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2014/08/09

「長女たち」

なんだかもー、母と娘ってやっぱコワいワ~shock。篠田節子さんの中篇集book


女性作家が得意なジャンル、「母と娘」。ここ10年くらいの“仲良し母娘”からはもう少し前の、母親に屈折がある世代の物語だからこうなるのかなーthink?自分が抑圧されていたことが、娘の人生への過剰なるネガティヴな介入につながっていくっていう、なんとも切ないハナシだわよねーdespair。しかもその娘たちがアラフォーっていう、ナマナマシいエリアでオンナkissmarkとしてのギリギリなラインthunderにいるってとこがまたなんとも壮絶感を煽るっていうか…typhoon


最初の中篇「家守娘」は、ジェットコースター的状況waveの変化がスゴいcoldsweats02。そこまで行っちゃうーッsign02ってくらい。でもラストは、そのヒロインを縛りつけていた「家」houseのお蔭で救われる、っていうわたくしたち読者も最後に、ホッspaと息をつける流れでよかった~。


で、同様のパターン+一面では非情な現実主義者でありながら浮世離れしてるところがあるっていう全く始末に負えないタイプの父親(なんか、これって今、社会を震撼させている殺人事件の関係者に共通するような気がするsweat01)に感情をズタズタthunderにされる長女の物語が最後に収録されてる「ファーストレディ」。「父の娘」であることがダブルバインドになって娘を苦しめる。こちらは追い込まれて、追い込まれて、きいぃぃぃぃぃぃーッthundersign03ってなって…、って流れで、もーこーするしかないわよねー、な展開sad。息が詰まるぅ~。ハァハァ。


真ん中の一遍は、他のとは若干毛色が違うんだけど、篠田さんの重要なテーマのひとつ、他国における価値観の問題と、孤独死させた父親への感情とを絡めたもの。これも最後までヒロインの中では、様々な挫折感がどこにも昇華させられず、敗北感ばかりが残る苦い結末bearing


篠田さんの作品にしてはあんまり救いのないラストは、篠田節子をしてもこのどん詰まり感mistはいかんともしがたい程の惨状である、ってことなのかも知れないわね…weep

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