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2016/03/24

「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」

なんかー、外見は豪華に美しくshine装ってるけど実態は薄っぺらいempty、ってカンジdespair?久々読む塩野七生氏著book


藤本さんの「逆光のメディチ」繋がりで手に取ったのが惣領冬実さんの「チェーザレ」と、この本。惣領さんの方は、学術的な研究結果も併置されていて読むのに時間watchがかかっているので、こちらを先に読了end。塩野さんの実質長編の処女作なので、かなり青臭い作りpenguin。彼女の特徴でもあるけど、ところどころ日本語もヘンだしgawk


はっきし言って、これを読んでもチェーザレ・ボルジアの魅力が全ッ然伝わってこないのよねgawk。塩野さんの作品は、人物を「これこれこうなんである。」ってズバリ書いちゃうからシラケるのですよdown。だったらこの先読む必要ないぢゃんsweat02、っていつも思う。これが「小説じゃない」由縁なんだけどもサ。でもガマンして最後まで読んでみても、やっぱりチェーザレって「親の七光り」以外のナニモノでもないとしか思えなかった。いくら最期のシーンを美辞麗句で飾り立てて描いてみたところで、結局、父親である法王・アレクサンデル6世が亡くなったら急に何も出来なくなったわけで。軍資金dollarだって教会の金庫のもの。そこに“美学”、なんぞ見出しようもないと思うけどgawk。まぁ、イタリア史上、初めて「イタリア統一」の思想を抱いて実践しようとした、その動機が「理想」ではなく「野望」だったと言い切ってるthunderところは潔くてよかったけど、塩野さんの思想自体にはわたくし共感しないので、根本のところで嗜好が合わないのよね。ルネサンス期を舞台にしてるのに、芸術を見下してるのもどうかと思うし。


ちなみに塩野さんのおスキなマキャベッリの理想とする君主は、今のわたくしには「三国志」の曹操が最も当てはまると思うんだけど。親の七光りとはむしろ真逆に位置する男shine。才覚と人望で君臨した男crown。ま、見てくれは美麗じゃなかったようだから、塩野さんのオメガネには適わないでしょーけどね。ケケケsmile


というわけで、スカしたタイトルももはやコッパズカシいこの作品、アレクサンデル6世が意外と子煩悩だったっていうのを知ったのだけが収穫デシタsmile

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