« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »

2018年2月

2018/02/26

レ・ポムポムのスペシャルナイト 夜の林檎たち

Img816全体的にほんわか(一部情熱的ッ)、ココロあったまる演奏会でした~~。昨晩、札幌時計台ホールで行われた演奏会、聴きに行って参りました


玄人受けするチャレンジングなプログラミングとこだわりの演出、ってゆーのがわたくし内でのポムポムさんの印象だったので、「夜の林檎たち」ってゆータイトルに、わたくしの頭の中には、なにやら妖しゲオソロシいものが浮かんだんだけど、あにはからんや、なんとも可愛らしく、暗闇にほわっと灯るようなりんごたちでした


前半2曲はバロックの、素朴でちょっとウィットを含んだ小品で面白かったですね~。1曲目のビーバー「夜まわりの歌」は、わたくしのお気に入り、中原先生のちょっとウェットな歌声が染み入りました。この曲は、以前読んですごく印象に残っている書籍「失われた夜の歴史」を想起させて、ルネサンス期の人々が暗い夜にどんな過ごし方をしていたか想像しつつ、時計台ホールの夜の雰囲気と相俟って、ちょっと深い想いを抱きました。とってもよかったです~~


3曲目が『一部情熱的ッ!』の部分でした。以前に「フォリア」をテーマにした演奏会をされてましたが、それを思い出しましたね~。ほんと、ヴィヴァルディってバロック期のドラマ性をまざまざと思い出させてくれる天才ッ時計台ホールの床にビシビシ伝わってくる低声部の迫力も盛り上げにおおいに貢献してました


後半は、わたくしの大好きなモーツァルト。いいですね~。古楽調のモーツァルトらぶりぃ~~。1曲目の「フルート四重奏曲 第3番 ハ長調」第1楽章は、竹内さんのフルートの音色がまるっ+つるんっとしててすっごくココチよかったですぅ~~。2曲目の「カタログの歌」。いやー、教え子さんっぽい子供らの前で不道徳な歌を歌う中原先生。まぁ、これも教育の一環ですわね。表情豊かなパフォーマンスには、やっぱり中原先生のオペラ、見てみたい。3曲目「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。あまりに有名過ぎて、逆にでの演奏聴いたことなかったかもー。でもやっぱ、美しい演奏のはいいですねぇ~。演奏家さんたちの息遣いと共に楽曲の素晴らしさが伝わってくるのがライブのよさです


まろやかに音が響く時計台ホール、わたくし、好きなホールなんだけど、舞台が低い上に客席も平坦なので、昨日もそうだったけど、演奏者を見ようとしてしょっちゅう頭を左右に動かす人が前にいると気が散ってしまうのが難点です。おしりも痛いし。次は忘れずにクッション持って行かなきゃ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

札幌交響楽団 第607回 定期演奏会

Img815タケミツ、ムズいーー。わたくしにとってはむちゃお久しぶりのマエストロ・チュー(尾高忠明さん)のオール・タケミツプログラム、聴きに行って参りました。相変わらずこめかみに血管が浮き出るような美ピアニシモ


タケミツの本気モードの楽曲は、ハッキシ言ってわたくしには全く歯が立たないー。特にシンフォニックで無調なカンジになっちゃうと、もー全部同じに聴こえる。プログラムの「曲目解説」を読んでみても、曲のわかんなさにさらに輪ぁかけて、何言ってんのかまるでわかんないし。はぁ~


そんなわけで2曲目「ファンタズマ/カントス」、われらがクラリネット主席・三瓶さんのソロも、その演奏の真価も全然わかんなかったわたくし。それどころか今週の激務の余波で半分寝落ち…。すんません…。でもその次の「遠い呼び声の彼方へ!」は、ソリストのアレックス・シオザキさんの気持ちの入った演奏で、これは結構イイ感じで聴けました


プログラム最後の「系図―若い人たちのための音楽詩―」、これは全然知らない曲だったけど、わたくしの好きなタケミツテイストでひと安心。一筋縄ではいかないけどほっこりできる時間だったワー。解説に、十代半ばの少女を語り手として想定した谷川俊太郎の詞を朗読する、ってあったので、それを中井貴恵さんでやるのは、いくらなんでもムリがあるのでは、などとめちゃ失礼なことを考えていたら、いやー、さすがでした。朗読劇や読み聞かせをたくさんやってらっしゃったとは知らなかったので、全く、お見逸れいたしました。詩に関しては何も言えないわたくしだけど、「おばあちゃん」と「おかあさん」のこの“不在感”、ハンパないワー。オンナに何か恨みでもあんのかしら~


