浪漫noteの薫りが感じられる世嬉の一さんの建物。痛々しい姿weepから、1日も早く復旧されることを心からお祈りしていますconfident

(岩手の旅は続く~。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/18

中尊寺~Part2

(前の記事からの続き~)

Photo_11そして、お宝ザクザクshineの讃衡蔵へ。入ってすぐいきなり丈六仏3人が、どどーんimpactsign01一番右の薬師如来さんの頭光がおっきくてカワユイお花cute。らぶりぃ~heart04。国宝の金銅華鬘(本物はマックロケ…sweat01)、螺鈿平塵案(鷺足の台)、紺紙金銀字交書一切経、紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図などなどが次から次へと惜しげもなく展示されてますdiamondshine。この曼荼羅図は、宝塔の図柄が全部、お経の細密な金泥の文字で書かれているんですよー。もーめまいするぅ~typhoon。Tちゃんと「金銅華鬘のウチワがあったらイイのにぃ~catface。」って言ってたんだけど、さすがに商品化されてなかったcoldsweats01。お堂の装飾物といえどもやっぱ遊んじゃダメなのね~bearing


後半は、復元によって解明された金色堂のつくりを学べる展示pencil。巻柱の作り方も分解展示されていてとってもわかりやすかったgood。螺鈿細工や蒔絵についても簡単に学べます。このコーナーには学習中の小学生がワンサカschool。…でサー、お勉強はいいけどサー、おめぇら、展示ケースの上にノート全開すんぢゃねぇっつーのッannoysign01先生も注意しなさいっつーのッannoysign01…ま、わたくしは、そんな小学生の上にのしかかってケースの中を覘いて、無言の圧力でどかせたけどsmile。ウシシtaurus。復元された金箔と市販の金箔が並べて展示されてたけど、違いがわかんなかった。平安末期の技術が現在とほとんど変わりがないほどスバラシかったってことなんでしょうかsun


Photo_16今回、「世界遺産登録記念 東日本復興祈願」ということで秘仏secretが公開されていました。奥州藤原氏の3代目、秀衡の念持仏と伝えられているものだそうです。せっかくの貴重な機会diamondだっていうのに、あまりお参りする人がいませんでしたねdown。讃衡蔵の下を通って特別室へ。ブ厚い金属製の扉doorの前で秘仏「一字金輪佛」についてのご説明ビデオcdを鑑賞。その後、重々しい扉を開けていただくと、畳敷きのお部屋へ。高級料亭みたいな上品な雰囲気の中、とっても大切にされているのがわかりますclub。像の前に座って手を合わせつつじっと見つめていると、入り口でイスに座っていたお坊さんが「どうぞお近くでご覧ください。」などと言ってくれたので、なぜかちょっと照れつつcatface、ずずぃッと接近。前面だけの浮彫のような仏像は、わたくし初めてみました。横から見ると蓮台から垂れた衣の裾の薄さにため息dash。最後にもいちど正面からじっくりeye。お体に彩色が施されているので「人肌の大日如来」と呼ばれているそうですが、下から見上げてみると、蓮台のハスの花びらの一枚一枚の色がすごくきれいな紅と緑青のグラデーションになっていて、像全体の色彩artのバランスがただもう美しくてshine、あぁ、ありがたや~っていう気持ちになるのです。本物だけが持つ圧倒的なチカラcrown。大日如来はわたくしの生年月日の守尊、東日本の復興をシカとお祈りしたことでございましたconfident



Photo_12Photo_13Photo_14Photo_15で、お待ちかねのグッズ購入moneybagタイム。華鬘はウチワになってなかったので(ガッカリdown)、仕方なく蒔絵シールで我慢してやりました。あとは定番のクリアファイルnote。イベントTシャツt-shirtコレクターのわたくしとしては、やっぱ、場所の真髄を抽出した気の利いたカッコいいデザインがあってほしいなぁ~penguin


というわけで、アコガレhappy02の中尊寺、平安浄土の思想heart02をまったりいただきつつ、しかしハラはヘルempty。近くのレストランrestaurantで「前沢牛のしゃぶしゃぶサラダ定食」をいただきましたdelicious。うまかったーup。無農薬のご飯もめちゃウマかったーbell

