« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »

2017年8月

2017/08/28

札幌交響楽団 第602回 定期演奏会

Img536はーdash、迫力impactある音に全身スッポリ包み込まれたpouchお昼公演でした~happy01sun


毎回座席を放浪sign04していて、だいたいLAとかLBにいることが多いわたくしですが、今回は札響自慢の管パート首席による“ザ・プリンシパルズの協奏”ということで正面席にしよっかなー、と思ったら、もうすんごい前の席しか空いてなくて、なんと前から2列目sweat02。さすがに近すぎた…danger。でも特にフランクのシンフォニーはすごい迫力だったワーcoldsweats02。低音部が振動と共に響いてくるのよね~happy02


というわけで、モーツァルト「協奏交響曲 変ホ長調」(偽作説が有力)。ホルン・山田さんspade、ファゴット・坂口さんclub、クラリネット・三瓶さんdiamondと順々にご登場されて、最後にオーボエ・関さんheartが現れた瞬間、ほわぁぁぁ…lovelylovely。スカートのラメラメshineがキラメくshine美しいアクアマリン・ブルーのふわっふわのドレスcute。普段、全身ブラックの女性楽団員さんが、ソリストになった時のドレスを拝見するのはホント、タノシーhappy02heart04。しかもsign01よぉーっく見るeyeと男性陣のポケットチーフの色が左の三瓶さんから一番右の山田さんと移るにつれ、関さんのアクアマリンに少しずつ緑色が重ねられていくグラデーションッsign01美ッshinesign01なんつー繊細なオシャレゴコロッsign01と、やはり前の席に座るとそんなとこに気を取られちゃってcoldsweats01、冷静に音楽を聴いてられないのよね~、わたくしのバアイbleah。しかし演奏はもちろん、手堅かったですpunchimpact。特にわたくし、第2楽章のアダージョ、関さんの歌いっぷりにウットリcatface。モーツァルトはフツーに演奏されるととてつもなく退屈になっちゃうけどwobbly、おとといはとってもチャーミングな響きnoteでしたhappy01。ちょっとキンキョーしつつ、チョー真剣thunderな首席さんたちの表情を観察するのも楽しかったワーclover。ウヒsmile


で、そんな首席さんたちが降りてるフランク「交響曲 二短調」でしたけど、副首席のみなさま方も(一部を除いてsmile)ナイスでした~~up。それにしても、このちょっと油断するとトゥッティだらけの楽曲、近くで聴くとさらにスゴい迫力impact。だけど、ときどきスルドい子音thunderを発しつつ(ちょっとウルサいcoldsweats01)指揮に没入するマエストロ・スダーンdramaの、ソリッドdiamond統制の効いた響きspadeはハラの底にズシッbombと来ました。それにしても、マエストロの「コブシを回す演歌歌手」スタイルは健在だったワ~~happy02notes


この8月をもって退団されるトランペットの松田さん。プログラム1曲目ベートーヴェン「序曲「レオノーレ」第3番」でのステージ袖からのファンファーレ、めちゃ良かったですぅ~heart02。万感がこもってマシタ…weep。松田さん、2度目のカーテンコールではマエストロに促されて、式台に乗っちゃってhappy01、ホールが暖かい笑いと拍手に包まれましたsun。ふと横を見たら、な、なんと市川さんまで満面の笑顔ではないですかッsign03終演後団員さんたちがハケた後も、一部のファンから始まった拍手が、残っていた観客の会場全体に広がって、それにステージ下手のドア付近に残っていた管セクションの団員さんたちの拍手も加わって、ほんとに微笑ましいラストシーンになりましたheart01confident。松田さんってほんとに愛されキャラだったんですね~tulip


どっしりとした迫力impactの演奏と、ほっこりspaする後味の佳さ、札響の幅広い魅力を感じた1日でしたhappy01。あ、チェロ首席・石川さんのほあほあパーマも、ラブリーchicksmile

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/08/23

「しぐさで読む美術史」

しぐさで読む美術史 (ちくま文庫)

う~むdespair、いくら一般向けとはいえ、ちくま文庫の割に「読む」ってほどでもない内容でちょっとガッカリ…down。神戸大学大学院人文学研究科教授、美術史家の宮下規久朗氏著book


「走る」とか「踊る」とか、ある“しぐさ”を表題として、そのテーマに合った絵を紹介していくってゆー流れなんだけど、ただそれだけ。「こんな絵がある。それからこんなのとか。」ってカンジ。具体的にそれが何を意味しているのか、といったような深い内容はほとんとナシempty。ぶっちゃけ、ふ~~んgawk、で終わりend


たとえば「肩を組む」の章。「われはアルカディアにもあり」というテーマについて、『アルカディアはギリシャの不毛の土地にすぎないが、ルネサンスの詩人サンナザーロが美しい自然に囲まれた理想郷として詠ったことで、文学や美術のテーマとして流行する。しかし、そんな理想郷にも「死」はいるのだという警告が、 「われはアルカディアにもいる」という死神の発した言葉であった。グエルチーノらによって、墓廟の上に髑髏があり、その下にこの銘が記されている画面が描かれた。しかし、十七世紀フランスの画家プッサンの同主題の作品では、髑髏は姿を消し、碑文の前で羊飼いたちが考え込んでいる情景となり、過去を懐かしむような叙情的な雰囲気を漂わせている。この絵が有名になったことによって、この格言は、過去を懐かしむ者が、私もまたこの理想郷にいたのだと回顧する意味に変わってしまった。』とある。ここで、プッサンはなぜこのような「意味付けの変換」を行ったのか、知りたいところだけど、それについては何も教えてくれないのよねーdespairtyphoon


