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2015年11月

2015/11/28

札幌交響楽団 第583回 定期演奏会

Img430やっぱし、ショスタコのシンフォニー、おもしろーいッimpacthappy02sign03「オモシロい」なんて言うとショスタコさんに怒られちゃうわねーsmile。でも、100人くらいの楽団員さんが、気ィ狂ったような音楽thunderを熱烈impact&冷静snowにバビッthundersign03と合わせるのを聴いてると面白くて、面白くてhappy01。つひカオがニヤケちゃうぅ~catfacecatface


今回の指揮者はウラディーミル・アシュケナージ氏club。わたくし的には模範的&温厚なピアニストのイメージが強かったので、ショスタコのシンフォニーってあんまり想像できなかったんだけど、ロシアご出身だもんねー、そりゃアリだわねーgood。しかも、プログラムの前半と後半とでは、“別人ッcoldsweats02sign02”ってくらい性格の異なる楽曲をやっちゃうdash。ホンモノのマルチタレントってヤツよねーconfident


前半の目玉は河村尚子さんのモーツアルト「ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503」。いやー、4年ぶりに聴く尚子さん、相変わらずスバらしーshine、っつーか、さらにセンシティヴになっちゃってまーcatface。尚子さんのピアノは、“一音ごとにキーを押す”、ってカンジが全然しないのよねーclover。アメンボみたいに水面をすぃぃぃ~~っとナデると“ぽろぽろろん”ってたくさんの水滴が空中に漂ってくるよう。これって指のチカラなんでしょーか?独特の音色です。前に“大ホールのソロピアニストとモーツアルト”について感じたことがあったんだけど、尚子さんのモーツアルトは、まさに“現代の演奏”の“わたくし的理想shineかも知れませんconfident。これまたわたくしの理想diamond、高橋さんのフルートと金子さんのオーボエがいっぱいの水滴の上にキラキラ shineを乗っけて、これぞわたくしの“ザ・モーツアルト”。フルートとのカラミも多かったので、高橋さんの方を見ながら息を合わせる演奏bell。アンコールのシュトラウスもホントにステキでした~~lovely。わたくしの眼前には蒼い月光nightに満たされる静かな海辺の砂浜(「さびしい泉」じゃなくてsmile)が広がりました~~heart02。昨晩の尚子さんも、後ろに深いスリットが入った黒にキラキラflairがちりばめられたドレスboutique、オトナ仕様wine。でも登場姿やコンマスとの握手の仕方なんかみてると、“男前spadeなカンジsmile。わたくしモロ背後から観察eyeしてたもんで、おぅflair、意外と肩幅広い?ガッチリ?とか、ハーフアップにした頭をリズムに合わせて左右に振って少女ribbonみたい~とか、ジットリ見ちゃいましたsmile。デヘcatface


で、打って変わって後半が、ドトーwaveのショスタコービッチ「交響曲第10番 ホ短調 op.93」。わたくし、このショスタコのくらーくておもーくてずしーんと来る曲調もなんだかスゴくスキで。低弦部の地をズリズリ這うような冒頭、もータマランcatface。いわゆるソ連の体制迎合といわれた頃の作品もなぜだかスキだけど、スターリン死後のイデオロギー的にソ連が混乱を来たしているとかいう時期の、感情的に咆哮してるカンジもスキ。もしやわたくしソ連好きだったのかcoldsweats02?昨晩も札響自慢の首席の面々がナイスな演奏を連発fuji。ほんの少しだったけど、コンマス・田島さんのソロの演奏も印象的だったワ~bell。ショスタコの楽曲って、演奏家さんがなんかカッコよく見えるのよね~catface。弦の気合の入ったカッコいいボウイングとか、管の気合の入ったカッコいいブロウとか。で、ひとりひとりの音は無機的に聴こえるのに合流するとスゴい感情的に聴こえるのもフシギnote。第1ヴァイオリンの楽譜がブ厚いからなのか製本がギッチギチだったのか、ページをめくる音がやたらデカくて、バリボリッsign01ってめくって右手でしゅっleftrightと押さえる大平さんringの手つきがエレガントでした~~cute。って何見てんだ、わたくしsweat02。あ、あと、ちっさいカラダでめくり担当のコントラバス・稲橋さんchick、お疲れ様デスsmile


で、前半後半でこんな“二重人格”みたいな演奏を聴かせてくれたアシュケナージさんdrama。指揮する姿もすっごくオモシロかった~happy02。なんか、オタッキーなまたはオトメなカンジsmile。時々ペンギンpenguinみたいになるかと思えば、両肩をスボメて「イヤン、ヤダヤタ~~」みたいになったりhappy02。そしてやっぱり指揮でもとっくりセーター。シャツは持ってないのか?


ところで昨日、久々に定演を聴いたのでプログラムも久々に受け取り、マジマジeyeと見ていたら、な、な、なんとッcoldsweats02sign03sign03再来年の1月に、マエストロ・ポンマーshine+ソリスト高橋聖純さん=バッハの「管弦楽組曲」ぢゃないですかッッdashdashsign03sign03もー、わたくし、その活字を目にした瞬間幽体離脱………mist。意識を失いました。だってーッsign01マエストロ・ポンマーのバッハなのよーッimpactsign03sign03しかも高橋さんッcrownsign03つひにキターッdashdashsign03sign03再来年の1月に向けて、をしなければッimpactangrypunchsign03………まっさらな心身でお迎えいたしたいと思いますshineconfident


《追記》1週間経ってから、ハタflairと思い出したことを追記します。わたくしが聴いた日の河村尚子さんのカデンツァに中に、「ラ・マルセイエーズ」のフレーズが聴こえました。その時は、アレ?っと思っただけだったんだけど、今日、フと、あれはパリのテロ事件についての鎮魂だったのかしら~…と。「レクイエム」つながりか…weep

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2015/11/23

祝祭 シベリウス フェスティバル in SAPPORO

Img428なんだかわたくし内のシベリウスイメージが変わったカモ~happy01。昨晩、Kitara小ホールにて開催された、シベリウス生誕150年企画の演奏会notes、聴きに行って参りましたshoe


わたくし内でのシベリウスのイメージは、前札幌交響楽団音楽監督・尾高忠明さん指揮の札響の演奏で、もーとにかくピアニシモではピリッピリthunderのキンチョー感漂うシバレまくりsnowのシベリウスで、スバラシいcrownとは思うけどどっちかーってとちょっとニガテな、というか近寄りがたいイメージがありましたdespair。が、昨晩の演奏会では、室内楽的な小品たちが中心だったせいか、温かみsunのある演奏に感じられて、そーゆー意味でイメージが変わりましたねーrecycle。で、ちょっと身近に感じられてみると、改めてシベリウスってロマンティックなのだわ~ってヒタれちゃったりしてhappy01。弦だけだとそのスウィートさcakeが更に際立つカンジがします。特に組曲の2曲目とかゆったり部分の美しさはナミダものですワweep。ホントにどの曲も良かったですーbell


そして、前々から会社の先輩にオススメされていた声楽家の駒ヶ嶺ゆかりさんを今回初めて拝聴させていただきましたpaperear。いや~、ものすっごくステキな方ですね~~shine。メゾソプラノさんなんですけど、深みと厚みのあるお声表現力がハンパないconfident。ホントに、女性のマチュアな魅力って、こーゆーものだワッsign01って。“コドモの国・日本”ではあまりお目にかかれないけど、ヨーロッパあたりでは敬愛される“大人の女性”ってカンジがする~catfacewine。日本語訳をプリントしたリーフレットがあったのでそれを読んでみると、人生経験を積み重ねた人じゃないと歌いこなせないだろうもので、それを駒ヶ嶺さんは落ち着いた深いお声でズーーンspadeと表現されるのです。やっぱし音楽って、ある程度御年を召してからでないと表現できないものってあるわよね~confident。あ、あと、ドレスの着こなしもめちゃステキ~~shineshine。カラダにピッタリのマーメイドシルエット、黒に控えめなキラキラshine、わたくし、「8人の女たち」movieに出てたカトリーヌ・ドヌーヴを思い出しちゃった~lovely


Img429で、わたくし全然知らなかったシベリウスの歌曲。さすが「北欧神話」(あんまりよく知らないケドsmile)が生まれた国ですねー。内容がヒジョーにファンタスティックmist。「海辺のバルコニーで」(タイトルを見た瞬間、松田○子が頭に浮かんじゃったけどcoldsweats01)は中でも、哲学的で内省的ですconfident。スウェーデン語はわたくし全く聞いたことがないけど、スウェーデンつながりで思い出すのはやっぱり「ベルばら」のフェルゼン伯爵coldsweats01。彼の最期は、冷酷に変わってしまった彼を憎んだ暴徒に惨殺されるという悲惨なもので、マリーと別れた後のフェルゼンの心境はきっとこんなだったのカモーweep、などと、駒ヶ嶺さんの歌を聴きながら妄想ドップリwave。そのほかの歌曲も詩の内容をフォローする美しい旋律山盛りで、これまたシベリウスがわたくしに近づいてキターonってカンジcatface。しかしクラシックの1ジャンルに「メロドラマ」ってゆーのがあるなんて、わたくし初めて知りましたcoldsweats02。音だけ聞くとスウェーデン語ってドイツ語を柔らかくしたカンジですね~。北国のコトバって、寒いから口をあんまり開けない発音になるって聞いたことがあるけど、そんな感じなのかしら?だとしたらオモシロ~catface


北欧は北海道と似た雰囲気があると聞きます。わたくしは行ったことないのでわかんないけどcoldsweats01蒼い森と湖と澄んだ空気、厳しい冬の寒さ。尾高札響がそのクールな部分をキーンthunderと表現していたとすれば、昨晩の演奏は、そこに住む人々が、だからこそ大切にする暖かさホワリspaと含んでいたのかしら~と思いますconfident。「蒼い森と湖と澄んだ空気」といえばすぐに東山魁夷の絵画artを思い出しちゃうんだけど、昨晩のアンサンブルの女性陣はその色彩を思い起こさせる色々のドレスで、これまた北欧のイメージでしたね~happy02。ウツクし~~cuteshine


これまではシンフォニーやヴァイオリンコンチェルトなどの大曲ばかりを聴いていて、ちょっと近寄り難かったシベリウス。真珠みたいに美しいshine小品たちでその魅力を教えていただいたので、これからは敬遠せずに聴くことにしよーっとhappy01

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2015/11/19

小山雪絵 ピアノ・リサイタル

Img426久しぶりに聴くピアノのリサイタル、ピアノ曲のスゴさ、ステキさshineを満喫させていただきましたーhappy02。昨晩night、Kitara小ホールにて行われた小山雪絵さんのリサイタルnotes、聴きに行ってまいりました~shoe。文化庁と日本演奏連盟主催の新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズ9です。


小山先生は、先月の発表会でわたくしのヘタクソなcrying(デュエットしてくださった八條先生はもちのろん、スバラシーんですgoodsign01)演奏に合わせていただいたご縁がありましてhappy01。フォーマルな演奏会を聴くのは初めてでしたが、小山先生の音は、強音ではものすごく勢いdashがあってオトコらしくpunchとても重厚感ある一方、 弱音ではそれがシットリしたウェットな情感を醸し出す…ってカンジがして、それが、選ばれたプログラムの曲たちにばすッimpactsign03dashと合っていて、“あ~~~、ピアノ曲聴いた~~~spa”っていう満足感に繋がったのだと思いますfull


前半は、鮮やかなブルーのキラキラshineドレスをまとって、ビックリcoldsweats02するくらい勢いよくdashご登場ッsign01うぉーsign01気合入ってるゼーッpunchthundersign01そして、ピアノの前に座り遥か上方upwardrightを見上げしばし精神統一…。演奏家さんの、こーゆー「集中 、集中」の儀式ってなんかカッコイイheart04。ドキドキしちゃうheart02。1曲目のドビュッシー「版画」もしっとり系オリエンタルなカンジ(3曲目はチョー元気ですが)がとっても良かったdiamondんですが、2曲目のバーバー「ピアノソナタ 作品26」スゴかったですね~fuji。わたくし的には充分“現代音楽”でしたが、ピアノがこれほどまでに緻密複雑重層的に響くってことに圧倒されましたup。それは、これまた目が眩むような赤のドレスshineで登場された後半最後のシューマン「ウィーンの謝肉祭の道化 作品26」でも、ロマンティック色が強いだけに更にわたくしにグイグイthunder来ちゃいましたhappy02。いやー、ほんとにこの曲、小山先生の持ち味に合ってるpass。この情熱的な演奏で、今度はベートーヴェンなんか聴いてみたいナー catface


で、そんな“パワフルかつ、やるぜーッpunchimpactsign01”全開な演奏が、ラフマニノフやショパンになるといいカンジでにシットリ&ネットリ系(わ、ちょっとヤラシい表現になっちゃったッcoldsweats01sign01いや、イイ意味でですよ、もちろんsweat01)につながっていって、わたくし的にめちゃツボにハマりましたhappy02。ラフマニノフ「10の前奏曲より 第4番 ニ長調 作品23 -4」もこれよ、これッflairhappy02sign01ってカンジだったし、ショパン「ノクターン 嬰ハ短調 遺作」も、ちょっと某コマーシャルや某ドラマがアタマの片隅を過ぎったりもしたけどcoldsweats01、ホントにじわゎ~~っweepと来る演奏でしたshine。このちょ っと重めの質感spadeがなんか、わたくし、グッthunderと来る要因なのかしら、と思ったりしてconfident


などと書いてると、こんなスゴい演奏をされる先生に、こんなわたくしごときヘタッピdownweepが伴奏していただいていたなどど、今更ながら冷や汗がダラダラ…sweat02sweat02、でございますsweat02


ホントに小山先生の“パワフルネットリ”、あれ、違うsweat01、“パワフルシットリ”、また聴かせていただきたいですhappy01。そして、わたくしも少しでもマシになれるようガンバりますので、また機会がありましたらよろしくお願いいたしますheart02sign01

 

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2015/11/12

「私のいた場所」

ロシア人作家、リュドミラ・ペトルシェフスカヤ氏著、幻想小説短編集book。独特のテイストが面白かったワ~happy01


ロシアものは、チョー久しぶりだし(たぶん学生時代以来coldsweats02sign02)、ましてや現代ものなんかは全く読んだことがないので、始めはちょっと戸惑ったけど、読み進めるうちにその独特なテイストがちょっとヤミツキになるカンジcatface。おそらくロシアの厳しい自然と、社会主義時代の暗黒の社会風土から生まれたものなんでしょーねmist


日本人のわたくしにはまったくおなじみでない故に興味深いロシアの風土と、それと隣り合わせにある「死」の世界との”あわい”を不思議な心象風景として描いていく筆致は、結構わたくし好みheart01。陳腐な予想を全く受け付けない、次々と変転するrecycle展開は、呆気にとられるしかないんだけど、全然不快じゃないし、それどころか、えー、そーなるー?うっそー、そんなことしちゃうー?わーsign01ってわけわかんないうちに連れてかれるdashカンジが逆にキモチイイのよねーcatface


テイストは確実に暗くて重いんだけど、どれも最後には救われる、あるいは解放されるフンイキがあって、それは、その人生が不遇と賞賛そのものであった著者自身の心象風景なのかも知れないわねconfident。ぺレストロイカ以前には、そのあまりに暗い現実描写から「禁じられた作家」と呼ばれ当局から発禁処分banまで受けていた作家さんだそうだけど、あとがきで訳者さんはこう書いている『ペトルシェフスカヤは、裸の王様を裸の王様だと言ってのけ、ソヴィエト社会が偽善的体質であることをだれよりもくっきりと浮き彫りにする作家だったのである。おそらく当局もそれを正しく(!)認識していたからこそ、この作家を恐れたのだろう。』。わたくし、以前読んだ中村紘子さんの本を思い出したワflair


ペトルシェフスカヤさんには、この短編集にもちらっと顔を覗かせてるんだけど、”母と娘の愛憎”というテーマもあるようなので、今度はそちらも読んでみよーっとhappy01

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2015/11/10

宝塚歌劇宙組北海道公演(2015)

Img425ぎゃわーhappy02impact、もー、わたくしコーフンdashし過ぎて吐きそう……bearing。昨年より更に大活躍のマイラブ組長・すっしぃさんがあまりにもシブカッコ良過ぎてーーーーッsign03一昨日、ニトリ文化ホールにて上演された宝塚歌劇宙組北海道公演、今年も観て参りましたーshoeup


いやー、お芝居の方のお役は組長さん向けの役柄でしたけど、すっしぃさん、お芝居も重厚なフンイキが出て来ましたねぇcatface。若い頃(シツレイッsweat01)は、少し軽めの声質なのでシブ好きのわたくしとしてはちょっと物足りないところがあったけど、年齢を重ねられて(重ね重ねシツレイッsweat01sweat01)イイカンジになってきましたcatface。口ひげの似合う濃いー役柄がこなせるようになりましたねーgood。しかもッsign01今回、わたくしのすっしぃさん観劇歴17年(そのうち10年間くらいは空白だケド…bleah)史上初の“チュー”シーンッkissmarkheart04sign01しかも、熱烈ッheart02sign01ビックリしたーッcoldsweats02sign03


そしてそしてッsign01ショーッimpactsign03わたくしもー、双眼鏡を覗きながら感涙にムセんでおりましたcrying。なんつっても、わたくし1998年宙組誕生の瞬間に立ち会っており、その時観た名場面がたくさんあるこの「シトラスの風」(Ⅲ)がまたすっしぃさんナマダンスで観られるなんて、全く信じられないほどの幸せッhappy02happy02happy02sign03懐かしくてトリハダ立ちっ放しッchicksign03特に第4場「ノスタルジア」では、なんとッcoldsweats02sign01準主役ッhappy02sign03昔と変わらぬ(ってまだそんなトシぢゃないっつーのsmileシュビッupdownsign01っとした立ち姿とキレのあるダンスにホレボレ~~lovelylovely。これ、大劇場公演だったら2番手とか3番手に当てられる役だと思うけど(初演では2番手のたかこさん(和央ようかさん)がやってました)、全国公演ならではの配役だと思うのよね。これをすっしぃさんに振ってくれた歌劇団に大感謝ですッcryingsign03いやー、コレを知ってたらわたくし、全国ツアーの追っかけをやったのにぃーッdashsign01せめて札幌公演だけでも全公演チケットticket取って、毎日ナメるように観たのにーッeyesign03もーわたくしったら、ヌカったわーッbearingsign01きぃーッpoutdashsign03


さて、正気を取り戻して全体的な感想をば。昨年に続いた宙組で、今年はトップとなって来てくれた朝夏まなとさん、やはり宝塚の正統派の男役dramaの様式をキチンと継いでくれている男役さんだワ、と改めて思いましたdiamond。歌もしっかり、声もよく、細かな動きにも美しいニュアンスがあってホントいいです~happy01。娘役トップの実咲凜音さん、相変わらず歌お上手でしたが、ちょっと声が荒れてましたねweep。ま、このおふたりはわたくしチラ見程度だったので、これ以上は語れませんsmile


正塚先生の「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」はもちろんタイトルは知ってましたが、観るのは初めて。正塚先生のコジャレたコメディ、楽しめました。なくてもよさそうな場面も時々あったような気もするけどcoldsweats01、ダニエルの妹(じゃないけど)フェリシアが登場してからのドタバタは傑作ですねhappy02。男女両方とも2番手さん以下みなさんちょっとリキみ過ぎthunderpunchなカンジはあったけどスタン役・真風涼帆さんもなかなかイイカンジでしたgood。あ、朝夏さん、伝統的な正統派男役だと先ほど書きましたが、お芝居ではナチュラルで現代っ子っぽいのも好感デスup。特にフェリシアとのやり取りは、正塚先生お得意の繊細な心情の交流を、細かい表情付けでウマく演じられてました。それにしても正塚先生の描く女性はカワイイ。色んなイミでイジラシい。ま、観る人によって好みは分かれると思うけどねwink


そして岡田先生のショー「シトラスの風Ⅲ」shine。わたくしが観た初演を地方公演用に改作したものでしたけど、傑作シーン「明日へのエナジー」をはじめ、エッセンスは充分に残されてましたsun。ショーでは、地方公演ならではの観客席との触れ合いもありましたねー。トップスターさんと握手できるなんてムラや東京じゃ考えられない演出もあって、ナイスですワfuji。最前列のお客さんが朝夏さんと握手したあと立ちっぱなしになっちゃって、それを、どーぞお座りになって、どーぞどーぞ、って歌いながらの手振りが朝夏さん、客あしらいコナレてるワー、ってカンジでオモシロかったーhappy01


去年はかなり前列の席だったのであんまり気にならなかったんだけど、今年、後ろの席から観てみると、やはりステージの照明は暗いですねdespair。ま、あくまでも宝塚の専用劇場と比べると、だけどね。それと、ロケットを観てて思ったんだけど、整列ダンスってゆーのか、ビシッと合わせる時には合わせるっつーダンスの力が弱まってる気がするdown。昔は相当キビシく担当の先生にヤラレてたはずなのに、なんかバラバラだった。足の上げる高さとか角度とか、全然揃ってないwobbly。舞台が狭いからなのかもしれないけど、フォーメーションの並びも美しくなかったng。ショーの流れでのダンスは、個性を競ってそれぞれの動きを堪能させていただくものだけど、ロケットはやっぱり基礎的で幾何学的な面白さを味わうものだと思うのよねー。基礎あっての個性


というわけで、最後はちょっとガッカリモードになっちゃったけどcoldsweats01、タカラヅカの更なる向上upのために苦言を呈させていただきました。しかし、マイラブすっしぃさんは永遠です(イミ不明)heart04heart02。来年も宙組が来てくれますよーにshine。って、わたくしがムラに行けってねcoldsweats01。ハイ、行くわヨ~~airplanedash

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2015/11/07

「アパリション」

最近にわかにお気に入りの前川裕氏著book。これまで読んだ中ではザンネンながらイマイチなカンジsad


クライマックスに辿りつくまでのいくつもの流れが、それぞれどのように収束していくのかが全く想像できないほど複雑な“起”&“承”なのはいつも通りナイスgoodだったんだけど、“承”の途中あたりから「なんかコイツあやしいぃ~shadow。」「コイツもあやしーshadow。」とアタリをつけやすい展開だったし、“転結”は想定の範囲内で、特にビックリすることもなかったワー。まぁ、別にビックリさせてくれなくてもいいんだけどcoldsweats01、あまりにもよくあるパターンで、前川さんにしてはちょっとガッカリdown、なカンジなのよねdespair


期待しすぎかしら~bearing

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2015/11/02

旧相馬邸

Img427_2ほんとにこの頃の函館はインターナショナルな港街waveだったってのが実感としてわかるワーhappy01。タモリさんが訪問してから大人気だという、明治41年に建てられた和洋折衷の住宅、旧相馬邸、見学してきましたshoe


新潟から商売をしにやってきてship、函館戦争の混乱typhoonに乗じて巨万の富yenを築いた相馬哲平の私邸house。金森商船の金森さんもそうだったけど、“機を見るに敏flairで、ある意味“蛮勇”的leoなものがあるとこの頃の函館では一挙にのし上がるupことが出来たわけですねーsmile。ただ相馬哲平さんがエラかったのは、町への貢献がハンパなかったってことfuji。現在も残る公会堂の建築費のほとんどを出していらしたとかmoneybag


Img422_2インターナショナルを実感するのは、海外からのお客様を“おもてなし”するための部屋の数々。ニッチなところでの奥ゆかしいオシャレ仕様(引き戸の取っ手に使われている亜鉛ガラスsign01)が光るshine完全なる洋間と、客用バスルーム。客用のお風呂、洗い場の広いこと、広いこと。使い心地良さソーspa。たくさんある居室の釘隠しがこれまたいろいろなデザインになってるところもアソビ心が満載でイイですねーgood。折鶴なんて初めて見たかもeye。応接間の筬欄間の鳳凰の彫刻も見事でしたshine。床の間には、幕末三舟の書があって、山岡鉄舟はよそでも見たことあったけど、ここには勝海舟の書がありました。勝さんは江戸っ子で、べらんめぇ口調のイメージだったけど意外と文字は繊細cute。気配りのヒトだったのかしらねsmile


ところで、この応接間に掲げられた解説パネルでへぇぇぇ~~coldsweats02っと思ったことがありました。この勝海舟の、極貧だった若かりし頃、経済的援助をしたのが函館の豪商・渋田利右衛門なる人だったってことspade。「本でもお買い」なんつって、200両もの大金dollar(今だと500万円くらい?)をぽーんッsign05sign01と渡しちゃったりしてたのねーcoldsweats02。この頃のお金持ちってなんかみんなふとっぱら~~wave。きっと自分も苦労した時代があったからなんだろーなーconfident


家の財産を大火から守ったという土蔵に、小玉貞良の「江差屏風」や蠣崎波響の「夷酋列像」のレプリカなどが展示されてます。ここでもわたくし初めて知ったことがありまして。「北海道」の命名の由来。アイヌのひとたちが自分たちのことを「カイ」と呼んでいたので、探検家松浦武四郎が「北のカイの道」→「北海道」とした、と。ん?もしかして学校で習ったりしてたのかなー??ところで、この松浦さんってイラストも上手good。まぁ地図を作成するくらいだもんねーhappy01。で、ほんとは、函館戦争についての展示が見たかったんだけど、それが展示されてる2階の屋根が改修中recycleで、階段が通行止めになってたのよねdanger。結構わたくし熱心に見て回ってたので、案内の方に声を掛けられて、ちょうどこないだまで浅田次郎さんの「壬生義士伝」を再読してたから2階の資料をぜひ見たかったと恨み言を言ったら、大変恐縮してらした。はははcoldsweats01


近年増築した部分は、現在宿泊も出来るようになってるようで、泊まることが出来ればなかなかに風情のある函館旅情が楽しめそうですnote

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2015/11/01

2015でんけんコンサート

Img421ひゃ~~、も~~、至福~~lovelylovelylovely。昨日、函館カトリック元町教会聖堂にて行われたコンサートnotes、キラビやかshineながら敬虔な気持ちconfidentにさせられる聖堂の中で聴くバロックの演奏会、大学時代の友人Tちゃんをお誘いして行って参りました~~airplanecar。テーマは「ヴァイオリンとチェンバロによるバロックの息吹」clover


「でんけんコンサート」とは、函館の「伝統的建造物群」を活用し保存していこうという保存会が、その趣旨を広く認知せしめるためにその伝統的建造物、略して「伝建」で行うコンサートのこと、だそうです。わたくし、2年前まで2年間函館に住んでいたのに、恥ずかしながら知りませんでしたsweat01。しかも、今回は「函館伝統的建造物群保存会25周年記念」でもあり、なんと、わたくしが初めて函館に赴任した年に発足していたという…sweat02。なんと視野が狭いわたくしでしょう…。ガックシwobbly


で、ヴァイオリンが烏野慶太さん、チェンバロが森洋子さん。このコンビは、2013年6月の「洋琴庭ライヴ!」以来、わたくし2度目の拝聴でしたhappy01。今回は会場が伝建になり、ローマ法王直伝の素晴らしいshine祭壇を背景にバロック音楽diamond、って、わたくしもうこのシチュエーションだけで震えが来ましたわよーーhappy02happy02。生きててヨカッターーcrying(オオゲサsmile)。チェンバロの音色を聴くと、一瞬にして16~17世紀のヨーロッパに連れてかれちゃうdashんだけど、昨日はそれが更にパワーアーップッupupsign01ってカンジ。昨日は16~18世紀のイタリア・バロックだったので、ちょっと時代はズレてるけど今わたくし、惣領冬実さんの「チェーザレ」を読んでて、それに引っ張られるようにルネサンス時代(15~16世紀あたり)の本bookも読み漁ってるもんで、わたくし的にはもー、ヤベーッhappy02sign03状態。


昨日は聖堂が超満員full状態だったので、音の響きが若干くぐもったカンジになってたようだけど、わたくしたちは左の前列に座れたので大丈夫でしたgood。ヴァイオリンの烏野さんは、以前拝聴した時と同様、ヴィブラートを抑えた音色で(時折ちょっとフラット気味に聴こえたんですが、それでいいのかしら…?)、これが当時の聴こえ方だったんだろーなー、と。タルティーニの「ヴァイオリン・ソナタ ト短調“悪魔のトリル”」、“悪魔”と聞けばパガニーニを連想してしまうけど、近代音楽の“悪魔性”とバロック時代の“悪魔性”にはやはり違いがある感じがしますねぇ。バロックではなんとなく素朴な重厚感があるってゆーか、ルネサンスを通過してきたはずなのに中世的な“重い闇”のシッポがあるってゆーか…。しかしこの時代のソナタって4楽章あっても短いので、聴きやすいワ~note。ダハbleah。で、2年ぶりに拝見した烏野さん、すこしスリムにおなりになって、“横尾忠則”だったのが“谷原章介”になってマシタsmile


チェンバロのソロ曲、フレスコバルディ「パッサカリアによる100のパルティータ」、なんだかすっごく面白い曲~happy02。バロック時代の曲としては、わたくし今まで聴いたことのないリズムや音の組合せ&進行のバリエーションで、へぇぇ~~eyeと耳をそばだてつつ聴いてました。また、森さんの演奏がいつにも増してエッヂthunderが効いていてカッコよかったんですよぉ~~heart02。Tちゃんが「いやー、チェンバロがあんなにエモーショナルなものだったとは思わなかったーcoldsweats02。」って言ってたんだけど、いや、それは森さんだから特に、なのよimpact。みんながみんな、あーなるわけぢゃないのよーsmile。今回も森さんの、我々の目線まで下りてくれるミニ解説karaokeが入って楽しかった~happy01。ホント、いつも森さん独特の語彙と話法で、おっしゃることがストーンと腑に落ちるのよねーcatface


Img424さて、このコンサートの前に、公立はこだて未来大学の学生さんたちによる映像movie上映がありました。これ、めちゃくちゃイイ企画でしたねーsun。4年間函館に住んでいても「伝建地区」を訪れたことがない未来大学の学生もいる、と聞いてビックリッcoldsweats02sign01でも、郊外にある大学エリアからバスbusで「伝建地区」までは片道500円、往復1,000円と聞けば、むぅ、なるほどなぁ~think、なのね。それで、後継者発掘のためにも若い人に関心を持ってもらいたいということで、大学に保存会から交通費yenの補助を申し出、それをきっかけに大学生たちによる「伝建地区」の研究pencil&PRフィルム制作movie、となったそうです。「未来」は「過去」の継承だからねー。研究素材としても「伝建地区」は教育上の価値があるdiamond。ほんで、このフィルム、すっごくよく出来てんのよーbell。関西出身の男子学生denimとシッカリ者女子学生ribbonの会話で成り立ってます。このシッカリ女子は声もカワイク演技もウマく、もーこのままプロになっちゃっていーんじゃない?ってくらいgood。一方関西男子は、たぶんネイティヴだと思うけど、芝居がカタいッsign01惜しいッbearingsign01惜しすぎるッbearingsign03でもこれ、編集hairsalonしてまた別の場所で再活用して欲しいですねhappy01


というわけで、最後にアンコール曲を聴いて、あぁ~もう冬なのね~~snowっと若干シンミリしつつ、名残惜しく教会を後にしたのでしたshoe。来年も行けたらイイな~~note

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