(岩手の旅は続く~)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/15

中尊寺~Part1

いやーッ、もーッ、想像以上のスバラシさッdiamondshinesign03奥州は平泉、中尊寺の金色堂は日本の仏教美術工芸の頂点fujiじゃないでしょーかッsign03全体の金箔張もさることながら、螺鈿と蒔絵の細工の見事さshineは、実際に見てみないとわからない荘厳さッsign03まさに荘厳(しょうごん)ッdiamondsign03


20年ほど前に、親友Tちゃんと行った京都・奈良旅行を機に、「どーせ京都奈良は仏像見るしかないんだから(バチアタリッbearingsign01)、どれ、仏像のことでも勉強pencilしてみっか」と、「やさしい仏像の見方」的ビジュアル本bookを手にとってからというもの、たちまち奥深きブツの世界のトリコとなったわたくしlovely。在阪時代は、狂ったように毎週末京都奈良のお寺を回ったshoeもんでございますhappy02


そしてこの度、久しぶりのTちゃんとの旅の行き先は中尊寺メインの岩手にしましたspade。一関駅前で、サワヤカイケメン氏が手続きしてくれたレンタカーcarで平泉へ。サワヤカイケメン氏が教えてくれたように、世界遺産に登録されてからごっちゃり観光客が押し寄せているようで、夏休みのピークは過ぎたとは言え、この日も参道の月見坂の入り口に着いた時、団体様がどどどどーッimpactと出てきてました。参道にめいっぱい広がりまくって、ちょっとッsign01わたくしたち入れないじゃないのッsign01…あ、世界遺産でイカっちゃannoyダメだわねcoldsweats01


PhotoPhoto_3Photo_4Photo_5苔むした杉がしゅるしゅる伸びる参道を、地蔵堂も薬師堂も本堂もぶっ飛ばして一目散に金色堂へdash


Photo_2Photo_12静謐な空気に満たされた覆堂内の金色堂は思いがけずコヂンマリcuteしていて、ミニチュアマニアのわたくしのオタクゴコロをいっきなりくすぐるものでしたhappy02。コチョコチョclover。一見して圧倒されるのが4本の巻柱の螺鈿細工diamond。「すッごーいッsign03きッれーッsign03」を小声で連発thunder。これ、写真では全く気づけません。ウカツにも双眼鏡を持参するのを忘れたわたくしに「これならあるよ。」とすかさずTちゃんが差し出してくれたオペラグラスで観察searchすると、これまた巻柱にいらっしゃる蒔絵のブツがカワイーッchicksign01堂全体や仏像を覆う金箔はキンキラキンのピッカピカじゃなくて(それもわたくしキライじゃないケドcoldsweats01)、マットな質感のシブ好みjapanesetea。阿弥陀さまや菩薩さまたちもチンマリと端整でめっちゃカワイイ~lovely。透かし彫りの荘厳具や瓔珞も可憐に華麗bell。わたくしも作ってみたい~~heart04


Photo_6Photo_7Photo_8経蔵や旧覆堂(宇治の平等院鳳凰堂を思い出させる正面窓がついてました)を見つつ、能楽殿へshoe。ここは今も現役で、薪能などが上演されているそうです。見たいーッimpactsign01古びて鏡板の老松もハゲハゲだけどイイ雰囲気ぃsun。茅葺の屋根に芽吹く緑budが命の繋がりを感じさせマス。この能楽殿は横におわす中尊寺の鎮守・白山神社のもののようです。なんでも豊臣秀次と藩主伊達政宗もここで能を観覧した、という由緒正しき重要文化財fuji


Photo_10Photo_11この白山神社は芸能の神様でもいらっしゃるようで、わたくし、即効お守りをいただきましたpunch。わたくしの芸事もこれにてバッチシッscissorssign01能楽殿の裏側には干支別のお宮があって、干支の絵artが添えられていましたが、わたくしたちの干支、ひつじさんはお顔がもっふもふcloud、デシタcatface

