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2012/11/18

「誤解の世界 楽しみ、学び、防ぐために」

松江崇氏編著book。2010年度・北海道大学大学院school文学研究科公開講座「ごかい・誤解?」の講義原稿に加筆・修正したものpencil。公開講座なので多少やわらかめだけど、このテイスト、懐かしいなぁ~coldsweats01


そもそも「誤解」とは何かっていう定義から始まって、「誤解」というからには「正解」があるといえるけど、果たして「誤解」などというものがあるのか、なんていう哲学的考察から始まるあたり久々の感覚coldsweats02。でもこうやって改めて提示されてみるといろいろ考えさせられますね~think


「愛国心」というものも、小熊英二氏の著作を援用しながらヒジョーにわかりやすく整理されていて勉強になりました。これまで日本には「民主主義的な愛国心」などなかったんですねぇdown。だから某政党が主張する「愛国心」は単なる国家への「忠誠心」を求めているに過ぎないということですねdanger。だけどそもそも「国家」ってなんなのさ?「国民そのもの」なんじゃないの?原発事故をめぐる政府の動きを見れば一目瞭然、「国民の命を守る」ことをせずに何を守る「愛国心」なんでしょうgawk


この原発事故をめぐる動きは、「誤解とカルト」の章でも、まんま当てはまる議論となっています。


で、やっぱり著者のほとんどが言語学者だったりするので、日本語の使い方が美しくてshine気分良く読めますhappy01。でも昨今の乱れた言葉遣いについてはとってもリベラルな姿勢を示してくれて、これまた勇気付けられますrock


しかし、普段の自分の言動を見直さなきゃなぁ~bearingと反省させられた部分もありました。でもあまりに自分で自分を疑ってばかりいたら自分の考えも持てないしなぁ~wobbly。そもそもこうやって書いてること自体「誤解」のかたまりだしぃ~bleah。う~む。

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