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2014年5月

2014/05/31

札幌交響楽団 第569回 定期演奏会

Img256いや~、めっちゃくちゃオモシロかった~~~impacthappy02。このままずぅーっと、終わんないでぇ~~bearingsign01ってカンジだったけど、それじゃ、オケメンバー、死んじゃいますねbleah。しっかし、やっぱ、髙関さん、ヤッてくれますimpactpunchcatface


正指揮者でいらした時から、髙関さんが振る定演はいろんな面白い(って言っちゃダメsmile?)曲を演奏してくれて、すっごく楽しかったnotesので、わたくしが久々に札幌に戻ってrecycle来た時にはもういらっしゃらなくなっていて、ものすごくガッカリdownしたのよねーweep。でも、今回、オール伊福部プログラム、もう聴く前から「こりゃ、ゼッタイ来るわよッhappy02sign01」ってなもんですsmile


それにしても、もー、マジ、伊福部サンの楽曲、カッコ良過ぎlovely。ブ厚い低音部にド熱いリズム隊thunder。これで血ィ沸き肉踊んなきゃ、ニンゲンぢゃないッsign01伊福部サンは、日本民族、アイヌ民族のスピリットを曲に籠めたわけだけども、アフリカの音楽と同様、人間という種に共通して流れる根源的なるものに訴えかける力diamondを持った作品たちだと思うのよねーconfident


プログラム1曲目「日本狂詩曲」は、伊福部サン21歳の時の作品。すっごくわかり易くニッポンhappy01。なんか聴いてると、歌舞伎の「夏祭浪花鑑」を思い出しちゃった。何度も何度も繰り返されるリズムと旋律が、夏祭りの夜に義父を切り殺してしまう団七の心境と重なったりしてthink。ヴァイオリン部隊のウクレレ奏法(←テキトーcoldsweats01)、初めて見ましたeye。おもしろーいhappy02。パーカス部隊ももちろんベラボーにイカスのですよgood。銅鑼を打ってたおねぃさん、わたくしの席からはあんまりよく見えなかったんだけど、男前なその打撃っぷり、シビレたワーheart02。そして相変わらずメリハリthunderの利いたカッコイー髙関さんの指揮姿、時々、阿波踊りちっくになってるのがまたステキheart04smile


2曲目の「ヴァイオリン協奏曲第2番」は、札響では初演だそう。ソリストは、加藤知子さん。今月のプログラムのカラーに合わせた(のか?)爽やかなグリーンclubのドレスを身に纏ってご登場。スイマセン、わたくし、加藤さんを全く知りませんでしたが、チャイコンで2位になったりした方だったんですねーsweat01。もちろん初聴きの曲でしたが、繰り返されるリズムにわたくし、途中魔術typhoonにかかったようにシバシバ意識不明mistになったりしましたが、それでもなんとなく、独奏ヴァイオリンと管がビミョーにズレてるカンジが気になったりしてdespair。寝てたくせにエラソーに言うな、ですね。これまたスイマセンsweat01。しかしこの曲も、演奏者にすごい忍耐を要求するものですよね~coldsweats02


3曲目「土俗的三連画」。首席を並べたゴージャスな室内楽編成crown。いいですねぇ~shine。わたくしのお気に入りheart04、フルート高橋さん、オーボエ金子さん、クラリネット三瓶さんの、歌心満載の連携プレーnote。日本的旋律とリズムはそのままに、小編成ならではの緻密さと繊細さdiamondもが表現されていて、なんだかとっても懐かしいカンジconfident。最後、ふっdashと力が抜ける終音で、ティンパニの武藤さんが、響きが収まった瞬間、ほっと笑顔happy01を見せたのが印象的で、一緒に笑顔になっちゃいましたspa


4曲目「シンフォニア・タプカーラ」。これまたチョーカッコイー楽曲bell。これが1曲目の「日本狂詩曲」から19年後に書かれたもので、伊福部サン40歳の時の作品。こうやって聴き比べてみると、最初の曲に比べ、日本的旋律がそれとして丸出しになるのではなく、その音階を巧みに織り込んで洗練されたカンジになってますねup。だから、第2楽章は、日本人には特にカラダに沁み込んだ音階と相俟って、その懐かしさ、優しさ、美しさにナミタweep゙しちゃうのでしょう。ここでは久々に、オーボエ(の長いの)宮城さんのスバラシくリリカルな音shineを堪能できましたーhappy02。ハープとフルート→オーボエ(長いの)→オーボエ→クラリネット&ファゴット&トランペットと、もー、めちゃシットリ歌いまくりの管、大活躍crown。マンゾク、マンゾクcatface


