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2013年4月

2013/04/30

「DREAM LADIES」

Img161_2スンマセン…、わたくし、ターニヤさんのチチから目が離せませんでした…coldsweats01。なにやら見てはいけないものbanを見てる気がして、このどことなく倒錯的な情景、現役男役の頃の大和さんファンの方々はいったいどのようにご覧になるのでしょうかsign02


ってなことで、オヤジ目線eye丸出しでどーもすいませんsweat02。4月28日と29日、東京フォーラムホールCにて上演された、タカラヅカOGによる公演、観に行って参りましたshoe


真琴つばささん原案による舞台、まぁ内容や質はともかくsmile、このような形態での上演はおそらくタカラヅカOG史上初の試みだったのではないでしょうかgood。元男役が本来の性である女性を演じ、元娘役は「タカラヅカの娘ribbon」ではなく生身に近い女性boutiqueを演じる。そしてタカラヅカ歌劇の外枠を借りての1部・お芝居、2部・ショー形式、暗黙のタカラヅカ・コードに触れて現役時代には成し得ないことが出来る。もしかすると、タカラヅカファンの一部にあっては、最も希望する形のひとつかも知れません。来年100周年を迎える宝塚歌劇、OGたちが作る可能性が見えてきている気がしますshine


現役時代から頭の回転の速さはピカイチflairだったまみちゃん(真琴さん)、仲間のことをよく知っていて、「このヒトにはこんな役」「こんなキャラ」、「こんな風にダンスして」「こんな風に歌って」、っていうツボの押さえ方はサスガですdiamond。28日と29日の間でも、細かいセリフ回しやニュアンス付けも変化していて、アドリブをバンバンimpact入れるもんだから相手役さんたちもさぞかし内心ヒヤヒヤでしょうsweat01。でもさすが、息が合ってますgood。間髪入れずthunderリアクションしてますね。ほんと、タカラジェンヌ、コメディうましfuji


わたくしの大スキheart04な元娘役、ゆりちゃん(星奈優里さん)の地声全開のキャラも良かったですねhappy01。「タカラヅカの娘役トップ」にはあり得ない役作りですが、これがたぶん地でしょうbleah。咳き込んで悶えるdashタータンさん(香寿たつきさん)の様子にボソッと「コワイ…shock。」ってつぶやいたのが爆笑でしたimpacthappy02。そしてもうひとり、大スキheart02な元娘役、ゆうこちゃん(風花舞さん)もサスガ、のお芝居でしたup。なんか貫禄crownさえ漂って、タイトなスーツboutiqueでのダンスも、「あぁ、こーゆーヒトがするダンスだワspade。」って説得力confident


わたるさん(湖月わたるさん)は相変わらず洗練された佇まいshineで、男役でも女役でも(ってヘンだけど)どっちサイドで見ても美しいcute。この方はゆうこちゃんと並んで、退団後の様々な舞台の経験の積み重ねの内面化を顕著に感じさせますねconfident。タカラヅカ現役時代は濃厚な男役エキスdramaを発散するヒトでしたが、それをうまーく昇華upさせながら女役も作れる、非常に稀有な雰囲気を持った役者さんだと思いますdiamondshine


で、現役時代、そのメイク顔が大スキheart01だったまみちゃん。完全に「オカマ状態」でした…coldsweats01。「ミーマイ」のジャッキーを思い出すぅー。ジャッキーが年取ったカンジ。ま、仕方ないですねsmile。でも後ろのスクリーンに映し出された現役時代のまみちゃん。カックイーッlovelysign01ドキドキしちゃったーッheart04sign03ショーのパフォーマンス(ハッタリぶり?)も全然変わってないーsmile。まみちゃんとゆうこちゃんがコンビだった時のナマ舞台をよく観ていたわたくし、とっても懐かしくて嬉しくなりましたhappy01。またこのふたりが組んで踊る姿を見られるなんて~~~catface。ウレシすぎーッimpacthappy02sign03


その他のおふたり、かしげちゃん(貴城けいさん)とタニさん(大和悠河さん)はトップ時代を全然見ておらずほとんど思い入れはないわたくしなので、かしげちゃんニューハーフみたいだなぁーcoldsweats02、タニさんカワイイなぁー(そしてそのチチッsign01ribbon、と思ったくらいかしら~。


そしてこの2日間には北海道出身のOGがふたりもご出演sun。タータンさんは現役時代より若返ったんぢゃない?なカンジclover。甘いシルキーな歌声やイブシ銀の芝居にはさらに表情が加わり、29日の芝居には、ほんのスポット出演だったにも関わらず客席を笑いの渦typhoonに落とし入れ退場時には期せずして拍手notesが沸き起こってました。もうひとりはねったん(夢輝のあさん)。なんかスゴいチカラpunchimpactが入ってゼンマイ仕掛けのロボットか…sweat02


で、わたくし何より嬉しかったのが、ガイチさん(初風緑さん)が全くお変わりなく楽しそーにパフォーマンスなさってたことtulip。何気ないダンスにもスミズミにタカラヅカ味がきちんと滲み出て、シルエットがいちいち美しいshine。ステキですねーlovely。イイ感じでチカラの抜けたオトナの余裕、とでも申しましょうか。ショーでの歌も相変わらす艶々したお声でしたしfuji


それにしても、第2部のショーは、タカラヅカの本歌取りだったんだけど、完全に今のOGのみなさんには役不足、ってカンジでしたねwink。もう彼女たちの能力の半分くらいで出来ちゃうんじゃないでしょうか。このような構成は、たぶんタカラヅカ歌劇の100周年プレイベントとしての位置づけにより必然的に為されたものだと推察されますが、更なるハイパフォーマンスも充分可能ですねup


もし歌劇団が許すなら、OGによる、より高度に練られた、ハイレベルupwardrightのお芝居とショーを観てみたい。まみちゃんがヅカ史上初のプレイング・ディレクターとなって、OGによる「タカラヅカ・オトナバージョン・女性による女性応援編」(もちろん男役はナシで)なんてのを、また上演してほしいなぁhappy01。ツアー千秋楽を前に、早々にプログラムが売切れになっちゃったことを思えば、この形態なら、男役を演じなくても充分歴代OGのファンたちがお金moneybagを出してくれるんじゃないかなーsmile


まぁ、ちょっとウチワ受け的な部分も否めませんがbearing、元男役のオンナ度kissmarkの高さで充分、巷のおじ様たちも魅了できるlovely、と確信した公演でございましたnote

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2013/04/24

「膠着」

今野敏氏のサラリーマン小説book。うーむ。お風呂spaにつかりながらお気軽に読むにはピッタシの小説gawk


わたくし、有名な「隠蔽捜査」などの小説は全く読んだことがないのに、いきなり書店で買ってしまったもの。だって『くっつかない糊」を売れ!?新入社員とベテラン営業マンの奮闘が始まる!』なんて帯、オモシロそーじゃんsmile


しかし、この「くっつかない糊」をどうやって売るか、っていうサイコーにオモシロそうなシチュエーションも、机上の会議シーンばっかで、はっきし言ってツマンナいdown。ベテラン営業マンの売場での動きも別段目覚ましいもんでもないし。あえて言えば主人公の新人くんがひたすら右往左往leftrightするのがオカシいと言えばオカシい、ってことぐらいかしらsweat02


やっぱ、『たまには、こんな小説』(本人によるあとがき)ってのには、手paperをお出しにならない方がよろしいのではないかと思いますng、老婆心ながらbleah

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2013/04/21

「イタリア人と日本人、どっちがバカ?」

本業は建築家のようですが、イタリアの文化団体の会長、イタリア語学学校の校長でもある在日20年以上になるイタリア人、ファブリツィオ・グラッセッリ氏による比較文化論book
タイトルはユーモラスなんだけど、すっごく骨太で素晴らしく健全な思考に貫かれた良書diamond


まずは、現在のイタリア人の一般家庭のモデルとして「ビアンキ家」が登場。ちょっとした物語風のエピソードとその解説、みたいな感じで進んでいくんだけど、これ、すっごくオモシロいgood。現在、財政破綻の危機に瀕しているイタリアで、その問題がどういう風にビアンキ家に絡んできているのか、ものすごくよくわかる仕組み。このアイディア、スバラしいですshine。日本バージョン、誰か書いてsmile


で、読めば読むほど、イタリアと日本ってクリソツだってことがわかってくるgemini。あれ、イタリアの話なのにどっかで聞いたことある、みたいなsad。それで、タイトル、なわけです。