(続く~)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/12

「サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件」

経済ジャーナリスト、山口義正氏著book。オリンパス事件を最初に記事化penしたご本人による、取材舞台裏を描いたもの。大仕事fujiをされたヒトとは思えない、奥ゆかしい語り口cuteで好感を持って読み進められる1冊。


タイトルは、解任された元社長マイケル・ウッドフォード氏が著者に問いかけた「どうして日本人はサムライと愚か者がこうも極端に分かれてしまうのか」という言葉からつけられたもの。この著作を読んでいてわたくしも全くの同感think


おそらく、日本の伝統ある有力企業の真っ黒いnewmoon疑惑を解明していくというのは、相当にプレッシャーthunderのかかることだったろうと思うけれど、協力してくれた記事掲載誌の編集長たちやオリンパス内部の心ある社員たち、ウッドフォード氏とその協力者たちへの感謝と配慮を忘れないのは、著者の人間的な魅力だと思うdiamond。この人柄があってのこの大仕事なんじゃないですかねぇconfident


まぁ、それにしても事実だけを冷静に見てみれば、誰がどう見ても「ヘン」だと思うことが、なにゆえに解決されないのか、まったくわかりませんthink。疑惑解明を求めるウッドフォード氏に菊川が「君は日本のことがわかっていない。」と言い放ったそうだけど、だとするとわたくしも実は日本人じゃなかったのねーcatface


ここでもマスメディアのテイタラクぶりdownが、穏やかな筆致ながらもビシッimpactと指摘されており、新聞紙面からではよくわからなかった事件の裏側も知ることができます。金融界の裏側で金を右から左にするだけでウマい汁を吸ってる連中が暗躍する世界。あぁ、マジメに働くのがアホらしくなるわ~。って、言うほどマジメに働いてないケドcoldsweats01


なーんか、ほんとに最近の原発事故に関することといい、いじめ事件をめぐる動きといい、オトナの社会ってなんていいかげんなんだろうdanger。まぁなんでもシロクロつけりゃイイってもんでもないとは思うけど、それにしてもヒドすぎんじゃない?だけど、そーゆーいいかげんな人間がエラくなってくのも日本の組織なのよねぇ~gawk。あ~ぁtyphoon

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/09

「この絵、どこがすごいの?」

フリーライター・佐藤晃子氏による絵の見方の解説本book。サブタイトルは「名画のひみつと鑑賞のルール」。


これまでわたくし、西洋絵画についてはシロートながらいろいろ読んで少しばかり学んできたけど、日本画japaneseteaについては知らないことだらけだったので、この本の後半、日本画の解説はキョーミ深かった~good


日本でも、西洋と同じように工房のようなもので制作されていたらしく、近赤外線で作品を撮影cameraしてみると朱色だけで20カ所以上、塗る色artを指定する書き込みが見つかったそうで。アニメのセル画の色指定みたい~happy02


また、江戸中期に円山応挙が出るまでは写生pencilによる「絵画」という考え方がなかったそうな。それはあくまで忘備録的なもので、はなびらtulipが何枚、程度の価値しかなかった。それまでは師匠の手本をもとに描くのがあたりまえだったらしい。書道の手習いみたいなもんかなーconfident。どちらかと言えば日本の絵画は「コラージュ」的なものが昔からお得意なのかも知れないわね~hairsalon。意図せず最初っから現代美術の精神でもって作品が作られていたんだとしたら、昔の日本人ってスゴいかもimpact


画家さんエピソードでは、葛飾北斎の含蓄あるお言葉が印象的でした。『90歳で亡くなるまぎわに「もう5年あれば、本物の絵描きになれるのに」とつぶやいた話は有名です。』って、…90歳までになれないもんは、あと5年やってもなれないとも言う?いや、きっと人生91年目から見える景色はまた一段と奥深きものであるfuji、ということですね。はぁぁdash