さて、今月の大家さん。今回もビシッsign01とメガネ君eyeglass。いえ、ビシッsign01とパーカッションimpact。それにしても大家さんって、燕尾姿がすんごくカッコいいshine。姿勢がいいので、正面から見たときの白と黒の見え方のバランスが美しいのよねー。わたくし、今日改めて気づきました。白と黒のバランス。これ大事flair。そーいえば、わたくしのお気に入りだったコントラバス前首席、助川さんも姿勢が良かったのよねーcatface。やっぱ、オトコはシュッupdownとした良い姿勢、だわねwink。特に燕尾の時はdrama


ところで、今日、プログラムと一緒に渡されたチラシにウレシいニュースが~~sun。来期からの首席指揮者にマックス・ポンマーさんが就任されるとのこと。昨年の定演がチョー素敵heart02だったので、ほんとーに嬉しいですぅーhappy02。わたくしはニガテだったけれどsmile、札響を高品質diamondshineにしてくれた尾高さんの格調高さもそのままに、更にその上に優しくて温かな懐の深さwaveも加味された札響になっていくといいですね~clover。期待してマスupup

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2014/05/28

ザ・ビューティフル展

Img2445月6日まで三菱一号館美術館eventで開催されていた唯美主義の展覧会art。ほんとはその前にやってた「ラファエル前派展」が見たかったんだけど、タイミングが合わなくてこちらのみweep。月が変わる前にアップしなきゃ~sweat01


“唯美主義”スピリットが貫かれた美術作品から生活用品、家具や内装に至るまでの大きな流れを網羅した展覧会は日本では初めてだそうで、貴重な機会に恵まれましたdiamond。まぁしかし、ラファエル前派は好きなわたくしだけども、ここまでテーマがなくなっちゃうと、やっぱり“芸術”としては先に進む要素がなくなりますねーthink。結局、世紀末思想とからんで退廃的な末期を迎えるわけで…end。ただ美しければいいっていう思想は閉鎖的で発展性を失うもの。そこが世紀末的なんだけどもgawk


Img254メインのレイトンにしろムーアにしろ、そりゃ~カワイくてcuteウツクシーshineんだけども、やっぱりどことなく不穏なフンイキが漂っちゃっててmist、ムーアなんかもー虚弱体質なヒトのダルダル状態coldsweats01。なんで唯美を追求するとこーゆーフォルムになっちゃうのかな~cloud?シャキッとせいッsign01シャキッとッthundersign01…ってカンジsmile


ヴィクトリア&アルバート博物館は一度は行ってみたいところだけど、その展示品の一部でも覗けたのはよかったワhappy01。ここでもジャポニズムの影響は大きくて、特に調度品なんかはモロまんまjapanesetea。そこに西洋のメダイヨンをくっつけて折衷とか。ニッポン人のわたくしの目から見ると、そんな調度品に囲まれて西洋ドレスって…sweat02、ってカンジなんだけどそれがブームってもんなのよねーwave


ここでおおッsign01って思ったのは、大昔、英語の教科書bookに載っててなぜかすごく印象に残ってた、ラスキンと裁判のネタになったホイッスラーの作品artが来てたってことですねー。『黒と金のノクターン - 落下する花火』。おお、これがモンダイの絵か~~dash。でも今観ると、そんな裁判沙汰になるほど衝撃的なもんぢゃないぢゃん…gawk。この140年足らずで美術界もチョー激変してるってことよね~typhoon


Img255しかしよく考えてみると、英国って島国のせいなのか、独自の宗教のせいなのか、中世から近代にかけて文化的にちょっと“おっくれってるぅー”なカンジがしちゃうのよねーcoldsweats01。クラシック音楽もそうだけど、あんまり傑出した層が出てないってゆーか、美術にしてもラファエル前派が出てくるまではターナーとかコンスタブルとかなんか風景画のぼやーっとしたイメージしかないしsmile。日本と違って鎖国してたわけではないのに、それでもやっぱり陸続きじゃないってことは文化の伝播においては重大なことなのかもねぇthink。V&A博物館が出来たきっかけも、1851年のロンドン万博で各国の展示物と比較してみたら自国の美術品、工芸品のデザインの質が劣っているdownってことに気づいたcoldsweats02からだそうだし~。世界に先駆けて産業革命impactを成功させたけど、デザインはダサダサだったとcoldsweats01


