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2014年11月

2014/11/30

陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタル

Img324あー、やっぱりバロックもステキ~~heart04。おとといのラテンの夜kissmarkから一転recycle、昨日は札幌バプテスト教会でのバロック音楽会shineに行って参りました~shoe。サブタイトル「甘美な珈琲の香りにのせて」。リサイタルの最中ずっといいぃ~香りが漂ってました~~happy01。あ、これ、休憩中にいただいた珈琲cafe(by宮越屋珈琲さん)を本当に入れている時の香りだったのです~catface


札幌を中心に道内外でご活躍の声楽家、ソプラノの陣内麻友美さんとバリトンの中原聡章さんのジョイントリサイタルですが、わたくし例によって歌に全ッ然詳しくないngもんですから、ついて行けるかしら~despair?とシンパイだったんだけど、当日配られたパンフレットが充実してfujiまして、しかもオペラ公演のようにパソコンからスクリーンに投影される歌詞が助けになって、なんとかついて行けました~good



2014112915510000_2陣内さんは笑顔がとーってもチャーミングcuteなお方で、お声はまろやかなリリコ系cherry。中原さんは、なんか見た目いかにもバリトンってカンジ(?)smileで、いいお声でしたbell。このおふたりでの後半、バッハ「コーヒー・カンタータ」は愉快でしたね~happy01。お父さんと娘を演じられるんだけど、なんかピッタシでhappy02。オンナはコーヒーを飲んじゃいかんannoysign01っていう社会の風潮も当時はマジメに論じられてたっていうのはビックリcoldsweats02だけども、お父さんがコーヒー好きの娘に対して、躍起になってやめさせようとする。この父と娘のやり取りが今も昔も全然変わってないってことにもビックリするのよね~smile。結婚話まで持ち出してやっと娘を説き伏せた、っと思ったときの中原パパの表情がめちゃいーのよーhappy02。「よしッsign01やったッimpactpunchsign01」って超ニンマリcatface。だけど娘は口だけパパに従ってチャッカリ後ろでベロ出してるbleah。陣内リースヒェンはそんなにお転婆じゃないけど「ふふっclover」ってカワイらしくにっこりhappy01。しかしたったこれだけのハナシを30分のスバラシい音楽劇にしてしまうなんて、さすがは大バッハ様crown。リースヒェンのアリアに寄り添うフルートがこれまた若いお嬢さんvirgoの可憐さを倍増させるup効果をあげてますよね~。バロックの奥ゆかしい演奏法も良かったです~~sun


で、前半は歌曲を6曲、チェンバロの独奏が1曲。バロック時代のアリアって吟遊詩人の流れなのでしょうが、めっちゃくちゃロマンティックheart01な内容なんですねー。陣内さんの訳詩もステキなニュアンスがありました(ポエトリー苦手のわたくしが言うな!ですが…coldsweats01)。このめちゃシリアス・ロマンティックな内容が、あのチェンバロの旋律に乗るとなんとまー、なんとも言えないウルトラ切ない系大メロドラマweepになってしまうのですよー。3曲目「カンタータ「愛しき絆」」、陣内さんとチェンバロだけの歌にはわたくし、グッと来ましたワheart02。そして森さんのチェンバロ独奏。いやー、バロック時代にこんなハゲシくロックpunchする曲があったとはッcoldsweats02sign01相変わらず森さんの気合thunderの入った演奏、カッコイーspade。森さんは歌曲の伴奏をされるときは、歌手に寄り添うように、まさに伴に歌うように弾かれるんですよね~。そのギャップにもまたステキでnote


最初にも書いたんですけど今回のパンフレット、とても親切設計で、声楽家お2人のプロフィールが詳しくて、どの分野を学んでpencil来られたのかがわかるようになってたのは、歌モノ初心者budのわたくしにとっては聴くうえでとても参考になりましたconfident


いやー、それにしてもこんな身近で古楽のナマを聴けちゃうなんて、ホント、わたくし幸せです~heart02

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2014/11/29

Tres Dias Parto feat.赤木りえ

20141128ぐはーッdashsign01赤木りえさんのアドリブッ、ぱねぇぇぇぇーッimpacthappy02sign03めっちゃカッコイーッheart02sign03昨晩のJAMUSICA、ラテンフルートの第一人者赤木りえさんをフィーチャーしたトレパルさんのライヴに行って参りました~happy01


トレパルさんは今年の2月以来2回目。赤木さんはフルート専門雑誌でお目にかかってましたけど、ラテン方面の方だし、加賀まりこさん似だし(カンケーない)、わたくしにはご縁のない方だワ~っと思ってたんだけど、わたくしの師匠H先生にお勧めされたのと、いつもお世話になっている美容師のSさんがラテン・ダンスにちょっとご興味があるということで、ムリヤリお誘いしたのでしたsmile


赤木さんは1stセットの3曲目からご登場shine。トレパルの大島さん(fl)の元気でパワフルbellなフルートに、赤木さんの渋みと深みが加わって、豊かなハーモニーにnotes。クラシックではわたくし、澄んだ麗しい音色shineが大好きなんだけど、ラテンでは翳ったり濁ったり揺らいだりする音もイイ味になりますねぇ~catface。オリジナルを中心に2月と同じ曲を何曲か演奏してくれましたけど、赤木さんとのセッションで、厚みとグルーヴ感typhoonが飛躍的にアップしてましたup。1stセット最後の「リベルタンゴ」はスーパー圧巻ッimpactimpactsign01悶絶しましたlovely