ただ、著名な画家でもよっぽどのファンでもない限り、知られざる作品なんかを紹介してくれてるところはちょっとばかし面白いけどもgood


あとは、言われてみればなるほど、な記述がいくつか。たとえば『日本や中国では、日常の食事の場面だけを取り上げて表現することはほとんどなく、西洋に特有の現象であった。』とか。だけど『その理由については、拙著「食べる西洋美術史」を見ていただくとして』だってsweat02。もひとつ「おんぶ」の章。『(人をおぶう行為は)連れ去り、救出、いわば効率を求めた緊急の行為であり、西洋では、おんぶはスキンシップや愛情表現とは見なしにくいのかもしれない。』『日本では恋愛譚にもおんぶが登場する。美術でよく見られるのは、『伊勢物語』の「芥川」の段である。男が長年手の届かなかった深窓の女性を夜に背負い出して駆け落ちする。伝俵屋宗達の絵では、男におぶさった女と男が見つめ合っており、二人の愛情が伝わってくる。』そうね~~confident、わたくし、ここを読んでてタカラヅカの不朽の名作crown「花の業平-忍ぶの乱れ-」を思い出したワ~lovely。ゆり(星奈優里)ちゃん扮する藤原高子ribbonを負ぶうノル(稔幸)さん扮する在原業平drama。あーーー、ホントにステキだったワーーーーーheart04heart04heart04。は、置いといてcoldsweats01


その他、へー、そんな絵があるんだーってビックリcoldsweats02したのは「飲む」の章。『フランスのクレルヴォーに修道院を建てたベルナルドゥスは、教会で聖母像に祈っているとき、聖母の胸から乳がほとばしり、口に入るという幻視を体験したとされる。この主題はスペインで好まれ、聖母像から乳が噴き出して聖人の口に飛んでいくさまが描かれる。カーノの絵では、聖人は恍惚として両手を広げる祈りのポーズをとっている。』ほんとに、聖母の片方のオッパイからピューッsign05とかなりの勢いdashで放物線を描いて、聖人の開けた口にチチが注入されてる。コレ、笑っちゃいけないのよねsmile


あ、あと、個人的に如何なものかと思ったのは「あとがき」。あまり不人情なことは言いたくないけど、その内容があまりにも著者の個人的心境が綴られたものだったので、ちょっとヒイてしまった。ブログなどならともかく、お金を出して買っている読者に(不可避的に)読ませるべきではないと思うんだけど…。


とまぁこんなカンジで、それほど勉強になったとは言えないbleah本作の中、ひとつわたくし気に入った部分がありまして。「沈黙」の章。『アンニーバレ・カラッチの作品では、眠っているイエスが起きないように、聖母が幼い洗礼者ヨハネに対してこのしぐさ(口に人差し指を当てる)をしている。「赤ちゃんプニプニしてるね」とイエスの脚を触ろうとするヨハネを叱るのではなく、「めっ」と優しくそっと沈黙を促している。』カワイ~chickhappy01heart02


同じテーマのもの、次はガツンimpactとしたヤツを読みたいワ~sad

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/08/15

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

Img534なんか、結構ムリヤリ感が漂う展覧会だったナ~despair。夏休み中とはいえ、こんなマニアックな展覧会にこんなにヒトが来るのッcoldsweats02sign02ってくらい混雑してた道立近代美術館artに行って参りましたshoe。サブタイトル「~日本初公開「タヴォラ・ドーリア」の謎~」。


テーマに関わる作品が2つ(ダ・ヴィンチとミケランジェロ)とも模写だってことで、そこからして既になんとなく重みに欠けるフンイキがあるので(もちろん資料としては第1級crownのものでしょうが)、その展示を中心として、歴史や背景を物語るしかないという展示内容が結構苦しいんだワcoldsweats01。でもまぁ関連作品を、ウフィツィ美術館や大英博物館、ルーヴル美術館など世界中から集めてるのは「ご苦労さま」sweat01ってカンジだし、今は失われた(かも?)オリジナルが、それ以降の時代の多くの画家たちに「模写したいッlovelysign03」とハゲシく思わせるほど素晴らしい作品shineだったということはバシッthunderと伝わってきますgood。しかし、そのいろんな時代のいろんな画家たちの模写を見ていくと、その様式の移り変わりや画家自身の力量なんかが如実にわかっちゃうのが面白いsmile


Img535「タヴォラ・ドーリア」が戦闘画ジャンルの産みの親だったということなんだけど、確かにフンワリした「スフマート画法」の印象が強いダ・ヴィンチがこんな激しい戦闘シーンをキッパリthunder描いていて、ものすごくバロックと親和性が高かったということにちょっとビックリcoldsweats02。ダ・ヴィンチってバロックの先駆者でもあったのねcatface。トレンド・リーダーかbell。なので北方バロックの巨匠・ルーベンスが模写をはじめ、様々なバリエーションを描いてるのもよくわかるワーconfident


そんな中、わたくしグッimpactときたのは、「タヴォラ・ドーリア」に描かれた2頭の馬のおしりheart02。カワイイchick。それと、東京藝術大学の総合芸術アーカイブセンターのチームが作った「タヴォラ・ドーリア」の3D復元fuji。これ、よくわからなかった位置関係が明確になる激スグレモノshine


それにしても夏休みの美術館は、コドモの泣き叫び声がワンワン反響してtyphoon落ち着かないったらありゃしないwobbly。こんな時期に来たわたくしがバカだった…sweat02

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »