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2017年1月

2017/01/29

札幌交響楽団 第596回 定期演奏会

Img504はわゎーlovely、わたくし、これほどまでに慈愛heart02に満ち満ち満ち満ち…(以下無限に繰り返しsmile)満ちまくった「エール」は聴いたことないィィィ~coldsweats02。やっぱマエストロ・ポンマーのつくり出す音楽の根底には人間性から滲み出る優しさと愛が横たわってるのだワーbell。昨日のお昼公演、聴きに行って参りました~happy01shoe


ティンパニが古楽器で、全編サクッとしたキビキビ感がありつつも、どことなくふんわり優しいバッハclover。特に曲の終わり方が美しくてウツクしくてshineshine、わたくし、いちいち身悶えdash。マエストロの手の動きが頭の中のイメージを物語っていて、それをそのまんま音にするとこーなる、ってことなのよね~note。ステキ過ぎるぅぅ~~happy02。札響の弦の美麗さがホントに生きてますよね~~crown。もー、言葉になんかできないから、「いーから黙って聴けッpunchsign03」ってカンジsmile


前半1曲目は「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068」。実はわたくしこの2日前の練習見学会に出席させていただいていて、マエストロが特に、演奏会の1曲目のこの曲の最初の音を大切にされているのを見てました。この日は、なかなか音程が定まらないトランペットに注意を促していらっしゃいましたが、今日はバッチシimpactgoodサスガです。全体的にほんとにトランペット、難しそうですねぇdespair。プログラム第4番の最後の曲で、少しトッ散らかったところもありましたがcoldsweats01、抑え目の音量でバチッthunderと決める技、福田さん、お見事でしたbell


そして、我らが札響フルート首席・高橋さんがソリストの「第2番 ロ短調 BWV1067」。まじ、めちゃカッコ良かったーhappy02up。一緒に聴いてたアンサンブル友達のKさんと二人でウムウムconfidentと頷き合いましたよsmile。もーまるで6割くらいの力で吹いてるかのような余裕っぷりsign05。最後の「バディヌリ」も心地好いなめらかな疾走感dashがあってただただヒタるのみlovely。コロコロ入る装飾がおフランスの気分を盛り上げてcuteup、パユさまにもゼンゼン負けてないエレガントshine。ヒュ~~ヒュ~~shine(古ッsweat02)。最初「序曲」を聴き始めたとき、「ム?よく聴こえない?despair」って思ったけど、オリジナルの楽器トラヴェルソってめっちゃ音ちっちゃいですもんね(去年のBCJの時大ホールで聴いたトラヴェルソ、ものすごーく奥ゆかしくてcherryblossomビックリしまして)。その木管テイストのリサイトなのねflair、と思い至りました。わたくしも少し、現代フルートコンチェルトの概念にヤラレ過ぎダcoldsweats01


後半1曲目は「第1番 ハ長調 BWV1066」。わたくしお気に入りheart04のオーボエ・宮城さん大活躍の巻happy02。お隣の関さんに視線eyeを飛ばしつつビタッthunderとタイミングを合わせ、舞曲のリズムに乗りnote、しかしお顔は歌舞伎の弁慶impact、というこの甚だしいアンバランスさ(まさにバロックッsmilesign01)がわたくしのココロを捉えて離さないのれす(モエ語尾)smile。で、この1番、なんだかとってもカワユらしいフンイキcute。足取り軽くウッキウキnotesってカンジ。オーボエ首席・関さんの抑えながらも見事な歌心、染みましたワ~confident。ファゴット首席・坂口さんとの木管だけのパッセージもスバラシかったーッhappy02sign01楽しすぎる~~notesnotes


最後の「第4番 ニ長調 BWV1069」でも木管チームのウキウキ感notesは変わらず、弦とチェンバロとの手に汗握るようなカラミ、ワクワクしちゃったーheart02。チェンバロの辰巳美納子さん、浅学なわたくし、初めてお名前を拝見しましたが、プロフィールを見ると本流の古楽のエキスパートさんなんですね~diamondshine。スゴいナ~~lovely。2階席からでもよく聴こえたチェンバロの音色、オーケストラの音に寄り添うようにあるいは対決するように、ある時は牽引するように、プロフィールにあった『多くの指揮者、共演者から信頼を寄せられる』という一文にもチョー納得confident


演奏時間がいつもより短めだったせいもあるのか、今回もアンコール付き。第3番の「エール」。わたくし、“オーケストラにはアンコール不要”派なんですけども、昨日はちょっと違いました。見学会の時からマエストロの「エール」には、そのテンポやアーティキュレーションにグッweepと来るところがありまして、本プロの時からウルッweepとキてたんですけど、2度目に聴いた時ナミダボーボーcryingになりまして。というのも、この演奏会の直前に、友人が闘病の末亡くなったという連絡を受けていて、「エール」を聴いているうちに、その友人の“ニカッ”という笑顔ばかりが浮んできてどーにも我慢できず…bearing。見学会の時マエストロが、「この曲はお葬式の曲ではなくて、愛の曲なんです」とおっしゃっていたけれど(ドイツではお葬式のイメージなのかな?)、昨日のわたくしにとっては、“”でもあり“祈り”の曲でもありました。心の中で友人の冥福を祈りながら、札響の演奏が、その想いが天に届く手助けをしてくれたような気がしていますconfident


それにしても本当に、バッハの曲は何度聴いてもその度にいろんな発見flairがあるけれど、やっぱりマエストロのバッハはチャーミングcuteで、人間に対する信頼と愛情heart02に溢れてるように感じますdiamondshine


それと今回、1回券の持ち主でも練習見学会参加への機会を与えてくれた札響さん、よッsign01太っ腹ッfujisign01バッハ好きのわたくしにとっては、マエストロがどんなところを大事にされているか知ることができて、ほんとにいろいろ勉強になりましたbookpencil。あ、あと、メンバーさんのオチャメなところとかもcatface。ありがとうございました~sign01

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2017/01/27

「ハケンアニメ」

ハケンアニメ!

ちょっとマンガっぽいけど、作り、めちゃうまッhappy02impactsign03直木賞作家、辻村深月さんの2014年刊行の長編book。わたくし、こーゆーの、すっごくスキーッlovelyimpactsign03


アニメ業界で働く人々を描いた作品なんだけども、「仕事をすること」に対する敬意fujiがびっしびしthunder感じられて、プッdashと笑いながらも、後半からは胸が熱くなって不覚にもウルウルweepしてしまったわたくし。それぞれ、信念を持って仕事をする登場人物たちの美しいことッshinesign01作者自身の誠実さが滲み出てますねuphappy01


オトナになって、社会人をン十年やっていろんな経験をしてるからこそ、わかるッflairsign01ってところがたっくさんあって、エピソードのひとつひとつ、設定のひとつひとつ、どれをとっても激しく同意なのよ~~confident。たとえば、「神原画」を描く和菜の章。『遅々として状況が進まなかったり、話が停滞することがある一方で、できる人たちの仕事というのは、本当に早い。和菜はその日、思い知った。』←ハゲ同ッsign03sign03


とにかく何つっても繊細な心理描写がお見事shine。アニメ界の話だけあって、「リア充」と「非リア充」についても避けて通れない部分だけれど、ホントーにスルドくthunderて深ぁーいwave洞察と指摘が編みこまれてますdiamondshine


そして、登場人物たちがめちゃくちゃ魅力的なのよね~~lovely。プロデューサーと監督の組み合わせ、ここでは『運命戦線リデルライト』(作中アニメ)の有科さんと王子監督、『サウンドバック 奏の石』(作中アニメ)の行城さんと斎藤監督、どっちもマジでステキすぎーーーーッhappy02sign01うらやましぃ~~~heart04heart04。わたくしもこんな人たちと仕事してみたいぃぃぃぃーーーッbearingbearingsign03sign03ハァハァ…dash。で、彼らひとりひとりの繋げ方もスバラシいのッgoodsign01前の章での描写が後の章に次々と生きてくる。その、ひとつひとつの小さな人脈が、和菜ちゃんが登場するあたりからどんどん合流していってon、怒涛のクライマックスfujiへと雪崩れ込む展開には、読書なのにアドレナリン出まくり状態impact。いやー、ホント、わたくしこーゆーのにヨワいのよね~~~coldsweats01


そんな人たちが命を懸けるアニメ作品。作中アニメだけど、描かれるその概要だけでもなんかスゴソーなのよねーcatface。『サバク』なんて、そのあらすじだけでもちょっとトリハダが立つくらいspade。もーわたくし、この筋だけで泣きソーcoldsweats01。『リデル』のラストシーンも実際に見てみたいナーeye


というわけで久しぶりに、個人的に直球baseballド真ん中にキたimpact作品、再読必至でございますnote。カバーのイラストもナイスッhappy01goodsign01

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2017/01/19

バッハの農民カンタータ《おいらの今度の殿さまは》

Img503もー、まるで動く絵本clubみたいなカワユイribbonユカイcloverなおふたり、楽しかったです~~happy01heart04。昨晩、Kitara小ホールにて開催されたリサイタル、行ってきましたーshoe。Kitaraアーティスト・サポートプログラムⅠ。サブタイトル「陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタルⅡ~ゆかいなバロック世俗曲~」。


ソプラノの陣内さんとバリトンの中原さんのリサイタルは3年前に拝見して、“古楽の歌”のステキさshineとバッハのフレンドリーcherryな魅力を教えていただきましたが、今回はさらに一段と身近に感じられる舞台でしたね~happy01。バロックのこの時代も民衆は、イキイキとタクマシくシタタカにpunch生活していたのねーというのがバリッthunderと感じられました。


後半のバッハ『農民カンタータ《おいらの今度の殿さまは》BWV212』、あのバッハさまshineが、田舎の一農村のためにこんな手の込んだ作曲をされてたとはッcoldsweats02sign01(フルートのパートを聴いててもムズい~~bearingってカンジだったもん~sweat01。)かなり下世話な歌詞なのにも結構ビックリcoldsweats02するけど、それに付けられた曲の美しく楽しいことnotessign01わたくしにはよくはわかんないけども、舞曲の種類とか、当時は常識であった旋律とかにいろんな意味があって、歌詞と重ねると重層的な効果を発揮したりするんだろーナーconfident、と思いつつ、おふたりの軽妙なお芝居があまりに楽しくてnote、そっちに意識の大部分が取られちゃったcoldsweats01


Img502チョーカワイイ陣内ミーケちゃんッlovelysign01ノビノビした歌声を聞かせてくださいましたhappy01。ちょっぴり背伸びしたオシャマなムスメさんvirgo。ほんとはもっと下品な役柄なのかも知れないけどcoldsweats01、陣内さんが演じるともー、そこはかとなくキュートribbonになっちゃうhappy02。村の男たちにモッテモテheart04、ってカンジsmile?前回も思ったけど、陣内さんのお声って、フルートとシックリ合いますねぇcherry。聴いてるとホワッspaとなりマスconfident。そして途中でステップを踏むシーンがあったんだけど、あ、これがバロックダンスなのねー、って思いながら見てましたnote。一方わたくしお気に入りheart02の中原ファーマーdenim、やっぱ期待に違わぬ役作りbell。前回の愛娘にチョイ甘なパパdramaもとっても良かったですけどhappy01、今回のも、すっごいナイスでしたワ~happy02。「第3曲 レチタティフ~おいらにキスしてくんろ~」でのイヒヒッな顔つきッsign01ザ・好色kissmark」。いいワ~~happy02。スバラシ~~happy02happy02。「第20曲 アリア~お殿さまに栄えあれ~」を格調高くfuji歌い終わった後、ミーケちゃんのツマンナソーgawkな様子を見て「えー?ダメー?(うっそーん…sweat02)」ってカンジの仕草がわたくしのツボでしたimpacthappy02sign01。中原さん、ほんとに歌唱に安定感ありますよねーdiamond。しかも芝居ゴコロもタップリあって、中原さんのオペラ、見てみたいなぁ~catface


この作品の上演では、スクリーンがせり上がって日本語訳が映されたんだけど、スペースに限りがあるせいですごく省略されていて、イマイチ意味がよくわからない部分がしばしばあってdespair。プログラムに挟まれた陣内さんの訳の助けで、あ、そーゆーことね…flair、ってな調子でした。難しいもんですねwobbly


