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2016/05/04

ボッティチェリ展

20150827_botticelli_1やっぱりホンモノdiamondって、出逢ってみると発見があるものだわね~~flairhappy01。先月4月3日に最終日を迎えた東京都美術館の特別展art。当初は行けないなぁ~weepと思っていたんだけど、特設サイトpcを見ているうちに、やっぱりどーしても観たくなって最終日ギリに駆け込みsweat01鑑賞してきましたairplane


20150827_botticelli_2最終日ということでものすごい人混みを覚悟して、双眼鏡を持って行ったのが功を奏しましたgood。午前中11時頃に入館したのがよかったのか、予期していたほどの混み様ではなく、それなりにゆっくり観られましたcoldsweats01。しかし、せっかく持って来たのだから、と、ちょっと離れて双眼鏡でナメるように鑑賞してみると、おおおーッimpactsign01ってゆー新たな楽しみを発見eyesign01ちょっと、コレ、ハマリそーcatface


遺されている完成作品では、不自然なポーズになってたりするヴィーナスでもbleah、やっぱしデッサン力はぱねーcoldsweats02impact。今回は数点のデッサンも展示されていて、筋骨隆々leoの肉体のものを見るとミケランジェロも顔負けってカンジcatface。ルネサンス時代に生きた画家の面目躍如ですねーsun


そして、今回うひゃ~~っlovelyとなる発見をしたのはボッティチェリと工房による「聖母子、洗礼者聖ヨハネ、大天使ミカエルと大天使ガブリエル」。ボッティチェリの絵は板にテンペラなのでマチエールをじっくり観察するって楽しみはないけど、双眼鏡の切り取られた視界を少しずつ移動させていくことによる新たな発見の喜びを知ってしまったのでしたhappy01。まず、マリアさんのお顔。わが子の行く末を憂うようなちょっと哀しげな、儚げな潤いを含む麗しさをじっくりeye。そしてそのまま、母親の顔にほほを寄せるチビキリストへ。めちゃ~~~っとぉ~~りでトロ~~ンとしたまなざしがラブリーhappy01heart04。そこから左に視界を移すとボッティチェリに特徴的な美少年(一番左端)。おおッsign01端正ッspadesign01屈託のないスナオな優美さが現れてるbell。次にすす~っと右に視界を振ってチビキリストとマリアを通り越し右端の天使を視界に入れた途端、ずっきゅーんッthundersign01う、ウツクシすぎるーッlovelysign03わずかながら眉根を寄せて、将来のキリストの受難を共に耐えるかの如き翳り。一方が白王子とすればこちらは黒王子。「キャンディ・キャンディ」で言えばアンソニーテリー。「生徒諸君」で言えば岩崎君沖田君。「横浜物語」で言えば森太郎竜介。「風と共に去りぬ」で言えばアシュレーレット。もういいっつーのsmile。これ、画集なんかで観ていても気付けなかったけど、双眼鏡でチョードアップで見るとびびっthundersign03と来ましたよ。いやー、びっくりしたーcoldsweats02sweat01


いろんなところでよく観る「書斎のアウグスティヌス」も画集などでは壁画の剥がれなんかがあったりするんだけど、ここではキレイに修復されて、厳しさというよりもまるで「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスのようなピュアshineな眼差しがはっきりと見て取れるのよねーheart02。後ろの背景=ユークリッドの幾何学の書物や日時計などをナメるように見られるのも双眼鏡ならでは。ウヒcatface


今回興味深かったのは、『バッチョ・バルディーニ(おそらくサンドロ・ボッティチェリの下絵に基づく)』の「神曲」の挿絵。エングレーヴィングによる銅版画なんだけど、確かにボッティチェリっぽいフォルムのダンテやヴェルギリウスが登場してるのよねー。ルネサンスの先駆者、ダンテ、といえばボッティチェリが描いた肖像画を思い出す、ってくらい関係が深い人の作品、「神曲」のイメージ画をボッティチェリが描いていてもおかしくはなくて、実際、そうだと思われる作品を目の当たりにすると、画集でもほとんど見られないものだけに、ちょっとコーフンしちゃいますね~happy02dashdash


そんなこんなで、最終日に慌てて観に行った展覧会だったけど、いろいろ得るところがあって良かったワ~~up

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