選挙が何度も続いているけど、それまでのイタリアの政治・経済の流れがこの本のおかげでよくわかりましたthink。ベルルスコーニさんと比べると、なんかじみぃーjapaneseteaな前首相、モンティさんが実はいろんなイミでスゴいヒトだったsweat02、とか。


しかし、日本人以上に日本を愛しているが故に、やむにやまれずこの本を書いてしまったって感じで、ほんとにファブリッツィオさんありがとうheart02sign01こういう本こそ、学校での教科書にすべきですッschoolsign01


ここでもやはり、以前読んだ堤未果さんと同様、メディアリテラシーの重要性が訴えられています。はっきり「日本のマスメディアにはジャーナリズムはない。」と言い切ってます。池○さんを想起させる「わかりやすい解説」は一面からのものの見方になりがちである、また橋○氏を想起させる「はっきりものを言う」政治家は独善的なだけかも知れない、現代人はいろんな情報源から得たものを自分の頭で考え、判断していかなければならないのだと訴えていますconfident


いや、ほんとにファブリッツィオさん、いいこといっぱい書いてくれてますsun。大学で建築を教えてもいるので『私の目からみると、日本の大学生には、もちろん頼もしい学生もいるのですが、全体的に、彼らの精神年齢は、10歳前後ぐらいではないか、という気さえしています。』これ、わたくし「ブラック企業」を読みながらずーっとなんとなーく覚えていた違和感のズバリ、答えかも知れませんweep。そーゆー10歳前後の人たちにぜひ読んでもらいたいですねpig


そしてウィットに富んだ本書の神髄がこれ。『前略)そこにあるのはたぶん、「バカさの種類の違いだけだと思います。イタリア人の場合は、さしずめ「空回り型バカ」、日本人の場合は「思考停止型バカ」といったところでしょうか。』座布団いちまいッsmilesign01

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2013/04/18

「ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意」

宮部みゆきさん著book。相変わらずブ厚い単行本でもスルスル読める驚異的リーダビリティgood。「起承転結」でいえば「承」の部なので、表面的なダイナミズムには乏しいかなーdespair


第2部では、第1部で起きた事件についてヒロインribbon・藤野涼子を中心に「学校内裁判」をすることになり、他校の生徒・神原和彦も加わって調査を進めていく過程が描かれてます。自分のことを思い起こせば、こんな賢い中学生いねーよannoy、ってカンジだけど、「こども」という種族がその目線で「おとな」並の知性で社会を見たらこうなるのでは、っていう宮部さんの試みとして読むといいのかな~think


宮部さんの、人間賛歌notesっていうか、人間の底力spadeを信じて肯定するっていうテイストがこの作品でも色濃く出ていて、たとえば中学生たちが「自分自身のために真実を見つけよう」と奮闘する姿を嬉しそうに見守って力添えをしようとするオトナたちの描き方がイイのよね~confident。津崎元校長とか探偵事務所の河野所長とか、あと変則だけど北尾先生とか。彼らが登場するシーンは思わずニンマリしちゃうcatface。まぁちょっとわかり易すぎるけど、わたくしはスキheart01


さて謎解きパートでは、死んだ柏木君に当日、何度も違う場所の公衆電話から電話している人物がキーkeyになって来ていて、それはおそらく神原君であると読者には見当がつくflairんだけど、それが柏木君が唯一尊敬してたっぽい塾の先生と絡んで、事件全体をどう解きほぐしていくのか、ってところが第3部の読みどころですね。うーむ、例によってわたくし、ゼンゼンわかりませんcoldsweats01


さて、わたくしイチオシのモリリンこと森内先生rouge、第1部で着せられた濡れ衣の真相が関係者の知るところとなりました。これからいかに逆襲するのかッimpactpunchsign01ってところにわたくし大注目してるんだけど、まだ自分のことでイッパイイッパイsweat01、ってカンジでわたくしの期待には応えてくれてないのよねーdown。ただ第2部のラストで何者かによって大怪我をさせられる事件が起きたので、「転結」でいよいよ彼女が真の姿を現すッsign01ってのを待っております。けど、期待しすぎsweat02

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2013/04/15

箱館奉行所~Part2

(前記事からの続き)

「足軽詰所」と「同心詰所」の部屋では、実際に発掘された瓦や復元杉板などの展示物も見られます。瓦たちは発掘品。釘隠、オサレ~note

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太鼓櫓への階段。「昇るな」って書いてあるけどめちゃ急傾斜sweat01。こんなの昇りたくないですからbearing