で、この展覧会でほぉ~catface、って思ったのは、ムーヴメントがダダイズムへ移行したあたりから出てくる、唯美主義信奉者を揶揄する作品群をちゃんと展示してたこと。礼賛一辺倒じゃないところがナイスgood。さすがシニシズムのお国柄。ニヤリsmileshine

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2014/05/25

クドウ・シゲノリ・フルート・アンサンブル

Img249 秋山君彦さんが1stに入ると何かが起こるッcoldsweats02sign0114日横浜のみなとみらいホールeventにて行われた「みなとみらいクラシック・クルーズvol.56」。ランチタイム・クルーズとティータイム・クルーズ、それぞれ約40分を聴いて参りました~happy01


現在の日本のフルート界では至高crownの工藤重典さんを始め、トップクラスshineの演奏者を5人も揃え、しかも硬軟織り交ぜた全14曲のプログラム(アンコール入れたら20曲近く?)、これで1回あたり700円(通しの場合)って、めっちゃお値打ちすぎるッhappy02sign03


Img250 1回目、2回目ともに1曲目のJ.B.ボワモルティエは格調高いバロック、緊密すぎてdiamondヤバすぎ…shineshine。そこから始まって、ジャズ風、シャンソン風、オシャレ系をノリノリで演奏notes。ジャズ風をやっても品が良いのがクラシック演奏者の特徴ですねwink。L.アンダーソンの「ワルツィング・キャット」、先日のMAYUMIコンサートシリーズでは、オリジナルのヴァイオリンで、ネコcatの鳴き声を弾いてくれましたが、こちらは、犬dogのバウワウッsign01dashを秋山さんと、舞台袖から聞こえてきたのは工藤さん?で演奏smile。秋山さんが1stに入ると、いろいろ楽しい趣向が繰り出されて、「色物」artご担当なんでしょうかsmile?演奏中、ポケットをあちこち探り始めたと思ったら、内ポケットからおもむろにピッコロを取り出してピューピューsign05吹き出したり。面白かったデスhappy01。それにしても、どんなにブッ飛ばしても、キッチリピッタシbell


座席がLB席2階で、ちょうど工藤さんの後ろ斜め上だったので、普段の演奏会ではまず見られない左手の親指の動きが観察eyeできて、もーその有り得ない動きの速さthunderに、わたくしキョーガクcoldsweats02。スゲーcoldsweats02coldsweats02。いや、ほんとに音も素晴らしく澄み切った美しさshineで、目が覚めるようでしたsun


しかし、工藤さんのMCkaraokeはいつにも増してオヤジギャク炸裂ッimpactsign01チョーフリーダムで、もーオチがあろーがなかろーがマイペースspade。あまりにも曲数が多すぎて、MCの時に忘れちゃっても「えーっと、次何だっけー?」って舞台袖に聞きに行っちゃったり、次の演奏にキモチがもう行っちゃってる時はMCの文章が途中で切れhairsalonちゃってもお構いナシ。イイなぁ~~catfaceheart04。でも、それもこれも、こんな巨匠なのにエラぶるところが微塵もなく、ステージ転換recycleの合間もお客さんに楽しんでもらおうというサービス精神のなせるワザconfident。ほんとーに頭が下がります。…っていうか、もしや天然…happy02


と言うわけで、平日の昼間sun、めちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました。あー、ゼータク、ゼータクspacrown

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2014/05/18

レディ・ベス

Img246 わたくしの大好きなheart04ミュージカル「エリザベート」。その制作者トリオが、世界初演の舞台を掛けると聞いた日にゃ、やっぱ観に行かにゃーなるメーdashというわけで、Wキャストの2公演、観て参りました~happy02


なんつっても劇場について、舞台上の装置を観た瞬間、わたくし一発でノックアウトーッimpactpunchsign01ヤラレタ…happy02。斜めに傾いた天文時計が盆になっていて、その上に星座宮が背景として浮かんでいる。やっぱ演出の小池さん、天才ッshinediamondsign01それと衣裳もめっちゃステキーッheart02shinesign01


