« 歌川国芳展(後編) | トップページ | 札幌交響楽団 第579回 定期演奏会 »

2015/07/06

「となり町戦争」

三崎亜記氏の、2004年小説すばる新人賞受賞作bookものすごくひさしぶりに読んだ三崎氏の小説は、やっぱり相変わらずなんだか隔靴搔痒なカンジdespair


テーマはすっごく面白いんだけどね~。『ある日、突然に始まった隣接する町同士の戦争。公共事業として戦争が遂行され、見えない死者は増え続ける。現代の戦争の狂気を描く傑作』。(Amazon内容紹介より)。「傑作」っていうのは、言いすぎだしsweat02


ただわたくしは、今この時も地球上のどこかで起こっている戦争impactについての、わたくしたち自身の感覚のアナロジーと読んだワ。これが意外とバシッthundersign01とハマるのよね。どっか中東での戦争bomb。わたくしたちの見えないところで確実に死者が増えていて、自分には全く関係ないと思ってるけど、回りまわってその戦争に実は加担しているという…bearing。わたくしが買ったモノを作っているメーカーが武器関係の仕事もしていて、その技術や部品がアメリカを通してその中東の戦場で活用されている、ってコトは充分に有り得るわけでthink


だったら、それを敢えて自覚しようというのが、文庫版だけの書き下ろし短編に出てくる語り手の上司。これもひとつの覚悟なのよねspade


しかし、隔靴搔痒なカンジcloudなのに妙に説明的なところもあるのが“新人賞”の所以かしらsmile

|

« 歌川国芳展(後編) | トップページ | 札幌交響楽団 第579回 定期演奏会 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/60753325

この記事へのトラックバック一覧です: 「となり町戦争」:

« 歌川国芳展(後編) | トップページ | 札幌交響楽団 第579回 定期演奏会 »