« J.S.バッハ マタイ受難曲 | トップページ | Live@石の蔵ぎゃらりぃ はやし »

2017/04/02

音楽のたわむれ

Img511いや~、いい演奏会でした~confident。演奏者のみなさん、音楽と「たわむれ」ていらっしゃいましたね~~happy01note。本日お昼、ルーテルホールにて行われた演奏会、聴きに行って参りましたshoe。サブタイトル「モンテヴェルディ生誕450周年記念 バロックヴァイオリン奏者 アドリアーナ・アルカーイデと丹沢広樹のお二人と共に」。


わたくしもだいぶん古楽に慣れてきましたが、やっぱりこのルネサンスからバロックにかけての素朴な音楽、なんとも言えず好きです~~heart02。美しい旋律と快活なリズムの“陽”sunと、静かに深く瞑想するが如き“陰”nightの両面を持つ、その時代を生きる人々の生活と想いを映すような音楽をいつも感じますconfident


今回、わたくしにとって“はじめまして”のヴァイオリニストのおふたり、バロックヴァイオリンの演奏には、今まで聴いた古楽演奏とはまた違った印象を受けましたnew。なんだかとっても“柔らかい自由clover”ってカンジ。その上で、アドリアーナさんからは“情熱的thunder”な波が伝わってきました。もうおひとりの丹沢さんが器楽曲の演奏前にちょっとしたMCkaraokeをしてくださって「なるほど、そうなのかflair」と気づいた、アドリアーナさん演奏のカステッロ「ソナタ 第2番」は神への音楽で、丹沢さん演奏のロニョーニ「私は傷ついて」が人間の音楽、というところでわたくし、アドリアーナさんの演奏にとっても“パッショネイトimpact”で“ムーヴィングheart02”なもの(カッコイイッlovelysign01)を感じ、丹沢さんの演奏からは非常に“哲学的spade”で“精神的club”なもの(ジーン…weep)を感じました。面白いものです。おふたりともノンビブラートの長音がホントに美しくて~shineshine


Img514見た目、野武士leocoldsweats02sign02ってカンジの丹沢さんやアドリアーナさんの演奏を聴いていると、テナー陣内直さんがプログラムの「解説にかえて」で書かれているように、即興性onを非常に感じますねーconfident。譜面を見るより、お互いの気配を捉え目線eyeleftrightを交わしている時間の方が長いですもんね。どこまでが枠組でどこからがアドリブなのかシロートのわたくしにはわかりませんが、みなさんタノシソーhappy02なのがよくわかって、聴いてるわたくしもウキウキnotes


チェンバロのソロ、ピッキ「パッサメッツォ/サルタレッロ」もそうですが、器楽曲は終わり方がさりげなくてちょっと面白いcatface。現在クラシックでよく耳にする、終わるゾ、終わるゾ、「ジャーンsign01」終わったーendsign01ってカンジじゃないのが新鮮でsmile。大きな会場でドラマティックに聴かせる”ものではなく、極めて“私的でクローズド”な音楽。陣内さんが書かれている『親密さ』はこういうところからも感じられますね。


今回もやっぱり思ったのは、この時代の歌の詩、ほんっとにロマンティックcute。しかもッsign01すごいMッsign01恋に身を窶して『やつれ果てる』わ、『このまま死んでゆく』わ、『もう死んでやる』とスゴむangryわ、ほんとちょっと笑っちゃうくらい、17世紀のイタリア人は恋に命を燃やしてたのねsmile。彼らのキーワードは「甘い」cake&「苦しい」danger。もーゼッタイ、ドMッsign03イヤ、こーゆーの、わたくし、カワイくてスキだけどsmile。ソプラノ、小出さんのモンテヴェルディ「苦しみは甘く」、高音が力強くツヤツヤshineと輝いていて良かったですね~happy01。迫ってきましたheart04。今、ダンテの「神曲」についての解説本book(っつっても、例によってヘタレのわたくし、新書ですけどcoldsweats01)を読んでるんだけど、この時代の詩も、ダンテが確立したといっても過言ではない“イタリア語”で書かれてるんだわよねーと思うと、いろんなものが繋がってますます興味深い~recycle


ラストのモンテヴェルディ「西風は戻り」、ようやく春めいてcherryblossomきた今の札幌の気分にピッタリ~~catface。わたくし、大好きなlovelyボッティチェッリの「ラ・プリマヴェーラ」(地方はトスカーナだからちょっと違うケドsweat01)を思い浮かべながら、シアワセなキモチで聴いてましたcute西風の神ゼフュロスがクロリスというニンフにをして、の女神フローラに変身させるあの絵。ドキドキしますね~~catfaceを連れてくる~~cherryblossom。しかーしimpactsign01この歌の作者はやっぱりMなのであった…。『春なのに…過ごすのだ たった独りで』。


さて、2、3引用させていただきましたが、プログラムの「解説にかえて」。これが「解説」じゃないなら何なんだ、ってくらい詳しい陣内さんの文章smile、めちゃタメになりましたbell。以前、陣内さんにもっとお話させてあげればいいのにって書きましたが、ここにガッツリ結実しましたねapple。ヨカッタ、ヨカッタsmile。丹沢さんのMCkaraokeでも、『この時代に、ヴァイオリンが新しい楽器として活躍し始めた』とか『印刷文化が最先端だったベネツィアに、自分の作品を出版しようとして音楽家たちが集まってきていた』とか、ハッflairsign01とする知識をチラ出ししてくれて、そういう面でもヒジョーに楽しかったデスup


そんなわけで、陣内さんたちのユニットよる歌を中心とした演奏会notes、これまで何度か拝聴させていただいていますが、いつも充実した内容diamondで新しい世界を見せてくれます。これからも楽しみにしてますね~happy01

|

« J.S.バッハ マタイ受難曲 | トップページ | Live@石の蔵ぎゃらりぃ はやし »

音楽」カテゴリの記事

コメント

かまど姫さまshine
毎回詳細なレポートありがとうございますnotes情熱と精神性、親密さ等を演奏から受け取っていただけたのなら、本当に嬉しいですhappy01よろしければ、Facebookでシェアさせてもらってよろしいでしょうか。
昨夜も全く違う雰囲気/内容のライヴで、私自身「整理体操」(笑)出来た感じで、リラックスして函館まで戻って来ることが出来ましたsun
初期バロックとJazzって意外と近いのです。それぞれソロ回しみたいなものもあり、短いインプロ入れるのもありますし。面白いですよねnotes

投稿: よこよこ | 2017/04/04 23時56分

よこよこ先生~~sun

いつもとってもお忙しいのにsweat01コメントいだたきまして本当にありがとうございますーーhappy02sign01

facebookリンク、光栄です~shine。よろしくお願いしますhappy02

よこよこ先生たちの演奏notesのお陰で、450年前の北イタリアの音楽シーンがこの札幌で感じられるなんて、まったくもって嬉しいことでございますheart02。私は美術鑑賞artも好きなので、こんな風に同時代の音楽も生で聴かせていただけると、感じ方もどんどん深まっていって面白いなぁ~と思うんですconfident

そして、おとといのライブnight、ボヤボヤしているうちに先生に先を越されちゃいましたーcoldsweats01。後ほど感想アップさせていただきますねーdash

投稿: かまど姫 | 2017/04/05 12時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213530/65100076

この記事へのトラックバック一覧です: 音楽のたわむれ:

« J.S.バッハ マタイ受難曲 | トップページ | Live@石の蔵ぎゃらりぃ はやし »