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そして最後の出口のところに、修復された大きな甕が三つ。表玄関と内玄関の式台の下に埋められていたもの。説明書きにもあるとおり、舞台上の響きnotesが良くなるよう能舞台の下に埋められる例があります。以前読んだ「サウンド・コントロール」に、奉行所のお白洲前の廊下や座敷の下は音がよく響くnotesように設計されており、お奉行さまのお沙汰申し渡しが劇的に行われる配慮がされていたというような内容があったので、ふとそれを思い出したflairんだけど、この奉行所のお白洲は全然違うところに あったようなのでこの甕とは関係ない。ということは、この役所の玄関で人と会う時に何か劇的な効果thunderが期待されるやりとりがあった、ということなんでしょうか?興味深いですね~~confident

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ちなみにお白洲は、全体の3分の1が復元された建物の外にありました。なんとなく時代劇の「おぅ、おぅ、この桜吹雪cherryblossomがぜぇ~~んぶお見通しなんだ よぅangry。」なんつーシーンtvを想像しちゃうけど、どちらかと言うと囲まれたエリアで「月に代わってお仕置きよッribbonsign01」ってなことに使われていたそうです。そのほか、幕末のこの頃は先住民のアイヌの人たちとの土地問題などのお裁きが多かったとか。なるほどーthink

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そしてお決まりの、コレ↓smile

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明治になってすぐに解体された奉行所ですが、植えられた松budだけはずっとそのままになっていて、どーしてこんな中途半端なところに植わってんのかな~って感じだったのが、奉行所を復元してみて初めてその意味がわかったとflair。このように目隠しになってたんですね~。こういう発見って、オモシロいですよね~~happy01

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任務を全う中の警備員さんgood

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奉行所向かいのお休処で購入した自分用お土産。釘隠のピンズup。こーゆーの、わたくし、スキhappy02。ここで飲めるのは、北海道で初めて函館で飲まれたというコーヒーcafeの再現。ちょっと薄味ですが、いつもアメリカンなわたくしにはピッタシbell

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というわけで、五稜郭の中にはお城が建ってて函館戦争の時ブッ壊されたbombimpactと完全に勘違いしていたわたくし(いったいどこでそんなコトを習ったんだッsign02)、今回、正しい知識を仕入れることが出来ましたdiamond。めでたし、めでたしsmile


しかし残念なことに、ひとつ興ザメだったことdown。チケットが自販。やっぱりここはさぁ~、裃を着けたお奉行さまに売っていただきたいわねぇ~~catface。エラ過ぎてそれがダメngなら同心でもいいわヨ~smile

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2013/04/12

箱館奉行所~Part1

いやいや~、またまたわたくし日本の職人さんたちにホレましたワーッlovelysign01

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2010年に復元された箱館奉行所。五稜郭の中にあります。1864年の創建当時の建築にできるだけ近い工法で作られたものだそうで、日本全国の職人に製作を依頼した建材や建具を使用しているそうですbell

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以前読んだ「古代日本の超技術」によれば、日本史上、木造建築技術のレベルの高さfujiは室町時代(確か…bleah)あたりからちょっとずつ落ちていったdownということなので、江戸時代はだいぶんダメダメになっていたのかも知れないけど、昔の日本のデザイン美shineというものはここでもしっかりと感じとれますhappy01

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この檜の「筬欄間(おさらんま)」。単体で眺めてもヒジョーに美しいshineんだけど、四之間から壹之間まで透視で見るとまた格別diamond。この何ともスガスガシくスキッcloverとしたカンジは「和の感性」の良さですねnote

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ちなみにこの格式の高い壹之間の解説おねぃさんcuteもスバラシく高格式でしたup。わたくしがあんまりマジマジ見てるeyeもんだから、「これは…」といろいろ教えてくださって、わたくし無知なもんですから「おさらんまってどーゆーじを書くんですか?」とソボクに質問してしまいましたchick。そしたら、おねぃさんにとっては想定外の質問だったらしくbearing、「えっと。少しお待ちくださいね。」とおっしゃって、抱えてらした書類memoをパラパラとめくり、ものの数十秒のうちに「これですね。竹冠に成功の成です。」漢字そのものを忘れていても、どの資料のどこにそれが書かれているかわかっている、マニュアルだけに捕らわれた案内をしているとこうはいかないですよねgood。わたくしも見習わさせていただこうと思いましたconfident


オープン当初、冬に訪れた観光客が「寒いsign01」とモンクを言ったというのが新聞記事になってましたが、確かに長々いると冷えてくるsnow。一応床暖は最初から入っていたそうですが、この格式の高い壹之間は手縫いの畳clubなのでその下には入れられないのだそう。だけど昔は火鉢とかそんなもんしかなかっただろうから(そういえばこの頃、日本初のストーブがここ函館で出来たんでしたflair)、ほんの短い時間なのだから、趣旨ご賢察して、臨場感あふるる体験をしてみてもバチはあたんないと思うけど、どーなんでしょうねぇgawk。そして、高格式おねぃさんshineの足元は焦茶色のモフモフの履物japanesetea。ずっと壹之間にいたら足、冷えますもんね~weep。ご苦労さまです。いろいろありがとうございました~happy01


コヂンマリとした各部屋ではいろんな展示物がありますが、「御役所調役」と「定役元締・定役手附」の部屋では、五稜郭の歴史を概説してますschool。ここでわたくし気に入ったのは「のぞいてみよう」コーナーhappy02。3Dシャドーボックスみたいなアナログさがナイス~good。写真ではうまく表現されてませんが、意外な深い奥行きで、楽しかった~~tulip

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そして「同心組頭・同心使役詰所」の部屋では、この奉行所がどのように復元されたか、ドキュメンタリーが上映されてましたmovie。わたくし、ここで屋根の杉板を一枚一枚、竹釘ですばやく打ちつけていく宮大工さんの華麗な手さばきを見て、雷に打たれましたッthundersign01鮮やかすぎるーッhappy02sign01ステキすぎるーッhappy02sign03完全版(75分)DVDcdを購入したのは言うまでもありませんcatface。あとでナメるように見よぅ~~~っとnotes

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(続く~)

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2013/04/09

「ブラック企業」

NPO法人POSSE代表・一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍(社会政策・労働社会学)の今野晴貴氏著book。サブタイトル「日本をくいつぶす妖怪」。


これまで断片的に耳に挟んできた「ブラック企業」の実態が実例とともに紹介されていて、わたくしのようにぬるま湯spaにつかっているバブル世代にとってはとっても耐えられない内容shock。ここでは、実際に被害にあっている、あるいはこれからあうかも知れない若い人たちに向けての具体的な対処法だけにとどまらず、その社会への悪影響と問題解決に向けての提言など、新書ながら充実した1冊となっていますbell


「ブラック企業」のあくどいやり口は、これまでの「日本型雇用形態」すなわち年功序列・終身雇用の「いいとこ取り」なのだという記述にはハゲしく納得think。業務命令が際限なく有効なのは、社員の身分保証が手厚くされていたからなのだと。なるほどflair


だけどこの問題は実は新卒者だけのものじゃないのよね。正社員ももっと簡単に解雇できるようにしようという法律を検討しろっていう提言をする「有識者」がはびこる今、わたくしたち労働者はどうやって身を守ればいいんでしょうか?まぁ、経営者にとっては従業員は単なるコマだろうから、むしろ「従業員全員、早くロボットになんねーかなぁー。」くらい思ってんだろうなぁtyphoon。でもロボットは消費者にはなり得ないからねぇ、修理用部品以外はsmile


この本の中で、ブラック企業の一例として具体名は伏せられてるけど、どーみても「ユ○クロ」でしょー、っていうのが取り上げられてるんだけど、こないだアメリカの雑誌フォーブスで2013年度版の世界長者番付が発表されたのを見ると「ユ○クロ」の会長さんが日本一crownとなってましたねぇ。たくさんの若者の屍に上に築き上げられた富dollar。そーゆーある意味ほとんど反社会的とも言える企業の商品は利用しない、ってのも良識ある国民の選択かもね。


ところで、このブラック企業問題に関して、経営者側のじーさんたちからは、「今の若者は打たれ弱い」とかいう批判もあるようで。確かに、大昔、刻苦勉励した方々から見ればそうかも知れない。だけどよく考えてみると、ちょっと昔の大学生だって(一部を除いて)バカばっかりだったbleah。わたくしたちバブル世代なんかその頂点fuji。社会性なんかあるわけない。でもそういうバカ新卒者もきちんと受け入れて一人前にしていくオトナな余裕が企業側にもあったってことなんだわよねーweep