前半、ヘンデルの美しく愛heart02にあふれまくった二重唱を2曲。ヘンデルってすっごく歌うの難しそう…bearing。あのメリスマってゆーヤツですか?おふたりともコロラトゥーラを駆使して軽やかに愛の輝きheart02shineを謳ってらして、ほえぇぇ~~dashってカンジ。それにしてもドゥランテの曲を聴いても、やっぱりバロックの歌曲ってウルトラロマンティックheart01ですなーsmile。ヘンデルさんの「お前はたくさんの愛の矢を私の胸に放つ」って…。とても正気では口にできないフレーズsweat02


そしてスカルラッティの「チェンバロ ソナタ K.119 ニ長調Allegro」と「ソナタ K.18 二短調Presto」。いやー、めっちゃスゴかったですぅーーーimpactcoldsweats02sign01。特にPrestoの方は、演奏されてる森さんが「千手観音」ならぬ「千指チェンバリスト」かと思うくらい、いったい何本の指で弾いてるんだーッcoldsweats02impactsweat01sign01ってカンジ。ものすごい音の洪水waveの中で微妙に微妙に色彩が変化していって、繊細なグラデーションのカレイドスコープを覘いているよう…lovely。わたくし、息するの、忘れてました。もすこしで、死ぬところでしたdanger


あ、もひとつ、いいナ~heart04って思ったのは、プログラムの最後に陰のスタッフさんたちのお名前が記載されてたことpen。このリサイタルのチラシを最初に目にした時から、カワイイなぁ~~chickって思ってましたけど、そういう協力者の方々をきちんと紹介される姿勢、わたくしとってもスキですhappy01


というわけで、聴いてるだけなのに危うく死にかけた演奏会smile、わたくしにとって2017年最初の音楽会鑑賞noteでしたが、とっても楽しいスタートとなりました~clover。幸先イイぞーッhappy02bellsign01

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2017/01/17

「ジヴェルニーの食卓」

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

印象派の画家artをめぐるお話、テイストも実に印象派的な一冊smile。原田マハ氏著book


モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。19世紀から20世紀にかけて活躍した美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか。彼らとともに生きた女性たちの視点から色鮮やかに描き出す短編集。』(Amazonの内容紹介より)。


原田さんは、「楽園のカンヴァス」がとても良かったbellので注目してる作家さんなんだけど、やっぱ、それほど好きでもない(わたくしが、デスがcoldsweats01)印象派の画家の話bleahはあまりに感傷的過ぎてわたくしにはちょっと…sweat02、なカンジ。語り手が、それぞれの画家を敬愛heart04する女性kissmarkたちなので、どうしてもそーゆーテイストになっちゃうのよねーgawk

ただ、それぞれの美術作品artを描写する表現力penはさすが~~shine、なんですけどねcoldsweats01

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2017/01/15

「讃歌」

讃歌 (朝日文庫)

クラシック音楽を聴くのが好きなわたくしにとっては、普段から考えていることを小説にしてもらったような作品。さすが、篠田さんshine。2006年刊の篠田節子さんの長編book


テレビ制作会社で働く小野は、ある日耳にしたヴィオラ奏者の演奏に魂を揺さぶられ、番組制作を決意する。天才少女の栄光と挫折を追ったドキュメンタリーは好評を博し、園子も一躍スターになるが…(後略)。』(Amazon内容紹介より)って内容。


これは、今でも大人気を誇っている女性ピアニストが、テレビのドキュメンタリーによって脚光をthunder浴びた後に書かれたもののようだけど、今だと別の事件も脳裏に浮かんじゃうflair日本人は、クラシック音楽を“どのように聴いているのか”“何に感動するのか”という奥深ーい問題を取り扱ってるわけですthink


若い頃の栄光と挫折という経験”“長年の闘病生活からの復活”“本当は拙い技術”“大衆が感動する演奏”。これが小説に登場するヴィオリスト、園子のキーワードなんだけど、「プロが聴けばまともな演奏ではないにも関わらず、これまでの苦しかった経験は園子の演奏に現れ、大衆は感動する」、これらは否定されるべきものなのか、そうではないのか。筆者がそのどちらかに肩入れしている、という風にはわたくしには読み取れなかったのよねぇthink。主人公の小野が最後まで、自分の感動を完全には否定し切れないところにそれが現れてると思うのよ。


