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2016/05/08

横山大観展

Img457 いやー、やっぱ西洋絵画artを見慣れた目eyeには日本画って新鮮に映るワーnew。やむを得ずゴールデンウィークの真っ只中、北海道立近代美術館に行って来ましたshoe



日本画の展覧会というのものはこれまで数回しか観たことのないわたくしなのでcoldsweats01、とりあえずビッグネームは観とこうかなというわけで、モノキュラー片手に鑑賞してみました。やっぱいいですワgood、拡大鏡happy01。絹本だと織目と絵具のテクスチャーがハッキリ見えちゃうflair。もともと透明感のある色彩のところ、その透明感の中での重層的な奥行きみたいなものも感じられますconfident。『春雨』なんか、ホントにスバラシい~~shine。日本画、イイなぁ~heart01


日本画を観ていていつも感じるのは、その構図、画面処理の巧みさdiamond。このバランス感覚ってほんとにスゴいfuji。画面いっぱいミッシリ描き込み倒す西洋絵画もわたくし大スキだけども、この“余白の美”を作り出す天才を愛でる日本人の感性ってホントーにステキnote。たぶんわたくしが今感じてる驚きは、印象派の画家たちが浮世絵を発見したときの感覚に近いんじゃないかと思うのよね~smile。“絵画”というよりは“デザイン”に近い感覚。


逆に、西洋絵画が入ってきて「絵画」というものの概念が揺さぶられた明治期の日本で、メインストリームを行ったひとりがこの横山大観、だそうで。ってこともわたくし知らなくて、江戸時代のヒトかと思ってた…sweat02。輪郭線を描く日本画の伝統を無視した「朦朧体」、当時は批判を浴びたそうだけど、今観ると「これのナニが悪いの?スバラシいじゃんshine」。『曳船』にもハッキリ表現されてるけどsmile、湿気の多いmistニッポンの風景を描くにはサイコーの技法じゃんup、ってカンジ。


展示会場を順路に沿って観ていき、新しい部屋に入って視線を移した最初の画面でハッflairとしたのが、『春風秋雨』。春cherryblossomと秋mapleが二幅対になっていて、墨と金泥のみ(たぶん)の表現。写実的に描かなくてもその本質が伝わるのが日本画のスバラシさdiamondshine空白を読む、というか。ミナまで言うなpaper、の美学smile。オトナになって初めてわかるところでもあるかも。最後に展示されてた『乾坤輝く』(昭和28年)は大観最晩年の作品らしく、スッキリと澄み切った心境cloverの画面に背筋が伸びる思いthunderupdown



あと~、やっぱり~、日本画ってカワユイ~~lovely。『鶉』の鶉ちゃんの羽毛の表現ッsign01モフモフッcloudsign01カワイすぎるッhappy02sign03『巌上之両雄』の子虎(弟子の下村観山の手によるもの)もどことなくカワユイchick。子虎を狙う鷲や「龍躍る(山海二十題之内)」の金泥で描かれた龍の目はさすがに眼光スルドいthunderけど。


それにしても、日本画の絵具、岩絵具ってゆーんですかね、美しいワ~~shine。特に白緑とかいうペパーミントグリーンがめちゃキレーcatface。メインビジュアルになってる『紅葉』も、実物の色彩は見惚れるばかり…cute。こーゆーの、ゼッタイ画集ではわからないbearing。そーいえば、このペパーミントグリーン、名古屋の徳川美術館で観た『源氏物語絵巻』(複製だったケド)でもすごく綺麗に残っていて強烈に印象に残ってますbell


ただ、時代背景的には致し方なかったんでしょーし、本人も自分の信念に疑いはなかったんだろうけど、戦時中の富士山の絵はちょっとわたくし的には受け入れ難いものがあったng。純粋な芸術作品としての価値を否定するものではないけど、やはりそこに結びつくテーマには違和感を感じちゃうのよねdown。チラ見して素通りしましたcoldsweats01


あと、GW期間中で混んでるtyphoonんだから、作品鑑賞のベストポジションcrownで、作品とはほとんど何のカンケーもない世間話をペチャクチャsweat01してるオバハンたち、どいて欲しいpout。そーゆーのはよそでしてくださいangry。お願いだからweep

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