赤木さん、演奏されてるときはラテンダンスを踊るが如きカッコよさkissmarkなのに、おしゃべりされるととたんにラブリ~~chick。笑顔がリスみたい~clover。オヤジギャグも言っちゃう~。ふなっしーのモノマネもしちゃう~。カワイ過ぎる~ぅhappy02heart04。そして、CDcdにサインしてくださって、ありがとうございましたと深々とお礼してくださるんですよーcoldsweats02真に一流の方ってほんとーに謙虚で、決してエラソーな態度をされないものだって、いろんな分野で一流と言われる方にお会いする度に感じますconfident


さて、トレパルさんのライブはわたくし2回目でしたけど、相変わらず天然キャラ大島さん(スミマセンッsweat01)とツッコミ担当佐藤さん(cajon)とのやり取りがもーそこはかとなくオカシくってhappy01。そこに、佐藤さんとは長いお付き合いっぽい赤木さんとのからみもあってほんとに気心が知れた仲なのね的フンイキが伝わってきましたwink。そんな佐藤さんなのに(これまたスミマセンsmile)、作られる曲はすごーくステキgoodで、連れのSさんもお気に入りになったご様子。3月3日にはトレパルのCDcdがリリースされるってことなので、買わせてただきまーすッmoneybagsign01やっぱりわたくし、橘田さんのピアノ、好きだワーlovelyと思いながら昨日も聴いてました。今回も魔法の指が見えるところに座れたので、ステキーheart02、とガン見eyeさせていただきましたーhappy01


2ndセットの最後には、これまたラテンを得意とされる大倉まみこさんも加わっての「モルダウ」っつー、ゴージャスshineなセッションに。大倉さん的には、これだけ盛り上がったup中でいきなりってゆーのも難しいbearingところでしょうが、スルっとヤッちゃってくれるところがサスガですnote


ご一緒してくれたSさんは、フルートの演奏をこんな風に聴かれたのは初めてだそうで、演奏者によってこんなに音色から何から変わってくることにビックリされたそうで、感激されてました。ね?フルート、面白いでしょ?フフフtulip

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2014/11/26

OSK日本歌劇団 「プリメール王国物語~愛の奇蹟~」

Img322なんだかもー、出演者たちの頑張りsweat01と観客の温かい想いheart02とで胸が熱くなった公演だったワ~sun。OSK日本歌劇団の舞台、近鉄アート館にて3日間だけの公演のうち偶然にも中日のチケットが取れて観て参りましたshoe


まったく偶然も偶然、大学時代の友人が学芸員を務めているあべのハルカス美術館artへ行こうと思い、ウェブpcを見てたらばサイトの中に「近鉄アート館」っていうタイルを発見flair。ん?これは?とクリックしてみたらば、ばーんッimpactsign01とトップに今公演主演の悠浦あやとさんの写真が出てきて、まぁなんと可愛いらしいッcutesign01とこれまた速攻空席探しsearch。わたくしが行ける日時に3席だけ空きがあるッsign01キャパ300余席、その後完売になってたので、もーすごいラッキーgood


実はわたくし、10数年くらい前に、OSKの「闇の貴公子」という舞台をなぜか観たことがあったのよね~。その頃ハデな様式美shineの舞台はなんでも観てた時期だったので、ハナシのネタに、と思って観に行ったんだと思うのよ(キッパリ忘れてる…coldsweats01)。タカラヅカのコピーみたいなものかなーなんて失礼ながら想像して行ったら、なんとッimpactcoldsweats02sign01レベル高ッupsign03タカラヅカにはない“黒い世界観”をベースにした高度に“ノワール”な演出、タカラヅカにはない娘役も大事にしたナイスな脚本、こりゃたいした劇団だワ~coldsweats02という印象を持ちました。北林佐和子さんという脚本・演出家の腕にわたくしヤラレたんだと思います。で、翌年の「Asukaの風」(これは北林さんの作品ではなかったようだけど)も日本青年館だったか、に観に行ったものでしたconfident。この2作はビデオも購入しちゃいまして~moneybag。その後、経営難に陥って劇団員や関係者の方たちがひとかたならぬご苦労をなさっているというのは、北海道の遠い空で聞いてはいましたweep。なので、今回観劇できたことはわたくし、個人的にもウレシいことだったのでしたtulip



Img323_2で、肝心の舞台。脚本は単純なおとぎ話で、調べたところ元OSKの研修所にいらした方の手によるもので、OSKの若手を登用した舞台=花形歌舞伎みたいなものだったようですねhappy01。その主役の悠浦さん、もーめっちゃ白王子shine、カワイ過ぎるぅ~~lovely。歌もちゃんと歌えてるし声もイイgood。クライマックスシーンでは、明らかに感極まって歌声が詰まっちゃったのもケナゲで…catface。少ない人数でのダンスもみんなハツラツfujiとしてるし、なんたってとにかく一生懸命な熱意が伝わってくるup。観客はたぶん身内みたいに思って観てるんでしょう、とにかく空気があったかいのspa。部外者のわたくしもホッコリしながら観させていただきましたhappy01。最後の悠浦さんのMCkaraokeも感動的でした~confident。「この公演は文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)をいただいて上演しているもので、少ない公演回ですが、その分毎回心を込めて演じています。」(だいたいこんなカンジsweat01)ってsun


脚本的には、ラスト近くにプリメール国王のモノローグがあって、自分の意図を説明しちゃう場面があるんだけど、そこはやっぱり説明じゃなくせめて誰かに語りかける手法にして欲しかった、ってのが不満だったかな?可愛い従者(天輝レオさん、とーっても良かったデスbud)にでも、亡くなった(と思われる)王妃様にでも、ね。物語作品において、意図を作家あるいは登場人物がそのまままるっと読者や観客に説明してしまうのはやはりNGだと思うのよね~sweat01。それとアルヴェリアの王女さまの侍女サリーが、“悪い”魔法使いとはいえ司祭であるクロードとタメ口きいちゃうのはいかがなものかと。ファンタジーとはいえちょっとリアリティに欠ける設定でしたね。演出では、そのクロードに「エリザベート」の影響がわかり易く出ちゃってた部分。惜しいweep。もうちっとヒネって欲しかったワ。


とはいえ、やっぱりどん底を経験した劇団、いろんな人の助けや励ましがあって活動を続けられているのだという意識は至る所で感じられましたconfident。劇場入り口では出演のない劇団員さんたちが袴姿でお出迎えお見送りをしてくれたり、研修生ちゃんたちが会場内で座席案内をしてくれるchick。間違ってご案内してたりするのもご愛嬌かナwink


遠い北海道からはなかなか観劇には行けないけれど、心の中で熱烈応援してますヨ~~~heart04

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2014/11/25

CHICAGO

Img317なんと意外にもッ(シツレイsmilesign01ミズさんのヴェルマ、すんごく良かったーッhappy02sign03梅田芸術劇場にて上演中のタカラヅカOG版「CHICAGO」、2晩night続けてキャスト替り公演recycle、観て参りました~airplane。違いが如実でほんと、興味深いワ~~happy01


Img318昨年の「Dancing Crazy2」での抜粋版を見て驚愕coldsweats02coldsweats02して以来、この全編上演のニュースを聴いて、ゼッタイ出来るッgoodsign01と思ってたので、それをしっかり確認出来た観劇でしたconfident。主要登場人物3人がそれぞれトリプルキャストなので、その順列組合せは何通りもあると思うんだけど(昔数学でやったけど全部忘れた…sweat02)、わたくしが観たかったのは、まず現役時代をビデオでしか観た事のない峰さを理さんと、“わたくしのマリコさん(麻路さきさん)”のビリー・フリン。それとママ・モートンはゼッタイに千秋慎さんッsign01この2バージョンが、少なくとも3日間の間で上演されてる日程を探したところ、夏の時点ではこの大阪公演しかなくて、大阪も久しく行ってなかったので即決定impactsign01


Img3191日目は、ビリー=峰さん、ロキシー=コム(朝海ひかる)ちゃん、ヴェルマ=ミズ(水夏希)さん。2日目は、ビリー=マリコさん、ロキシー=タニ(大和悠河)さん、ヴェルマ=わたる(湖月わたる)さん。ムボーにもそれぞれ一言で印象を言っちゃうと峰さんチームは“マシーン”バージョン、マリコさんチームは“人間味ある”バージョンって感じかなsmile


Img320もともとビリーのパートは、ちょっと時代がかったスローなナンバーが多いんだけど、峰さんはご登場から“古き佳き薫香”がほわわ~~dashっと薫るステキさheart02。事前のスティール写真cameraでは「これはいかに…gawk。」ってカンジの短髪だったんだけど、実際の舞台では長く麗しくkissmarkなってました。歌も朗々としていてイイですね~happy01、昔のオトナなフンイキが漂ってました。ただ、セリフ回しは棒読みに近い。あまり感情が乗らないカンジ。これがコムちゃんのセリフ回しとシンクロして、ヒジョーに“マシーン”的なイメージを与えるのね。で、それに輪ぁかけて、コムちゃんの超精密なダンスthunder。いや、ほんとスゴいワーconfident。ダイジェスト版からスゲーcoldsweats02と思ってた“操り人形”のシーン「WE BOTH REACHED FOR THE GUN」、ビリーによるロキシーの人生書換えのシーンでの動き。鍛え上げられた筋肉spadeと小動物的な瞬発力impactを発揮した動き。コムちゃんしか出来ない動きだワ~~shine。峰さんの腹話術声もカワイくてナイス~~happy01


Img321んでッsign03ミズのヴェルマッsign03こんなにイジラシくてカワイイヴェルマは初めて観たッsign03イイッshinesign03超色白のハダにベリーショートのブロンドがピッタシgood。わたくし、ミズは下級生時代しか記憶になくて、その頃から踊れる、と評判は聞いてたけど、ほんとにこれほどまでにキレるthunderダンスをするとは思ってなくて、落ち目downのヴェルマが赤マル急上昇upのロキシーを誘うシーン「I CAN'T DO IT ALONE」、ほんとにスバラシかったですーshineshine。ものすごい必死感sweat01がバッシバシimpact伝わってくるので、作品が意図するコミカルさがガッツシpunch表現できてるのよねー。これって、わたくしが大昔見たブロードウェイ来日版(全員女性がコワかった…sweat02)とも映画・キャサリン版とも違う新しいヴェルマ像になってたんぢゃないでしょーかconfident。キャサリン版は記憶に新しいのでどうしてもそれと比較してしまうんだけど、すごくチカラ強いオンナ(キャサリン)の必死感から滲むオカシさからわずかにズレオカシさcatface。髪の色がブルネットとブロンドの違いもある。これが全て計算されたプレーなら、ほんと~ぅにスゴいッsign01