ってなことで、1公演目は花總まりさん、石丸幹二さん、加藤和樹さん、平方元基さん、未来優希さんの組み合わせ。2公演目は平野綾さん、山口祐一郎さん、山崎育三郎さん、古川雄大さん、吉沢梨絵さんの組み合わせ。いや、ほんとに同じ作品なのにニュアンスが全然違うー。オモシロいですーcatface


Img248 ハナちゃん、もーマジ素晴らしーッshineshinesign03今や女王crownをやらせたらこのヒトの右に出る者ナシかも。特にラスト、王位につくことが決まって、それまでずっと髪につけていた“イモーテル”という花cuteをロビンに手渡すシーン、“手渡す”というよりももはや“下賜する”というフンイキが漂ってました。運命を受け入れるけれど、諦念というよりは、国を率いていくという自覚と責任と覚悟というものをマザマザと描き出した堂々たる名演技spade。ほんとに神々しい女王でしたshine。それでいて少年トムに変装したときは激カワhappy02note。めちゃイキイキしていて、地かしら~wink


Img247 一方、平野さんは、カワユイ庶民的なベスsun。すごい高度な学識を持った少女には見えなかったけど、声がとってもスナオでキレイgood。なので、他の人たちとのハーモニーがシックリくるのよねーconfident。山崎ロビンとの相性もとってもいいし、アンサンブルのなじみがすごくよくて心地いいのよ~clover。ラストは、滂沱のナミダcryingで「もー仕方ない。やるしかない。でも悲しいぃぃ~~。グズグズ~~」って、ちょっと少女マンガちっくsmile。ま、これはこれでアリかなcherry。しかし、平野ベスを聴いてると、ハナちゃんのスゴさdiamondを逆に再認識してしまった。歌詞がよく聞き取れるように歌うのもミュージカル歌手のワザなのねーbell


このラストシーンについて言えば、女王賛歌で晴れ晴れしくsunゴージャスfujiに終わるのかと思ったら、一転、哀しい旋律に転調しちゃうdown。そしてベスとロビンとアスカムにピンスポが当たって終わるっていうのが、ベスの悲壮な運命と決意が表現されていてなんとも切なく深くココロに残る巧みな幕切れでしたweep。スバラシい…diamondshine


さてそのほかのWキャスト。父親の象徴、ロジャー・アスカムも全然違うつくり。石丸アスカムは若々しい熱血漢thunder。かなりテンション高めで結構うっとーしーカモsmile。逆に山口アスカムは落ち着き払い過ぎてちょっとジジむさいjapanesetea。この役は狂言回し的な役割もあるので、引いた位置から客観的な態度も見せなきゃならないんだけど、ちょっと他人事みたいに見えちゃったかナーbearing


べスの義姉、メアリー・チューダー。未来さんのシャウトthunderはスバラシかったワ~fuji。ヅカ時代からすごーく歌える人だなーと思ってたけど、ロック系もゴスペル系もイケますねぇok。一方吉沢さんは、残念ながら高音部がキタナいsad。首絞められた鳥かッsign02でも、義妹ベスに対して実は温かい想いheart01を胸の奥に秘めているってコトを滲ませた芝居、とってもよかったデスgood。ベスをロンドン塔送りにして毎日取り調べても証拠が出てこないというシーンで、『裁判にかける』と言うところ、そして『証拠なんてなくてもいいから処刑してしまえ』と側近に言われ『良いアドバイスをありがとう』という時の、複雑な表情typhoon。これが最後、ふたりが和解するシーンに自然さを与えてました。非常にナイスな表現力ですねconfident。ここは未来メアリーではちょっと唐突なカンジがしたのよねーwobbly


メアリーの夫、フェリペは、“カブキもの”っていうのが一瞬にしてわかる登場シーンnew。うまい演出ですねー。常識にとらわれない人物像が鮮やかに提示されてます。平方フェリペは、カブキものだけどお育ちの良さげな余裕が上品に出ていて、わたくし、こちらの方がスキgood。古川フェリペは超美形でビックリcoldsweats02。だけど、笑い方がどーにも底意地が悪そうに見えちゃってsmile、若干好ましくない印象coldsweats01。まぁ、王子様だからいーんだけどサbleah


