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2016年4月

2016/04/24

「誘蛾灯」

う~ん、とってつけたような結論だったなぁ~wobbly。これ、書いた本人も心底納得してはいないんぢゃないかしらsmile?2004年から5年間に亘って鳥取市で起きた連続不審死事件を扱った、ジャーナリスト、青木理氏による著作book


事件は、鳥取の地域の特色(陸の孤島で貧しくてサビレれてる的な)が背景にあって、そこに元々、何か破滅へと突き進む暗い情動のようなものを感じていた男たちが奈落の底に落ちるdownwardrightきっかけ(誘蛾灯)として容疑者の女性がいたために起こった、とかいう結論end。でもこれって、全ての被害者にあてはまるとは思えない。しかも日本の地方には寂れてる町はたくさんあるから、これからこんな事件がバンバンthunder起きる可能性があるってことだしsweat02。“「何か破滅へと突き進む暗い情動のようなもの」を感じてる男たち”なんて、都会の方にこそいっぱいいて、転落するきっかけも都会の方がいっぱいあるような気がするけどねぇcoldsweats01。そのあたりの説得力がほとんど感じられなかったgawk。あと、週刊誌のルポルタージュだとこーゆー風なのがフツーなのか、青木さん自身の感想を綴った部分がミョーに薄っぺらくて、飽きるdanger



それにしても面白かったのは、この本の内容とは関係ないけど、例の都会の方の容疑者(似たような事件の)が自身のブログで、青木さんを巡ってこちらの容疑者に嫉妬してるということcoldsweats01。曰く“私(都会の方の容疑者)のことは書いてくれないのに、青木さんはこちらの容疑者には興味を持っている。ジェラシーッpoutimpactsign03青木さんってばモテモテ~smileheart04



まぁでも少なくとも青木氏のこの著作はそれほど質が高いとは言えないので、都会の方の容疑者さんもそれほどジェラる必要はないと思いますけどね~~bleah

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2016/04/20

ムジカ・アンティカ・サッポロ Vol.9

Img455まさに『ともに音楽を楽しめる幸せ』に感謝する夕べでございましたconfident。昨晩、Kitara小ホールにて開催された音楽会notes、聴きに行って参りましたshoe



冒頭の言葉は、この夜ナビゲーターkaraoke&リコーダーで登場されたフリーアナウンサーの朝岡聡さんが発せられたもの。熊本地方の震災に想いを致しながらの言葉で、本当に全くその通りだナーweepと思って、わたくしもわずかながらの募金をさせていただきましたでございます。



さてここ最近、詳しいことはまだわからねどcoldsweats01、バッハに魅了されまくっているわたくし、やはしここはMAS(ムジカ・アンティカ・サッ ポロ)の今回のプログラムは聴かねばなるまいangrypunchdash、というわけで、MAS2回目ですscissors。昨日は札幌交響楽団のコンマス・田島さんとヴィオラ首席・廣狩さん、『寿司ネタでいうところのトロ、イクラ』(by朝岡さん)の金管・打楽器チームには福田さんもご登場。そのほか副首席さんたちも迎えての少数精鋭チームshineで、真にクオリティの高い演奏upupに身を委ねさせていただきましたconfident


昨夜は、 モダン楽器を使っての古楽奏法ということだそうで、やはり違いが感じられるものですね。というか、ゼンゼン別モノだワcoldsweats02。全体的にソワッとした音色で、サクッとしたテンポに素朴な温かみが感じられますspa。管弦楽組曲3番のAirは絶品でした~happy02。早めのテンポでの演奏で、情緒タップリめのアンコールバージョンよりわたくしは好きかもheart04。ピアノupwardrightから発音されて真ん中がふわっとふくらんでピアノdownwardrightで収束していくダイナミクスも、自然で心地イイcute。この演奏でこれほどスナオに美しくココロに響いてくるってことを考えると、楽器の改良と共に豊かになる表現ももしかするといまや情緒過多に過ぎ、それに慣れ過ぎ、な面もあったりするのかも知れないなーなんて思ったりもしてthink。それにしても、ほんとにバッハの曲って、ファーストはもちろんのこと、セカンドヴァイオリンもヴィオラもチェロも、どの旋律もめちゃくちゃ美しくてカッコイイなぁ~~~shinediamond