一方、マリコさんチーム。トップ時代のプレッシャーから解放されたオトナのヨユーwineをドシッspadeと感じさせる人間味あふれるマリコ・ビリー。なんかマリコさん、いいトシの取りかたしてるワ~confident。マリコさんのお人柄のせいか、このチーム全体が峰さんチームに比べて温かい血の通う人物像になってましたね~spa。セリフ回しのテンポも少しゆっくりめ。温かいコミカルさhappy01。登場シーンで真っ白の巨大な羽に埋められるシーン「ALL I CARE ABOUT」では、羽がカオにかかって「うっぷ。」カワイイ~~heart04。マリコ・ビリーなら、裏表ある弁護士でもわたくし許しちゃうーcatface。しょーがないわねーってカンジで。ウププdelicious。タニ・ロキシーは、わたくしだいぶんタニの巨乳にも慣れて落着いて見られるようになったけど、なんかわざと露出多くしてないsmile?…はともかく、コムちゃんもタニもそれほど歌はウマくないんだけど、歌い方がそっくりgemini。こーゆー風に歌えという指示なのかしら~?そしてわたるさんのヴェルマ。…んと、ミズ・ヴェルマを観た後だと、なんとなくニブく見えちゃうweep。例の説得ダンスも、手ぇ抜いてるわけじゃないんだろうけど、あんまりタイヘンそうに見えなくて(ヘイヘンそうに見えないってのは逆にレベルが高いupwardright証左なのかも知れないけどねwink)、「ひとりじゃできなーいbearing」ってゆーのが、あまり伝わってこなかったdown。ザンネンwobbly


もうひとつ、わたくしのお目当ては千秋慎さんの歌note。現役時代から群を抜いた歌唱力shineに魅了されてたおヒトcrown。アメリカでの修行を終えて、楽勝のサスガの歌唱だったワ~fuji。ちょっとオシャレでアタマ良さげなママhappy01。「品がないのよ~(「CLASS」)」のデュエットnotesは、すっごく面白いナンバーなんだけどhappy02、こちらもミズの方と相性がイイ感じbell


そしてレディースboutique&ジェントルメンdramaの面々は、もーゆーことナシッsign01サーカスのシーンもよくやったワcrown。マジで。わたくしの大スキheart02なダンサーゆり(星奈優里)ちゃん、相変わらず微妙なニュアンスに富んだ素晴らしい動きshine。おナカを出した露出のハゲしい衣裳にもビクともしないカンペキなプロポーションshine。あと、わたくしは現役時代を全く知らない蒼乃夕妃さん、妖艶kissmarkなカンジがイイですねぇ~、見た目。敢えて言うなら、女性陣、全体的に声が高くてちょっとキンキンし過ぎかな。もっと落着いたドスの効いてるのが適当な気がしてるんだけども、わたくし的には。ジェントルマン、ダンスシーンはカンペキfuji。2回目に観た時の廷吏役、光海舞人さん、オモシロかった~happy02。表情が豊かで、観ていてワクワクしちゃうclover。脇役でもキッチリ演技して楽しませてくれてましたsun


唯一の男性、T.OKAMOTOさんの歌声もコントロールの仕方が縦横無尽でウツクしかったですーdiamond。男性に“変身”してのギャップonもステキhappy02。ほんとにチャーミングなお方で。”ミスター・セロファン”役ソルーナ(磯野千尋)さん”、あの流し目のソルーナさんがこんな哀しい役を…coldsweats01。裁判の戯画化されたシーンでの迫力impactはサスガでした。


ついでにおおッsign01っと思ったのは、オーケストラの中にトロンボーンの中川英二郎さんを見つけたことflair。わたくしが知っている数少ない一流ジャズプレイヤーがいたーッcoldsweats02sign01ってことは、他のプレイヤーも推して知るべし、なんでしょーねー。指揮者も俳優の田山涼成さん似の見るからにオモシロそーな御仁でsmile、「見て見てーッsign01」ってロキシーに新聞を見せ付けられて、その写真と本人を見比べて「はッsign01」って口をOのカタチにするのがカワイかったーchick


さてわたくしが観た1回目は、本編の後にスペシャルダンスがあり、これまためちゃカッコイイダンスが堪能できましたcatface。これはオリジナルの振り付けなんですかねー?翌日の夜公演では、NYのシカゴ・カンパニーから手紙mailが届いて、11月23日の公演をもって7486回の上演となり、歴代第2位の記録を打ち立てました、とマリコさんが代読しましたkaraoke。この日はマリコさんと千秋さんが退団した日だそうで、このいろんな縁の繋がる日に観劇できたわたくしもしあわせ~~heart04


それにしてもやっぱり女性というものは、コワくてカワイイsmile

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2014/11/20

阿部博光 フルートリサイタルシリーズVol.9

Img315いやー、共通のDNAを持つ(プログラムよりhappy01)お二人なのに、ひと世代変わるだけで、こんなにも音楽性が変わるthunderものかと驚愕した一夜でございましたーcoldsweats02。サブタイトル「2本のフルートとピアノで奏でる珠玉の調べ」。昨日Kitara小ホールにて行われたリサイタルnotes


とっても高度なup家内制手工業…ぢゃなくてsmile家内制手技芸術業diamondshine。しかし、お父様は古き佳きcloverスタイルを保ち、お嬢様はアグレッシヴon。使っている楽器も素材が違うので響きも全然違うのねー。それでもデュエットでシックリpass来てるのはご家族が持つ歴史の為せるワザ、なんでしょうねhappy01


Img316_2ご登場は、礼奈さんの落着いた深いビリジアングリーンのドレスclub、博光さんのブラック燕尾drama、で、ピアノのお母様・佳子さんがそのおふたりを繋げるように上半身黒、スカートがビリジアングリーンのドレスという出で立ちで、色彩でもシックリ響き合うトリオ、ウルワしぃ~cute


1曲目のA.F.ドップラー「シューベルトの歌劇「陰謀者たち」の主題による演奏会パラフレーズ」では、1stが礼奈さんで2ndが博光さん。娘の背後にペタとくっつくストーカーのような父。…って、わーッsign01例えが悪すぎるーッbearingsign01スミマセン…sweat02でも、このイメージ以外思い浮かばなくてぇ~coldsweats01。ほんとにフルート曲の華やかさshineをブワッdashと伝えてくれるオープニングでした~happy01


