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2012/12/07

「冤罪と裁判」

冤罪事件も数多く手がける現役の弁護士、今村核氏著book。いや~、マジおそろしぃ世界ですワ~shock


最近冤罪事件が話題になってるけど、その発生する仕組を、警察の捜査段階、裁判における段階の両面においてやさしく解き明かす内容になってますflair。さらに裁判員裁判制度が導入されて、検証時期である今、捜査方法も含めた裁判制度の見直しも提言されてます。


もー国家権力がヤル気になったら、何だって、それこそ「白も黒」thunderに出来るっつーハナシはコワいワーcoldsweats02。わたくしも若い頃は、“虚偽の自白”について「やってないもんをやったなんて何で言えるんだッsign01」ってゴーマンにも思ってたけど、トシ取るにつれ、世の中イロイロあるもんだってことがわかってくると、人間ってそれほど強くないってことも納得できるようになりましたよdespair。いや、それにしたって、無実の容疑者に“自白”させるにあたり、現場の具体的な様子や犯行方法について“正解pass”が出るまで何度もやり直しをさせる、ってマンガか、そりゃdown


でも、そーゆー、フツーに考えれば「あり得ない」ことが通用するから冤罪が続々と生まれているわけで、わたくしたち一般人もそれは知っておく必要があるthink。この本に書かれている「冤罪を生み出す仕組」を知っているのと知らないのとでは、万が一濡れ衣を着せられたとき(100%ないとは言えない)の心構えが違ってくると思うのよね。


裁判についていえば、心情的にも警察と近い検察、人事が人質になっている裁判官coldsweats02、公正とは必ずしも言えない証拠提示方法など、構造的な問題が冤罪を生む土壌となっていることが指摘されていますpen。それが裁判員裁判で克服されているかと言えば、まだ充分とは言えないまでも、一部では「世間の常識」に照らし合わせた合理的な判決結果も出てきているというup


わたくしの大好きな2時間ドラマtvでは、冤罪を未然に防ぐ検察官や裁判官が登場するシリーズがたくさんありますhappy01。それがドラマになるってことは、現実では冤罪かも知れない事件を流れ作業的に有罪にしてるんじゃないの?っていう批判なのかしらねーsmile。だとすると2時間ドラマ、チャラチャラした皮を被って実は太いヤツなのかも。ヤルわねcatface

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