プログラムの配置も絶妙で、バッハの管弦楽組曲の1番から少しずつ演奏楽器が増えていく構成で楽しかったですねーsun。バッハの間にテレマンを挟んで、密→楽→密。まさに「バロック」的流れsmile



Img456朝岡さんの解説karaokeも期待通りでしたhappy01。これから勉強pencilしなければ、と思っていたバッハの器楽曲の社会的な役割、組曲の構造なんかもオモシロオカシク解説してくれて、ものすごい納得confident。なんでダンスの曲ばっかりなのかしら~と思ってたところもバッチシわかりましたよ~good。「フランス風」の意味するところもわかりましたしsmile。ドイツ地方ってば、この頃はヨーロッパのイナカclubで、“おフランス”にあこがれていたlovelyってのもなんかカワイイしchickhappy02。でも少し時代が下ったモーツアルトの時代、映画「アマデウス」movieで、時の皇帝ヨーゼフ2世が「軽薄だannoy」っつって、モーツアルトのオペラのバレエの部分の音楽を鳴らさないようにさせたban、ってシーンをわたくし思い出して、まぁ、いろいろ複雑な感情もあったんだろーなー、なんて思って少しオカシくなっちゃったりsmile。テレマンの楽曲解説では、この曲がどういうシチュエーションで演奏されたかの説明があって、その情景が目に浮かびますねshipwave。そのテレマンの「水上の音楽 ハ長調 『ハンブルクの潮の満干』では、朝岡さんもリコーダーでご参加note。真剣な表情が印象的でしたワ~happy01


ところで、1曲目の管弦楽組曲の第1番を聴いていて、バロックをキラキラshineしいバロックたらしめるキモってやっぱオーボエだワ~~、このオーボエの演奏もなんかすごーくイイカンジじゃな~い?って思って演奏が終わってメンバー表を確認したら、なんとsign01ポロゴの岡本さんがいらっしゃるぢゃないですかbellsign01おおーッsign01イイお仕事なさってるーーッhappy01sign01


それにしてもわたくし、バッハに目覚めてまだ数年ですが(その割にゼンゼン勉強できてなーいsweat01sign01)、こうやってモダン楽器を使っての古楽奏法や、実際に古楽器を使用しての演奏なんかをナマで聴けるなんて本当にラッキーだワ~~happy02、となんだか昨日、ステージを拝見しながらシミジミ思ってしまったのよねーconfident。この幸せに感謝しつつ、背後から知識も蓄積していって、シロートなりにより深くバッハを楽しめるようになりたいなーclover、と思う今日この頃でございますhappy01

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2016/04/10

札幌交響楽団 第588回 定期演奏会

Img455いや~、昨日はクラリネット・三瓶さんの“神プレイshinediamondshineにヤラレたワ~~~impacthappy02sign03昨日、昼公演聴きに行って参りましたーshoe


プログラム後半のラフマニノフ「交響曲第2番 ホ短調 op.27」。溢れんばかりのロマンティシズムの薫りcute。第3楽章のアダージョsign01三瓶さんはエブリタイムすばらしいので、わたくし、もー、ちょっとやそっとの演奏では驚かなくなっちゃってんだけどsmile、昨日の演奏にはタマゲましたワーcoldsweats02coldsweats02全身の毛細血管&リンパ管にまで気を配ったピアニシモ(どんなsweat02sign02)。なんかサ~、客席が7~8割くらい埋まった時のKitaraの音響まで計算に入れてるかのような息の入れ具合。もー、神過ぎですよぉ~~coldsweats02dashdash。ホルンもカンペキだったしbell、わたくしのお気に入りハンガースタイルの宮城さんのイングリッシュホルンも当然のようにステキだったしheart02、いやー、もー、ホントーにスプレンディッドッfujisign03それだけに、第1楽章の最後のティンパニの打撃の残音がビミョーに合ってなかったのだけがチョーザンネンbearingsign01