同じデュエットでも前半最後のY.イサン「2本のフルートのための「インヴェンティオーネン」」は、現代曲。韓国人作曲家によるちょっと極東アジアンテイストな面白い曲bell。こういう曲ってどんな譜面なのかなぁ~wobbly。しかしこんな難しい曲でも2本が違う個性ながら全然違和感のないまとまり。礼奈さんが横からぐぐっと盛り上げるupカンジでしたね~。


で、その礼奈さんの本領発揮のC.アルフテル「デブラ」。もちろんわたくしの知らない曲で、プログラムの曲目解説を読んだ時には、お、これはアンダルシアの風ヒュル~sign05か?と、ちょっとワクワクしながらその心持ちで向かってみたらば、全然違った…sweat01。以前アルコちゃんの演奏を聴かせていただいた時には、キャッピキャピribbonのおテンバvirgoな印象だったのが、今回はもーグイッグイpunchimpact来るマッチョなカンジでめちゃカッコよかったーhappy02。スカッと爽やかコ○・コーラ(強炭酸)的なsmile。特殊奏法を駆使して、クライマックスはまるで能楽の急之舞を観ているような緊迫感thunderthunder。能管のヒシギの連続ワザみたいな。マジ、イカす、デスfuji


演奏前のMCkaraokeで博光さんが「還暦」を強調されて、娘の力を借りて、的なことをおっしゃってましたがhappy01、まさに、タクマしくタノモしいお嬢様noteにお父様ちょっとタジタジcoldsweats02、それを後ろからお母様が時に優しく、時に力強くサポートされるtulip、ってカンジでしたsun


それにしても、この演奏会の打ち上げはやっぱり“家族メシrestaurant”ってことになるんですよねーsmile

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2014/11/19

さっぽろオペラ祭 オペラ分析講座

Mainevent_5792あー、わたくし、こーゆーのを待ってたんですのーッhappy02sign01札幌市教育文化会館と札幌市内のオペラ団体が主催する「さっぽろオペラ祭」のイベントのひとつで、札幌室内歌劇場音楽監督、作曲家の岩河智子氏によるワークショップpencil、札幌市教育文化会館に行って来ました~shoe


お題はR.シュトラウス作曲、H.ホフマンスタール台本「ばらの騎士」spade。オペラ超初心者のわたくし、何を隠そう、観たことない作品なんですけどcoldsweats01、実はタカラヅカで上演されたもの(もちろん翻案モノです。タイトルは「愛のソナタ」(フツーbleah)東京宝塚劇場のリニューアル杮落とし公演)を観てまして、イメージはバッチシあったもんだから、教文会館のラックでこのチラシを発見した時、これこれッeyesign03っとチケットゲットいたしましたticket


いや~、さすが~、オペラ制作に関わる現場の先生のお言葉には、ハッflairとさせられることが多いです~confident。ははぁ~、こーゆーところでこーゆーふーに感じるんだ~~、って発見eyeできるのがまた新鮮でclover。登場人物たち+銀の薔薇の動機(モチーフ)当てクイズなんて、先生がピアノを弾きながらやってくれちゃうhappy01。わたくし、観たことない作品なのになんとなくわかってしまう、その理由を楽譜を示しながら教えてくれるわけですpencil。例えば若いオクタヴィアンの動機は“上がってるup、攻めている”、成熟した色気の元帥夫人(マルシャリン)は“くにゃくにゃして下がってるdown、不協和音で表情が豊富になる”とかね。なるほろ~~confident。この、リアルタイムでピアノを弾きながら「もしここがこーだったら、どぉですか?」とか「こーだったら?」とかって解説してくれるのがものすごーく分かりやすいsun。銀の薔薇の動機は、本来の調性から外れた音を多用することで、この世ならぬ神秘的shineなものを表現するって部分を、本来の調性の和声とで弾き比べてくれると、ほほぅぅ~~ってなもんですnotes。このほか、主要な曲も楽譜に沿って易しく解説してくれるので、ものすごく納得できるの~note


で、参考映像として、2009年1月にバーデン・バーデン祝祭劇場で上演されたものを収録したDVDcdを見せてくれたんだけど、これがまたすごくステキな舞台で~happy02。マルシャリン役ルネ・フレミングさんは名前は聞いたことがあったけど、歌は初めて聴きました。いやー、すごくイイですねーlovely。神は二物をお与えになったようで見た目もエレガントboutique。オクタヴィアン役のゾフィー・コッホさんとの二重唱がとんでもなく美しいdiamondshine。このふたりの組合わせ(年増kissmark+若者horse)の方が、最後にくっつくふたりの組合わせ(若者horse+娘ribbon)よりビジュアル的にピッタリ来たのよね、わたくし的にはsmile。だって娘・ゾフィー役のソプラノさん、ゴッツイleoんだもんbleah。飛び飛びの再生だったので、このDVD、通しで観たいですねbell


定員50人の教室はほぼいっぱいfull。岩河先生もひょーひょーとした魅力ある方cuteで、そのボキャブラリーというか、話す言葉の選び方がわたくしにとっては新鮮でしたnew。音楽家が音楽について語る言葉karaoke。惹きつけられますconfident


それにしても参加されてる方々は、わたくしのようなオペラ初心者というよりは、たぶん歌っていらっしゃる方が多かったようで、モチーフをみなさんで歌ってみましょー、なんて先生がおっしゃると、もーここはオペラハウスかッsign02(オーゲサsmile)ってくらい発声が全然違う方が多くてcoldsweats02。わたくし、とーぜん、口パクemptysweat01sweat01