ベスの恋人、吟遊詩人ロビン。架空の人物だけど、ロマン溢れる説得力ある人物像ですね。ベスの生涯独身の理由。Wキャストのおふたりは、どちらももうちょっと歌が安定してると良かったかしら。楽曲難しいもんねーbearing。加藤ロビンは若干固め。山崎ロビンはミョーに余裕ありすぎ、なカンジ。もしかするとクロスした配役の方がシックリ来るのかもーと思っちゃいましたthink


さて、悪役①、吉野圭吾さんのルナール。スペイン大使なんだけど、もースバラシいッhappy02sign01あいさつする時のフォルム、特に脚さばきッsign01どー見てもスペイン人にしか見えないもみあげと髭ッsign01ちょっと目つきワルすぎだけどもsmile。悪役②、カトリックの司教ガーディナー役の石川禅さんとのコンビがもーサイコーッupsign01『ベスを消せ』ふたりのデュエットnotes、ブラボーッhappy02sign01やっぱ悪役はこれくらいガッツリpunchimpactやってくれないと盛り上がんないわよねーッsmilesign01石川さんはほんと、サスガですfuji。悪役の硬軟の出し入れrecycleは人間国宝レベルcrownですね。口臭がヒドい芝居も大爆笑happy02。シソーノーロー?吉野さんの顔をそむける瞬間芸にも大笑いさせていただきました。ホント芸が細かいおふたり、作品に陰影と締まりを与える素晴らしい役者さんたちですbell


ベスの母親役、和音美桜さん。ヅカにいらした時の記憶は全然ないケドcoldsweats01、美声ですね~note。穏やかな歌声は癒されましたspa。暗いイロケもあってなかなか良かったワkissmark


シルヴェスター・リーヴァイさんの楽曲は相変わらずムズカシいけど美しく印象的なメロディーでした。ケルト音楽やスペイン風の味付けも絶妙up。群集の合唱も相変わらずトリハダもんだったし。で、今作でわたくし一番印象に残ったのは、涼風真世さんが歌う『大人になるまでに』。ミヒャエル・クンツェさんの歌詞もヴンダーバーshine。『モーツァルト!』のヴァルトシュテッテン男爵夫人の歌もそうだったけど、こーゆー“見守り系婦人”の歌、ナミダ出るくらい美しいのよね~weep。きっとクンツェ&リーヴァイさんたち、ステキなご婦人方boutiqueにお会いになってきたんでしょーねーcatface


それにしてもアン・ブーリンの処刑人、すっごい筋肉~coldsweats02。胸にちょっとシャドーを入れてるのかも知れないけど、とにかく大胸筋&上腕二頭筋モリモリ~leo。筋肉フェチの方も楽しめますsmile


クンツェさんとリーヴァイさん&小池修一郎さんのトリオ作品『レディ・ベス』、わたくしの期待を大きく上回るupwardrightupwardright舞台で、チョー満足させていただきましたfull。でも、きっと上演を繰り返してさらにブラッシュアップupされていくでしょうから、また再演も観てみたいワ~catface。あ、あとグッズもブラッシュアップupしていただくことを切に願うものデスsmile

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2014/05/08

MAYUMIコンサートシリーズ2014 Vol.21

Img240 札幌交響楽団コンサートミストレス、大平まゆみさんのコンサートシリーズnote。わたくしは昨年の19回に続いて2度目scissorsの拝聴です。同じく札響首席フルーティストの高橋聖純さんがモーツァルトを演奏されるので、こりゃ聴かねばimpactpunch、ってことで行って参りましたーshoe


モーツァルト「フルート四重奏曲 第4番 イ長調」。高橋さんの期待に違わぬ美音shineshine。混じりもののない純水がサラサラサラサラ~~sign05って流れるようなとってもキュートcuteなモーツァルトconfident。わたくしのココロもサラサラサラサラ~~sign05って洗ってくれました~~wave。ピカピカ~~shine。高橋さんって、その容姿でも得してるって思うのよねーsmile。どどーんimpactとした堂々たるお身体で、めちゃ繊細でチョー美しい音diamondを発した瞬間、そのギャップで美音効果倍増ッsign01ってカンジで。あれ?褒めてない?おかしーなーthink。でも本プログラムでは、シューベルトの「セレナーデ(歌曲集「白鳥の歌」より)」の2曲しか登場されなくて、いえ、どちらも内面の充実を要求される難しい曲でしたが、ちょっとわたくし的には物足りなかったワweep。ソロリサイタル、拝聴したいデスーheart04


そして前回わたくし衝撃thunderを受けたヴィオラの青木晃一さん。今回、大平さんの相手役っぽいカンジで大活躍spade。でもなぜか前回ほどのインパクトはなかったよーな…despair。モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲 第1番 ト長調」。古楽奏法なんでしょうか、ヴィヴラート少なめでちょっと小さくまとまったカンジがしましたwobbly。後半のシューベルト「ピアノ五重奏曲 イ長調 「ます」より 第4楽章 第5楽章」も、合奏のときはイキイキしてカッコイイhappy01のにカデンツァ部分ではなんかやっぱり若干固まってる印象なの。チヂムってゆーか…typhoon。むー、大平さんにちょっと遠慮してる?でも、この五重奏曲、良かったですねぇ~bell


さて今回の初物newは、札響コントラバス奏者、稲橋賢二さんsun。なんかー、すっごくカワイクてーchick。ドラマtv「のだめカンタービレ」のサエコ並に、コントラバスの横にいると中学生にしか見えないーhappy02pencil。アンコール曲の時やカーテンコールの時、稲橋さんの1.5倍はありそーな高橋さんにこっそり横でいぢられてるのがもーおかしくてーhappy02。初登場でキンチョーされていたのか、五重奏曲の冒頭はかなり浮いてましたがcoldsweats01、その後すぐに、しゅーっと修正されてました。サスガclub


ということで、今回もモーツァルトの「ヴァイオリン二重奏曲「鏡」」を演奏してくれたり、札響の若手を前に押し出してくれたり、大平さんのステキさheart02をまた再確認させていただきました。


しかし、わたくし、どーしても疑問に思ったことがありましてthink。今回、マチネーだったせいもあるのか、聴衆のレベルが低過ぎる。クラシック演奏会でのマナーを知らなさ過ぎです。楽章の間で拍手してしまうのはまだ許す。第1楽章なんかは最後盛り上がるから、気持ちも盛り上がってきゃーってなるのはわかる。しかし、曲の途中で拍手はあり得んでしょう。わたくしの隣に座ってたひとたちですけど。しかもどんな曲でどんな演奏でもフライング拍手とヒューってゆーマイケルみたいな裏声の掛け声。大平さんが大好きなのはわかるけど、大好きならなおさら、最低限のマナーくらい学ぶべきなのではないでしょうか?最近ある舞台俳優が「緊張したシーンでセキをするな」と言って物議を醸したけれど、まぁどうしても我慢できないセキは仕方がない。でもこれは“学ぶ”という姿勢があれば簡単にできることです。少なくとも500人以上の人間がいる場所では、他の人たちに不快感を与えないルールは必要なんです。こんなことでは真に音楽を聴きたいと思っている人は、このシリーズには足を運ばなくなるんじゃないでしょうか。


これが、「音楽の裾野を広げたい」と願っている大平さんの望むカタチなのでしょうか。これまでクラシック音楽に興味のなかった人たちが会場に来てくれるようになった、というのは大平さんの大きな功績だと思います。本当に素晴らしいと思います。でも、21回もやってこられて、この状態(本当にスミマセンweep)で満足していていいんでしょうか?そのあとが大事なんじゃないでしょうか?わたくしには残念に思えてなりません。


ってなことで、学んでみよーかなー、と思われる方にお勧めなのが、茂木大輔さんの「拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術」。面白いですよ~happy01

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2014/05/07

安永徹&市野あゆみ 室内楽シリーズ 第4回

Img243 4年ぶりに拝聴した安永徹さん。相変わらず、ブリリアントshineな音色でした~~happy01。おととい、Kitara小ホールで行われた「室内楽コンサート~札響メンバーとともに」、聴きに行って参りましたーshoe


…って、ブリリアントな音色は変わらず、だったんですが、なんとなーく、なんとなく、ですよ、音程ビミョーに甘かったような…bearing。ブラームス「ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 作品8」の最後の最後の一音、ちょっとフラット入ってませんでしたかねdespair??…すごく気になっちゃって…cloud。そこ以外はほんとに、スバラシかったです~~diamond。同じ音型が続くときのニュアンスの変化もそりゃーもーマーベラスfujiで、ため息もの。はゎ~~~~dash


本プログラム後に安永さんもMCkaraokeされてましたが、今回の曲たち、わたくしどれも聴いたことがなくて(ブラームスも小さい編成のものは聴いたことなくて)、でも耳なじみのあるものよりも、最近は“発見の歓びflair”の方に惹かれるので、しかもそれを高レベルup演奏で聴かせていただける機会があれば、バンバン足を運ぼうと思ってマスpunch


で、1曲目のブラームス。ロマンの薫香漂うcuteうっとりターイムheart02。冒頭、札響チェロ首席・石川さんの入魂の音に安永さんのスーパーブリリアントサウンドが重ねられたとき、わたくし、背筋にシビレthunderが走りました。いえ、肋間神経痛ではなくってよsmile。2曲目、ミヨー「“世界の創造”ピアノ五重奏版」。こちらは現代曲のジャズ風味。独特の裏打ちリズムだけどクラシック奏者の上品な味付けでカッコよかったワーgood。みなさん結構ノリノリnotes。オバちゃん入ってる(シツレイッbleah)廣狩さん(札響ヴィオラ首席)ですらノリノリnoteshappy02。3曲目、ワインガルトナー「ピアノ六重奏曲 ホ短調 作品33」。ピアノの名手に捧げられた曲だけあって、ピアノの聴き所いっぱいnote。市野さんって、なんか男らしいわ~。ステキ~~heart04。キンチョー感漂う難しいリズムをピシッthunderと合わせてキモチよかったーbell


いやーやっぱり、こうやって“世界の安永crown”との共演で聴いても、札響の首席の方々、イイですよねーーshinehappy01。見劣りならぬ、聴き劣りするところがゼンゼンないどころか、またそれぞれ異なった魅力を纏って主役をしっかりサポートしてる、ってカンジがして、ドサンコのひとりとしてちょっとドヤ顔したいキブンcatface。1曲だけ参加していた飯田さん(札響コントラバス副首席)が、自分の休みのとき、そりゃーうれしそーconfidentに聴いてるのがオモシロくってclover。「うちの首席たち、イイでしょ~?」ってカンジで。


安永さんと市野さんおふたりでのアンコール曲、シューマンの「夕べの歌」も、艶々の音で胸に沁みました…。ナミダ…weep。やっぱいいなぁ~、シューマンlovely


札響メンバーとの室内楽シリーズは今回で最終回endだそうですが、わたくし、この1回しか聴けなかったので、また新しい企画、お願いしまーすhappy01soonsign01

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2014/05/06

ミュシャ展

Img241 いやー、ビックリしたワーcoldsweats02impact。ミュシャの後半の作品ってこんなことになってたのねーtyphoon。現在、北海道立近代美術館で開催中の展覧会art、親友Tちゃんに連れて行っていただきましたーshoe。サブタイトルは「パリの夢 モラヴィアの祈り」。


ミュシャといえばアール・ヌーボーの巨匠、リトグラフのポスター、ってイメージしかわたくしにはなくてcoldsweats01、今回の展覧会、特に後半の油彩、壁画、ステンドグラスの作品(下絵、習作を含め)には、そのテーマ性も含めて、その作風の多彩さに驚き~~flair。愛国精神を発揮してからのコーナーは、作家名を伏せられたらたぶんゼッタイにミュシャだとはわかんないワng


Img242_2 1900年のパリ万博で、オーストリア政府の仕事を請け負ったのが転機になり、世紀末思想も相俟って自分自身の拠って立つところを思索することになったのねthink。ここから作風がガラリと変わってるのrecycle。極端から極端に走るon触れ幅のおっきいヒトだったのかしら。フリーメーソンの会員だったことも初めて知りました。このあたりの作品は、神秘主義ってゆーか、象徴主義ってゆーか、もー限りなくヤバいカンジsmile。『主の祈り』『ボスニア伝説』シリーズなんかみてるとゴヤっぽかったりベックリーンみたいだったりモローみたいだったり、もー誰の作品かわかんない状態sweat02。ま、わたくし、こーゆーのもスキだけど。フリーメーソンの入団証書がミュシャデザインって、それ欲しさに入会したヒトもいるのではsmile。って、入会自体めちゃ難しいからそれはないかbleah