前半2曲目、チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲 op.33(原典版)」。ソリストはチェリスト、イェンス=ペーター・マインツさん。めちゃシュッupdownとしたカッコイイチェリスト氏drama。きっと女性にモテモテheart04でしょーなーcatface。は、ともかくcoldsweats01、“ロココ”的な軽やかで典雅な響きで、端整なカンジですね~lovely。ヘンな過剰さがないのが逆に心地イイconfident。札響のチェロ隊がウレシソーだったのが印象的でしたhappy01。アンコールのバッハにも、優しくふんわりと包み込まれるような安心感をわたくし感じましたワcute


1曲目のプロコフィエフ「交響曲第1番 二長調 op.25「古典」」は、初めて聴く曲だったけど、楽しい曲ですねーnotes。とっても気に入りましてよーhappy02。安心して聴ける曲調の中にもプロコフィエフらしいイタズラッコみたいな、オヤflair?ってカンジのフレーズが随所にあるし、“猛ダッシュッdashsign01そのまま全力疾走ッーdashdashsign03”な第4楽章も楽しかったーッbellhappy02sign01楽団員さんたちも楽しそうでしたね~~happy01


今回の指揮、ドミトリー・キタエンコさんはわたくし「初めましてclover」でしたが、“魂のロシア音楽”を存分に味わわせていただきまして、感謝感激でございます~confident。美しい真っ白の髪(ネコッ毛catっぽい)をふゎさ~っとなびかせながらの指揮、たましひheart01、籠められてましたワーconfident。というか、札響の音にご自身でドップリ浸りながらwave、時にウットリ聴きながら幸せを感じていらっしゃる風でしたね~spa。1曲目の第1楽章が終わった後、指揮棒を両手で握って細かく揺らして、「ヨシヨシ、イイゾイイゾgood」ニンマリcatfaceってなカンジが、札響を気に入ってくださってるようで、嬉しいですねーhappy01


さて、なんだか久しぶりに拝見したヴィオラ首席の廣狩さん、やはし、オトメribbonでしたsmile。マインツさんのカーテンコールの時、ニコニコhappy01しながら足をウチマタ八の字downwardleftdownwardrightにして、その膝の上にヴィオラを乗せて、ネックを挟むようにして両手の指先でパチパチ~~penguin。なんて、オトメribbonsign01カワイすぎるッcutesign03


そして現在“亜未ロス”状態のわたくしの前に、美しい女性オーボエ首席、関美矢子さんが試用期間奏者としてご登場されていましたshine。お隣のフルート・高橋さんに圧倒されたのか、なんだかちょっとオトナしく感じられましたcoldsweats01。高橋さん、ガタイは巨大leoですが、中身はセンサイchickなおヒトのようですからsmile、ぜひ、負けずにガンガンimpactヤっちゃってくださいpunchimpact。期待してますhappy01


というわけで、来月はマエストロ・ポンマーshineshinesign01ドビュッシーの「牧神」もあるし、高橋さんの美音も楽しみでーすッscissorssign01

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2016/04/07

アンタップドカフェ 3

Untapped_cafe1 う~~、時間が短すぎる~~sweat01sweat01。一昨日の夜、北18条のUntapped Cafeで行われたフリートーク(レクチャー)コンサートpencilnote。第3回目だそうですが、今回のゲストはチェンバロ奏者の森洋子さんnotes。実際にバッハの曲を弾きながら、トークをしてくださいます。


「バッハ家の音楽と生活」がテーマでしたが、1時間ではほんとにサワリってカンジになっちゃってましたdespair。しかもわたくし、この会に参加させていただくのは初めてだったので、少人数(20人くらい?)とはいえ、どのような方たちが参加されているのかわからず、発言もし難くて…bearing


Untapped_caef2 そんな中でも印象に残ったのは森さんご自身のお話。対位法にからんだ説明のところで、幼稚園児ribbonの時、“初見のオニ”だったっていうのには笑いましたhappy02。しかし初めてちゃんと朝錬をしなければpunchsign01と自覚させられたのがバッハだったと。「なんじゃこりゃsign02」って“びっくりぽん”する幼稚園児。オカシィ~~happy02。それまで右手=メロディー、左手=伴奏の曲ばかりだったのに、「なにこれッcoldsweats02sign02」。スゴいですよねー、幼稚園児にして「対位法」のエッセンスに気付くなんてcoldsweats01。大学までピアノを続けて来られて、卒業演奏で「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた時、これはやはりチェンバロでなければならんimpactsign01→やってみたら生半可なことではいかんangrysign01→その探求searchは今も続く…となるわけだそうです。パッショネイトheart01な演奏をされる森さんが何故ピアノじゃなくてチェンバロなのかしら、と常々思っていましたが、なるほどそのような経緯があったのですねflair。やはり根底にはバッハがいた、とconfident。森さんは「数字はニガテ」とおっしゃってましたけど、ピアノからチェンバロのバッハの方角に行かれるなんて、工学系ですよねーcatface。「構築物」好きbuilding


この対位法の説明の冒頭で「カノン」の話をされて、バッハが基準になる音だけを示して、後は学習者に考えさせた、ってあたり、わたくしちょっと目からウロコconfident。やっぱり音楽って感覚的な部分と理論的な部分を掛け合わせた高度なものなんですね~~diamondshine。譜面からみえてくるもの(物理的なものも含めて)もきっとたくさんあって更に面白いんだろーなーconfident


わたくしの勝手なイメージでは、“バロック=古典”なカンジでどちらかと言えばノーブルエレガントなものと感じていたんだけど、森さんのお話で、ハッcoldsweats02sign01としたことがありまして。ひとつは、若き日のバッハが、聴きたいオルガニストがいる町まで400kmの道のりを歩いていくshoedashほど血気盛んだったleodashということ。バッハは情熱的なヒトだったbell。流行遅れになろうが対位法をどこまでも突き詰めまくったなんて話を聞くと、そのバッハ像はズバリ「オタクsmilesign01そしてもうひとつ、当時は「均等であることを嫌った」ということ。チェンバロの調律に関する話の中で出てきたことだったんだけど、そもそも「バロック」って「歪な」って意味だもんねーconfident。絵画artもよく観るわたくしですが、絵画における「バロック」と音楽における「バロック」のイメージがわたくしの中で全然一致してなかったということに気付きましたcoldsweats02flair。同じ時代の同じ様式なのだから、スピリットは同じはずcherry。わたくしの中で「バロック音楽」への意識がまた変わりましたよ~bud。今、国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッチョ展」にも行くつもりなので、そのあたりも頭の片隅に置いて鑑賞しよーっとhappy01


そんなオタッキーなバッハが目指したのは“世界の調和”を音楽notesにして表現すること。コレ、わたくしものすごくナットクできる~~heart02。というのも、3年前に初めて森さんのチェンバロで「平均律」の20番を聴いた時、「コスモ」を感じたのですよーnight。この体験がわたくしにとっては結構強烈thunderで、バッハマジスゲーhappy02impactsign03と感じた最初だったですねー。


森さんが数年前に初めて訪れたリューベックの教会で、バッハがもしかすると聴いたかも知れない当時のオルガンが残されていて、幸運なことにそのオルガンの音色を聴く事ができた、というお話も感動的でしたheart04。教会の規模に合致した“夢のような音色”だと表現されていました。“夢のような音色”…。聴いてみたい…lovely


そんなこんなでちょっと物足りなかった分、逆にいろんなことを知りたくなった“カフェ”でございました。ハイpaper、自分でいろいろ調べてみたいと思いますbookpencilhappy01

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2016/04/02

「酷 ハーシュ」

うーん、最近わたくし注目eyeの作家、前川裕氏の著作の中では最もイマイチだったかな~down。2014年の書下ろし長編book


今回も精神的に問題がある人物が犯人だったんだけど、どうにも犯行に及んだ動機がシックリ来なかったってゆーか、違和感満載だったbearing。まぁ、フツーのヒトには理解できないから病気なんだろうけど。「ベルばら」のオスカルが、“自分の育てられ方に納得しなかった場合”バージョンってカンジでしょーかsweat02。しかしそれにしてもーgawk


犯人のトラウマの原因になる設定も結構ムリヤリdown。犯行の残忍性もちょっとヤリ過ぎdown。書下ろしはやっぱり質的に落ちちゃうものね~down

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