もしまた機会があれば、今度は難解なオペラに挑戦impactしてみたいですね。って、挑戦するのは先生かbleah。タハsweat01

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2014/11/17

フルート レボリューション Vol.3

Img313いやー、めちゃくちゃオモシロかったですーッhappy02sign01「フルートレボリューション」の3回目、札幌市教育文化会館小ホール、行って参りました~shoe

「フルートレボリューション」自体は3回目ですが、わたくしにとっては昨年に続いて2回目scissors、昨年に比べるとイイカンジで肩のチカラが抜けた印象で、どのパフォーマンスも印象深く、すごく楽しめましたhappy01


今回はテーマが「闇と光」。闇newmoonがありき、なんですね。なので、オープニングは真っ暗な中から始まりました。その闇の中、ステージと客席の通路の6箇所から笛の音が響いてきます。宇宙のカオスmistから光flairが生まれ、それぞれピュンピュンsign05飛翔していくイメージでしょうか。じっと聴いてるとなんだか平衡感覚が失われて無重力空間をグリングリン回ってるrecycleカンジtyphoon。わたくしは客席中央の通路より後ろにいたので、この通路で演奏されていた3人が会場の一番後ろだったら、もっと酔ったかもナ~と思いましたねsmile。それにしてもこういった演出なら、演奏前の拍手は不要ですねthink。アナウンス入れてもいいのかも。



Img314_2「てっぺんの為の音楽5」。多久潤一朗氏作曲。いやーオモシロかったーbell。ほんとに、前回もホトホト感服いたしましたが、プロの方々のリズム感のよさッshinesign01そして頭部管だけなのにこの表現力ッartsign01頭部管だけを持って手のひらを当てて、すぼめたり広げたりで様々な音色notesを繰り出していくのでコミカルな部分もあるんだけど、みなさんエレガントdiamondでドレッシーboutiqueな装いなのがまたギャップthunderを生んでいて面白いsmile


高殿さん編曲、マレの「人間の声」。わたくし、こーゆーの、すんごくスキ~heart02。「フルートレボリューション」でバロックが聴けるとは思わなかったー。ウレシ~lovely。PAを使わないとコントラバスフルートってすごく繊細な音で鳴ってるんですねー。、「人間の声」のようにひそやかに奏でられる低音フルートの音にそっと耳をそばだてながら、温かさに満ちた空間をジックリ堪能させていただきましたconfident


多久さん作曲「カメレオンプリズム」。いやはや多久さんと八條先生の丁々発止thunderの演奏、スゴかったですーcoldsweats02。しかし、カラートリルなる奏法は今日わたくし初めて知りまして、聞き分けることができませんでした…sweat01。シクシク…weep。でもなんかスゴかった…wink。あの、深海魚fishみたいなネオンflair、いったいどーなってたんでしょーかッsign02暗転での演奏は、アマゾン的熱帯雨林にいるかの如き。でもカメレオンってアマゾンにはいないんだっけbleah


八條先生作曲「ひかり射す方へ」。昨年に続いて、第2作目です。今作は、昨年の元気いっぱいッsunsign01な曲調からグッとオトナなヨユーwineを漂わせる作品でした。ステキですshine。いつかアンサンブルでやらせていただけたらイイナ~heart04、なんて身の程知らずな妄想にヒタるわたくし。ウフwink


前半最後は、わたくしお待ちかねsmileの寸劇コーナー①、多久さん作曲・脚本「ユキと穴の女王」。期待に違わぬ下らなさッhappy02sign01おやぢギャグ山盛りッhappy02sign01やっぱフルートレボリューションはこーぢゃなくっちゃッhappy02sign01そしてなんとつひに八條先生、歌手でびゅーッimpactkaraokesign01昨年と変わらぬナリキリ女優ぶりfuji。またしてもわたくしの中で先生に対する“畏れ多くも誇らしい気持ち”が一瞬ウッスラしましたが(ウソbleah)、さすがの貫禄でしたgood。アリの女王のお衣裳もステキでしたねーlovely。もいっかいちゃんと拝見したいワーeye。あ、あと、わたくしビックリしたのは、高殿さんのナチュラルな演技ribbon。とってもよかった~heart02。声もセリフ回しも自然でカワイくてchick。次回は高殿さんの朗読コラボ、なんてゆーの、聴いてみたいcatface


後半スタートは寸劇コーナー②、多久さん作曲、大倉さん脚本「まみこの部屋」。もーこのタイトルを見ただけでヤバイ~~happy02。このコーナーでまさかのゲスト登場sign01札響首席、高橋聖純さんshineshine。ほんと、マジでターミネーターsmile。それなのにあの高ーくて細ーいお声、あの繊細さcatface。コメディセンスも天性ですよね~。多久さんがおっしゃる通り、あのキャラが超美味ですgood。大倉さんの脚本にも見事にハマってましたねー。オーケストラのオーディションのクダリのお二人のやり取りとBGM、聖純さんの怒りの震えっぷり、もー爆笑ッhappy02sign03しかし、大倉さんにはまだ若干羞恥心が残っているとお見受けいたしましたsmile。こんなチョーナイスgoodな脚本をお書きになるのですから、羞恥の殻はぜひコッパミジンthunderにブチ破ってimpactいただきたいと存じますです。ハイconfident


多久さん編、ジスモンチ「サルバドール」。こちらは聖純さんと多久さんの火花バッチバチimpactのバトルbomb。わたくしにとっては、聖純さんがこんなカンジで演奏されるとは思いも寄らなかったですけど、やっぱりスゴいですねぇ~~catface。どんな奏法も大きなカラダで抱擁するかのように余裕ブチカマシwave、ですねぇ~~~spade。お二人の個性が対照的で、それもまた楽しめました。