西洋美術史は前の時代へのアンチテーゼngが常にあって、流れを把握するのは割とカンタンなんだけど、日本の美術はこれがまたよくわかんないのよねーtyphoon。なんかメリハリがないっつーかcoldsweats01。ひとつひとつの作品の解説もまぁいいと思うけど、やっぱり日本の美術史の流れを俯瞰して、その流れのなかでこの作品はこう位置しているとか、そういうカンジの一般人向け解説書がほしいなぁthink

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/05

「おしゃべりな名画」

“気鋭の美術史家”木村泰司氏著book


artを観るのが好きなわたくしなので、時間つぶしの軽い気持ちから手に取った本だったんだけど、なんか「皮肉屋さんの毒bomb」にあてられて、ちょっとイヤーな気持ちになったワ~down。日本語も所々で誤用してるしbearing


作品の時代背景や作家本人のハナシはタメになったけどgood、もっと「絵そのもの」の図像学的な解説を期待してたので、なんか「タイトルに偽りあり」ってカンジだったなぁpout。図像学はなんとなく古い時代の絵画に特徴的なものってイメージがあったので、「近現代のものにも実はこんな風にイコンが埋め込まれてるんだヨ~wink」的な指摘があったりしたら、チョーコーフンdashするなぁ~なんて思ってたけど、フツーな内容だったgawk


「美術史家ってのはお高くとまってて、酒場bottleのおっさんサラリーマンに腹立ててるなんてことはしないもんだけど、オレは違うぜgood」、みたいな部分をウリにしてるんなら、残念ながらハズレでしょうng。悪いけど『エスプリ』やら『ユーモア』なんてものは全ッ然感じられなかったワemptytyphoon

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/02

「本当は怖いソーシャルメディア」

ジャーナリスト、出版プロデューサー・山田順氏著book。サブタイトル「2015年「メディア融合時代」を考える」。


著者は元出版社員だった50代のおっさん(と自らおっしゃってます)なので、わたくしでも理解しやすい内容で共感するところ大、なんだけど、ちょっと紙メディアへの買いかぶりが過ぎるのでは、ってとこもあるのよねcoldsweats01。情報発信源の信頼性がメディアの価値を決めるというのはその通りだけど、『既存メディアは)ジャーナリスト(記者)を育て、彼らに組織のなかで身分の保障を与えなければ、信頼性のある記事は生まれない。』とは限らないからね。逆に、どんな記事を書いてたって身分の保障はある程度される、とも言えるわけでgawk


この著作で一番面白かったのは、著者の専門分野、電子出版について書かれた章。実際にビジネスベースで大苦闘しているヒトの話なので説得力があるpunch。山田さんは、電子出版においてはエロのほかはBLやTLファンにしか受け入れられない、と書かれています。でも本当にそうなのかなぁ~think。わたくしなんかは、大型書店並みの在庫を持つサービス会社が現れれば、すぐにでも利用するけどなぁmoneybag。とにかく紙の本はカサバりすぎるbearing。引っ越しの時ほんとに大変sweat01。デバイスなんて何だっていいのよ。とにかくコンテンツを充実させろッsign01って声を巨大にして言いたいッimpactsign03在庫2~3万なんて、笑わせんぢゃねーよッsign01ハァハァ…。


山田さんの文章は自虐ネタもクスっcatfaceと笑えるけども、他虐(?)ネタも断言しててthunderこれまた笑えるhappy02。『新聞はインテリがつくってヤクザが売る」という言葉がある。あるいは「インテリがつくってバカに売る』とは最近は実はあんまりあてはまらないんだけどね。『ソーシャルメディアもまた「インテリがつくってバカに売る」という構造にあるのは明白だ。この場合、「バカに売る」でなく「バカを集める」である。』シンラツ~~coldsweats01


それにしても、マーク・ザッカーバーグ氏も在籍していたアメリカ東部の名門スクールschoolでは今でもラテン語を教えているpencilというのを読んでビックリッcoldsweats02sign01スゴすぎーーーimpact。欧米の超エリートshineって、教養のレベルが一般人とは格段に違うのね~。そんなお方々とは、いくらフェイスブックでも「お友達」になんかなれるわけない、っての、ナットクthink

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »