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2015年12月

2015/12/24

「宋家の三姉妹」

Img434 主演のマギー・チャンさん、めっちゃ美しかったワ~shine。今月の頭、シネマフロンティアで上映movieされてた「午前10時の映画祭」の1プログラム。劇場で映画を観るのは2年振りくらいcoldsweats01


最近、浅田次郎さんの「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」と、中国の清末あたりの小説bookを読み続けていたので、こりゃ観ねばなるまいpunchと早起き(わたくしにしてみればcoldsweats01)しました。香港と日本の合作映画だし、「三姉妹」を中心に描いているので、政治状況の描き方もマイルドだし、上流社会がメインなので美術も美しいしshine(衣裳はワダ・エミさん)、結構安心して鑑賞できました~happy01


マギー・チャンさんは、三姉妹の次女、孫文の妻だった慶齢役。ハデではないけど、芯が強くて内面に燃えるものを抱いている女性の役がぴったりのしっとりした美貌shine。イイワ~~lovely。苦労の末成功した事業家の父親は、世界を変えるのは中国だと娘たちに教えpencil、まだ幼い彼女たちを米国留学shipまでさせたような人物。革命を先導する孫文の支援者でもあったのに、いざ娘が彼と結婚しようとしたら猛反対するのよねwobbly。己の政治信念と娘の結婚は別ってことかgawk。このあたりはちょっと理解に苦しむワ~。それとも中国の社会的な慣習のせいなのかしら~typhoon?親子の縁を切ってまで結婚を認めなかった父親が、死の間際に慶齢を呼び、婚礼衣裳を着せ掛けるシーンにはベタだけど泣かされちゃったweep。その後の、父親が用意していたたくさんの花嫁道具を小舟に乗せて長江(?)を静かに航く慶齢と孫文の長回しのシーンには、わたくし静かにナミダボーボー…crying。グレーがかった映像と喜多郎の音楽notesに、祝福してやりたいけど出来なかった父親の気持ちがどわ~っwaveと伝わって来て、何とも言えないキモチになっちゃいましたcrying。またもや“父親”に感情移入しているわたくし…sweat02


仲のよかった妹が蒋介石と結婚したことによって、追い詰められた慶齢がロシアに渡ろうとする時の母親との別れのシーン(お母さん、人力車から降りる時にチラ見えする脚、めちゃキレ~~happy02sign01)、ロシアで悪質なデマを流されているのを知るシーンも、寒々しいグレーのトーンが主調で印象的。子供の頃一緒に遊んだ場所で妹と口論するシーンでも、愛する孫文の遺志を固く守ろうとする、知的でソリッドでありながら哀しい潤いも湛えたマギーさんの表情がたまらない~catface


対日抗戦の慰問シーンでは、李香蘭さんも登場していて、思わずおお~~coldsweats02。一瞬だったけどsweat01。あと、孫文と慶齢が人前結婚式を日本で挙げるんだけど、その時謡を謡っていたのは片山伸吾さんだったのにもビックリッcoldsweats02sign03繋がる、つながる~~recycle


全体としては、中国の激動の時代に、その特殊な家族関係の故に愛憎をぶつけ合わねばならなかった姉妹を描いた、余韻の残る佳い映画だったワ~good。しかし同じテーマで中国がこの三姉妹を映画化したらどーゆーふーになるんだろーsmile


それにしても、1997年封切りの映画の割に“老けメイク”がイマイチdownで、登場人物たちが死ぬシーンでは、お肌がツヤツヤshineしすぎてかなり違和アリアリだったワーbearing

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2015/12/20

札響名曲コンサート 札響の第9

Img441 またヤラレた…weep。第9の第3楽章冒頭shine。昨日、Kitara大ホールのマチネー公演、聴きに行って参りましたshoe



あまのじゃく
のわたくし、チマタで流行ることには乗っからないのを旨としている、わけぢゃないけどcoldsweats01、年末の「第9」は今まで聴きに行ったことはなかったのよねーsmile。それが、なにゆえ行く気になったかっつーと、指揮がマエストロ・ポンマーだからhappy02。Kitaraの大ホール、結構入ってましたね~~full。合唱を入れるとヒトが入るというのはホントだーcatface


で、ベートーヴェンの「交響曲第9番 二短調 op.125 「合唱付き」」、元々わたくし、第1楽章も第2楽章もかなりスキheart04なんだけど、昨日は第3楽章の冒頭、弦のやさし~~~い響きheart02cuteheart02にまたしてもウルウル~weep。乾燥しがちで目薬が手放せないコンタクト入りの目eyeも、これで一気にモイスチャーmist。ホントーにマエストロ・ポンマーの緩徐楽章はなぜこんなにもわたくしのココロを揺さぶるのかッcoldsweats02sign03思い返してみれば、前々回の初登場の時のモーツァルトから常に一貫して、わたくしヤラレてるのよねーweepweep。わたくしの弱点を熟知しているとしか思えない、マエストロ・ポンマーッsign01このフレーズを聴かせていただいただけで、もー来た甲斐があったというものですdiamondcrown。オケとしては何十回(何百回?)と演奏していると思われる「第9」でもとっても丁寧な、キモチの入った演奏でしたbell。あぁ願わくば、ホルンがもうちっと安定していれば…bearing。合唱団もモンクのつけようがなかったですね~~good前回「賛歌」の時、ちょっと物足りなく感じた男声も良かった~~up。これなら来期の「モツレク」(モーツァルトの「レクイエム」)もものすごく期待できそうで楽しみッhappy02heart04sign01ソリストではピンチヒッターのバリトン、甲斐栄次郎さん、朗々としたお声で印象に残りましたspade


さて、プログラムの前半は、新実徳英「古代歌謡-荒ぶる神・鎮める神~ソプラノ、尺八、打楽器、チェレスタ、弦楽オーケストラのための~」でした。先ほど書いたマエストロ・ポンマーの最初の定期でもその作品「風水-弦楽合奏、打楽器とチェレスタのために」が演奏された新実さん、マエストロのお気に入りの作曲家さんなんですねーhappy01。東日本大震災の後に書かれた作品だそうで、日本古来の精神性shineを感じさせる作品でしたconfident。チェレスタの音色が不可知な神秘性を仄めかして効果的fuji。マエストロの、ハンブルグでの世界初演の際でも歌われたソプラノ・市原愛さん、美しい方ですね~lovely。見た目だけでなく、荒れ狂う自然thunderを宥め治める巫女のような強くてハリのあるお声でしたup。お衣裳は大地を思わせる深い茶系にキラキラshine、斜めに切替えの入ったフリルたっぷりつきのドレスboutique。で、わたくし実は楽しみにしてた尺八なんだけどなんだかよく聴こえてこなかったのよね~weep。かなり前の方にいたわたくしでもこんなカンジだったのなら、3階の上の方ってどうだったのかしらdespair?それとも隠し味フレーバーってことだったのか…。う~、1回聴いただけではわからんーtyphoon。それとちょっと気になったのは、第1ヴァイオリンが若干バラケてたコト。ムズカシそうな曲だもんね~wink。演奏後、マエストロから呼ばれて作曲家の新実さんがステージにご登場flair。2曲聴いた印象からなんとなくトンガッたヒトthunderを想像していたら、全然違ってたsweat01。ヒトのよさソーな小柄なオジサン(わッ、シツレイなッcoldsweats01sign01)。休憩中、ホワイエをおひとりでふらり~とされていたのを目撃eyethunder。やっぱりイイヒトそーchick


札響の第9公演も初めて聴いたけど、毎年違う指揮者で同じ曲を聴き比べるってゆーのも面白いもんなんでしょうね~happy01。来年も休みが取れたら聴きに行ってみよーかなーtulip

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2015/12/18

クリスティアン・ベザイデンホウト フォルテピアノリサイタル

Img440生まれて初めて聴くpaperear「フォルテピアノ」、“モデラート”なる機構を使った音色で奏でられるモーツァルトのピアニシモに、もーわたくし胸キュンキュンheart04sign01昨晩、Kitara小ホールで開催されたオール・モーツァルトプログラム、聴いて参りました~notes


この“モデラート”なる機構は、ハンマーと弦の間にフェルトの織物をはさむことによってまるでがかかったような繊細でソフトな音色を生み出すのです。本プロ最後の「ソナタ第11番 イ長調 「トルコ行進曲付き」」、聴きなれた曲のはずなのに、もー、まるで別モノcoldsweats02。フライヤーに印刷されてた『K.331(「トルコ行進曲付き」ソナタ)の第1楽章が凄い。その危ういまでの美しさに酔いしれる。』はウソぢゃなかったーッhappy02sign01ほんと、ヤバすぎるhappy02


確かにフォルテピアノは、迫力や雄大さにおいて現代のグランドピアノに及ばないけれど、そのグランドピアノでは表現できないものってあるんだ、ってことをガツッimpactpunchsign03と教えられた気がします。ましてモーツァルトの曲は、そのフォルテピアノで作られたわけで、やっぱりグランドピアノでの演奏は“違うもの”なのね~とthink。善し悪しじゃなく。クリスティアンさんの演奏がまたマジにスバラシい~diamondshine。『凄い第1楽章』も然ることながら、第3楽章なんて、飛び回ってフザケまくるimpactイタズラっ子t-shirtdenimモーツァルトそのもので、わたくし、ウレシくなっちゃった~~happy02


「アダージョ ロ短調」の解説に『古典派のカテゴリーにおさまらない、盛期ロマン派のような感性を持つ傑作である。』ってあったんだけど、クリスティアンさんの演奏はめちゃロマンティックcuteに響いて来ます。確かにモーツァルトなんだけど、いまだかつて聴いたことがないくらいとってもナイーヴエレガントセンシティヴshinecuteshine。これもフォルテピアノの音色とクリスティアンさんの技術なんでしょーねーconfident。平均律とは違う調律法を使っているということだったんだけど、聴きなれない響きが時々あったのが、ソレってことなのかしらねー。オモシローいnote



Img439昨晩使われたフォルテピアノは、1800年頃制作された楽器を復元したものだそうで、モーツァルトが使っていたアントン・ワルターモデルとのことcrown。まさに、この音色でモーツァルトが作曲し、演奏していたのかと思うと、ホントーに貴重な機会を与えていただいたと思いますconfident。こんなステキな楽器をヨッコイショdashと運んで来て札幌で演奏notesしてくれて、クリス(いきなり愛称ッsmilesign01)、ホントーにありがとう~~heart02heart02


ところでこのクリスさん、どちらの国の方なんでしょ?お名前からはオランダか北欧か、ってカンジがするけど、美しい英語でしたhappy01。あ、日本語もおジョーズでしたワsmile。細身のおカラダを黒一色で包んで、観客の拍手に、胸に手を当てて応える姿がもーむちゃくちゃスマートでspade。ステキ…catface。昨晩はマニアックなクロート衆の観客で、音楽をジックリ楽しむ環境で鑑賞できて良かったです~confident


で、これがコンチェルトだったらどーゆーふーに聴こえるのかしら~と思ったので17番&22番のCDcdを買ってみましたmoneybag。後でゆっくり聴いてみよぉ~っとcafe。タノシミ~~catface

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2015/12/16

「三國志 第十一巻」

宮城谷昌光氏著、ラスト2ッscissorssign01


ここでも曹魏における、曹爽と司馬懿の主導権争いimpactが続いてるんだけど、もー圧倒的に司馬懿優位ッcrownsign01曹爽ってば庶民にまで「ありゃ、ダメだdown」と言われる始末。『政治は大胆さと細心さをあわせもった者が、時にめぐまれると、善政を実現することができる。凡庸な為政者でも、努力をおこたらなければ、過誤をおかさないですむ。ところが、曹爽は努力家ではない、上下への目くばりも粗雑で、時態を視る目が眜(くら)い。「臨機応変」これが必要なのは戦場だけではない。為政の場でも必要なのである。たしかに政治には理想があってもよいが、それが強すぎると失敗する。』こういう文章を読むと、やっぱり現代の日本の政治家を思わずにいられないわよねーthink


さてここで、諸葛亮亡き後の蜀の様子が描かれます。劉禅も、お父さん同様、オチョクラレてマスsmile。『四十歳になるまで為政に関心をもたなかったこと自体が異常である。もちろん劉禅の父の劉備が臨終のときに、劉禅の弟の劉永に、「われが亡くなったあと、なんじら兄弟は、丞相(諸葛亮)を父とおもって仕えよ」と、いったことが、劉禅にも磐石の遺言になったであろう。が、劉備はふたりの子に、政治に関心をもってはならぬ、といったわけではない。諸葛亮と蒋琬が非凡な執政であったがゆえに、劉禅は皇帝としてよけいな口だしをしなかったのであれば、むしろ劉禅の賢明さをたたえるべきであろう。しかし、そうであれば、劉禅の美質をかいまみさせてくれる逸話があってよさそうなのに、そういうものは皆無である。』“皆無”だよ、“皆無”…sweat02。いやーやっぱ宮城谷さんの、劉族を語る口調、タノシそーだわねーcatface。慈愛を感じるワーsmile


一方、魏では亡くなった司馬懿の息子たちの活躍が始まり、呉では後継者問題から衰退の兆候が現れ始めるのね。諸葛亮の甥にあたる呉の諸葛恪と魏の司馬昭が戦いthunder、魏が敗れた後に両者の違いが際立つわけです。当時大将軍だった兄の司馬師は、戦いの責任者である弟の司馬昭の爵位を削ったために、朝臣の信頼を得た一方、勝った諸葛恪はそのまま追撃するのをやめたのを悔やむ。『諸葛恪の知慧とは、そういうものであり、勝つということは知慧を育てない、ともいえる。』諸葛恪は、翌年、すぐに出師したいというが反対する者が多かった。『(反対意見を)我慢してきいていた諸葛恪であったが、ついに嚇と怒り、「その者を、つまみだせ」と、命じ、蒋延を朝廷の外へつれださせた。この諸葛恪の怒色が朝廷の議論を冷えさせた。----つまみだされたくなかったら、わが提案に賛成せよ。と、諸葛恪は朝臣たちを恫したことになる。それをながめていた孫峻は、--太傅のいやなところは、そこだな。と、感じた。すぐれた為政者は、国が大事にかかわる議論が尽きるのを待って決断するものである。だが、諸葛恪は立てた計画を批判するものを宥さず、その実行を諌止する者をしりぞけてしまう。まさに諸葛恪は、独断専行の人である。』あー、これって、「諸葛恪」を「安倍○三」と入れ替え可能ねok。プッdashsign01


最後に、勇気付けられる一文。鄧艾が、貧しさの中から立身出世を果たした人であるということを紹介する中で。『人はいつ僥倖に遭うかわからず、天祐はいつくだるかわからない。そのときになってはじめては、まにあわないことがあり、それこそ人生の要所であり、分岐点になりうる。人の価値は、何も起こらない時間、平凡な時間を、どのようにすごすかによって決まる。


てなことで、やっぱり現代のアナロジーとして読んでも楽しい宮城谷版「三國志」ですshine。さあ、ラス1、行きますよーangrypunchdashsign01

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2015/12/12

札幌交響楽団 第584回 定期演奏会

Img437ひゃ~~、マエストロ・ポンマーと会話しちゃった~~~sweat01sweat01。キャハーーhappy02heart04sign01一言だけだケドcoldsweats01。本日マチネー定演、聴きに行ってまいりました~~shoe


いまだによく理解できてないブルックナーだけどsweat02、なんだかスゴく良かった~~bell。ブルックナー「交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ハース版)」。尾高ブルックナーは、マジで血管切れそうなキンチョー感thunder漂うピアニシモだったけど、ポンマー・ブルックナーはやっぱりほわっとあったかいカンジがするのよね~sun。フシギ~~confident。実は最初のうちは、トゥッティになってもちょっとおとなしめかしら~despairと思ってたんだけど、聴き進んでいくうちに、全体が素晴らしく絶妙に調和しているdiamondってことに気づいたのよねflair。なんでもかんでもガーッimpactと“咆哮”すりゃイイわけぢゃない。なかでもわたくし、第2楽章のシルクのような手触りshineの、そりゃーもー愛情heart02たっぷりにナデナデpaperしてるかのような歌わせ方notesに、ため息はぁ~dash…。スバラシすぎ…lovely。いつもはちょっと不安なホルンcoldsweats01もピアニシモ、バッチシッgoodsign03フルート高橋さんも美しかったーッhappy02sign01あ、音楽が、デスsmile


プログラム1曲目はベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番 ト長調」。ソリストは、ゲルハルト・オピッツさん。わたくし、恥ずかしながらbleahよく存じ上げないピアニストさんでしたが、ものすごく有名な演奏家さんなんですねーhappy01。なんでもドイツ・ピアノ正統派を代表するピアニストで、日本でもめちゃくちゃ人気のある方だとか。いやー、とってもロマンティックな演奏でしたcute。見た目は「ハイジribbonのおじぃさん」なのに。で、確かにロマンティックなんだけど、ベタベタ甘くない。なんつーか、“ワシ、スゲーだろー”とか見せびらかすなんつー域をとっくの大昔にカルーく超えたところにある演奏spadeなもんで、もーひたすらベートーヴェンの優美な音楽に浸らせていただきましたconfident。後ろから拝見eyeしてると、まるっこいお背中で、ジャカジャカジャカッnoteと弾いたあとに両手をハシッsign01っと上に跳ね上げたりupwardrightする様子がコドモみたいですんごーくカワユイchick。だけど「ハイジのおじぃさん」でロマンティック。赤い蝶ネクタイもキュートでしたーhappy01。あ、アンコールのブラームスもとんでもなくステキで~~lovely。それにしても、どちらもドイツを代表する巨匠であるマエストロ・ポンマーとオピッツさん、これが初共演だそうで、それが我らが札響の舞台で実現するなんて、演奏後手を取り合って慶び合うお二人を見ていて、なんという幸運diamond、ハゲしく光栄なことですよねーshinehappy02


で、冒頭に戻りますsmile。本日会場についたらば、今年の7月の定演で、心身共にヘロヘロだったわたくしに光flairを与えてくださった演奏がCDcdになって売られているではありませんかッcoldsweats02sign01しかもsign01終演後、購入者を対象にマエストロがサインをしてくださるとなッcoldsweats02sign01ならば買わんでどーする、わたくしッpunchsign01というわけで、ドキドキheart04しながらマエストロに近づき(不審者かcoldsweats01?)CDcdを差し出しつつ、「I was very moved!」とお声をかけさせていただきましたところ、「Me too!」。笑いが起こって、チョー舞い上がったupわたくしhappy02happy02、またもや握手していただくのを忘れたのデシタ…bearing


さて、今回の定演でもコントラバスと打楽器の首席が空席emptyになっていて、客演奏者さんが入ってましたね。コントラバスの首席さんも熱演でとっても良かったですがfuji、やっぱり「札響」のレギュラー首席が欲しいなぁtyphoon。なんか大黒柱を欠くカンジがしてオシリがムズムズするsign04。どーかひとつ札響さん、早くいいヒト、見つけてくださーいsearchonsign01

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2015/12/09

ムジカ・アンティカ・サッポロ vol.8 協奏曲の夕べ

Img435 2台のチェンバロのコンチェルトなんて、なんてゴーヂャスshineなんでしょーhappy02sign01一昨日の晩、ふきのとうホールにて開催されたムジカアンティカサッポロの演奏会notes、聴いて参りました~shoe


なんだか最近、ストーカーshadowのようにチェンバリストの森さんを連続して聴きまくってるわたくしですがcoldsweats01、今回初めて“森さん、囲まれる”の図を目撃eyesign01CDcdでよく聴いてたバッハ「チェンバロの為の協奏曲 ヘ短調」。チェンバロの周りをぐるりッsign01と弦が取り囲んで、オラオラ~dashってカンジの圧迫感の中、森さん、うりゃ~ッpunchimpactsign01っとカウンターsmile。典雅なる格闘技。でも森さん、楽しそう&カッコよかったです~up


1曲目のトレッリ「トランペットと弦楽の為のソナタ ニ短調」。バロックトランペットって、すっごく不安定だけど華やかさshineがハンパないbellsign01演奏される内藤由美子さんが、吹奏する前に両足をグッonと広げてフンッdashと重心を下げて息を入れる様子がめちゃイカスのよね~lovely。やっぱり格闘技smile


演奏会の前にはバロックヴァイオリンの解説karaokeをしてくれたんですが、へぇぇ~っcoldsweats02と思うことが結構あって勉強になりましたpencil。1曲目の演奏が終わった後、今度はバロックトランペットの解説karaokeが少しあり、巻いた1本の管で出る調性が長調だけだっていうのにもへぇぇ~dash。面白いモンですね~happy01。ピストンがないのに、音階とかトリルをどうやって出すのかも、シロートのわたくしについでに教えてほしかったデスconfident。オリジナル楽器って、現代のものと少しずつ見た目も違っていて、見てると面白いhappy01。チェロって、足の筋肉疲れないんでしょーかdespair?プルプルしないのかしらsign04?昨日斎藤さんが使っていたコントラバスもヘッド部分が大きくて装飾がカワイイcute。厚みも今のものよりあるカンジ?


本プロ最後が、バッハ「2台のチェンバロの為の協奏曲ハ長調」。客席に背中(お尻ともいうsmile)を向けてのチェンバロ演奏で、メンバーさん間での議論の結果、こうなったということでしたが、お二人のものすごい高速回しtyphoonの指も見えるし、音もココロなしかよく聞こえてpaperear、わたくし的には大変マンゾクcatface。チェンバロは常にこのポジションでいいのでは?なんつってsmile。このおふたり、演奏姿が対照的leftrightで、男性dramaの近江さんは背筋をピンと伸ばして優雅ribbonに、女性の森さんboutiqueが前屈み気味で野生的leo。そんなのも楽しめましたsmile。いや、ホント、ここでもバッハの全宇宙的な音の洪水waveにひたすら浸るのみ。ジャブジャブsweat01。あ~~キモチイイ~~spa


実はここでも、ヴァイオリンの音程が若干フラット気味に聴こえるときがあって、やっぱり古楽器ってそうしたもんなんですかねーthink。音色は、確かに低音部はちょっとくぐもったシブいjapanesetea音だけど、中音~高音にかけてはかなり美しく響いてきますbell。物部さんのピアニシモからふぅぅぅ~~っupwardrightと響いてくる音色に、わたくし何度もハッflairとさせられました。


ところで、前半2曲目のバッハ「2台のヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調」って、わたくし、こないだの発表会でフルート・アレンジ版の第1楽章を吹いたばかりだったので、おおおおーッsign01オリジナルってこんなにブ厚くてめくるめくグルグルtyphoonの世界だったのねー、とカンゲキhappy02。やっぱバッハ、カッコイイ…heart04。しかしわたくしの方は、ただいま第3楽章を超低速snailでおさらい中デス…coldsweats01


ところでこの演奏会に、札幌交響楽団首席指揮者の、わたくしがこの上なく敬愛いたしておりますマエストロ・ポンマーlovelyがご来場されてましたhappy02happy02引っ込み思案のわたくし、ものすごーく接近して熱視線heart02eyeを送ってみました、背後からsweat02。あー、握手してもらえばよかった~~~~~bearingbearing


Img436_2てなことで、初めて聴いたM.A.S.(Musica Anriqua Sapporo)、これからバッハの作品にも取り組んでいくとおっしゃっていたので、聴きに行く機会も増えそうです。あ、今回のプログラムの表紙のイラストもカワイかったです~~happy01

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2015/12/05

大島さゆりフルートコンサート ―バッハを歩く:ClassicalからJazzへ―

Img431いやー、大島さん、ホントお見事です~~bellshine。わたくしが申すのもとんでもなく僭越でございますが、たいしたモンですワーcrown。昨晩Kitara小ホールで開催されたコンサート+ライヴnotes、聴きに行って参りました~shoe


第1部は、チェンバロに森洋子さんを迎えての「クラシカル」パート。胸元に大きなパールの3連が縫い付けられた渋い葡萄色のドレスにクラシカルに編んで巻いた髪に飾りをひとつ。それにイヤリングだけの装いなのに、なにやら光flairぱぁぁ~~と広がるご登場shine。ハリウッドのクラシック映画movieに出て来る女優さみたいーup。そして、大島さんのお人柄が現れたやさし~~いバッハcherryblossom。ほとんどビブラートをかけずに、強奏部分でもフワフワッとしたコットンの肌触りclover。キモチいい~~lovely。いつまでもスリスリしていたい~~heart02catface。そんな雰囲気でカンペキに指がヒュルッヒュルsign05に回るので、どこまでも優しいの~cute厳格なのに優しいバッハ。ちょっとギャップがあって魅力的です~catface。「音楽の捧げもの」の「3声のリチェルカーレ」、森さんのソロはアグレッシヴthunderでしたねー。現代に聴いてもメチャカッコイイspade「王のテーマ」から積み重なる音の厚みnotesに圧倒されましたデスimpactpunch。その前の「バディネリ」ではノリッノリnoteの伴奏で、わたくしコッソリ笑っちゃいましたヨsmile。で、その後の「トリオソナタ」では、あれ、“トリオ”なのに2人?って思ってプログラムを見たら、サラッと『今回はチェンバロがバイオリン声部も担当して演奏する。』なんて書いてある。へー、そんなこと出来ちゃうんだーdash、って思ってたら、森さん、めちゃ大変ソーじゃないですかーtyphoon。でも、出来ちゃってたしhappy01。スゴいしhappy02。昨晩は、鮮やかな若草色cloverの上着とイスのお座布団の色がお揃いでキレイでした~sun。いつも森さんのお衣裳って落ち着いたセンスの佳さshineを感じるんですよね。なんだか古楽に共通するイメージconfident



Img432_2第2部は、ピアノに山下泰司さん、ベースに本間洋佑さんを迎えての「ジャズ」パート。今度は胸元に大きなクリスタルのラインストーンをたくさん縫い付けた黒のドレスshine。こんなにドレッシーでオトナっぽお姿の大島さんは初めて拝見したので、わたくしもちょっとドキドキheart04。ジャズの演奏姿はクラシックとは別人のようで「さゆり2号」ってカンジsmile。前髪を上げて、豊かな表情での演奏、イカシてたワーgooddiamond。ジャズパートでは、第1部で演奏した曲を演奏者ご自身たちがアレンジされてるんですが、それぞれステキに変身してましたup。大島さんの曲はシャレでコイキなバッハdrama。いやー、もー最初のフレーズを聴いた瞬間から、「サケbottle持ってこーいッsign01」アレ、違ったsweat02。ここはちょっとカシコまったホテルhotelのバー・ラウンジだった…winenight。山下さんは今年の9月の「フラウト・ライブ」以来2度目。この時は超ニッコニコhappy01でセッションをほんとに楽しんでいらっしゃる演奏でしたけど、昨晩はちょっとキンチョーされてました?ニコニコ度低めsmile。ま、場所もフンイキも客層もいつもと違って感じられたかも知れませんもんね。でも真剣な眼差しもステキでした~heart02。で、山下さんのアレンジ「ポロネーズ」&「バディネリ」、チョー大盛り上がりhappy02up。あ、バッハがいるッsign01しばらく回遊してrecycleあ、またバッハがいるッsign01ってゆーバッハ探しsearchも楽しかった~。そして“瞑想パート”ご担当smileの本間さんのアレンジ曲、「王のテーマ」、良かったですワーbell。目を閉じて聴いてるとゴワ~~waveと染み入るモノがありました。薄暗いバーmistでひとり孤独に聴き入るのにピッタシな曲。昨晩のホールはデカ過ぎたカモwink。チェンバロの森さんも加入しての「ブランデンブルグ協奏曲第5番 第3楽章」、オモシロかったーhappy02。たぶんわたくし、ピアノとチェンバロが共演するのを聴くのは初めてだったと思います。音量のバランスどーなのかなーと思ったけど、ピアノを後ろに、マイクkaraokeを近づけたチェンバロを前に、バランスもバッチリgood。冒頭のクラシック風の三重奏、思いがけずすんごくイイカンジでしたfuji。なのでベースが入ってからのジャズパートでももっとチェンバロとの絡みが聴きたかったなぁ~。もともと通奏低音は即興的なものだったそうですし、まして森さんならゼッタイハゲしくジャズれたと思うのよ~bearing



Img433_2本プロが終わった後、大島さんがご挨拶をされましたkaraoke。お人柄が現れたホンワカspaしたMCでしたねーhappy01。「お金はないけど人に恵まれた」はカワイイ名フレーズですねchick。「あんまり長くしたくない」とおっしゃりつつ、公演が大成功に終わった安堵からか、お話が止まらない、とまらない~~on。途中からウスーくステージドアdoorが開いて、「早く戻ってこーい…」ってカンジだったのがおかしくてsmile。でも、大島さんの「クラシックとジャズ、自分にとって双方ともにいい影響を与え合っている」という言葉、全くおっしゃるとーり、だと思いましたdiamond


それにしても第2部はもちろん、第1部を聴いてる時から感じてたんだけど、バッハの楽曲って全然古めかしくない。ユニバーサルなのに陳腐さのカケラもないspade。至るところ、クリエイティヴィティのキラメキshineに満ちてますよねー。スゴいなぁ~~confident。なんてことにも改めて気付かせてflairくれた昨晩のコンサート、ほんと、大島さん、ヤッてくれましたimpactpunch。金曜日の夜、仕事のヤなこと、ぜーんぶ忘れさせていただきましたhappy01。ありがとうございました~~heart01

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2015/12/02

「三國志 第十巻」

いやー、孔明も死んじゃったし、なんだか読むペースががっくし落ちたdown第十巻、とりあえず参りましょうか。宮城谷昌光さん著book


諸葛亮の好敵手だった司馬懿の、一族の存続をかけた用心深い立ち回りの様子を描く一方、呉の孫権のめちゃくちゃな老害ぶりが炸裂ッimpactsign01あんまり永い間頂点の座crownにいると、あんなに周囲の意見に耳earを傾けていた君主もボケボケになっちゃうもんなのねーsad


というわけで、ミーハー的な読みが出来なくなっちゃったので、それ以外でわたくし、ショックthunderを受けたこと。わたくしのチョーニガテな“”というものが、やはり古代より教養人には必須のものであったのねってコト…weep。『あるとき孔子が庭に独りで立っていた。子の伯魚(孔鯉)が趨(はし)って庭を通ろうとすると、「詩を学んだか」と、父に問われた。「まだです」そう答えると、孔子はこういった。「詩を学ばなければ、何もいえなくなってしまう」この話は『論語』にある。すなわち詩は、春秋時代の貴族にとって大きな比喩であり、詩句を用いて自身の喜怒哀楽を表現するだけではなく、政治的な課題にたいする異同をも婉曲に述べた。要するに詩を知らなければ、相手が何をいったのかがわからない場合が生ずる。そこには庶民には手のとどかない、理解不能の世界があったのに、孔子が下級の貴族あるいは処士のために、その世界に梯子をかけたのである。』うーむ、やはし、詩とは、そーゆーものだったのねーthink。高度すぎるぅ~~wobbly


そして、司馬懿が遼東の公孫氏を討伐していた頃、我らが倭国が登場fuji。『なお帯方郡よりはるか南に位置する倭国の女王が大夫の難升米(なそめ)を帯方郡につかわして、「天子に朝見してみつぎものを奉りたい」と、いったのは、この年の六月である。六月というのは、司馬懿が大軍を率いて遼水の西岸に達し、この川を渡渉して進撃した月である。倭国は公孫氏に朝貢をつづけてきたと想われ、この年に、--公孫氏は魏によって滅ぼされるであろう。という情報を得ていたにちがいない。実際に魏軍が幽州にはいり、遼東に迫ったことを倭国は知った。とはいえ、まだ公孫氏が戦って滅んでいないのに、倭国の女王が曹叡へ朝見の使者を送りたいと帯方郡の太守に打診した速さにおどろかされる。海を超えてゆく情報のありように神秘さえ感じられる。とにかく倭だけでなく中国の外にある国々の情報網のしきかたは予想以上に精密であったにちがいない。』果たして現代のニッポンはいかにsmile


さて、孫権の老害について。この頃の呉では、国内でのツマラン勢力争いimpactが続いていて、くだらない臣下の告げ口を真に受けて孫権が賢臣を次々に誅滅thunder。しかしある時、ひとりの命知らずの忠臣の度重なる諫言に、孫権も「うるせぇなぁ~pout」と言いつつ裏取りをしてみれば、まさにその通りpass、私腹を肥やす臣下のいいなりになってた自分に気づくcoldsweats02。「もー、何で言ってくんないのーsign01」と怒るannoy孫権に、臣下全員、「言ったって全然聞かなかったくせに…gawk。」あー、どこの世界にもあるハナシbuilding


そして教訓。『かえって司馬懿は用心した。富て驕ること無きは易し、と孔子はいったが、富貴の身となって驕らないでいることは、実際は、やさしいことではない。満ちると欠ける、というのは、人の命運にもあてはまる。人には不足があったほうがよい。が、その不足をおぼえなくなったときが怖い。そう考える司馬懿はますます謙虚になった。外の敵はたしかにあなどれないが、人がもっとも恐れなければならないのは、内の敵である。この内の敵というのは、知人あるいは肉親という場合もあるが、端的にいえば自分自身である。』っくー、身が引き締まるーッbearingsign01


というわけで、なんとなくクライマックスが終わったあとの脱力状態cloudではありますが、残り2巻、根性で行きましょうpunchdashsign01

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