というわけで、今週は疲労感と寝不足感が抜けなかったという、鑑賞者としてはサイアクのコンディションで臨んだわけですが、やっぱダメですね、集中力がない時は…。次回はカンペキな態勢で参ります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/02/12

「プロ野球審判 ジャッジの舞台裏」

プロ野球審判 ジャッジの舞台裏

これを読むと、今後のプロ野球をみる時の目線がキャッチャーの後ろにも行くこと必至ッ野球観戦をする時の視野が広がる一冊。元プロ野球審判員で、現在日本野球機構技術委員の山崎夏生さん著


ご自身の大失敗や恥ずかしい思いをしたことなども包み隠さず記しているところが好感度大こういう本を読むと必ず思い出す、元宇宙飛行士の毛利さん。毛利さんの「オレ様自慢」は破壊的だったなぁ~。人間としての器の大きさを測るバロメーターよね~~


そんな等身大の記述が続くのだけど、やはり「野球大好き」の思いだけでここまで根性入れて働き続けるってゆーのは(まだ現役でいらっしゃいますが)、そうそう出来るものでもないと思うのよねー。スゴイですよぉ。ご家族のご心配も並大抵ではなかったでしょう


で、こーやって、プロ野球審判員へファンの視線を向けさせ、審判員の地位向上に努め、日本プロ野球の魅力増大に一役買っていらっしゃるんですから、本当にご立派です


北海道大学ご出身で、北海道とのご縁も浅からぬ山崎さん、これからもいろいろ面白いお話聞かせていただきたいものです~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/02/05

オルガン ウィンター コンサート

Img814_2はぁー、ビックリしたーッなんと、全席ソールドアウトKitaraの専属オルガニスト、「まるたん」(マルタン・グレゴリウスさん)のミニコンサート、聴きに行って来ましたー


ワンコインで45分のコンサート、わたくし初めて聴きに行ったんだけど、こんなに人気のあるイベントだなんて知らなかった…。恐れ入りやした。短い時間で安い料金だとクラシックでもこんなに動員できるもんなんですねー。後ろからは韓国語の会話も聞こえてきてたし、観光客もいたのかも知れませんね


さて、プログラム全8曲全てがオルガンのコンサートは始めてて、聴く前は「45分か~(短いんだ~)」って思ってたんだけど、あの、オルガンの大音響は、45分が2時間に感じるくらいのミッシミシ感。いやー、オモシロかったー


一番ビックリしたのは、その音色の変化。ホールが震えるような鋭い重量感のあるものから、ふわり…としたココチのよい(α波出まくり)調べまで、すごい幅の広さッシンセサイザーかと思うような音色もあるのよね~。そんな変化する音色がミルフィーユみたいに重なり合うのを聴いていると、脳が直に音の波に包まれてくような感覚を覚えて、こりゃ教会で演奏された日にゃみんな敬虔な信者になっちゃうナ~~って妙に納得。やっぱり宗教には“建物の音響効果”って大事


他の演奏者のオルガンをこれだけ長い時間聴いたことがないので比べようがないんだけど、まるたんの演奏は、“ナウでヤングでキュートなカンジがしたワー。スピード感満載で勢いがある。バッハの「トッカータとフーガ 二短調 BWV565」は古楽を学んできた演奏家さんだナ~と思いながら聴いてました。そして、まるたんの「日本とポーランドの曲に基づく即興演奏」は、ハッキリ現代曲ですね。わたくし浅学にて、メロディがわかったのは『雪』(ゆぅ~きぃ~や、こんこ、ってヤツですね)だけだったんだけど、その変奏の移り変わりが、そのシンセサイザー的音色と相俟って、すこぶるコスモ的でスゴかった~~。それは、雪が降る家の庭で犬が駆け回るのを眺めてたはずなのに、いつの間にか、ぐぃぃぃぃぃーーんっと「はやぶさ」かなんかで光速で宇宙に連れてかれるイメージ。いや~、オルガンという楽器の多様性可能性を感じさせられました


わたくしが会場に着いた時はもう1階も2階もミッチリで、しかたなく3階の端っこで聴いてたので、まるたんの表情もまるで見えなかったけど、“もうちょっとで流暢”な日本語、ってカンジのMCをしてくれて、らぶりぃ~~。次回はゼッタイ双眼鏡、持参するワーッ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »