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2013/03/19

「カンパニュラの銀翼」

新人公募の受賞作なのに、この高い密度と構成力diamondは何なのかしら~?スゴいもんです~shine。第2回アガサ・クリスティー賞受賞作crown。中里友香氏著。


萩尾望都漫画の世界観を文章にするとこういう感じになるのかもね~catface。著者の中里さんの詳しいプロフィールは書かれてないんだけど、アメリカで哲学を学んだ人らしく、それそのような哲学的な会話が延々と繰り広げられるので、選評では複数の選考委員から「衒学的」であると言われてますねcoldsweats02。まぁでもガミガミthunder批判されるほどではないと思うので、面白く読めましたtulip


で、この哲学的な会話は、この世の者ならぬ美しい青年たちdramaによって交わされるのがまたお耽美ってゆーか、退廃的ってゆーかheart02。ちょっと70年代の少女漫画的な画も浮かんじゃったりするのよね。表紙の絵がモロそんな感じだしsmile


全体的には怪奇ロマン、ゴシック・ロマンなんでしょうが、謎解きの味付けもあるし、途中ちょっと方向性がわからなくなって(わたくしの意識が、ってことだけどsweat02)弛緩してしまうところはあったけど、ほんとによく創り込まれた世界で楽しませてもらいました。紅一点、クリスティンちゃんribbonもナイスなキャラクターでうまくストーリーをドライヴしてましたgood


アニメなんかにしたらすごーくオモシロそーfuji。憂いを秘めた白王子・シグモントとニヒリスト黒王子・ベネディクトってカンジかな~~note

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