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2016/04/07

アンタップドカフェ 3

Untapped_cafe1 う~~、時間が短すぎる~~sweat01sweat01。一昨日の夜、北18条のUntapped Cafeで行われたフリートーク(レクチャー)コンサートpencilnote。第3回目だそうですが、今回のゲストはチェンバロ奏者の森洋子さんnotes。実際にバッハの曲を弾きながら、トークをしてくださいます。


「バッハ家の音楽と生活」がテーマでしたが、1時間ではほんとにサワリってカンジになっちゃってましたdespair。しかもわたくし、この会に参加させていただくのは初めてだったので、少人数(20人くらい?)とはいえ、どのような方たちが参加されているのかわからず、発言もし難くて…bearing


Untapped_caef2 そんな中でも印象に残ったのは森さんご自身のお話。対位法にからんだ説明のところで、幼稚園児ribbonの時、“初見のオニ”だったっていうのには笑いましたhappy02。しかし初めてちゃんと朝錬をしなければpunchsign01と自覚させられたのがバッハだったと。「なんじゃこりゃsign02」って“びっくりぽん”する幼稚園児。オカシィ~~happy02。それまで右手=メロディー、左手=伴奏の曲ばかりだったのに、「なにこれッcoldsweats02sign02」。スゴいですよねー、幼稚園児にして「対位法」のエッセンスに気付くなんてcoldsweats01。大学までピアノを続けて来られて、卒業演奏で「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた時、これはやはりチェンバロでなければならんimpactsign01→やってみたら生半可なことではいかんangrysign01→その探求searchは今も続く…となるわけだそうです。パッショネイトheart01な演奏をされる森さんが何故ピアノじゃなくてチェンバロなのかしら、と常々思っていましたが、なるほどそのような経緯があったのですねflair。やはり根底にはバッハがいた、とconfident。森さんは「数字はニガテ」とおっしゃってましたけど、ピアノからチェンバロのバッハの方角に行かれるなんて、工学系ですよねーcatface。「構築物」好きbuilding


この対位法の説明の冒頭で「カノン」の話をされて、バッハが基準になる音だけを示して、後は学習者に考えさせた、ってあたり、わたくしちょっと目からウロコconfident。やっぱり音楽って感覚的な部分と理論的な部分を掛け合わせた高度なものなんですね~~diamondshine。譜面からみえてくるもの(物理的なものも含めて)もきっとたくさんあって更に面白いんだろーなーconfident


わたくしの勝手なイメージでは、“バロック=古典”なカンジでどちらかと言えばノーブルエレガントなものと感じていたんだけど、森さんのお話で、ハッcoldsweats02sign01としたことがありまして。ひとつは、若き日のバッハが、聴きたいオルガニストがいる町まで400kmの道のりを歩いていくshoedashほど血気盛んだったleodashということ。バッハは情熱的なヒトだったbell。流行遅れになろうが対位法をどこまでも突き詰めまくったなんて話を聞くと、そのバッハ像はズバリ「オタクsmilesign01そしてもうひとつ、当時は「均等であることを嫌った」ということ。チェンバロの調律に関する話の中で出てきたことだったんだけど、そもそも「バロック」って「歪な」って意味だもんねーconfident。絵画artもよく観るわたくしですが、絵画における「バロック」と音楽における「バロック」のイメージがわたくしの中で全然一致してなかったということに気付きましたcoldsweats02flair。同じ時代の同じ様式なのだから、スピリットは同じはずcherry。わたくしの中で「バロック音楽」への意識がまた変わりましたよ~bud。今、国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッチョ展」にも行くつもりなので、そのあたりも頭の片隅に置いて鑑賞しよーっとhappy01


そんなオタッキーなバッハが目指したのは“世界の調和”を音楽notesにして表現すること。コレ、わたくしものすごくナットクできる~~heart02。というのも、3年前に初めて森さんのチェンバロで「平均律」の20番を聴いた時、「コスモ」を感じたのですよーnight。この体験がわたくしにとっては結構強烈thunderで、バッハマジスゲーhappy02impactsign03と感じた最初だったですねー。


森さんが数年前に初めて訪れたリューベックの教会で、バッハがもしかすると聴いたかも知れない当時のオルガンが残されていて、幸運なことにそのオルガンの音色を聴く事ができた、というお話も感動的でしたheart04。教会の規模に合致した“夢のような音色”だと表現されていました。“夢のような音色”…。聴いてみたい…lovely


そんなこんなでちょっと物足りなかった分、逆にいろんなことを知りたくなった“カフェ”でございました。ハイpaper、自分でいろいろ調べてみたいと思いますbookpencilhappy01

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コメント

かまど姫さま、いつもありがとうございますheart04 コメント欄登場が遅れました。新年度と共にあたふたとする日々…。
先日のアンタップドカフェにご来聴いただきましてありがとうございました。「自分で調べてみようと思った」というのが、今回の着地点!だったので、大変嬉しいデスflairとはいえ、私も初めての会だったので、皆さんの発言を喚起するような余裕があまりなかったかもしれませんsweat01
まあ、1時間で話すには詰め込み過ぎで薄まった感はありましたね。ただ、いろいろな背景の方を想定して、何か一つでも持ち帰っていただけたらなあという思いで組み立てましたので、次回があるなら、あえて何か一つにきっちり絞りたいですね。
そうそう、バロックの真髄を掴んでくださったのも嬉しいことです。カラバッジョ楽しんでいらしてくださいshine バロックに至る中世以来の思想や芸術を自分のモノにするなど、ホントに途方もないのですが、だがしかし、やはり興味も尽きません。次回はH先生とフルートと共にお会いしましょうnote

投稿: よこよこ | 2016/04/13 22時12分

連投すみませんm(_ _)m
私が人生初の登校前朝練したのは、小学校4年か5年くらいの時です。いくらなんでも幼稚園児ではやらないなcoldsweats01本人による訂正でした〜paper

投稿: よこよこ | 2016/04/13 22時15分

よこよこさまsun

いいえ~、いつもお忙しいのにご訪問いただき、コメントまでいただいて本当にありがとうございますーhappy02sign03

わ、私、「バロックの真髄」に少しは近づきましたか?うれしいナ~~catface。やっぱりその前後の時代の社会的背景や思想を知るのって大事ですよねdiamond。なんとか時間を作っていろいろ調べて学んでいきたいと思いますbookpencileyeglass

そうですねー。森さんのシリーズ講演会みたいなのがあったらイイなーcatface。1講演1テーマ、みたいなシリーズ。はは、贅沢言い過ぎですねsmile

はいsign01H先生との演奏会も楽しみにしていますねnote

投稿: かまど姫 | 2016/04/14 22時23分

よこよこさまsun

連投、ありがとうございます~happy02sign01

いやー、森さんなら幼稚園児でもやっていそう~~smile。目に浮かんじゃいますよ~~catface

でも小学生でもスゴいですcoldsweats02。他の小学生はそこで「つまんない」「わかんない」とピアノがイヤになっちゃうんでしょうけど、そこを面白がれる、不思議がれるっていうところが並の小学生とは違うところですよねーbell

こないだまで激ハマリしていた「あさがきた」tvでも、今井のおじいちゃんが「なんでやと思う人間がな、世の中を変えていくねん。誰に口つままれようと、後ろ指さされようと、前を向いて進みなさい」と言った言葉がすごく好きなんですが、小学生時代の森さんがそんな感じだなぁ~なんて思ってましたhappy01

投稿: かまど姫 | 2016/04/14 22時38分

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