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2013/12/23

立花千春 フルートリサイタルシリーズVol.17

Img218_2リサイタルのタイトル「優しい祈り」…幸福感cuteのお裾分けをいただいたようなキモチ…heart02。一昨日JTアートホール・アフィニスにて開催された立花千春先生のリサイタルnotes。アンコール2曲目、最後のヴィラ=ロボス「黒鳥の歌」(オリジナルはヴァイオリンだそう)は、フルートとハープとピアノの優美で繊細な音が美しく絡みあって、もーウットリ…lovely


ほぼ毎年1回、東京時代の先生である立花先生のリサイタルを拝聴して、わたくしエネルギーチャージthunderをしているのですが、なんだか今回、一段upと先生の「人」としての円熟した深みwaveが、その音から立ち上がってくるようでしたconfident。特に穏やかに終わる曲の最後の音の、深々とした想いのこもった響きは聴く者の心に染み入るものでしたclover。残響が消え入るまで息を詰めていた聴衆のふぅぅ…っというため息が空間に拡散して、それからその余韻を楽しむような拍手がわきおこって長々と続く…。いや~、スバラシかったですーshine


前半1曲目のシャンカール「TODI~魅惑の夜明け」。ゆったりとしたガンジスの流れを感じさせる(先生的にはお香の薫りconfident)幽玄の世界mistから、たたみかけるリズムを重ねクライマックスに向かってインドの灼熱の空気感sun(先生的にはカレーの匂いsmile)まで、エスニックなフンイキたっぷり(行ったコトないケドcoldsweats01)。早川りさこさんのハープ、こんなに典雅な楽器がこんなに民俗的な音を出すなんて~coldsweats02。シャンカールはシタール奏者としてわたくし認識してましたが、若い頃はダンサーだったなんてsign01どんだけのマルチタレントッimpactsign01


それにしても早川さんの手指の動きの優美なことdiamondsign01全くムダのないエレガントさよcutesign01なんか、和のワビサビjapaneseteaに通じる美を感じました。しかもそのピアニシモの繊細な美しさshinesign01こんなに儚くも毅然とした美しいハープの音は初めて聴きました。優しい旋律のデュエットはもちろんのこと、驚異的に速いパッセージもぴったし合うおふたり、カッコイイ~~bell


サン=サーンス「ロマンス Op.37」の演奏は、150年ほど前のルイ・ロット製シルバー。想像していたのよりずっと豊かに響くものなんだと知りましたhappy01。確かに聴き比べるとモダンのものは、より華やかに鮮やかに発色する感じはするけれど、150歳のイブシ銀clubも中音域、すごくよく鳴っていました。メンテナンスもきちんとされているんでしょうねぇwrench


こちらはリッププレートがゴールドのルイ・ロット製シルバーで演奏されたミシェル・ブラヴェ「ソナタ第2番二短調“ラ・ヴィブレ”」、抑えられた音色がバロックの気分spade。こういう曲は無数のキャンドルが灯る中で聴いてみたい、なんちゃってsmile。家でやってみよ~house。でもー、先生はゴールドのイメージが強いので、シルバーを吹く先生、なんか似合わない~~bearing。ジミすぎる~~bearing。あ、あくまで見た目でbleah。音楽性にはカンケーありませんsmile


ラストの曲はヨアヒム・アンデルセン「コンサート用小品 第2番Op.61」。今の日本の女性フルーティストで、これだけの流麗さと力強さで吹ききることができる演奏家が他にいるのか、と思うくらいのパフォーマンスでしたdiamondshine。って、わたくしもそんなに女性フルーティストの演奏を聴いてるわけではないので、これからは海外の演奏家も少し聴いてみなければいけないなー。っつっても、なかなか聴ける機会もないんですけどねー、特に北海道だとcoldsweats01


今回は、先生のリサイタルにしては珍しく(スイマセン~sweat01)“優し~い”雰囲気cuteの曲が多かったけれど、タイトル通り、先生の“優しい祈り”、その奥底に凛shineとした芯の強さを感じさせるものがバシバシimpact伝わってきました。本当に、人が奏でる音って変化していくものなんですねconfident

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