わたくしも、どちらとも言えないのではないかと思っていてtyphoon。そもそも西洋音楽であるクラシック音楽は、他の芸術ジャンル同様、ベースとなる宗教と哲学を血肉としていない異邦人には根本的には理解し得ないものだと思うdespair。ってゆーのがわたくしにとっての大前提なんだけども、そこまで行けなくても、「個人的に楽しむ」ことはできるわけで、その「個人の楽しみ」にはどんな基準があってもそれは自由なんじゃないかthink。クラシック音楽が“浪花節みたい”なスピリットと物語性で演奏されて、それに感動する人がいても別にいーんぢゃないの、と。まぁ本来の意味での“クラシック音楽鑑賞”からは別の次元であるのは確かだけどもねcoldsweats01。わたくし自身は、時代や作品の背景やらを知りたがる方なので、それだけで終わるのはツマンナイなーと思ってるんだけどもclover


あくまでもきちんとした技術があって、自分の考えを100%表現することができるならば、おそらく演奏にはその演奏家の経験に基づく人格が反映されるのは確実だと思うのよね、わたくしも。でも劇的な経験や障害が、その演奏を聴く前提であってはならないと思う。先入観があってはならないng。だから、最初に先入観なく演奏を聴いて、魂が震えるような感動をした主人公は、その感覚を疑う必要はないと思うのよ。それは決して「レベルが低い」ということではない、そういう種類の問題ではない、とわたくしは思う。不幸だったのは、彼がテレビ制作会社の人間で、その主観でドキュメンタリーを作ってしまったこと。影響力の大きいメディアで聴衆に先入観を与えてしまったこと。


それとわたくしがいつも疑問に思うのは、「権威」は絶対なのか、ということ。園子の演奏にあれほどまでに感動していた聴衆が、園子の留学先の音楽院の指導教授から否定されたのをキッカケに猛バッシングimpactに走る。もっと自分の感覚を信じてもいいと思うけどねぇgawk。「権威」はそれとして敬意を払うべきものだと思うけれど、自分の考えを蹴り飛ばしてfootimpactdashまで帰依することもないでしょうにwobbly


この小説では、園子は周りの男達を利用して再び脚光を浴びることに成功したけれど、「その自分の姿」に満足することが出来ず、しかしその限界を越えることも出来ず、結局は絶望して自ら命を絶ってしまう。演奏家としてはある意味「誠意」があったと言えるのかも知れない。


でもやっぱり、芸術を作り出すのも享受するのも人間である以上、ドラマ性を無視することは難しいワ~~bearing。だからこそ、マスメディアの使い方、受け止め方、どちらも細心の注意が必要ってコトですねthink

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2017/01/02

「わが心のジェニファー」

わが心のジェニファー

なかなかにファンタジックで楽しいnoteおハナシでしたが、イマひとつ響かなかったかナ~weep。浅田次郎さんの2015年刊行の長編book。年末年始、浅田三昧smilesign01


婚約者の求めで日本にやってきた米国人青年。東京、京都、大阪、九州、北海道…。神秘のニッポンを知る旅を始めた彼を待ち受ける驚きの出来事と、感涙の結末とは!』(Amazonより)ってゆー内容なんだけども、ラストは『感涙』ってゆーほどのもんでもないbleah


最初読み始めたときは、「は?浅田さんがアメリカ人青年を描くsign02」って違和感ありまくりimpactで、こりゃないワー…gawkって思ったんだけど、途中から、これ、現代ニッポン文化のパロディってコトなのかしら~って気付いたらflair、俄然面白くなったのよねーcatface。一見単純なニッポン礼賛fujiのようにも読めるけど、その奥にはキョーレツな揶揄皮肉がヒソんでるcoldsweats02。ところどころ笑わせながらも、さすが、浅田さん、一筋縄ではいかないですね~bomb


北海道在住のわたくしとしては、クライマックスの舞台が釧路snowってゆーのは喜ばしかったけど、展開がちょっと出来すぎで、「浅田次郎のあざとさ」がスキheart04なわたくしでもsmileちょっと鼻白んぢゃったcoldsweats01。でも、主人公のラリー君、複雑な生い立ちの中で悩み続けてきた「自分は何者か」という問いの答えが自分なりに得られてよかったワgoodhappy01

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