で、そんな思索や模索の中を通って、かつて大成功したミュシャ様式と融合させた神秘主義的な作品『月と星』シリーズ、わたくし気に入りましたheart02。ブックマークとヘンなカタチのペンポーチ、買って来ちゃったしぃーhappy02moneybag。その流れの愛国主義的作品、プラハ市民会館市長ホールのパネル『征服されたプラハ』(展示されてたのは習作だけど)は一種独特なフンイキmist。同じく、このプラハ市民会館市長ホールの壁画の一連の習作を見てたら、わたくし、昔、香港の美術館で観た中国の国威発揚の絵を思い出したワcoldsweats01。中国か北朝鮮か、みたいな。


そして『スラヴ叙事詩』シリーズの習作、プラハ聖ヴィート大聖堂のステンド・グラスの下絵シリーズ。わたくし、東欧やスラヴ民族についての知識が皆無なのでbearing、内容的にはよく理解できなかった。たぶん東方正教会とかあたりなんだろーなーと思いつつ、即物的に、やっぱミュシャの作風ってステンドグラスに合うわーcatface、なんて低レベルな感想を抱くしかないわたくしweep


それにしても、やっぱり後世に与えた影響は大きいなぁとツクヅク感じましたねぇconfident。コマーシャル・アートは言うに及ばず、日本のコミックスや、昭和の少年少女向け物語本の挿絵なんかにもありそう。先月観た唯美主義の展覧会(後日感想アップしマス)にもあったけど、ミュシャもアクセサリーringshineのデザインをやってて、これなんかも、今流行のコスチューム・ジュエリーの先駆者、ミリアム・ハスケルにも影響を与えたわね、きっとgood


同時代のアール・ヌーボーの作家たちが身近な生活エリアのデザインへシフトしていったり、テーマ性のない“唯美主義”へ走ったりした中、あれだけ商業的に大ヒットしたミュシャが人生の後半で、こんな道を歩んでいたってことにわたくし結構マジメにショックthunderを受けました。こないだまで平野啓一郎さんの『葬送』bookを読んでたんだけど、ここでも近隣の大国に陵辱され続けたポーランドを死ぬまで愛したショパンが登場していて、島国ニッポンにいては理解し難い、このキモチ、深く考えさせられましたthink。っていうか、これからも考え続けなきゃいけないテーマなのよね…。戦争というものがある限り、苦しむ人たちはなくならない。


いやー、だけど、「ビスケット(マデラ酒風味)」とかサァ~、「ゴーフル(バニラ風味)」とかサァ~、紙箱のデザインがミュシャなのよぉーッhappy02sign01中身より外側の方が貴重ぢゃーんッhappy02sign01中身サクッdeliciousと食べても箱、捨てられないぢゃーんッsign03

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2014/05/02

「ユニコーン」

原田マハさん著book。昨年「貴婦人と一角獣展」も観たし、「楽園のカンヴァス」もとっても気に入ったので読んでみましたーhappy01。サブタイトルは『ジョルジュ・サンドの遺言』。


装丁もなかなかにオシャレでステキだし、内容もフンイキあるんだけど、最後に『本作は長編小説『ユニコーン』の序章的な位置づけとして、(中略)特別に出版したものです。』と明記されてるように、一読、かなり物足りないのよねdown。その長編小説『ユニコーン』ってのは、これから出版されるのかしら~typhoon


この有名なタピスリーが世に知られるようになった経緯を、原田さんが想像力を駆使して物語にしてるんだけど、序盤は、このタピスリーの所有者である古城に住む美しい寡婦boutiqueとジョルジュ・サンドの会話が、あまりにカユくてほとんど70年代少女マンガの世界smile。で、後半、ちょっとオカルティックってゆーか、ファンタジーっぽい要素が出現してくるあたりから、おおッsign02って身を乗り出すカンジになるんだけど、そこでバシュthunderっと終わっちゃう。うー、これがどう展開されていくのかすっごく気になるぅぅ~sad


ところで、ちょうどこのタピスリーの展覧会をやってた頃、NHK教育テレビtvで原田マハさんが発見場所であった古城を訪れる、っていう特番があって、わたくしそれ見てたんだけど、原田さんのかなりのオラオラdashぶりに、イメージガラガラ~~downwardright。作風からすっごく繊細な女性を思い浮かべてたんだケドsweat02。ま、それはどーでもいーので、早く本編、出してくださいぃ~~impact

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