吉住さん編、ブラームス「ピアノのための6つの小品より間奏曲」。いやー、もー、ほんとーにわたくし、ナミダ出そーになりましたweepweep。あまりに美しくてshine。何なんでしょうか、あの聖純さんの響き。優しくて柔らかくて暖かくて、まっしろいボアにつつまれるみたいsun。あぁ、この音色があれば、わたくしの寒い部屋shockもあったかくなるのに。ってゆーか、灯油代ケチるなよannoy


ラストは立花さん作曲「陰陽」。これが初めての作曲とは思えないほど素晴らしい作品だったのではないでしょうかfuji。和テイストの中、緻密な構成がフルートの名手たちを得て生き生きと立ち上がって来てup、これはまたいつか再演していただきたいですhappy01。もしくは、八條先生含め、このシリーズから生まれた作品たちを1枚のコンピレーションアルバムcdにしていただくとか。うん、聴きたい、聴きたいnote


今回の「フルートレボリューション」は、前回のモエレ沼のガラスのピラミッドからフツーのハコになり、モエレ沼の時のようなめちゃカジュアルな親密感spaが薄れてちょっとザンネンと言えばザンネンなカンジもしましたけど、設定されたテーマ「闇と光」から色彩も一気にモノクローム・シックになって、成長して少しドレスアップしたboutique、ちょっとオトナへのステップを上ってみたワup、な子供を見守る親みたいな、ちょっとウレシい気持ちにもなりましたhappy01。わ、スミマセン、エラソーでcoldsweats01

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2014/11/15

札幌交響楽団 第574回 定期演奏会

Img312やっぱ音楽はタノシーッhappy01sign01オーケストラタノシーッhappy01sign03おまけにマエストロ・エリシュカ、相変わらずラブリーhappy02sign01


前回、前々回と仕事で行けなかった札響weep、久しぶりに聴くと、やっぱり弦の美しさshineはホレボレしちゃいますね~diamond。今日は札幌も今年初めての本格的な雪snow。そんな雪景色には特に似合っちゃう澄み切った札響の音shine。そこへ、マエストロ・エリシュカの「さぁ、タノシイ音楽の時間デスnote(byミルヒー…だったか…?copyrightのだめ)」。今日も楽しませていただきました~happy01happy01


今日は木管も大活躍の楽曲(モーツァルトの「プラハ」、ブラームスの「交響曲第2番」)だったんだけど、金管含め、なんか全体的にバランスがあんまり良くなかったような…bearing。NHKのカメラmovieが入って過剰に気合thunderが入りすぎたせいかしらsmile?フルート高橋さん、相変わらず美しい音色なんだけど、なんかえらいチカラimpact入ってたよーな?わたくし最近の一押しclip、オーボエ金子さんも前半はちょっと硬かったカンジがしたdespair。ブラ2の第3楽章でいつも通り、イキイキした演奏を聴かせてくれたけどねgood。金管もなんか安定し切ってなかったように感じたし。たぶん、明日はもっといい演奏になるでしょうhappy01


わたくしにとって4月以来のマエストロ・エリシュカ。今日もカワユくてーchickheart04。本当に楽しそうに音楽をされますnote。可笑しかったのは、ブラ2の第4楽章だったか、が始まる前、マエストロが両肘を上げたので、みんな演奏姿勢に入ろうとしたらon、マエストロってば胸ポケットからハンカチを取り出して汗をフキフキsweat01。フェイント。カワユすぎるcatface


それにしても、助ちゃん(元コントラバス首席)がいなくなってweep、打楽器の大家さんが降り番だと、わたくし的に、見て楽しむところがなくなっちゃうのよねーcoldsweats01。今日は、コントラバスチームがブラ2の第4楽章で、楽譜のページをめくってイスに座り直す時、燕尾のしっぽを跳ね上げるupんだけど、それが曲の勢いimpactdashそのままに、背中にベシッthundersign03って当たるくらいみんな思いっきり跳ね上げupupてたのがツボでしたーhappy02

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2014/11/04

「超訳 特定秘密保護法」

自分がいかにいろんなことに無知であったかを思い知らされる1冊book。来月12月10日に施行されることが決まった法律に関して、修正が決定する前に出版された本で、改めてヘタレなわたくしなりに、ちびっと勉強してみましたpencil


この本を書いたのは、2013年1月26日、登録後2年目~4年目の弁護士ら28名の呼びかけによって設立された「明日の自由を守る若手弁護士の会」。『登録後約15年までの若手弁護士によって構成され、会員数は318名(2014年4月21日現在)、2012年4月に発表された自由民主党の日本国憲法改正草案に内容と危険性を広く知 らせ、立憲主義および民主主義を守ることを目的とする』団体だそうです。


で、わたくし知らなくてビックリcoldsweats02したのは、『トラフィッキング(人身売買)では、日本は、アメリカの国務省から既に人権侵害国家に認定されている』ってこと。なによ、某国のことあーじゃこーじゃ言う資格ないぢゃんsweat02。国連人種差別撤廃委員会からは日本の「ヘイトスピーチ」について問題視され、国の積極的な規制が求められているし。日本は、「表現の自由」は「公共の福祉」に反しない限り許される、ってことを正しく理解できないイナカモンなわけですsmile