にしても、やっぱり社会人の先輩としては、最近の新社会人クンchickたちに思うことはあるわけで。オメーら、もうちょーぉっと勉強して来いよannoy

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2013/04/06

「ブラックボックス」

篠田節子さんの長編新刊book。う~む、篠田さんにしてはエンタテインメント的な盛り上りに欠けたかな~。食の安全に関わる真面目なテーマなのでわざとそうしたのかも知れないけど、篠田ファンのわたくしとしてはちょっと物足りなかったワbearing


生産性と国策に振り回されてきた在来農業、消費者が喜ぶ便利な食品加工の実態、有害物質における国の基準の信頼性、地方の企業城下町の在り様、「研修生」と称した外国人労働者の酷使、学校給食の現場から立ち上がる食アレルギー、匿名性に守られたネットリンチ、現在の日本の多くの問題点を盛り込んだ本作、盛り込みすぎて全体的に濃度が薄まったカンジがしちゃうのよdespair


地元の在来農法の限界を痛感し、しかしあくまでも土を基盤とする農業を模索する三浦剛。環境に左右されず市場の動向にすぐさま対応し、将来的には砂漠地帯へのプラント輸出をも視野に入れた事業を推進する後藤アグリカルチャーの社長・今森。今森の主張には半ば「なるほど~flair」と思っちゃったりもするんだけど、やっぱり人工光と養分液だけの植物ってどうなんだろう…っていう違和感は大きいわよねぇthink


半分ネタバレになっちゃうけど、結局、完全プログラム制御の最先端ハイテク工場は想定外のバクテリア混入で崩壊、納期を守るためにバクテリア根絶の農薬を使ってしまったため残留農薬が基準値を遥かに超えてしまう。本末転倒recycle。市場原理優先の企業倫理の欠如は(どんな大きな理想を(シタリガオで)語っていたとしても)、最終的には何ものをも達成できないってことなんでしょうねぇthink


やっぱり、「何のために、誰のために、企業(事業)活動をするのか」ってのは大事なことなのよねーdiamond。あたりまえのことだけど。


そして小説の中で登場人物が指摘しているように、単独では国が安全だとしている基準のものが複数、人体の中でナノレベルで組み合わされた時にどんな作用を及ぼすか(たとえば小説の中で問題にされている硝酸体窒素(肥料)+タンパク加水分解物(食物由来)=ニトロソアミン(強烈な発癌物質danger)とか)ほとんどわかっていない、という現状で、消費者は選択のしようもなくシステムに組み込まれてしまった場合、どうしようもないtyphoon。十分な情報開示がなされている上で、ほかに選択の余地があるかどうか、っていうのが大事なわけで。


日本のTPP交渉参加も決まったし(果たして聖域はあるのか?)、食品に関する国の安全基準も本当に妥当なのかイマイチ信用できないし、野菜工場は被災地を始め実際あちこちで稼動し始めてるし(具体的にどんな方法なのかはよくわかんないmist)、これからは現実的な対処方法として、わたくしたちは思考停止に陥ることなく情報収集と判断、そして選択をしていくしかないのよねーpunchimpact


3人の主要登場人物たちが、ハイテク農場、ハイテク食品加工場、学校給食の現場で、どういうことが起こっているのかを調べていく過程はいつものように読ませる展開なんだけど、なんせあまりに大きなテーマなもんだから、ラストは不完全燃焼の中に若干の光、ってカンジでどうにもすっきりしないのよね…cloud


でもラストシーン、崖っぷちで闘うアラフォー女rougeたちの逞しさleoに救われる気がするのは、「女たちのジハード」を思い出させてよかったワーconfident

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2013/04/03

五稜郭タワー

現在第2次幕末ブームspadeがやってきているわたくし、本格的な観光シーズンになる前に行っておかねば、ということで、毎日のように眺めてる五稜郭タワー、昇ってみました~note

   
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「平日の朝ならあんまりヒトもいねーべ。」と思って朝、9時40分に隣の駐車場到着。・・・・・・。わたくし、あもーございましたcoldsweats02。既に大型観光バスbusが5~6台、停まってるじゃんーッsign01団体様、いったい何時から活動してんだーッsign03


