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2012/12/20

「『古事記』の世界」

今年は「古事記」編纂1300年にあたる年flag。なんか知ってるようで知らない「古事記」。例によってヘタレのわたくし、簡単なあらすじと解説に縋ってみようと、とりあえず、年末ギリギリセーフッsign01ってとこですsweat01。歴史画家・梅田紀代志氏画、明治学院大学教授・武光誠氏文、の絵解き古事記。サブタイトル「絵画と歴史で解き明かす」。


まえがきによると、「古事記」の物語から『自分たちは神が作られた自然に生かされていると感じて、人間や自然を重んじる良心を神の教えと考えた』という古代の日本人の思想が読みとれる、ということらしいんだけど、どーにも初めの方の神様がボコボコ生まれるあたりの衝撃impactがスゴスギて、あんまりそーゆーオゴソカな気持ちになれないのよね~coldsweats01。なんせ、神様のゲロやらウンコやらオシッコやらから子神様が生まれるっつーんだからsweat02。しかしつまりゲロやウンコやオシッコにも神様がいるってゆー完全なるアニミズム。奥深しcoldsweats02


子供のころ断片的になにかで読んだ逸話が、「これって古事記のハナシだったのかッflairsign01」っていう発見もありましたねeye。DSゲームgameの「逆転検事」シリーズに出てくる「八咫烏」の、聞いたことあるけどなんだっけ?っていう疑問も解決good


王族の系譜をガッツリ遡って創作してる部分が多いけど、その創作の背景に何があるのかという謎解きは面白いですねnote。古代史研究の醍醐味なんでしょうけど、「これだッsign01」ってビシッsign01っと確定できないところがまた隔靴掻痒shoeでもあり、大いなるロマンheart01でもあり、ってとこでしょうか。


それにしても武光先生の解説は、時代背景とか誰の御代のハナシなのかとか、一定のレベルupwardright以上の了解事項の上でサラサラとお話なさってるカンジで、入門者としてはちょっとわかりにくいところもあったわねぇ、正直down。っていうか、そもそもわたくし、漢字がずらずらっと並ぶ名前を読むのがイヤngで、高校時代、世界史を取ったんだったcoldsweats01。なんでこう神様の名前って長いのかしら~wobbly


さて、本書を読んで初めて知ったことのなかで一番カンドーheart02したのは、まとめ筆者の太安万侶さんが用いた文体について。古事記の編纂目的などを記した序文には、巧みな四六駢儷体を用いたとpen。この文体は、中国の唐朝の最新流行shineのもので、響きの良いnotes漢文だそうです。安万侶さんは、当時の日本における最高オシャレな知識人upであったってことですね。カックイーheart04。しかし物語本文には、書き言葉である漢文ではなく、話し言葉である日本の古語を使って書いたそうな。『万葉仮名のような漢字の音だけを用いた部分と、日本流の変体漢文体表記を上手に使い分けて、「古事記」を書き進めていったのである。』きっと安万侶さんって、本来の意味でのスマートなイケメンだったんでしょーねー。ひゅーひゅーnote


実はその序文を含めた古文と現代語訳(通釈)で古事記を読もうという試みの文庫(角川書店編ビギナーズ・クラシックス日本の古典シリーズ)も手元にあるので、安万侶さんの魅力spadeを少しでも味わえられたらいいな~と思ってるのよね。わたくし、ちょっとヤル気デスcatface

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