というように、国際的な人権意識が希薄な日本政府が、今度は主権者であるはずの日本国民の人権も脅かしかねない、という法律がコレなわけねflair


そもそも日本は、『国境なき記者団による「報道の自由度」2010年に11位crown、2011年から2012年にかけて22位に低下downwardright、2013年に53位(原発を報道しようとすると圧力がかかることや、記者クラブに入っていないと思うように取材できない)downwardrightdownwardright、2014年に59位(特定秘密法ができたことで、原発やアメリカとの関係といった重要な問題について政府の透明性が下がることや、調査報道、公共の利益のための報道、取材源の秘密といったものが犠牲になるため)downwardrightdownwardrightdownwardright』にランキングされている。これは、国際社会から日本の報道姿勢がどう認識されているかを示すもの。このあたりの視点が日本人にはまず欠けていると言わざるを得ないのねng


さて、わたくしの無知その2、国家秘密に関する現在の法律はどーなってるのかthink

①自衛隊法96条の2、122条(自衛隊について、世間一般に知られていない、防衛上特に秘密にすることが必要である情報を保護)

②MDA秘密保護法(日米相互防衛援助協定(MDA)等により、アメリカから提供された装備品に関する秘密を保護)

③刑事特別法(在日米軍の秘密を保護④国家公務員法100条、109条(公務員が職務上知ることができた秘密を漏らした場合の罰則規定)

と既にいろいろあって、しかもそれがこれまでそれほど適用された事例があるわけでもない、と。つまりもともと重大な機密を漏らす犯罪は行われてないのですよ。それなのに、なぜに、ってことよねthink


で、この度の法律。まずひとつめのモンダイ。“何が秘密にあたるか”などの運用基準自体をつくるのは政府、運用がちゃんとなされているかどうかチェックするのも政府のトップである総理ってゆー、“オレ様ルール”crown。今の首相って、自分と相反する考えの人間が後に首相になる可能性を考えないんでしょーかねー。それとも未来永劫、自分が首相でいる気なのかsmile


次に問題となるのが秘密にしておく期間。例えばアメリカでは秘密の期間は10年未満、10年、例外的に25年で、期間が過ぎたら全面公開となっている。今回の日本の法律では30年以下の秘密は「公文書管理法」によって、期限前に捨ててもOK、30年超60年以下の秘密は歴史的な資料(こちらは公文書館へ)とされない限り捨ててOK、60年超は全てmistの中っつーことになってるのねーsad。後世の人たちへ英知として貢献する資料的となるものまで捨てちまうというアサハカさempty


お次は指定された秘密の提供先。国会(3)、外国政府(1)、裁判所(3)、都道府県警察(2)、他の行政機関(2)、都道府県・市町村の自治体は秘密を知ることができない。( )内の数字は、提供の難易度を示していて、数字が小さいほど提供しやすいということ。つまり国会への秘密提供の条件はすごく厳しくthunder事実上は得られないdangerのに、外国にはバンバンimpact流しちゃえる、ってことです。国民の代表、国権の最高機関が情報を得られないってどーゆーことなんでしょーかgawk?


で、日本の首相は、日本も“普通の国”にならなければならないとかっつってるので、他の国はどうなってるのかってーと…。

①アメリカ=丸ごと管理の法はなし。大量破壊兵器の開発などの例外を除いて決められた期限が過ぎれば自動的に解除される。期限前でも必要がなくなれば解除。秘密解除のために公文書管理官の監督下にある情報保全監察局長による機密解除請求を認め、市民や研究者が解除を請求することができる必要的機密解除審査の制度あり。秘密解除手続きを効率化するためなどを目的として国立公文書館内に国家機密解除センターを設置。省庁間で秘密の審査を行わせる省庁間機密子弟審査委員会なども設置。2010年には過剰な秘密情報を削減するために過剰機密制限法が成立。

②イギリス=「公務秘密法}国家安全保障情報などを除いて原則20年で公開。議会情報安全保障委員会は政府の活動を監視し、対象機関に対して情報の開示を強制する権限あり。

③ドイツ=「反逆的秘密漏洩の罪」+個別の法律。国家の安全が脅かされる恐れがあるといった場合を除いて、文書がつくられてから30年が経過したらすべての人が記録資料を利用できる。連邦議会に議会監督委員会があり、連邦情報局などの情報機関に情報開示を求める権限、情報機関の職員に事情聴取を行う権限あり。

④フランス=国防秘密。国家安全保障に関する情報は、作成後50年が経過してから公開。核兵器や生物兵器の製造を可能にするような情報は公開されない。指定・解除・公開については、裁判官と国会議員で構成される独立した行政機関である国防秘密査問委員会が政府に対して助言する。この委員会は情報へのアクセス権限が認められている。


いずれも日本の新法より、理知的で合理的pass。どーみても日本のは、いろんなイミでアタマの悪いヒトたちがつくったもの”に思えるのはわたくしだけでしょうかsmile


以上のことをまとめて考えてみると、やはり日本国は日本国民を、究極的に“自分の頭で考えない国民”にしようとしているとしか思えないのよね。今現在でも『2003年のイラク戦争反対のデモや集会について、自衛隊の情報保全隊が、組織的・系統的・日常的に監視し、個人情報を収集・分析・管理保管したことが自衛隊の内部告発によってわかった。秘密を調べたり知ろうとする、外部からの働きかけに当たる行為(広報を通さない取材や集会・デモ行進など)の内容に関する情報のほか、それらの活動の関係者と関係団体などが行う他の活動、関係団体等に所属する個人に関する情報も収集し、整理しており、その情報には、氏名、職業、住所、生年月日、学齢、所属団体、所属政党、個人の交友関係、過去にその人が行った活動もふくまれていた』なんてことが行われているようだしcoldsweats02


そんなに国民が信用できないんだったら、政府の方々は国民を全員追い出す、もしくは自分たちだけで国をつくればいいのにねchick。ぷぷッdashdelicioussign01

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