ってなことで、サイコー早起きしたつもりだったのに、ザップリ敗北感downにまみれつつチケットticket売り場へ。こちらの売り子さん、函館の若い女子ribbon接客員の傾向通り、全く愛想なしsad。なぜそんなにツンツンしてるのかね、キミたちはannoy?と、オッサン口調で考えつつ、展望2階、90mの高さを30秒で昇ってくエレベーターupdownへ。


昔のタワーは低くて、せっかくの星型がよく見えなかったそうだけど、新タワーからはよく見えますねーeye。雪が溶けたばかりの若干キナタめcoldsweats01の星型がよく見えました。春の写真を見ると桜cherryblossomにもこもこ包まれてカワイイお姿のようなんですけどね。まだお堀の水に薄く氷が張ってました。そして、ここから函館湾waveが見えて、幕末の函館戦争のとき、新政府軍の軍艦shipからの砲弾がドコドコ飛んできたbombってのも“なるほどね”って近さ。その時戦場になった七重浜とか、こうやって見ると意外と近いのね~、なんてこともわかるわけですflair

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さて、わたくし、ここで何を一番楽しみにしてたかっつーと。これ。五稜郭にまつわる歴史ドラマを再現したジオラマッnotessign01ミニチュア好きのわたくしにとっては、もーワクワクの瞬間ッheart04sign01もうね~、ほんとに細かい目配りがホレボレ~なのーlovely


②「開港場での交流」~パンフレットなんかでは、お店の表で外国人たちが楽しく騒いでるシーンが紹介されてるんだけど、裏側に回ってみると、お店の奥でこどもとお母さんが何やらお話してるのよね~happy01。わたくし、これを発見した時、ぎょへーッsign01っと狂喜ッhappy02sign01楽しすぎるーッnotesign01写真は店の向こうにピントが合っちゃったケドsweat02

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③「北の大地を拓く-函館奉行」~この、お奉行様の「ふむ…。」って表情、ウマく表現されてますね~good

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⑨「旗艦開陽、江差港に沈む」~ここ、わたくし、去年実際に訪れたトコロ。土方さんがおさわりになった松clubに、わたくしもおさわりいたしましたsmile。この、ひとり、ガックリdownうなだれる様子、役者のようですねbleah。で、写真にうまく撮れなかったんだけど、この雪面snow、足跡が乱れてついてる様子もちゃんと表現されてるんですよー。スバラシいですup

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⑩「蝦夷全島平定、仮政権の樹立」~はい、ここでも土方さん、ひとりスカしてますsmile。みんなで記念写真を撮ろうcameraとするのを、「オレはいいよ。」的に気取って眺めてます。フヒヒ。

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⑬「函館総攻撃」~はい、後姿、撮影してみました。陣羽織、ハデですね~smile

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⑭「戦時下の赤十字精神」~わたくしがホレた高松凌雲先生ですheart02。若干石原裕次郎さんが入ってます。しかしまさにこういうシーンが「函館野外劇」で演じられて、わたくしのココロをワシ掴んじゃったのよね~lovely。患者さんの、寝ていても不安な表情が臨場感満点ですfull

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⑯「静穏」~これは、純粋に造形のスバラシさよーshine、ってカンジですね。氷の表現が秀逸bell

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いやー、まさに期待通りの楽しさッsign01ガラスケースがなければ反射光thunderもなくてもっとよく見えるのになぁ~。それにしてもこんなにスバラシい作品群なのに、なにゆえ作者のクレジットがないのかbearingsign02五稜郭タワー株式会社さん、ぜひクリエイターさんに光を当ててあげてくださいfuji


あ、あとチケット売りおよびエレベーターのおねぇさんたちに、もっとフレンドリーな笑顔sunをお願いしたいですね~。わたくしはすっごく楽しめたけど、これで展望料金840円は高いワgawk。っていうか、このなんにもない枯れた季節には少し料金を値引きしてもいいんじゃないかしらね~。春桜満開cherryblossomの季節と同料金じゃなんか割に合わない気がするpout。まぁ激コミは免れるけどね。


ここの売店ではイマイチ目ぼしいものがなかったので、恒例によりTシャツt-shirtを購入。別にファンでも何でもないけど、土方さんのやつ。そしたらオマケに土方さんの写真絵葉書をくれました。絵葉書、欲しい方がいらっしゃったらお譲りします~happy01

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